今日のしんぶん赤旗ニュース(2023年7/12~19日分)

枚方市長 市職労に謝罪文/大阪 事務所退去通知と団交拒否

 多くの支援者が見守る中で長沢秀光副市長が文書を読み上げ、市本逸也市職労委員長に手渡しました。

 やはり「維新市長」のようですが、「市長自身が読まない」という辺り、維新らしい「下劣な人間性」を窺わせます。これでは「市長が今後まともな対応をするか」どうかが思いやられます。


自衛官不足で対策/髪形ルール緩和を議論
 「今のままでも自衛官の応募が何らかの理由で増えれば対応しなくていい」と言う話ではないので、本来は「自衛官不足の解消」ではなく、「自衛官の人権問題」と言う議論をすべき話でしょう。


松井・橋下氏の新コンサル会社/批判殺到で活動中止/「口利きビジネス」「官民癒着」
 松井、橋下*1の薄汚い「利権漁り計画」が挫折したことをひとまずは喜びたい。勿論、松井らは「ほとぼりが冷めた頃にまた同じことを実行しようとする恐れ」があるので警戒と監視が必要ですが。


党創立101年の記念の月、どうか日本共産党の一員に/2023年7月15日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
主張/党創立101周年/立党の原点をいま胸に刻んで
党創立101年/“党攻撃の理由わかった”/志位委員長「よびかけ」応えて各地で入党
 ということで「1922年7月15日」に日本共産党は創立されました。
 なお、当時の創立メンバーは「野坂参三(戦後、党議長)、徳田球一(戦後、党書記長)」など戦後共産党で活躍した面子もいる反面、

第一次共産党 (日本) - Wikipedia
【右翼活動家:経歴はウィキペディア参照】
 佐野学、鍋山貞親
  戦後は、民社党の母体となる民主社会主義連盟の創設に参加し、役員を務めた。
【戦後は社会党で活動:脚注の経歴はウィキペディア参照】
 荒畑寒村*2堺利彦、山川均*3、高津正道*4

等、その後、共産党と袂を分かった面子(多くは社会党左派)もいます。
 

海外展示館 申請ゼロ/25年大阪万博 協会、建設肩代わりも
 維新らしい酷さと言うべきでしょう。


主張/NATOと日本/二つの軍事同盟の危険な結託
 ロシアの侵攻を批判する一方で「それを口実としたNATO焼け太り、火事場泥棒(NATO加盟国の軍拡など)」も批判する点は大いに評価できます。


立民・泉代表の選挙協力に対する発言について/小池書記局長が会見
 「泉本人がまともに釈明しない限り、選挙協力はあり得ない」「まず泉氏が釈明して欲しい、釈明もないのでは不誠実すぎて協力できない、共産の支持者(党員、後援会員など)にも説明がつかない、話はそれからだ」というある意味当たり前の話です。
 これを「選挙を有利にするための主導権争い」「どっちもどっちの党利党略」的に描く一部マスコミ(反共&親自民?)があることには心底呆れます。
 「釈明を求めること」の何が「主導権争い」「党利党略」なのか。


「最高裁判決の意義大きい」/トイレ制限「違法」に小池氏
 今日のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ」で森本氏や水曜日コメンテーター「伊藤芳明*5」も指摘していましたが
1)問題は公衆トイレではなく職場のトイレであり、
2)提訴した職員は提訴するまで、職場相手に長く交渉を続けていた点に注意が必要です。
 産経らウヨのデマ「公衆トイレや公衆浴場に自称トランス女性の変質者ガー」という話には全くつながりません。

*1:橋下は「松井ら維新との関係」は表向きは隠すかと思っていたので意外です。

*2:戦後の一時期、社会党衆院議員

*3:戦後、社会主義協会代表

*4:社会党両院議員総会長、衆院副議長など歴任

*5:毎日新聞カイロ特派員、ジュネーブ特派員、ワシントン特派員、外信部長、編集局長、専務など歴任。著書『アラブ:戦争と生活』(1991年、岩波書店)、『ボスニアで起きたこと:「民族浄化」の現場から』(1996年、岩波書店