「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年9/26日分:島田洋一の巻)

第39回 米上院外交委員長辞任と中国ファクター :: 有料メルマガ配信サービス「フーミー」
 有料記事で全く読めませんが上院外交委員長辞任は

米上院外交委員長、収賄で起訴 エジプト政府に便宜、農務省に圧力か [アメリカ大統領選挙2024]:朝日新聞デジタル
 ニューヨーク州南部の連邦検察は22日、エジプト政府や知人の実業家らに便宜を図った引き換えに、数十万ドルの賄賂を受け取ったとして、民主党のメネンデス上院議員(69)を起訴したと発表した。メネンデス氏は起訴内容を否定しているという。
 メネンデス氏は外交委員長を辞任するが、上院議員は続ける意向を示した。
 起訴状によると、メネンデス氏は2018~2022年、上院議員としての権力や影響力を使って、米政府の非公開情報をエジプト政府高官に伝えたり、知人の実業家に対する捜査に介入を試みたりしたとされる。便宜と引き換えに、3人の実業家から賄賂を受けたという。捜索の結果、メネンデス氏の自宅からは48万ドル(約7千万円)超の現金のほか、賄賂として送られた金の延べ棒や高級車などが見つかった。現金が入った封筒からは、贈賄側の実業家の指紋やDNAも検出されたという。

と言う話(当人が容疑を否定した物の、起訴を理由に辞任に追い込まれた。日本でも河井法相*1辞任などよくある話です)なので中国は全く関係ないでしょう。今のところ「エジプトから収賄」であって「中国からも収賄」と言う報道はされていない。


◆島田ツイート

島田洋一
 2008年に開始された現行の日中韓「首脳」会議は中国のみ(ボーガス注:首相という)No.2が出てくる。
 中国が日韓を格下と印象付ける枠組であり、開催自体が外交的失態。
 (ボーガス注:No.1の国家主席習近平に出席を求め、応じないなら中止すべき。

 2008年開始(2008年当時の日本首相は麻生、中国国家主席胡錦濤、首相は温家宝、韓国大統領は李明博)ですので当然「第二次安倍政権以降の安倍首相(当時)」もこの会談は

日中韓首脳会談 - Wikipedia
◆2015年(韓国・ソウル)
 日本:安倍首相、中国:李克強首相、韓国:朴槿惠大統領
◆2018年(日本・東京)
 日本:安倍首相、中国:李克強首相、韓国:文在寅大統領
◆2019年(中国四川省成都市)
 日本:安倍首相、中国:李克強首相、韓国:文在寅大統領
※なお、菅義偉首相(2020年9月~2021年10月)はこの会談を実施しないまま退陣(麻生首相以降の「他の首相」は近々開催予定の岸田首相を除き全て実施)

と言う形で「3度も実施*2」しているし、当時、島田は安倍に「習近平に出席を求め、応じないなら中止すべき」とは言ってないくせに良くもこんなことが言えたモンです。

島田洋一
 今朝、伊藤信太郎*3という環境相のインタビューを見たが、官僚が用意した手元の原稿を棒読みしていた。話にならない。せめて内容を覚えられる程度の人間と入れ替えるべきだ。
 そもそも環境省は有害無益。廃止・縮小して、経産省環境課で充分。

 おいおいです。「沖縄開発庁内閣府沖縄振興局」「金融庁宮内庁、こども家庭庁、消費者庁(全て内閣府の外局)」のように「内閣府の部局」ならまだしも、何で「経産省の部局」になるのか?。
 「環境保護は経済活動の阻害要因」というアホが島田なのか。
 なお、歴代環境相環境庁長官には

三木武夫(田中内閣副総理・環境庁長官
 鳩山内閣運輸相、岸内閣経企庁長官(科技庁長官兼務)、池田内閣科技庁長官、佐藤内閣外相等を経て首相
石原伸晃(第二次安倍内閣環境相
 小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)等を歴任 

といった大物も一部いますが、そうした大物は例外的存在です。

島田洋一
 福井1区の状況。
 今のところ手を挙げているのは左翼ないし左翼活動家支援者の3人のみ。しっかりした保守派候補の登場を待望している。

 3人とは「現職の稲田(自民)」「立民」「共産(立民から野党共闘のまともな申し入れがあり、政策協定が成立すれば、共産も候補を下ろすでしょうが、泉が反共ウヨなので今のところ望み薄)」ですが、「LGBT法案に賛成表明しただけ」で稲田を左翼呼ばわりとは呆れます。
 島田が単に「酷いLGBT差別者」であるにすぎない。

島田洋一
 核廃絶に向けた国際的流れなど存在しない

 「核保有国(米英仏露中、インド、パキスタン等)が未だ存在する」以上過大評価は禁物ですが勿論そうした流れは存在します。存在するからこそ「核兵器禁止条約」が成立したわけです。
 むしろ「流れが存在しない」というなら島田が関わる「日本人拉致」の方こそ「解決に向けた流れ」等ほとんど皆無でしょう。
 そして島田ら救う会も「解決」など本心では全く目指していない。

島田洋一
 「こんな法案を通すようでは安倍先生に会わせる顔がない」(退席*4した高鳥修一*5衆院議員)
 LGBT利権法案強行採決の日。

 LGBT理解増進法への「利権」云々という不当な誹謗はひとまず置くとしても、「安倍晋三」という死んだ人間を持ち出さずに物が言えないのかと心底呆れます。しかも「会わせる顔がない」とまで言うなら議員辞職でもしたらどうなのか。

*1:マスコミの疑惑報道で辞任に追い込まれ、辞任後、公選法違反で妻と共に検察が起訴、既に有罪判決が確定

*2:安倍以外では鳩山首相が2度(2009年、2010年)実施、他は1度実施

*3:小泉内閣外務大臣政務官、福田、麻生内閣外務副大臣等を経て岸田内閣環境相。父は鈴木内閣防衛庁長官、竹下内閣科技庁長官、衆議院議長を歴任した伊藤宗一郎

*4:反対票でない辺りが興味深い。偉そうなことを抜かしても反対票を投じる度胸はないわけです。

*5:安倍派所属。第二次安倍内閣厚労大臣政務官、第四次安倍内閣農水副大臣等を歴任