リベラル21&阿部治平に呆れる(2023年5月20日分)

リベラル21 日本とNATOの接近を中国はどう見るか(阿部治平)
 「軍縮、護憲を表看板とするリベラル21が」「リベラル21のメンバーである阿部が」、どう見るかをまず語るべきでしょうに「中国が」と言い出す辺りが全くトンチンカンです。なお、俺個人は「NATOとの接近には批判的立場」です。
 本気で阿部やリベラル21が「護憲や軍縮」を真面目に考えてるのか疑いたくなります。
 疑いたくなると言えば「共生」を表看板にしながら未だに一度も現在ホットな政治問題である「LGBT法案」「入管法改悪」について論じないことにも呆れます。「外国人の人権」「LGBTの人権」を全く論じない「共生」とは何なのか。

 平和と友好の対中国外交を提唱する政党*1はあるが、具体的に何をどうするか*2についての提案にはなっていない。
 「九条の会*3」も、まだこの問題について触れてはいない。護憲側は、このままでは中国の大国主義を容認する*4ものと見られて、国民の多数をひきつけることは難しい。

と言う物言い(共産党九条の会など護憲派に対する完全な言いがかりですが)をもじれば

 『共生』を提唱するリベラル21は、入管法LGBT法案について具体的に何をどうするかについての提案はしていない。

 「リベラル21」は、まだ「LGBT問題」「入管法問題」について触れてはいない。「リベラル21」は、このままでは自民、公明、国民民主、維新の排外主義、LGBT差別を容認するものと見られて、「LGBTや外国人難民(あるいはその支援者)の支持」をひきつけることは難しい。

でしょう。「LGBT問題」「入管法問題(外国人の意思を無視した強制送還が増えるとの危惧がされてる)」では共産党に日頃から悪口する「反共分子」阿部、「反共集団」が悪口する日本共産党の方がずっとましな態度です。
 まあ、「外国人難民でもLGBT*5でもない」「おそらくそういった人間の支援者でもない*6(勿論、知人、友人ではない)」阿部やリベラル21は「そんなもんはどうでもいい」と本心思ってるのかもしれません。
 恐らくリベラル21には

LGBT当事者団体や支援団体のメンバー
→これについては例えばLGBTQ 支援団体リスト | 認定NPO法人 虹色ダイバーシティLGBTの支援団体21選まとめ【随時更新】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」LGBTを支援する活動団体16選-活動内容や学生にできることも紹介 | SDGs CONNECT
◆外国人難民支援団体のメンバー
→例えば赤旗入管提言問題で懇談/支援団体と藤野・山添氏 共同し「対案」をに名前が出てくる『全国難弁護団連絡会議(全難連)』『難民支援協会(JAR)』『移住者と連帯するネットワーク(移住連)』
◆個人でLGBT問題や外国人難民問題に取り組む方
→例えば赤旗「入管法改悪やめて」 国会内外で/「親と引き離される」 クルドの子ども切々/野党ヒアリングに名前が出てくるフリーライターの織田朝日氏*7

などは全く参加してないのでしょう。この無関心さはそうとしか理解できません。
 そんな奴らが「共生を語るな(騙るな)」と言いたい。まともな人間はもはやリベラル21の共生を

 「LGBTや外国人に目配りしない、『日本人で非LGBT』の高齢者男性(リベラル21メンバー)にとっての『インチキな共生(リベラル21メンバーにとっての共生で、彼らさえ幸せなら『外国人やLGBTなど』彼らに関係ない連中は不幸でもどうでもいい)』にすぎない

と呆れてるでしょう。当然、そんなリベラル21が「社会的影響力皆無」なのも当然の話です。
 以上は記事コメント欄に投稿しますがいつものように掲載拒否でしょう。リベラル21と阿部のデタラメさには心底呆れます。


リベラル21 中国から見たインドの人口増加(阿部治平)
 阿部は人口問題の専門家では明らかにないので「おいおい(呆)」ですね。
 大体「中国やインドの人口問題」と「護憲、軍縮、共生」と何の関係があるのかと心底呆れます。
 以上は記事コメント欄に投稿しますがいつものように掲載拒否でしょう。リベラル21と阿部のデタラメさには心底呆れます。

*1:日本共産党のことでしょうが名前をぼかす理由は何なのか?

*2:中台はお互い軍事的緊張を高めることは辞め、友好関係構築に努め、欧米や日本も「中台の緊張緩和醸成に努めるべき」とする共産党の主張は阿部にとって「具体的でない」そうです。阿部にとってどんな提案なら具体的なのか?

*3:九条の会の場合、自民党員など保守派も含む団体なので「NATOの東京事務所設置論」は「九条改憲を助長する恐れがある」とはいえ、「九条改憲そのものではない」「NATOとの海外での共同軍事行動という明らかな違憲行為そのものではない」ので、問題として取り上げにくいと言うことはあるでしょう。

*4:そんな物は誰も容認していませんし、そもそも中国の態度は果たして阿部が批判するほど「NATOと日本の接近」を正当化する物なのか?。中国が台湾に軍事侵攻する可能性はほとんどなくNATOと日本の接近において「中国」云々は口実でしかないでしょう。勿論「中国国内の人権問題」はNATOで解決すべき物でも、解決できる物でもないでしょう。なお、フランスのマクロン大統領が1)中国とフランス(あるいはEU)との友好関係が破壊されること(EUやフランスにとって中国は重要な市場)、2)本来、ヨーロッパが対象のNATOが対象領域をアジアに拡大して収拾がつかなくなることを恐れて「NATOの日本への接近について消極的、懐疑的意見を述べてること」を指摘しておきます(例えばマクロン仏大統領、NATO東京事務所に反対 FT報道 - 日本経済新聞仏・マクロン大統領がNATO東京事務所に反対 中国との関係悪化懸念 英紙 | TBS NEWS DIG参照)

*5:以前、日本共産党の過去のLGBT認識(志位氏が謝罪しましたが)についてリベラル21掲載の記事で日本共産党に悪口した阿部が「国会提出されたLGBT法案」について何一つ論じないことで奴は「LGBT問題をまともに考えてない」「日本共産党に対し悪口するネタ程度にしかLGBTを考えてない」ことを完全に露呈しています。阿部は「哀れで愚劣な反共分子」と言うべきでしょう。

*6:「えー、でもチベットウイグルの難民って日本にいなかったっけ?、阿部ってそうした難民の支持者と違うの?」感がありますが。阿部的には「チベットウイグルの難民」が今回の入管法改正で「入管によって中国に強制送還されること」を考えてないのか。実際にそれがされるかどうかはともかく、「される可能性」はあるでしょうに、それについて論じない阿部には呆れます。阿部は本当にチベットウイグルの支援者なのか疑います。それとも「他の国の難民はともかく中国からの難民は強制送還されない(自民党支持層の多くは反中国だから)。アンチ中国、親チベットの俺的にはそれでいい」が阿部なのか。「中国からの難民以外(例えばトルコからのクルド難民)はどうでもいい」ともし思ってるのなら本当にふざけた話です。外国人の人権を何だと思ってるのか?

*7:著書『となりの難民』(2019年、旬報社)、『ある日の入管:外国人収容施設は「生き地獄」』(2021年、扶桑社)