今日の朝鮮・韓国ニュース(2023年6月25日分)

【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】食糧不足が金正恩体制を追い詰める 日本人拉致問題が動く可能性 - 産経ニュース
「中国経済の崩壊が始まった」とか「北朝鮮は追い詰められている」と同じ類の「プリゴジンの乱はプーチン政権の終わりの始まり」論: 白頭の革命精神な日記
20年前の、対北朝鮮強硬派の考えや意見を再度ご紹介(なにが「常識人の常識」だか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
が指摘するようにこの種の「北朝鮮危機」は「1994年(29年前)のカーター訪朝」「2002年(21年前)の小泉訪朝」当時からウヨが放言し「カーターや小泉氏の融和外交路線」を悪口していたので「またか(呆)」感しかないですね。


こども基本法と「矛盾」 市民団体、朝鮮学校無償化求める 時代の正体 差別禁止法を求めて | カナロコ by 神奈川新聞
朝鮮学校追ったドキュメンタリー、23日からフォーラムで:朝日新聞デジタル
「朝鮮学校の無償化除外のなぜ問うべき」 京都朝鮮中高級学校70年で寺脇研さん講演|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
朝鮮学校へ補助金復活求め 在日コリアンの元プロサッカー選手・安英学さんが都議ら向け講演:東京新聞 TOKYO Web
 「上手いコメントが思いつかない」のでコメントしませんが、こうした記事には大いに共感するので紹介しておきます。日本人として「無償化除外」「補助金不支給」といった差別行為に対し慚愧の念に堪えません。


「拉致問題が過去のこととして忘れ去られるのではないか…」曽我ひとみさんが感じる“危機感” 7月に岸田総理と面会へ | TBS NEWS DIG (1ページ)
 既に日本では「拉致=過去のこと」扱いなので「アホか」としか言いようのない寝言です。岸田が力を入れてるのは拉致ではなく明らかに「子育て世代の人気取り(異次元の少子化対策)」等、「他のこと」でしょう。


韓国政府 統一相に“対北朝鮮 強硬派”の大学教授を起用へ | NHK | 韓国
 太陽政策支持の俺の立場では絶望的思いを禁じ得ません。


前政権は「反国家勢力」 韓国尹氏、北朝鮮政策巡り - 産経ニュース
 産経のデマではなく、本当に「反国家勢力」呼ばわりしたのなら、尹は非常識極まりない。


韓国が「ホワイト国」に復帰、日本からの輸出手続き簡略化…7月21日付 : 読売新聞
 徴用工問題で尹政権が岸田政権に迎合する態度を取ったらこれです。「日本の要望にできる限り対応するので、安保上の懸念とは何か説明せよ」という文在寅政権の質問を完全無視し、徴用工問題ばかりを言い募ることで、以前から嘘だとモロバレでしたが「安保上の懸念」という建前が嘘であることが改めてモロバレです。それにしても「岸田政権の振る舞い」も酷いですが、尹政権も「経済的利益」のために徴用工の名誉を汚すような態度は恥さらしでしょう(呆)。 


拉致被害者家族 “諦めないで” 北朝鮮向けラジオで呼びかけ | NHK | 拉致
 以前から実施してる話なので今更何のニュースバリューもありません。NHKのアホさに心底呆れます。


中国人観光客がチマチョゴリ姿で写真撮影、中朝国境ツアー人気…「北兵器の資金源」懸念も : 読売新聞

 中国と北朝鮮との国境地域で国内旅行に興じる中国人客が増えている。新型コロナウイルス感染対策で今も人の往来を禁じている北朝鮮への旅行の代替となっているようだ。
 (ボーガス注:遼寧省)丹東市の地元旅行社は、春節旧正月)以降、コロナ禍が落ち着き、北朝鮮への旅行を望む声が多いことから、4時間半で市内を回り北朝鮮を望む「北朝鮮を感じるツアー」(約2560円)を考案した。売れ行きは好調だという。
 北朝鮮レストランでは、故・金正日総書記の肝いりで生産が始まったという「大同江ビール」を提供していた。
 丹東市によると、労働節(メーデー)に合わせた大型連休(4月29日~5月3日)中の旅行者数は約103万8000人。コロナ禍前の2019年の同期比で約20万人増加した。吉林省の地元メディアによると、同省で北朝鮮と接する観光地の琿春、図們でも同期比で、約3・5倍、約2・8倍と観光客が増加した。
 韓国政府関係者は、国境地域での旅行者増加が北朝鮮が外貨を稼ぐ好機になっていると危惧する。土産物店や出稼ぎ労働者が働く北朝鮮レストランの売り上げが北朝鮮に流れることになれば、「核ミサイル開発を続けるための主要な資金源になる」と懸念を示す。
 2018年の北朝鮮への外国人旅行者は約20万人で9割以上が中国人だった。慶応大の礒崎敦仁*1教授(北朝鮮政治)は、北朝鮮が再び旅行客を受け入れるようになれば「多くの中国人客が旅行に行き、北朝鮮がさらに外貨を稼ぐ大きな柱となる」と指摘した。

 以前から指摘がありますがつまりは「日本の対北朝鮮経済制裁」などあまり意味がないという話です。

*1:著書『北朝鮮と観光』(2019年、毎日新聞出版