今日の産経ニュース(2023年5/30~6/2日分)

市川猿之助さん出演映画が延期 東宝「総合的な判断」 - 産経ニュース
 映画関係者からすれば「封印作品にするのだけは辞めてくれ」でしょう。猿之助が重要な役とは言え、この映画、主演は猿之助ではなく天海祐希だそうですし。


扶養控除廃止なら負担増家庭も こども未来戦略方針 - 産経ニュース
赤旗扶養控除の廃止に批判/保護者・識者ら院内集会
 児童手当を捻出するために扶養控除を廃止し、その結果「負担が増える子育て世帯が出る見込み」というのは完全に支離滅裂でしょう。まともに少子化対策を考えてるのか疑わしい。


このタイミングでマイナンバー法など法案成立 「拙速」の声、不安助長する恐れ - 産経ニュース
 悪法「マイナ法」の成立にはげんなりします(予想通り「自民補完勢力」維新と国民民主が賛成)。
 そしてマスコミ(特にテレビ)がこうした政治報道をきちんとしないことには心底呆れます。但し産経ですら「拙速」と言う代物であり、実施させぬたたかい これから/マイナ保険証強要 成立/参院本会議 トラブル続出の中/山下議員が反対討論が指摘するように「容易ではない」とは言え、今後の「反対運動」で「保険証廃止の全面実施」を阻止することも不可能ではないと思います。


原発60年超運転可能に GX脱炭素法成立 - 産経ニュース
 悪法の成立にはげんなりします(予想通り「自民補完勢力」維新と国民民主が賛成)。
 そしてマスコミ(特にテレビ)がこうした政治報道をきちんとしないことには心底呆れます。
 但し、勿論「容易ではない」とは言え、「原発60年超運転可能」については「反対運動」で阻止することも不可能ではないですが。
 また「ある意味(あくまでも、ある意味では、ですが)」ではこの法案は「脱原発派の勝利」とも評価可能でしょう。それは「一度廃炉にすると新設は困難」と原発推進側が考えてるという意味です。「廃炉にしても新設が容易」なら「原発60年超運転可能」等という無茶をする必要は何処にもないでしょう。


マイナ法改正案2日成立へ 参院委可決、保険証廃止 - 産経ニュース
 無茶苦茶としか言いようがないですね。むしろ混乱が起こるだけではないのか。
 そしてマスコミ(特にテレビ)がこうした政治報道をきちんとしないことには心底呆れます。


女性市議に「セーラー服着てしゃべれば」、維新市議が不適切発言 福岡・飯塚 - 産経ニュース
 『女性議員への侮辱の意図』なのか、何なのか、産経記事では分かりませんが、何でこうも維新には下劣な人間しかいないのか。それにしても「不適切発言」ではなく「暴言」とはっきり書くべきでしょう。


【産経抄】5月31日 - 産経ニュース
 引用は省略しますが

吉田健一 (英文学者) - Wikipedia
 首相だった父・吉田茂の思い出を語ることは多くなかった。1941年10月の母・雪子の死後、父が長年関係があった新橋の芸者「こりん」こと坂本喜代(のち喜代子と称する)を、事実上の後妻として迎えたことに健一が反発していたからだと言われている。

ということで「父茂」と不仲と言われ、また「父のいた官界(茂の場合は外務省)、政界」には進まず、「英文学研究等」に従事した息子健一を取り上げる産経です。
 この時点で勘のいい人なら「岸田首相のバカ息子への批判(紹介は省略します)」と気づいたのではないか。まあ、「吉田健一*1」と「岸田首相のバカ息子」ではレベルがあまりにも違いますが。


【岸田政権考】松野長官、目立つ安全運転 東京・望月記者にも淡々 - 産経ニュース
 「逃げの答弁」を「安全運転」と呼ぶのはいい加減にして欲しい。

*1:著書『英国の近代文学』、『ヨオロッパの世紀末』(以上、岩波文庫)、『英国の文学の横道』、『英語と英国と英国人』、『東西文学論・日本の現代文学』、『文学概論』、『文学人生案内』、『ヨオロッパの人間』(以上、講談社文芸文庫)、『英国に就て』、『東京の昔』、『日本に就て』(以上、ちくま学芸文庫)、『汽車旅の酒』、『酒談義』、『舌鼓ところどころ/私の食物誌』、『父のこと』、『わが人生処方』(以上、中公文庫)、『本が語ってくれること』(平凡社ライブラリー)など