今日の中国ニュース(2023年11月16日分)

周庭さん、カナダの大学院に留学 「一生香港に戻らない」と亡命宣言 - 産経ニュース
周庭氏「外国にいても身の安全が心配」 産経新聞に語る カナダに留学 - 産経ニュース
 所詮軽い気持ちで跳ね上がっていたアホ女ということではないか?。だからこそ中国の圧力に「なすすべもなく屈服」なのでしょう。カナダに行った後に何か政治運動するのならこの評価は撤回しますが


語るに落ちた習氏の「台湾侵攻計画はない」発言 石平 - 産経ニュース
 有料記事なのでほとんど読めませんが、「(台湾が独立宣言を強行しない限り)発動されない」と言う意味では「江沢民胡錦濤」等、習政権以前から「侵攻計画はない」でしょう(勿論「独立宣言強行なら発動があり得る」と言う意味では「ある」のですが)。
 「語るに落ちる」どころか何の意外性もない普通の発言です。


戻らぬ中国の観光客 往来再開に期待―台湾・金門島:時事ドットコム

 中国南部・福建省アモイ市と、沖合数キロにある台湾が実効支配する金門島を結ぶ旅客船が今年、約3年ぶりに運航を再開した。ただ、中国大陸の観光客の乗船は禁止されたままで、金門島はかつてのにぎわいを取り戻していない。島では往来の全面再開を期待する声が多く聞かれた。
 「ここは中国大陸とのつながりで生きているんだ。(台湾当局は)大陸の人の利用を認めてほしい」。
 島民の60代男性はこう訴える。
 報道によると、コロナ前の2019年には、金門島を訪れた観光客の4割が大陸の住民だった。現在、土産物店の売り上げは「かつての半分」(女性店員)にとどまっているという。
 金門島を地盤とする国民党の陳玉珍立法委員(国会議員)は取材に対し、金門島一帯を大陸からの観光客受け入れなどに向けた「実証エリア」にすべきだと主張。大陸側と島を結ぶ橋の建設構想についても「賛成だ。貿易が一段と便利になる」と強調した。

 以前も触れた話ですが、中国による台湾侵攻の可能性がないことを改めて実感します。


【報告】第13回アジアの民主化を促進する東京集会 | 一般社団法人 アジア自由民主連帯協議会
 ベトナム共産党一党独裁)、カンボジア(フン・セン*1独裁)やイランを若干批判していますが、「アジアの民主化」と標榜しながら「ほとんど中国批判しかしないこと」には心底呆れます。
 「ミャンマー(軍政)」「サウジ(王制)」などの批判はない。


中国ソフトパワーの罠 パンダに450億円を費やした国々 - 日本経済新聞
 タイトルが露骨に反中国で「産経かよ」と心底呆れます。


◆仙台にパンダがやってくる?

「仙台へパンダを」公明党の山口代表が中国に要請…市長の親書を手渡す : 読売新聞
 中国訪問中の公明党の山口*2代表は22日、中国共産党序列5位の蔡奇*3中央書記局書記との会談で、仙台市ジャイアントパンダを貸与するよう要請した。パンダの受け入れを希望する市側が公明に協力を求めていた。山口氏は蔡氏に、郡和子*4仙台市長から託された親書も手渡した。

 仙台にパンダが来るのかどうか注目です。


台湾・総統選、台湾野党一本化実現せず - 産経ニュース
 結局一本化が失敗したようです。世論調査で与党がリードする中、「一本化する」と一度は表明したにもかかわらず、お互いに譲歩せずに決裂したことは、与党を有利にし、野党の選挙に悪影響でしょう。
 「規模の大きい国民党」があえて「総統候補を民衆党に譲る(民衆党が総統になったところで政権運営においては国民党を無視できないので、国民党にとってそれほどのダメージはないのではないか?)」という「懐の深さ」を見せて欲しかったところでしたが。

*1:外相(1978~1985年)、首相(1985~2023年)を歴任。2024年に行われる元老院選挙に出馬し元老院議長を目指す他、国王の輔弼機関である最高枢密院議長に任命される予定。また、2023年現在、息子のフン・マネットが首相(フン・セン - Wikipedia参照)

*2:公明党参院国対委員長政調会長を経て代表

*3:福建省三明市長、浙江省台州市党委員会書記、浙江省杭州市長、浙江省副省長、北京市長、北京市党委員会書記等を経て党中央書記処常務書記(党中央政治局常務委員、党中央弁公庁主任兼務)

*4:衆院議員(2005~2017年:民主党民進党)を経て仙台市長(2017年~)。野田内閣で復興大臣政務官