今日の朝鮮・韓国ニュース(2023年9月30日分)

金正恩国務委員長のロシア訪問と国連安保理の朝鮮制裁決議(浅井基文)
 金正恩の訪露を受け入れた物の、最近の「北朝鮮制裁安保理決議」で「拒否権発動どころか棄権もしなかったこと」を指摘する浅井先生です。重要な指摘だと思います。
 つまり露朝関係は一部の「反露、反朝分子」が言うほど「お互いにべったりではなくもっとビジネスライクでドライだ」ということです。当然ながら北朝鮮もロシアを無条件では信用してないし、だからこそ核廃棄もしない(この点は中朝関係も同じでしょう)。


米大使館の公使 拉致被害の現場を初めて視察 小浜市|NHK 福井県のニュース

 視察を終えたナイリン公使は「この場所で恐ろしいことがあったんだと肌で感じた。アメリカは引き続き拉致問題の解決のために日本政府をサポートしていきたい」と話していました。
 松崎市長は「拉致問題を解決していく上でアメリカの協力は不可欠だと思うので、大変意義があったと思う。今後も大使館に働きかけるなど取り組んでいきたい」と話していました。

 馬鹿馬鹿しくて話になりません。そんなくだらないパフォーマンスに「拉致解決」と言う意味で何の意味があるのか。
 大体何時米国が拉致問題で日本をサポートしたのか。
 そんなことより例えば金大中氏の方がよほど中身のあることをやっています(米国のキューバへの対応から、日本の北朝鮮への対応を考えてみる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)。


横田早紀江さん「解決されず、どうしてよいか分からない」 娘めぐみさんらの早期帰国を願いチャリティーコンサート - 産経ニュース
 この期に及んでも「バーター取引を否定するのか」と脱力します。


”親子を会わせなければ解決には至らない”北朝鮮拉致被害者の蓮池薫さんが岡山市で講演【岡山】(OHK岡山放送) - Yahoo!ニュース

(元拉致被害者で新潟産業大学・蓮池薫特任教授*1
「親の世代が子供に会いたいということで始めた運動が1997年にできた家族会。親子の再会が全くなされないような解決は考えられない。今返さなければ、親子を会わせなければ我々が求めている解決には至らない」

 「親の世代」云々とは完全に「救う会に迎合」であり「はあ?」「一寸何言ってるか分からない(富澤たけし)」「お前(蓮池薫)はアホか(横山ホットブラザーズ)」です。蓮池薫氏に一体何があったのか、蓮池氏とはこんなにくだらない「バカ」「カス」だったのか?と驚きます。
 「兄を家族会から不当除名された」彼の立場なら「何故親の世代が生きてる内でないとダメなのか?」「例えば横田めぐみさんの場合、母親が死んでも弟がいる。弟と姉が会うことがそんなに無意味か?」「いやそもそも身寄りが一人もいないとしても拉致被害者が日本に帰国することそれ自体に意味がある」として救う会を非難するかと思っていましたが。
 どっちにしろもはや彼の発言は世間に全く相手にもされていません。
 拉致は完全に風化し、連日話題になってるのは拉致ではなく「ジャニー喜多川の性加害」「ウクライナ戦争」等「別の問題」であることを蓮池氏はどう思うのか。
 結局「可哀想な拉致被害者」と言う情緒論で家族会、救う会が運動するからそうなる。新しい「可哀想な被害者(例:ジャニーの性加害、ロシアのウクライナ侵攻)」が登場することで「手垢のついた古い被害者」拉致は「もう飽きた」と風化していく。


めぐみさん59歳 松野官房長官「1日も早い帰国実現」 - 産経ニュース
 2002年の小泉訪朝から20年も経ってるのに良くもこんな「心にもないこと」が言えたもんです(呆)。


北朝鮮 キム・ヨンイル氏が死去 6か国協議で首席代表務める | NHK | 北朝鮮情勢
 外務次官、朝鮮労働党国際部長等「外交部門の要職」を歴任した幹部です(金永日 - Wikipedia参照)。
 彼と同じ1947年生まれ(76歳)は

1947年 - Wikipedia
◆1月11日:穀田恵二
 衆院議員。日本共産党常任幹部会委員、国対委員長(選対委員長兼務)
◆12月18日:赤嶺政賢
 衆院議員。日本共産党幹部会委員、沖縄県委員長

等、日本では多数存命者がいるので「日本の感覚」では「早死に」です。ひとまず紹介しておきます。

*1:蓮池氏(1957年生まれ)も既に66歳なので特任教授(名誉教授になった人間が引き続き研究活動や教育活動を行う場合に大学から与えられる肩書き)も自然です。