inti-sol氏を批判する(2023年4月20日記載)(追記あり)

安全保障問題はやっかいだが逃げられない | inti-solのブログ - 楽天ブログ
 inti-sol氏を批判する(2023年4月19日記載)(追記あり) - bogus-simotukareのブログの続きです。
 タイトルからして「何だかなあ」ですね。少なくとも主観的には「逃げてない」のですが。
 あえて言えば小生は松竹の方が「彼の興味関心がある分野(安保関係)」以外から逃げてると思いますね。
 「党首選挙に出る用意がある」とまで放言する男が

志位和夫
《学術会議法案、今国会見送り》
学術会議の全会一致での「勧告」が政府を追い詰めた。政府は、学術会議との真摯な協議に応じるべきだ。6人の任命拒否を撤回し、学術の独立性を根底から脅かす法案はきっぱり断念すべきだ。
学術会議法案、今国会見送り 政府、対立先鋭化を回避―民間法人化含め再検討:時事ドットコム
 改正案には、学術会議側が「独立性が損なわれる」と反発しており、提出を強行すれば対立が決定的となり、世論の理解も得られないと判断した。

志位和夫
 (会見で入管法改定案について)21年にウィシュマさんの痛ましい死亡事件があり、外国人の人権無視とあれだけ批判され、廃案にされたものと同じ法案を、そのまま出してくるのは許しがたい無反省と傲慢だ。
 断固廃案をめざすとともに、国際基準にのっとった入管制度の抜本的な民主的改革を求めていく。

志位和夫
 「マイナカード強制、健康保険証廃止法案」が審議入り。
 「義務でない」と言いながら、保険証を「人質」に、窓口負担を増やしてまで、マイナカード強要は許せない。

志位和夫
子育て支援・4つの無償化」を提案。
1、18歳までの医療費を国の制度として完全無料に。
2、学校給食を国の制度として無償に。
3、高等教育の無償化パッケージ(学費半額、入学金廃止、給付奨学金拡充、返済額を半分に)
4、子どもの国保料を無料に。
3・8兆円でできます!

という志位氏(上記は志位ツイートの一部)と違い「安保問題以外についてほとんど論じない」とはどういうことなのか(呆)。
 松竹に「本気で政治を考える意思があるのか」を疑います。
 ここでは志位氏の主張の是非については論じません。「志位氏と違い安保問題以外はほとんど論じない」癖に「党首選挙に出る用意がある」とまで放言する松竹の無責任さを非難しています。
 むしろ松竹の方こそ「安全保障問題以外まで扱うのはやっかいだが逃げられない」でしょう。それが「党首選挙に出る用意がある」とまで放言した男の「政治的義務」というもんでしょう。それだけの覚悟がないなら「党首選挙に出る用意がある」と放言するなと言いたい。
 例えば上で触れた「学術会議問題」「入管問題」「マイナカード問題」「少子化問題」について「興味関心のある人間(特に学術会議メンバーなど当事者)」にとって「松竹のような存在」は全く魅力的ではないでしょう。
 「inti-sol氏」に限らず「松竹なんぞを評価できる人間」は俺に言わせれば「政治をまともに考えてる」とは全く思えません。「完全に喧嘩を売ってる」気もしますが、そう思うのでそう書いておきます。
 なお、上記についてはinti-sol氏記事にもコメントしました。多分

「政治をまともに考えてない」呼ばわりとは何だ

と憤激するのでしょうが(追記:予想通り憤激していました)。
 それはともかく多分、安全保障問題はやっかいだが逃げられない | inti-solのブログ - 楽天ブログ

 私の主観としてはかなり批判のボルテージも抑制しているのですが、それでも許せない、という方から猛批判をいただきました。

と言う書き出しから見て、俺のコメントに対する反論のつもりなのでしょう。俺のコメントがなければ果たして書いたかどうか。
 なお、「今国会に出さないだけ(次期国会に出す可能性が当然ある)」なので過大評価は禁物ですが、赤字部分提出を強行すれば対立が決定的となり、世論の理解も得られないと判断した。が重要ですね。
 「中曽根が断念したスパイ防止法」「安倍が断念した検察庁法改定」が分かりやすいですが「選挙での勝利は勿論重要」だが「それが全てではない」。

 味方、あるいはそう思っていた人と争うのは心楽しくないものです。いや、先方はとっくに、味方とも何とも思っていないのだろうということは承知していますけど。

 あえて言えば「賛同できる意見には賛同し、反対する意見には反対するだけ」なので最初からinti-sol氏については「味方とか敵とか言う認識」はしていません。
 というかinti-sol氏に限らず、拙記事にコメント頂く「 アンドリュー・バルトフェルド」「id:Bill_McCrearyさん」「nordhausenさん」も含めて、ほとんどの人間に対する評価はそうです。俺が彼らを「inti-sol氏」のように批判しないのは「将来はともかく」現時点では彼らが「松竹を擁護する」などの「俺にとって批判する動機」がないから批判しないにすぎません。仮に彼らが俺的に「賛同できない意見」を書けば批判するでしょう。
 彼らから「好意的コメント」ももらったり、あるいは

金門島住民の状況が、中台危機(中台有事)が起きる蓋然性の実情ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
 bogus-simotukareさんが、また興味深い記事をご紹介してくださいました。

等と記事紹介されれば「嬉しい」し感謝もしますが、それは「彼らを味方扱いしてる」と言う話ではない。そのコメントや記事紹介に限って「感謝してる」にすぎません。
 あえて言えば「その共産認識、松竹認識」については「最初からinti-sol氏とは敵対関係にある」と言ってもいいのでしょうが。

 多分共産党中央、あるいは熱心な支持者は、松竹氏と共産党中央の主張は全面的に相いれないと考えているから除名した(あるいは除名に賛成)のでしょう。
 しかし、他党の例を考えれば、辻元清美泉健太松原仁が同じ党にいるのが立憲民主党です。あるいは、かつて三木武夫宇都宮徳馬石原慎太郎などが同居していたのが自民党です。

 それは「野合」であってinti-sol氏のように「評価できる話ではない」と思いますが。多くの自民党支持層(極右派とリベラル派)、立民支持層(極右派とリベラル派、社民左派)はお互い「何であんな奴がいるんだ(例えば辻元支持層の松原に対する感情)」と思ってるでしょう。松原など「南京事件否定論河野談話否定論」等の暴言を吐いてるので「除名しろ」「離党すればいいのに」「いっそ落選すればいいのに」「どうせ何かあれば細野(野田内閣環境相民主党幹事長、政調会長など歴任)や松本(民主党政調会長菅内閣外相など歴任、現在は岸田内閣総務相)みたいに自民に移るんだろ?」等、松原を苦々しく思ってる立民支持層(勿論左派、リベラル派)もいるのではないか。
 また三木派*1は党内傍流(傍流左派)でした。主流がいわゆる吉田学校保守本流:佐藤→田中派(現在の茂木派)や池田→大平派(現在の岸田派))で「傍流右派」として岸派→福田派(現在の安倍派)や中曽根派(現在の二階派)があった(自由民主党の派閥 - Wikipedia参照)。
 しかも、自民について言えば、今や「三木のようなハト派、リベラル派は壊滅状態」、宇都宮もその当選回数を考えれば「軽量級」とはいえ、「環境庁長官」「科技庁長官」などの大臣ポストについてもおかしくないところ、党内右派に嫌われてたせいか、ついになれませんでした。
 また、宇都宮は最終的には自民を離党します。そういう意味では「自民の多様性」はそれほど評価できる話かどうか。

 松竹氏の主張がすべて正しく、共産党中央の主張がすべて間違っている、ということもないと私は考えています。逆(党中央の言い分がすべて正しく、松竹氏の言い分がすべて誤っている)もないと思っていますけど。
 というより、どちらが正しくどちらが間違っている、という問題てはないでしょう。何に力点を置くべきか、何を重視するか、というのはかなりの程度主観、価値判断の問題であり、正解も不正解もありません。

 「客観的な正解など、多くの場合ない」のは確かですが、それは「だから松竹が何言ってもいい、党中央は容認しろ」と言う話とは違うでしょう。
 「党としての正解」は共産党執行部や「党員など支持者」にとっては当然あるし、その「正解」から「著しく逸脱し、党員の資格はない」と判断すれば除名もまた当然です。
 そもそも正解も不正解もありません。というなら、その「党としての正解」とその正解判断に基づく「除名」も正解も不正解もありません。となり結局「価値観の問題でしかなくなる」。
 党が問題視する「松竹の主張」については「松竹が不正解と決めつけていいのか」で擁護し、一方で除名は「不正解扱い」。あまりにもご都合主義がすぎるのではないか。

 その程度の意見の多様性を許容できない党が、社会の様々な場面で多様性を守ることができるのか、と危惧します

 「政党や宗教団体のような『同一の意見の持ち主が自主的に集まった団体(少なくとも建前はそうです)』においては一定の意見統一、団結が求められる」でしょうが、まさか(共産党に限らず)「そうした団体とは言えない国家」において「国民の意見統一を図る」とは思ってないでしょう。
 そもそも松竹が「志位氏との意見の違い」を明確化したのは今回が初めてではありません。

松竹伸幸 - Wikipedia
 『議会と自治体』2005年5月号に、論文「9条改憲反対を全国民的規模でたたかうために」を寄稿。いわゆる自衛隊活用論をめぐって、委員長・志位和夫から批判を受け、政策委員長*2小池晃らと1か月近く議論した。意見の相違は埋まらなかったものの、同論文中に自衛隊違憲と明記されていない点では合意し、同誌翌月号に自己批判文を掲載した。
 2006年、日本共産党中央委員会勤務員を退職、かもがわ出版に入社した。

ということでその時点では(自己反省文を書かせ、また党本部に居づらくなったらしい松竹が退職したとはいえ)「除名などされてない」。しかもウィキペディアを信じる限り「反省文を書かせる」までに「1ヶ月近くも議論」している。
 またその後も松竹は『改憲的護憲論』(2017年、集英社新書)などの「2005年当時批判されたのと同様の主張」を続けたわけで、「2023年になって除名した」共産党は十分懐が深いと俺は思っています。
 恐らく「統一地方選の年に記者会見*3まで開いて党に悪口したこと」「同時期に鈴木元の同様の批判本を刊行したこと」(以上の行為が統一地方選への悪影響を画策してると見なされた)「正式除名前の警告文的文章規約と綱領からの逸脱は明らか/――松竹伸幸氏の一連の言動について/赤旗編集局次長 藤田健に『俺には何一つ非はない』『党の批判は不当だ』と完全に居直ったこと」が「反党行為」と評価されるにあたり大きく影響したのでしょう(部外者なので党内事情を知らず、単なる想像にすぎませんが)。

 日米安保容認が右翼分子なら、日米安保容認の立憲民主党も右翼分子だし、共産党が全力で支援している沖縄県の玉城知事も、前任の故翁長知事も右翼分子、ということになってしまいます

 松竹が容認ではなく「堅持」とまで言っていることは指摘しておきます。
 まあinti-sol氏にとっては「容認」も「堅持」も変わりない扱いかもしれませんが。
 なお、「党内の人間(党員)である松竹」と「党外の人間」と扱いが違うのは当然でしょう。
 むしろ松竹の方こそ「党の主張に賛同できない」なら「離党の自由」を行使して、とっとと立民にでも移籍すればいいのではないか。

 日米安保体制からの脱却を目指すべきという私の考えはそれでも変わりませんが、それに対する賛同が極めて少ない、ロシアの蛮行によって更に少なくなったことをひしひしと感じることもまた事実です。

 個人的には「何でやねん」「日本人はアホか」ですね。俺的にはむしろ「ロシアの侵攻」は逆に「日米安保の必要性(特に在日米軍が常駐する必要性)が乏しいことが証明された」のですが。
 恐らく「NATO非加盟だからウクライナは侵攻された」「ウクライナ侵攻後にフィンランドスウェーデンNATO加入した」→「日米安保支持」なのでしょうが、そうした考えは間違いだと思います。
 まず第一に「ウクライナと日本」は違います。
 ウクライナは軍事大国とは言えないでしょうが、日本は立派に軍事大国でしょう(憲法九条がありながらそうであることには、ハト派として失望していますし、憲法九条がありながらそれでは「九条がなくなれば余計状況が酷くなる」と言う理解から俺は九条護憲派です)。
 またウクライナは「もともとソ連の一部」だったため、ロシア側に「ウクライナなど格下」という差別的感覚があるようですが、日本についてそうした感覚はさすがにないでしょう。
 第二に「NATO非加盟(米軍も駐留せず)」のウクライナですら「四州を併合され、戦争の終了も見えない」とはいえ、NATOの軍事支援で「大国ロシア相手に善戦」しています。もはや「キーウ陥落」はないと見られている。
 ならば「日本も別に日米安保を結ばなくても問題ないのではないか(既に指摘しましたが現状の日本はウクライナ以上の軍事大国です)」「結ぶ場合でも『駐留なき安保』でもいいのではないか」という評価は十分可能でしょう。
 第三に「NATO軍事支援によるウクライナの善戦」「ロシアへの経済制裁」を見て「日本に侵攻したがる国」もまずないでしょう。日本は「G7メンバー」でウクライナ以上に「米英独仏」にとって重要な国であり、ウクライナ以上の「日本支援(軍事支援や経済制裁)」が予想できるからです。
 第四にフィンランドスウェーデンの加盟は「以前から加盟したがっていた政府の火事場泥棒的行為(従来加盟の賛否が拮抗していたところ、賛成派が大きく上回ったのでその機会に乗じた)」と俺は理解しています。
 今のウクライナとの苦戦状況で、ロシアに「他国に侵攻する余裕」はない。つまりは1)「ウクライナ戦争が終戦(あるいは停戦)」するか、2)終戦(停戦)しなくてもロシアが他国に侵攻できるような有利な戦況にでもならない限り、NATO加盟する必要性に欠ける。ポーランドへのミサイル落下が当初から「ウクライナの行為では?(実際そうだった)」「ロシアの行為でも誤爆では?」と見なされていたのは、ロシアに「戦線をウクライナ以外に拡大する余裕」など明らかにないからです。
 つまりは「当面、NATO加盟しなくてもいい」のに急いで入ったのは「時が経つにつれてNATO加盟支持世論が衰えること」を両国政府が恐れたからでしょう。

 前述のとおり、松竹氏は元々自衛隊は必要だが日米安保は脱却すべき、という主張の持ち主です。しかし、現在日米安保についても、容認に主張を変更しています。そこは、私も残念ですが、理由は分かります。
 松竹氏もロシアのウクライナ侵攻を見て考えるところは多々あったものと思います。

 恐らく松竹の「安保容認主張」において「ウクライナ戦争」はほとんど関係ないでしょう。仮に松竹がそう強弁するにしても、「ウクライナ戦争など口実に岸田が大軍拡や敵基地攻撃能力論を主張する」のと話は同じです。要するに「こじつけ」「火事場泥棒」です。
 この種の「火事場泥棒的行為」は「1980年代の中曽根の防衛費・GNP1%枠突破(1979年のソ連のアフガン侵攻を口実)、スパイ防止法案(1983年のラングーン事件等を口実)」等、過去にも例があり、全く珍しくない。
 なお、「ウクライナ戦争」は「日米安保容認」どころか、むしろ「日米安保の必要性の乏しさを証明した」と俺が評価してることは既に上に書きました。

 その事態を招いたのはあくまでもプーチンの蛮行である以上、両国が中立を捨てたことは残念ではあるけれどやむを得ないものです。

 既に上に書きましたが「プーチンの侵攻」は口実でしかなく「火事場泥棒」「こじつけ」でしょう。
 両国政府は恐らく、以前から「中立政策」を捨てたがっていたところ、上手い口実がなかったのに「プーチンのおかげでいい口実ができた」にすぎません。その意味では「やむを得ない話」等では全然ない。
 「中立政策の維持」は十分可能でしょう(だからこそ後で触れるように加盟反対派もいた)。単にその道を両国政府が「国益に合致しない」として「自主的に廃棄した」にすぎません。
 こうした物言いは「岸田の軍拡」を「ロシアのウクライナ侵攻」「北朝鮮のミサイル発射実験」「日中間の領土紛争(尖閣問題)」を口実に正当化するぐらい愚劣でしょう。

 両国の共産党の後身政党であるスウェーデンの左翼党、フィンランドの左翼同盟はNATO加盟に反対はしましたが、徹底的な反対はしていません。というのはスウェーデン左翼党は閣外協力、フィンランドの左翼同盟は連立政権の一員ですが、NATO加盟を決めた政権への支持を撤回したり、閣僚を引き上げて政権離脱はしていないからです。フィンランドは今月に入って総選挙で社民党が敗北したために下野することが決まりましたが。
 松竹氏の主張が右翼分子だとすると、両国そして両国の社民党政権もまた右翼分子ということになりそうですが、本当にそうなのでしょうか。

 勿論それは価値観の問題です。
 別に「売り言葉に買い言葉」でinti-sol氏に反発してるわけではなく、俺の価値観では「十分右翼分子」です。
 そして「政権残留には様々な思い(右派政党を利したくないなど)があった」のでしょうから、あまりこういうことは言いたくないですが「スウェーデンの左翼党、フィンランドの左翼同盟」は「沖縄基地問題」で「鳩山政権から離脱した福島社民党」のように袂を分かつべきだったのではないか。まあそんな俺をinti-sol氏は「スウェーデンの左翼党、フィンランドの左翼同盟に無理解だ」「極左分子、反米分子」とでも否定的に評価するのでしょうが。
 なお、「日本と北欧」では事情が違うので(共産党に限らず松竹批判派は)「スウェーデンの左翼党、フィンランドの左翼同盟」を容認するなら「松竹を容認すべきだ」と言う話には当然ながら全くなりません。

 だから、ラテンアメリカ諸国では反米感情が強いし、東欧諸国でも反露感情が強い。そして、近くの敵に対抗するために、遠くの大国に助けを求めるのも通例です。だから東欧諸国はロシアの圧迫に対抗するために米国の庇護を求めてNATOに加盟し、逆に米国の長い圧迫に苦しんだキューバ旧ソ連の友好国となって生き残りを図ったわけです。

 「東欧諸国の多く」がNATO加盟したのは確か「米露関係が比較的融和的なエリツィン政権時代(また、プーチン政権時代においても今と違い対外武力行使などしてなかった政権初期)」であり果たして「ロシアの脅威」が本当に加盟理由だったか疑問に思います。
 むしろ「米国に接近する事で利益を得る」と言う話にすぎないでしょう。
 なお、キューバの場合、「圧迫どころか」当初は政権転覆計画すら実行されたし、長い間正式な国交すら米国とはありませんでした。
 なお、「BRICS」もそうした意味では「単に新興経済大国の集まり」ではなくブラジルにとっては「米国との対抗」という思惑もあるのかもしれない。

【追記その1】
 安全保障問題はやっかいだが逃げられない | inti-solのブログ - 楽天ブログでのinti-sol氏コメントにさらに応答しておきます。

 私が不服なのは松竹氏を除名したことだけです。

 とてもそうは思えませんね。
 inti-sol氏は結局「党首公選制」「松竹の安保施策」に同感してるのでしょう(追記:後にその事実をご本人も認めました)。
 だからそれを受け入れない共産党志位執行部に反発する。悪口雑言する。
 「党首公選制」はともかく*4日米安保堅持」「専守防衛の枠内の敵基地攻撃論がありうる」等の「ブログや著書での松竹の安保施策」は明らかに党方針に反しています。
 というか、「日米安保堅持」はともかく「専守防衛の枠内の敵基地攻撃論がありうる」は、共産党どころか、社民党新社会党など「他の左派政党の方針」にすら恐らく反しています。
 松竹と同様の言動を「他の左派政党で行った場合」でも「党方針に反した」として「除名処分」は免れないのではないか。
 そしてこうした松竹の「党方針に反した主張」がinti-sol氏が受け入れそうにない「河野談話の撤回」「新規原発の建設」といった「右翼的主張(まあ俺にとっては安保施策も十分右翼的ですが)」でも果たして同じ事が言えるのかどうか。

 党首にふさわしいかどうかと、党から放逐すべきかどうかはイコールなんですか?

 そんなことは一言も言っていませんが。
 松竹の除名はあくまでも「松竹が反党行為を行ったから」です。
 小生は「どうみても党首の器でない松竹」を「一部の人間が過剰に持ち上げてること」に不満を感じたのでそう書いただけです。
 inti-sol氏の「逃げられない」というタイトルから「松竹の方が逃げてるじゃん」「松竹が逃げてることには疑問を感じないのか?」と思ったのでそう書いただけです。

「興味の分野に偏りがあるから党の顔である党首にはふさわしくない」これは分かります。

 そうですか、その点については同意頂き、ありがとうございます。

 共産党には、党員たるもの、これとこれとこれの分野に興味を持つ義務がある、なんて規定*5でもあるんですか?
 そんなことを言い出したら、専従職員と議員以外にどれだけの党員が残るのか知りませんけど。

 これまた俺はそんなことは一言も言っていませんが。

 「党首選挙に出る用意がある」とまで放言する男が(中略)志位氏(上記は志位ツイートの一部)と違い「安保問題以外についてほとんど論じない」とはどういうことなのか(呆)。ここでは志位氏の主張の是非については論じません。「志位氏と違い安保問題以外はほとんど論じない」癖に「党首選挙に出る用意がある」とまで放言する松竹の無責任さを非難しています。

と言う俺のコメントをどう理解すれば

 共産党には、党員たるもの、これとこれとこれの分野に興味を持つ義務がある、なんて規定でもあるんですか?
 そんなことを言い出したら、専従職員と議員以外にどれだけの党員が残るのか知りませんけど。

と解釈できるのか。問題は松竹が「党首選挙に出る用意があるとまで放言したこと」です。「党首選挙に出る用意がある」などと「無責任なことを放言しない一般党員」に「全ての分野に興味を持つ必要がある」なんて俺は思っていません。(党員ではありませんが)俺も持っていませんし「自分ができないこと」を一般党員に求めるほど俺も無責任ではない。
 inti-sol氏が

 「党首選挙に出る用意がある」とまで放言する男が(中略)志位氏(上記は志位ツイートの一部)と違い「安保問題以外についてほとんど論じない」とはどういうことなのか(呆)。ここでは志位氏の主張の是非については論じません。「志位氏と違い安保問題以外はほとんど論じない」癖に「党首選挙に出る用意がある」とまで放言する松竹の無責任さを非難しています。

と言う俺に対して正面から

 「党首選挙に出る用意がある」とまで放言する男が(中略)志位氏(上記は志位ツイートの一部)と違い「安保問題以外についてほとんど論じない」のは何ら問題ない。問題視するボーガスの方がおかしい。

等と言えない辺りが本当に滑稽です。
 inti-sol氏が
1)まともな文章読解能力のないバカか
2)話のすり替えをして恥じない不誠実
のどちらかであることは「改めて」よく分かりました(inti-sol氏を批判する(2023年4月19日記載)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで批判しましたが、以前の「プロ野球」云々でのコメントも完全に「話のすり替え」でしたし)。
 inti-sol氏がバカか、不誠実か、どちらか知りません(知りたいとも思いません)。inti-sol氏のことを「それほどのバカとは思ってない(それなりに知性があると思ってる)」ので、多分不誠実なのだと理解しますが、心底呆れます。
 inti-sol氏のような「不誠実な人間」には共産党のことどころか、「政治について何一つ語って欲しくない」とすら思います。
 inti-sol氏に対して「完全に喧嘩を売ってる」と思いますがそのくらいinti-sol氏については今は軽蔑し、憤激しています。
 inti-sol氏という「不誠実な人間」を「まともな人間だと誤解していた」を過去の自分を「愚かだった」と腹立たしくすら思っています。

 「慇懃無礼(一見物言いは丁寧だが、中身は無礼。無礼な中身をごまかすために詐欺的に丁寧な物言いをしている)」とは「inti-sol氏」を表現するのにふさわしい言葉だとすら今は思っています。

 それに、そもそもあなたの今回のコメントは、私がこの記事の本文に書いていることとは、ほとんど無関係に、ただ自分の言いたいことを言っているだけですよね。
 そういうことはご自分のブログがあるんだから、そちらでされてはいかがですかね。
 あなたが自分のブログでどれほど私を非難しようが(個人情報暴露みたいな犯罪でない限りは)一向にかまわないんですけど、わざわざ他人のブログに乗り込んできて、「政治をまともに考えてるとは思えない」とか、そういうことを書くのはどうかと思いますよ。前回の「黙ってろ」もそうだけど。
 ご自身の品格をご自分で貶めているだけの行為にしか見えませんので。

 予想の範囲内ですが、「ああ、ついにそう来たか」ですね。

 タイトルからして「何だかなあ」ですね。少なくとも主観的には誰も「逃げてない」のですが。
 あえて言えば小生は松竹の方が「彼の興味関心がある分野(安保関係)」以外から逃げてると思いますね。

ということで「志位執行部支持、アンチ松竹」の小生としては「単にinti-sol氏と安保施策について考えが違うだけで逃げてる呼ばわりされるいわれは共産志位執行部にはない。むしろ松竹の方こそ安保問題以外から逃げている」ということで十分inti-sol氏の記事とは関係があると思っています。
 なお、そういうことはご自分のブログがあるんだから、そちらでされてはいかがですかね。については既にしています。
 それと俺の物言いについて「無礼呼ばわり」していますがinti-sol氏の「逃げてる」呼ばわりも共産党に対して十分無礼でしょう。
 少なくとも主観的には共産党は逃げてないでしょうから。
 ちなみに松竹の「志位執行部に対する物言い」も「相当に無礼」であり「志位執行部と異なる意見を述べただけ」等という生やさしいもんではない、除名されて当然の反党行為だと俺は思っています。
 「俺も含めて」人間誰しもそういう点はありますが「自分や松竹の志位執行部に対する無礼な言動」には無頓着な人間が「自分に対する言動」については「無礼だ」と怒るのは俺から見れば「ご都合主義で滑稽」です。

 まあ、今のところはまだ許容しますけどね、その種の罵倒暴言をどこまでも永遠に許容し続けるつもりはない、ということは言っておきます。

 つまり「コメント拒否しますよ」という事前予告なのでしょう。今回のコメントがその種の罵倒暴言と認識されるのかどうか。

 inti-sol氏が
1)まともな文章読解能力のないバカか
2)話のすり替えをして恥じない不誠実
のどちらかであることは「改めて」よく分かりました(以前のプロ野球云々でのコメントも完全にそうでしたし)。
 inti-sol氏がバカか、不誠実かどちらか知りません。多分不誠実なのでしょうが、心底呆れます。
 inti-sol氏のような「不誠実な人間」には共産党のことどころか、「政治について何一つ語って欲しくない」とすら思います。
 inti-sol氏に対して「完全に喧嘩を売ってる」と思いますがそのくらいinti-sol氏については今は軽蔑し、憤激しています。
 inti-sol氏という「不誠実な人間」を「まともな人間だと誤解していた」を過去の自分を「愚かだった」と腹立たしくすら思っています。

がもしかしたらその種の罵倒暴言と認識されるかもしれません。
 なお、上記の文で分かるでしょうが、小生は「感情丸出しだと、周囲と軋轢が生じ、日常生活に明らかに支障を来す」ので「普段はできる限りトーンを抑えています」が基本的には「短気な性格」です。
 なお、この際「罵詈雑言のない(というのは俺の価値観ですが)」コメントも後で投稿しておくことにします。
 さらにinti-sol氏のコメントに応答しておきます。
 なお、反論してない部分もありますがそれは「頭の悪い俺」には「上手い反論が思いつかない」だけのことであって、「inti-sol氏の主張に必ずしも賛同してるわけではない」ことを断っておきます。

 党内での同居は野合だが当該での共闘は野合ではない、そんな理屈が説得力を持つと思うんですかね。

1)共産単独で政権ができればいいがそれは無理
2)自民党政権をいつまでも続けていいとは思えない
3)共産が野党共闘しようがしなかろうが、「共産を除く野党」で政権交代できる(細川政権や鳩山政権はそうでしょう)なら、共産は「栄光ある孤立」で一向に良いと思うが、「共産が野党共闘しないと政権交代しない」ような「共産を除く野党」の低迷状況下では悩みながらも野党共闘するしかない
つうのが俺の見解です。
 共産党執行部はともかく、正直俺個人は「野党共闘」を手放しで喜んでるわけでは全くありません。

 「安保は絶対認めない」「自衛隊は廃止」の純化路線で多くの支持者が集まるならいいのですが、現実にそうではない。そのなかで、小異(とはあなたは思っていないのでしょうけれど)をどんどん切り捨てて、展望が開けるんですか?

1)「党外の人間」と「大同小異(自衛隊廃止ではなく軍縮、安保廃止ではなく地位協定改正や基地国外移転など)」で団結するのと
2)党の方針を無視した主張を党員(例えば松竹)が勝手にするのを容認するのと
何の関係があるのかと思いますが。
 そもそも俺は「多数派を取ること」をinti-sol氏ほど重要視していません(勿論多数派を取ることが無意味なわけではありません)。
 というか「多数派を取るために多数派に迎合する」で果たして多数派が取れるのか。取って意味があるのか。
 「例は何でもいい」ですが、そうした「多数派迎合」では安保廃止に限らず、日本において「天皇制廃止」「死刑廃止」「脱原発」(いずれも共産の主張ですが)何であれ何一つ実現しないでしょう。
 まず大事なことは「自分にとっての正義は何か」です。
 正義とは「多数派かどうか」で決まることではない。
 勿論「どう多数派を取るか」と言う問題は重要です。「正義だから少数派で構わない」というのは自己満足でしかない。
 「少数派」という「力なき正義」は無力です。しかし「正義なき多数派」は決して「多数派でも正義ではない」。多数派であることそれ自体は正義であることを意味しない。「正義なき多数派」など有害でしかない。

 松竹氏が心底共産党の衰退を何とか食い止めたいという信念からそれらの発言に至っているのは間違いありません。

 その点からして俺はinti-sol氏とは松竹評価が全く違います。
 本気で松竹がそう思うのなら何で「あんなけんか腰のやり方」で発言するのか。
 そして松竹が本気で党勢拡大について「安保施策を右にシフトすればいい」と思ってるならただのバカでしょう。
 それは「共産より右寄りの安保施策の政党」が「自民、立民、維新」のように「共産より支持率、議席数の多い政党もある」一方で、国民民主、参政など「共産より劣る政党」もあるし、「一部が自民、立民、維新、国民民主に継承された」とはいえ、「旧民社、新自由クラブ新党さきがけみんなの党」など「既に消滅した党」もあることで明白でしょう。
 松竹は単に「奴が正しいと思ってる安保施策を志位執行部に強要したいだけ」でしょう。
 この点は志位氏の方がよほど松竹より「共産党の将来」を真面目に考えてるでしょう。
 例は何でもいいですが、例えば何故志位氏が「1970年代の党のLGBT認識について『差別的だった』と明確に謝罪した」か。
 それは「1970年代の党のLGBT認識について謝罪を求める党内外の意見」に真摯に対応しなければ「党への信頼を勝ち取れない」と認識したからでしょう。
 一方、松竹は奴の関心があるらしい「安保政策」以外についてはほとんど何も論じません。

 少なくとも私は、松竹氏の言論から共産党に対して反感を持ったり「支持できない」と思ったことは、一度もありません。松竹氏に除名で応じた共産党に反感を持ち、支持できないと感じただけで。

 そうですか、小生などは以下の通り、「文春新書刊行以前」「党除名以前」から松竹については否定的です。「文春新書刊行」と「党除名でも自分の非を認めない松竹のふざけた態度」でさらに松竹への感情は「最悪」になりましたが。

松竹伸幸のあほさに呆れる(副題:松竹に共産離党と自民入党をおすすめしたい) - bogus-simotukareのブログ2021.11.20
 いつもながら松竹には「アホか?」「こんなんが党員なの?(呆)」「そのうち、筆坂*2や兵本*3、萩原*4みたいに離党して公然と党に悪口するのかしら?」「つうか、お前は共産離党して自民に入党しろよ、止めないから」ですね。
 しかも「俺が立候補」ねえ。「単に委員長に成り上がりたいだけか?」と疑われ、かつ「お前が委員長になれるタマかよ(呆)」と馬鹿にされる可能性が大きいので、むしろそういうことは言わない方がいいと思いますが(俺なら言いません)。せいぜい「場合によっては候補者擁立を考える(その場合、委員長にふさわしい人間だとは全く思ってないが、あえて私が出馬する可能性もゼロではない)」程度にとどめればいいのに。
 つうか「人望がなきゃ当選どころか、立候補したって話題にもならない」でしょうに随分とビッグマウスです。松竹は、自分を何様だと思ってるのか。

今日の産経ニュース(12/30分)(追記・訂正あり) - bogus-simotukareのブログ2015.12.30
 もともと共産党の職員(後に退職、離党もしてるかも知れない)で、落選したとは言え1度党公認候補として参院選にも出た人間(松竹氏)が産経新聞でコラムかよと思うと、党支持者として憤懣やるかたないですね。
なお、松竹氏の主張については以下のエントリを参考に紹介しておきます。紙屋研究所が比較的好意的なのに対し、Super Games Work Shop Entertainmentは極めて批判的という違いがあります。俺的には(ボーガス注:その松竹批判に)全面的に賛同してるわけではないですが「どっちかというと(ボーガス注:紙屋の肯定的意見よりは)批判意見に共感します」かね。
紙屋研究所
松竹伸幸慰安婦問題をこれで終わらせる』http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20150505/1430816287
◆Super Games Work Shop Entertainment
松竹伸幸は「変節者」ではなく「変質者」
http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20150424/
→残念ながらこのサイトは現在は死亡状態です。

今日の産経ニュースほか(5/9分)(追記・訂正あり) - bogus-simotukareのブログ2017.5.9
編集長の冒険 » 慰安婦問題で韓国と台湾の対応が違う理由
 ぶっちゃけ台湾でも慰安婦はいますし、台湾でも「韓国に比べたら力が弱いかも知れないが」慰安婦問題での日本批判はあります。
 じゃあ「韓国に比べたら慰安婦問題での日本批判の力が弱い」としたら何処が違うのか。
 先ず第一は「慰安婦の数の違い」ですね。韓国の方が数が多いわけです。
 第二に「国際的地位の違い」でしょう。
 韓国が北朝鮮に政治的に負けてると思う人はまあいないでしょう。しかし台湾は明らかに中国に政治的に負けてる。台湾と国交持ってる国なんてほとんどない。
 そうなると「中国に負けないためには慰安婦のことは黙ってよう、安倍政権にそうやって気にいられよう」「同胞の戦争被害と言ったって昔のことで俺は直接関係ない」つう考えがどうしても出てくる。まあそう言う違いでしょうね。
 (ボーガス注:松竹氏が言うような)台湾植民地統治の方がマシだったとか、あるいは台湾の方が親日だとかそう言う話じゃないでしょう。

珍右翼・黒坂真に突っ込む(2021年7月30日分) - bogus-simotukareのブログ2021.7.30
 退職後は「新日本出版社(不破氏、志位氏ら党幹部の著書を多数出すなど日本共産党には近い立場)」から著書を出さなくなった(主として社員として所属するかもがわから出版する)松竹と共産党の間にはいろいろと「意見対立があるのだろう」とは思っていましたが、こんなデマを流すとはねえ(呆)。
 とはいえ、「松竹がほとんど無名」「拉致の風化」でこんなことを言ってもほとんど「黒坂のようなウヨ以外」は問題にもしないわけですが。何せこの松竹記事、最近の記事ではなく「2020年06月08日」と1年前の代物ですし。

今日の中国ニュース(2021年8月9日分)(副題:楊海英&松竹伸幸のバカさに心底呆れる) - bogus-simotukareのブログ2021.8.9
中国の台湾武力統一を止めさせるのが最優先 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 正直「なるほどこれでは共産党職員を退職することになるだろうな。その方が共産党も松竹氏もお互い幸せだ」であり、松竹氏には心底呆れますね

 あなた的にどう感じるかは問題ではないのですよ。現実に、それに対する賛同は、元々多かったとは言えませんが、さらに減った、それは感じないのですか?

 「おいおい」ですね。
 「それあなたの感想ですよね」「世間に支持されてませんよね」で済ませていいのなら「松竹除名が議席減につながった」というのも「inti-sol氏の感想」でしかなく何の根拠もない上にそうした主張が世間に「支持されてるかも疑問」です。
 自分の主張「除名で議席減」は無根拠でも平気で「根拠がない事をお前の方が証明しろ」と居直り、俺の主張は「無根拠なただの感想」呼ばわり。全くふざけています。inti-sol氏はどこまでデタラメでクズなのか。

>今のウクライナとの苦戦状況で、ロシアに「他国に侵攻する余裕」はない。

 日本もそうですが、ロシアの陸軍が国境を破って進撃、なんてことが今起こるはずがないのは当たり前です。でも、それ以外にもいろいろな攻撃方法があり、それを怖いと思うのはある意味当然じゃないんですかね。

 完全な詭弁ですね。一体ロシアが軍事攻撃以外に「どんな攻撃を日本やスウェーデンフィンランドに仕掛ける」というのか。
 サイバー攻撃か。どっちにしろその「攻撃の現実的可能性」を証拠付きでinti-sol氏は示せませんし、その攻撃について「日米安保NATOがどう有効なのか」も勿論示せません。何せ「いろいろな攻撃方法」と書きながらその攻撃方法が何か具体的に書けないのですから。
 ここまで酷い詭弁もそうはないでしょう。

 今は立候補したいと言っているだけでその可能性がない人*6に、実際に出馬した人*7と同等のことを求めるんですか?

 「可能性がないから安保以外無関心でも構わない」とは無茶苦茶ですね。inti-sol氏はここまで酷い詭弁をはく人間だったわけです。
 実際には可能性があっても松竹は今のような「安保施策以外論じない無責任な態度」だと思いますが。

 世間一般に100個のブログがあったとして、ご自身の主観ではどんなに正しい意見だと思っていたとしても、いきなり「黙ってろ」だの「政治をまともに考えて」ないだのと難癖をつければ、まあ98個は即アク禁じゃないですかねえ。私は慣れているし、結構耐性があるから、いきなりそんなことはしないけど。

 と「アク禁しない俺に感謝しろ」とでも言いたいらしいinti-sol氏です。はっきり言って何様のつもりなんでしょうか。自分がしている「詭弁と話のすり替え」を少しは反省してからそういうことは言えと言いたい。なお、過去にした「詭弁と話のすり替え」という俺の指摘について「そんなことはしてない」と明確に反論しないで逃げてるのが本当に無様です。

松竹氏が共産党に対しての提言でそんな表現を使っていたら、もっとはるか昔に除名になっていだろうし、私もそんな人物に賛同することはまったくありませんけどね。

 以前も別記事「嫌味な本、除名を引き出したかった? 」等の松竹批判に大いに共感する - bogus-simotukareのブログで紹介しましたが、松竹については以下の指摘があることを紹介しておきます。

【シン・日共宣言】嫌味な本、除名を引き出したかった? 前篇 | 北京老学生・台湾から日本に本帰国
 この本は月刊Hanadaとか、WiLLとか、(産経から出している)正論などの雑誌と似たようなタッチで、日本共産党の幹部たちに対する『嫌味』を満載している。
 不必要?に、不破氏、志位氏、小池氏などの幹部に対して、『彼らは、意外と知らないことが多い』『私のほうが、よく知っている』などと読めるような記述までしている。
 あえて言えば、共産党の幹部たちが、怒り出すに決まっているようなことまで、わざわざ書いているのである。どのような動機で、こうしたことをやっているのかわからないが、このような形で本を出して喜ぶのは、(昨年、暗殺されてしまった)安倍晋三氏の『遺志』を継ぎたいと思う(ボーガス注:反共右翼の)人々くらいであろう。
 松竹氏は、何のために、こんな本を出しているのだろうか?
 私自身は、日本共産党を支持するものでも何でもない(むしろ、はっきり言って、この党は『批判して変わるものでもないし、どうしようもない』と嘆いているというかあきれている?)が、あまりにも、『意図不明』で『挑発的な本』が、無邪気さ?を装って出されていることに対しては、くれぐれも、(ボーガス注:松竹氏と文春に)騙されないようにと訴えたい(この本は、むしろ、松竹氏が自身に対する『除名』という処分を引き出すのを自己目的化?したかのような、『危ない出版物』である。)。

【シン・日共宣言】立派な『挑発』というべき本 『文春・新潮』流 中篇 | 北京老学生・台湾から日本に本帰国
 とてもではないが、松竹氏が、『党首公選制』を実現することで、それをきっかけにして、『共産党を良くしていこう』というような『善意』でこの本を書いているとは、なかなか、思いにくいのである。
 このような欠陥がチラチラしている本を、ヨイショするような社説を書いているように見えてしまう『朝日新聞』や『毎日新聞』は何を考えているのだろうか?
 そのような疑問も感じてしまう。

 なお、この筆者は私自身は、日本共産党を支持するものでも何でもない(むしろ、はっきり言って、この党は『批判して変わるものでもないし、どうしようもない』と嘆いているというかあきれている?)と言う一文で分かるように明らかに共産党に対しては好意的ではありません。というか「松竹と完全に同意見」でもない限り「共産党・志位執行部に否定的な人間」ですらこう考えるのがむしろ当然ではないか。

 そもそも今の共産党野党共闘路線を取ること自体を、あまり好意的に見ていないんじゃないかな。

 既に書いたように「積極的に野党共闘を支持してない(最大野党が自民と為を張れる力があるなら、共産が野党共闘に無理に参加する必要はない、独自の立場でいいと思ってる)」とはいえ、俺は「山口補選(2区、4区)」「大分補選」で野党共闘が成立したことを喜んでいます。
 その程度には俺も現実的です。自民がリードとされる山口4区はともかく、山口2区(今回は立民の元職が出馬)、大分(社民が伝統的に強い上に、何故か自民が落下傘候補)については「野党共闘と自民が接戦」というので僅差でもいいので「野党共闘候補の勝利を熱望」しています。
 一方で「地域の事情がある」だろうから頭ごなしに各党(共産含む)を非難はしませんが、共闘が成立しなかった選挙については残念に思っています。
 というか、野党共闘って「俺に限らず」手放しで支持してる人は少ないんじゃないか。あくまでも「最大野党が自民と為を張れる力がないから渋々、野党共闘支持」がほとんどでしょう。

 だから、今の野党共闘路線のさらに先を進めという松竹氏にいら立つんじゃないですかね。

 そんなことはありません。
 そもそも志位執行部も野党共闘は否定していません。問題は松竹の展望する「野党共闘」での安保施策が「俺の観点(あるいは志位執行部の観点)では右翼的すぎて賛同できない」と言う話です。
 というか共産どころか、「立民党左派」「社民」と比較しても松竹の主張(例えば専守防衛の枠内の敵基地攻撃がある)は「極めて右翼的」で彼らにも受け入れられないと思います。
 この点「立民左派や社民と、松竹の安保主張は親和的」とかあるいは逆に「立民左派や社民も間違ってる」とかinti-sol氏が言うのならもはや「認識が違いすぎて話が通じない」と思います。

 わたしが偉そうでむかつくというならどうぞお立ち去りください、書いてくれとお願いなんかしていないんだから。
 それ以外の点はまた後日。

 「偉そう」ではなく「話のすり替えや詭弁」をやる「不誠実」なので「むかつく」のですが、それはさておき、「それ以外の点」については「後日」反論予定です。とはいえ、この記事も大分長くなってるので、「別に記事を書こうか」とは思います。

*1:山東派がその流れにあったが、現在は麻生派河野洋平から派閥を引き継いだので宏池会の流れにある)に吸収されて消滅。

*2:当時。現在は書記局長

*3:過去には記者会見などしていません

*4:なお、ここでの「ともかく」とは俺が公選制を支持してるという意味ではないことはお断りしておきます。

*5:そもそもここでの俺の物言いは「規程云々」ではなく「俺の考える政治倫理、政治道徳(というと大げさですが)に基づく、松竹のあるべき姿」であることは容易に理解できるでしょうに随分な「話のすり替え」です(呆)

*6:松竹のこと

*7:志位委員長のこと