今日の朝鮮・韓国ニュース(2023年9月18日分)(追記あり)

「要件満たさず、朝鮮学校の補助金減額」兵庫県、議会で説明 - 産経ニュース
 維新知事では予想の範囲内ですが、不当な差別であり怒りを禁じ得ません。従来通り、全額支給に是正されてしかるべきです。


岐路に立つ朝鮮学校、「地域の仲間」として守りたい サポーター募集 [こぼれ落ちる子どもたち]:朝日新聞デジタル
 こうした記事には大いに共感するので紹介しておきます。


米国の非核化要求は「主権侵害」 北朝鮮外相が談話、核軍拡を正当化 [北朝鮮の核・ミサイル開発]:朝日新聞デジタル
 朝鮮戦争が「正式終戦しておらず(従って、建前では在韓米軍は国連軍だし、38度線も国境でなく停戦ライン)」、米朝間に国交がなく、「本音はともかく、少なくとも建前では米国が北朝鮮打倒を未だに放棄してない」状況では「通常兵力に劣る北朝鮮」は核武装せざるを得ない、大体「親米国家(インドやパキスタン)なら核保有を事実上容認してるではないか!」といういつもの「北朝鮮の主張」です。
 裏返せば「朝鮮戦争が正式終戦し、米朝間に国交が樹立され、北朝鮮が米国による政権転覆はないと確信すれば」核廃棄があり得ると言うことですが、米国が「そうした方向に行かない」のだから核武装も「ある意味やむを得ない」でしょう(勿論、積極的肯定ではなく消極的肯定)。


【教科書が教えない 拉致問題】(28)「めぐみさん生存」信じる理由 中村将 - 産経ニュース
 めぐみ氏に限らず、「北朝鮮が死亡発表した拉致被害者が生きてる」と評価できる「まともな生存情報」は何もない。
 そもそも「信じる」と書くこと自体「語るに落ちてる」と言うべきでしょう。
 実在が明らかなことについて「信じる」とは普通言いません。


日朝秘密接触報道 松野官房長官「答え控える」答弁に変化 - 産経ニュース
 報道が「事実だとしても」何の成果もなければ交渉に意味はない。そして「バーター取引しない限り」解決はないでしょう。横田拓也など取引を否定する家族会の「ウスラ低能」には心底呆れます。


北朝鮮渡った米兵を「追放」、朝鮮中央通信 米国が保護 - 日本経済新聞
軍事境界線越え北朝鮮側に入った米兵 北朝鮮を出国 米側が保護 | NHK | 北朝鮮情勢
 誰しも思うのはこの国外追放(その後、米国が兵隊を保護)は「米国との外交交渉による解放」では無いかと言うことです。
【追記】

交渉や仲介してくれる国のありがたさをあらためて認識する(北朝鮮に(理由はともかく)入国した米兵の北朝鮮出国・米国帰国について) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
 米当局者によると、スウェーデン政府が北朝鮮でキング氏の身柄を引き受け、国境を越えて中国に連れて行き、米国に引き渡したという。この当局者はスウェーデンと中国の双方に感謝の意を表明した。
 スウェーデン外務省は、キング氏の帰国にスウェーデンが支援できたことを「うれしく思う」とした。米国は北朝鮮に外交代表を持っておらず、スウェーデン北朝鮮に対する米国の「利益保護国」となっている。

 ということで「文字通りの国外追放」では「やはりなかった」わけです。
 スウェーデンだけでなく中国にも感謝の意を表明したのが重要です。まさに拉致問題に対応するのに、中国と仲良くしていて損はない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)です。


拉致被害者「絶対に取り戻したい」 横田めぐみさんの弟ら、さいたまで講演:東京新聞 TOKYO Web

 姉やほかの被害者は絶対生きている。

 勿論そのように評価する根拠はありません。

 国民の人権も侵害されている恐れのある*1同国内の現状に触れ「悪いのは(指導者の)金ファミリーだ」として、政府と国民は「分けて考える必要がある」との考えを示した。

 事実上「北朝鮮への人道援助」「日本人妻の日本里帰り」を「否定している」癖に何が「国民と政府は別」なのか?。哲也(講演者)ら横田一家はバカなのか?


朝鮮人虐殺/松野官房長官 公的記録で質問/2011年衆院委 「記録ない」と矛盾2023.9.10

 松野氏が2011年7月27日の衆院文部科学委員会で、朝鮮人虐殺が実際にあったことを示す公的な記録をもとに質問を行っていたことが、同委の会議録からわかりました。
 同日の質疑で松野氏は、教科書検定の事実認定のあり方として、(中略)殺害された朝鮮人の死者数を数千人と記載する教科書が2冊あるとした上で、司法省が1923年11月30日に発表した調査をまとめた内務省警保局発表の朝鮮人死者数は231人だったと指摘しました。
 朝鮮人虐殺の被害を矮小化するためとはいえ、松野氏が公式な記録をもとに朝鮮人虐殺の事実があったことを前提とする質問をしていたことは明らかです。「記録は見当たらない」という会見での発言との重大な矛盾についての同氏の説明が求められます。

 いつもながら自民党らしいデタラメさです。

*1:哲也の発言がそもそもこうなのか、東京新聞独自(?)の表現かはともかく「恐れのある」という表現が意外です。「侵害されている」と断定的に書くかと思っていました。