珍右翼・高世仁に悪口する(2023年7/25日分)(副題:『未だに横田早紀江に媚びる高世』と『泉をまるで批判しない有田』に呆れる)

横田めぐみさん写真展のお知らせ - 高世仁のジャーナルな日々

 8月2日(水)から14日(月)まで、拉致被害者横田めぐみさんの写真展が、日本橋の髙島屋で開かれます。
 初日、8月2日(水)の11時30分からは、展示会場で、めぐみさんの母、横田早紀江さんと、拉致被害者有本恵子さんの父、有本明弘さんの対談があります。
 進行役は私、高世仁がつとめます。

 赤字部分には吹きだしました。
 最近は高世ブログで拉致についての記事は全くないし、有田氏*1の本『北朝鮮拉致問題』(2022年、集英社新書)の解説を書くこと*2横田早紀江とは縁切りしたかと思いきや、この対談での司会役が「高世から早紀江に『司会をやらせてくれ』と声をかけたのか、早紀江から高世に『司会をやってくれ』と声をかけたのか」はともかく、まだつながっていたようです。
 有田本があまり売れなかったのか?。
 有田氏も最近の著書は

◆『改訂新版・統一教会とは何か』(2022年、大月書店)
◆『統一協会問題の闇』(小林よしのりとの共著、2023年、扶桑社新書

統一協会関係ばかり、ツイッターも同様に

有田芳生
 統一教会の解散命令請求問題。
 文化庁は7月26日に7回目の質問状を送る予定だ。回答期限は8月以降。関係者によると「解散請求を出して裁判に耐えうるだけの証拠収集は続く」という。岸田政権の秋の衆議院解散戦略と連動する可能性がある。

有田芳生
 「マザームーン」山本ともひろ*3議員。これほどあからさまに統一教会と昵懇だった議員はまれです。次回総選挙で(ボーガス注:前回同様に)早稲田ゆき*4議員と一騎打ちだ。一昨夜、早稲田さんの国政報告会で話をしてきた。山本議員が(ボーガス注:毎回比例復活当選で、前回も早稲田議員に敗北し)小選挙区で当選したことがないのは事実だが、(ボーガス注:立民党の支持率も低迷してるし、今のままでは野党共闘候補として、共産の支援も得られそうにない)次回は事情が大きく異なる。(ボーガス注:選挙区がかぶる)浅尾慶一郎*5参議院議員(ボーガス注:民主党みんなの党自民党)の票を加えれば、大激戦だ。

有田芳生
 今晩*6、早稲田ゆきさんと統一教会問題を語ります。

統一協会関係ばかりですしね。
 いずれにせよ、これではそういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2020.12.21)なんてことは高世にはまず無理ですね。
 そんな謝罪をすれば確実に横田早紀江の反感を買いますから。
 今回「早紀江の写真展&対談」にがっつり関わってるということは「早紀江の反感を買うことは今後も絶対にしない」と自白してるのも同然です。高世も呆れたバカです。
 なお、この写真展が「共催・朝日新聞社」であることには「それでジャーナリズムと矛盾しないと朝日は思ってるのか?、有本明弘と横田早紀江は絶対に批判しないという自白か?」「右翼組織・救う会に攻撃されないための朝日の媚態か?」とげんなりします。
 なお、この機会に有田氏のツイートにいくつか突っ込んでおきます。

有田芳生
 今日*7からはじまった埼玉県知事選挙。(ボーガス注:民主党から)参議院選挙(2010年)同期当選*8の大野もとひろ*9知事が再選をめざします。

 共産が独自候補を立ててることを考えれば「共産の衆院山口4区補選での有田氏支援という恩義」を考えて「沈黙」と言う選択肢もあったろうに「立民が支持する大野(なお、自民、公明、国民民主、維新も支持表明しオール与党候補)」を応援し、露骨に泉に媚びる有田氏です。泉の引きで政界復帰を狙ってるのでしょう。「有田氏個人の基礎票がどう見てもまるでないこと」「今の立民の支持率低迷」では「比例上位」にしてもらわない限り、有田氏に当選の可能性ないんですが泉に媚びることで「比例上位」を狙ってるのか。彼も政治家復帰をいい加減諦めた方がいいと思うんですが、そんなに「政治家の先生」としてちやほやされるのは気持ちがいいのか。それとも「ジャーナリストとしての自分」に内心では「俺はジャーナリストとしては二流、いずれこのままではやっていけなくなる」と限界を感じてるのか。

有田芳生
 「民主主義の否定」といったレヴェルではなくまがいもなくファシズムです。「第二自民党宣言」。本音を表明したので、大いに宣伝しましょう。
◆山添拓*10
 「共産党はなくなったらいい政党」と維新・馬場氏*11。政策のあれこれではなく存在を否定するのは民主主義の否定にほかならない。それが維新の考えか。「第1自民党*12と第2自民党*13でいい*14」とも。維新は「改革」を声高に叫ぶが、中身は自民党と同じだと自白するのにほかならない。

 泉が維新に当初すり寄ったことを無視してよくも有田氏もこんなことがほざけたもんです。それにしても滑稽なのが有田リツイートが「山添氏ツイート」というところですね。恐らくこの馬場発言を批判した立民議員がまるでいなかったのでしょう。

有田芳生
 岸田文雄総理が支持率低下で弱気になり、衆議院の解散・総選挙もできず、来年の総裁選に出ないかもと口にしたなどと聞くと、ちゃんと勝負しろよ、と在野のひとりとして強く思う。

 立民党から選挙に出た人間(今後も出馬可能性あり)、そして「立民議員・早稲田氏」の応援演説をする有田氏は果たして「在野」なんでしょうか?。そして現状で解散されたら、「自民が議席を減らす」にしても「150議席」が達成できないのは勿論「立民党惨敗(議席減)はほぼ確実(そして維新が最大野党になる可能性大)」なのに「勝負(解散総選挙)をしない岸田は腰抜け」とは随分脳天気です。まあ、そんなことは有田氏も分かった上での「泉に媚びるためのフカシ」でしょうが。

有田芳生
 ぜーんぜん違います。両組織を経験したひとりとして、それはまったく違うと確言します。どう違うか。その説明は遠慮しておきます。
◆ひなーき@元星守クラス担任
 共産党と立憲はよく似ている。

 自民支持層「ひなーき」の「事実に反するくだらない悪口」はどうでもいいとして、有田氏の「説明は遠慮」に吹き出しました。
 うかつなことを言って「泉立民からも志位共産からも批判されて総スカン」になることを恐れてるのでしょう。有田氏も所詮その程度の人間かと改めて呆れました。
 なお俺的には

【維新への態度】
 最初から徹底批判の共産、枝野前代表時代はともかく泉代表になってからは維新にこびへつらい続けた立民
→最近、維新から「次の衆院選で立民は潰す」とまで罵倒されてから、慌てて維新批判を始める
原発への態度】
 脱原発の共産と、「電力労組」に忖度して明らかに脱原発に後ろ向きな立民
【岸田軍拡への態度】
 はっきり反対の共産と、党内右派議員(そもそも泉も右派ですが)に忖度して曖昧な態度の立民
歴史修正主義への態度】
 笠浩史*15渡辺周*16など「南京事件否定論などを主張するウヨ議員」がゴロゴロいる立民とそうではない共産

と言う意味でぜーんぜん違います。ですね(勿論、俺的に共産の方がまとも)。
 まあ

有田芳生
 (ボーガス注:共産党100年史について)私の関心は伊藤律スパイ説の評価や1972年の新日和見事件の再検証。平板党史からの脱却を期待する。

という有田氏の言動から見てぜーんぜん違います。とは「泉立民礼賛、志位共産非難」なのでしょう。

◆枝野前代表を衆院選敗北を理由に代表辞任に追い込み、後任代表に就任しながら自分は参院選敗北、補選全敗でも辞めないで居座る
◆維新にすり寄ったあげく、支持率が「維新>立民」となったことを契機に最終的に維新に見捨てられると、慌てて維新批判に転じる
◆共産との候補者調整はしないと断言しながら、党内から「それでは選挙で勝てない」と異論が出ると、「地域の事情によっては認めてもいい」と言いだし、「コロコロ変わる発言」について釈明を志位委員長から求められると無礼にも釈明拒否
→当然、志位氏は「まともな釈明もないのでは候補者調整をする気はない」と明言
◆「今の96議席の約1.5倍の150議席衆院選で達成できなかったら代表を辞める」と「今の低迷する支持率」では誰が考えても達成不可能な目標を「目標実現の方法」も示さずに掲げる
→そんな馬鹿な発言をするくらいなら泉は今すぐ代表を辞めるべきだし、辞めないなら岡田幹事長、長妻政調会長、菅、野田最高顧問ら幹部が泉おろしに動くべき

という泉のような「ろくでもない男」を「代表に担ぐ立民」に比べたら「志位共産」の方が何倍もまし*17だと俺は思いますが「泉の引きで政界復帰を企む有田氏」は別なのでしょう。泉を「岡田*18幹事長、長妻*19政調会長らベテラン政治家が支え」、泉路線を「菅*20最高顧問(元首相)」「枝野*21前代表」が黙認してる以上、泉が代表を退任しても「今の反共路線」が変わることは残念ながらなさそうですしね。有田氏が「立民党内での出世」のために「反共右翼」泉に媚び「反共言動にいそしむ」のもよくわかります(勿論心底、彼を軽蔑します)。
 今の有田氏は俺にとって「横田早紀江に媚びる高世」並に醜悪な存在です。
 衆院山口4区補選で共産から支援を受けたことを考えればもう少し口の利き方に気をつけたらどうか。「泉にはこの種の非難めいた物言いを全くしないこと」を考えれば「有田氏は下劣」としか言いようがない。
 こんな共産への「当てこすり」をしている暇があったら「共産との共闘を否定し、維新から見捨てられ」世論調査での支持率は低迷の一途(ついに維新>立民がほぼ固定化)、もはや「今の泉、岡田執行部」では衆院選惨敗、最大野党からの転落(維新が最大野党)はほぼ不可避な立民に「元・立民参院議員」として「泉、岡田は支持率低迷の責任を取って役職を辞めろ」「辞めないなら共産、社民、れいわ、市民連合との共闘をまともにやれ(志位氏の言う『本気の共闘』)」等、有田氏は苦言を呈したらどうなのか。まあ「泉に媚びる」有田氏には正直何も期待していませんが。

*1:著書『「神の国」の崩壊:統一教会報道全記録』(1997年、教育史料出版会)、『歌屋・都はるみ』(1997年、文春文庫)、『テレサ・テン十年目の真実』(2007年、文春文庫)、『ヘイトスピーチとたたかう!』(2013年、岩波書店)、『50分でわかる!立憲民主』(2019年、弓立社新書)

*2:これについては、有田芳生氏の拉致問題についての本が発売され、その解説を高世仁が担当するとのこと - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2022.6.14)参照

*3:第三次安倍内閣文科大臣政務官復興大臣政務官兼務)、第四次安倍内閣防衛副大臣等を歴任

*4:鎌倉市議、神奈川県議を経て衆院議員。現在、立憲民主党組織委員長代理、「ネクス厚労相」。

*5:みんなの党政調会長、幹事長、代表を歴任

*6:7/22のこと

*7:7/20のこと

*8:とはいえ、その後、大野は国民民主党に参加し、立民党の有田氏とは袂を分かったのですが、まるで大野が「元・立民党」であるかのように「誤読させる気満々(有田版『ご飯論法』)」の有田氏の詐欺的文章には心底呆れます。

*9:野田内閣防衛大臣政務官、国民民主党財務局長等を歴任。川口市長(1957~1972年、1976~1981年(通算6期22年))を長く務め、1972年の県知事選(畑和・前社会党衆院議員が当選)で自民党から出馬した大野元美(1912~1982年)は祖父

*10:参院議員。日本共産党政策副委員長(党常任幹部会委員兼務)

*11:維新政調会長、幹事長を経て代表

*12:自民のこと

*13:維新のこと

*14:馬場がメインターゲットを「岸田自民に不満を感じる自民党支持層」に置き「自民批判派(特に左派、リベラル層)」においてないことが窺えます。とはいえここまで「第二自民党」をアピールすることは果たして党利党略(維新の支持率や選挙の勝敗)の面でもプラスなのかは疑問だと思います。

*15:菅内閣文科大臣政務官、野田内閣文科副大臣希望の党国対委員長等を経て、現在、立民党国対副委員長

*16:鳩山、菅内閣総務副大臣民主党選対委員長(菅代表時代)、野田内閣防衛副大臣等を経て現在、立民党代表室長

*17:志位氏が立派と言うより泉が酷すぎる。

*18:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表)、民主党代表、立民党常任顧問等を経て立民党幹事長

*19:鳩山、菅内閣厚労相民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党選対委員長(前原代表時代)、立憲民主党代表代行(枝野代表時代)等を経て立民党政調会長

*20:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相等を経て立民党最高顧問)、野田((鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)等を経て立民党最高顧問

*21:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立憲民主党代表を経て現在、立民党「つながる本部」特別参与