今日の朝鮮・韓国ニュース(2022年12月27日分)(追記あり)

米韓、核使う共同計画や演習を議論 尹大統領明かす | ロイター
 核使用を前提とした無茶苦茶な主張であり、批判を強める必要があります。
【追記】
米大統領、核共同演習を否定 韓国と認識の食い違い露呈:東京新聞 TOKYO Web
 勝手に尹錫悦が暴走しているということでしょうか?


北朝鮮軍で序列1位の朴正天書記、突然の解任 理由は不明 - 産経ニュース
 いずれ詳細は分かるでしょうが、ひとまずメモしておきます。


北朝鮮の地下指揮所を破壊する「大量反撃報復」など重点…韓国も国防予算を拡大へ : 読売新聞オンライン
 岸田同様の大軍拡と言っていい。「地域の緊張をむしろ高める」「他の予算(福祉、教育等)が犠牲になる恐れが強い」と言う意味で俺は反対です。野党の阻止を期待したい。


めぐみさんへの手紙 拉致45年 恐怖や悲しみ、忘れず伝えていく - 産経ニュース
 こんな手紙を子どもに書かせることに「拉致被害者帰国」という意味で、何の意味があるのかと心底呆れます。


「北朝鮮問題、日本が米中説得を」田中均氏に聞く: 日本経済新聞
 記事タイトルには「何だかなあ」ですね。
 一番説得しなければいけないのは米国でも中国でも無く「救う会言いなりで、事実上外交交渉を否定している家族会」でしょう。何故田中氏はそう言わないのか。
 とはいえ

記者
 朝鮮半島の問題で成果をつくりだすうえで大切な心構えは。
田中
(ボーガス注:北朝鮮とのバーター取引を否定する*1)世論に逆らうわけにはいかないことを出発点とする限り何も動かない。世論から批判されても日本の国益に正しいと思えば国民を説得するのが政治家の役目だ。(ボーガス注:田中氏ら外務)官僚の役目ではない。いまの問題は世論を説得しようという政治の勢いがなくなったことだ。支持率にとらわれてしまい、極めて短期的、短絡的な意識で物事をみる」

という発言(特に赤字部分)は「実質的には家族会批判」でしょう。「世論=家族会の意見」「国民=家族会」「支持率=家族会によるバッシングの恐怖」と見るべきでしょう。
 他にも興味深い指摘もあります。

記者
 北朝鮮核問題のカギを握るのはやはり中国でしょうか。
田中
「一番大事なのは中国だ。(小泉)訪朝が終わって、中国はものすごく喜んだ。朝鮮半島で戦火が起これば中国はもろに被害を受けざるを得ない。当時の外相が英国のエリザベス女王を招いたという迎賓館の一番よいところで夕食会*2を催してくれた。」
「中国の意識は北朝鮮が核を持つのはなんとしても避けたい。核のドミノを一番恐れている。韓国、台湾、そして日本に行くかもしれない。」

 田中氏は「核問題で中国の協力」云々しか言っていませんが勿論、拉致問題に対応するのに、中国と仲良くしていて損はない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と言う考えは当然あるでしょう。


戻らない母は今年91歳「時間がない」 曽我ひとみさん帰国20年:朝日新聞デジタル
北朝鮮拉致被害者の曽我ミヨシさん 91歳の誕生日 今も消息不明 | NHK | 拉致
 「生きていれば」ですね。「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年12/25日:島田洋一の巻)(副題:存命なら今年で曽我ミヨシ氏は91歳)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで書いたように存命の可能性は高くは無い。


「軍艦島」報告書の日本語版を公開 - 産経ニュース
 「予想の範囲内ですが」産経記事を読む限り、違法・不当な行為はなかったと居直ってるようで心底呆れます。ユネスコは早急に制裁措置として軍艦島世界遺産登録を取り消すべきでしょう。

*1:世論とは何か、田中氏は詳しく説明していませんが要するに「バーター取引否定」のことでしょう。

*2:誰に対する夕食会なんでしょうか?。田中氏?