◆島田ツイート
島田洋一
トランスジェンダー・イデオロギーの危険を論じた米女性ジャーナリスト、シュライアーの名著『不可逆的なダメージ』の訳書出版をカドカワが来月に予定していたが、左*1からの圧力で中止したという。由々しき事態。
学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ | KADOKAWA
来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった:SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします。
刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。
本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。
ジェンダー書籍、刊行中止 「当事者傷つけた」と版元 - 産経ニュース
今月3日に刊行が告知されてから、出版関係者の有志が「内容が刊行国の米国で既に問題視されている」「当事者の安全・人権を脅かしかねない」として、同社に対応を求めるとの意見を表明していた。
島田洋一
シュライアーの名著『不可逆的なダメージー少女とトランスジェンダー狂熱』の邦訳刊行をカドカワが急遽中止。圧力に屈したもので一大出版スキャンダル。問題にしたのは左翼であって、米保守派は高く評価し、共和党は上院LGBT法案公聴会に著者を公述人として招いている
恐らくは深い考えもなく翻訳を決めたものの「LGBT差別本だから翻訳すべきではない」「既に刊行国の米国でLGBTの活動家や支援者等から批判されてる」とLGBT活動家、支援者等から抗議され、改めて調べた結果、実際、現地米国でそのように批判されてることを知り「自分のバカさに角川が気づいた」と言うオチでしょう。そんなに名著というなら「いっそ島田が翻訳して付き合いのある飛鳥新社辺りから出せば?」と皮肉を言いたくなります。
それにしても「救う会副会長」でありながら「荒木和博(特定失踪者問題調査会代表*2)」と違い拉致そっちのけで「LGBT利権」云々。全くもっていいかげん家族会も、島田洋一に対して苦言くらいは呈したらどうか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でしょう。「LGBT差別など」問題言動の多い島田のようなクズを「救う会副会長」のままで野放しにしていては「LGBT関係者」など「島田に批判的、否定的な人間」は当然、拉致被害者家族会(あるいは拉致問題そのもの)から距離を置きます。
島田洋一
バイデン政権は、軍のLGBT教育に力を入れ、税金と将兵の時間を無駄にしている。
愚かなLGBT利権法を通した日本でもそうなりかねない。
「?」ですね。「LGBT差別防止教育」の何が問題なのか?
まさかとは思いますが、トランプ時代のように「トランスジェンダーの入隊を禁止しろ」とでも言う気なのか?(例えば「すべての人を包み込み、アメリカは強くなる」 トランスジェンダーの軍入隊を容認 バイデン政権が示した決意:東京新聞 TOKYO Web参照)
島田洋一
キッシンジャーが回顧録に、イタリアの外相というのは国内政治上のバランスからその地位にいる人物ばかりで、国際問題の話題は退屈そうだったと書いている。日本も同様だろう。
島田の指摘が事実なら、キッシンジャー(ニクソン、フォード政権で国務長官)も随分イタリアに失礼なことを書いていますがそれはさておき。
現在の上川外相をどう評価するかはともかく、過去の歴代外相(特に戦前)には外務省出身者が多いですし、外相経験者には
【後に首相になった外相(内閣の順番)】
◆大隈重信(第一次伊藤、黒田内閣)
◆西園寺公望(第二次伊藤、第二次松方内閣)
◆加藤高明(外交官出身:第四次伊藤、第一次西園寺、第三次桂、第二次大隈内閣)
◆幣原喜重郎(外交官出身:加藤高明、第一次若槻、濱口、第二次若槻内閣)
◆広田弘毅(外交官出身:岡田内閣)
◆吉田茂(外交官出身:東久邇宮、幣原内閣)
◆芦田均(外交官出身:片山内閣)
◆岸信介(石橋内閣)
◆大平正芳(池田、田中内閣)
◆三木武夫、福田赳夫(佐藤内閣)
◆宮沢喜一(三木内閣)
◆宇野宗佑(竹下内閣)
◆羽田孜(細川内閣)
◆小渕恵三(橋本内閣)
◆麻生太郎(小泉、第一次安倍内閣)
◆岸田文雄(第二次、第三次安倍内閣)
等、後に首相になった者も多数いる。外相は歴史的にはそんなに軽いポストではない。基本的にはそれなりに能力を評価された人間が就くことが「前提とされている」重要ポストです。勿論これは「上川氏がそうだ」「歴代外相が皆そうだ」という意味ではないですが。
完全な誹謗ですね。「篠田がハマスシンパ」という事実は何処にもないでしょう。篠田に名誉毀損で訴えられても文句の言えない言動です。というか、以前は「日本保守党を支持する同志(安倍晋三があのような死を遂げていなければ、たぶん「日本保守党」などという政党は結成されなかったのではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でも指摘がありますが篠田は島田らと一緒に月刊Hanadaに保守党支持の文章を寄稿)」として篠田を持ち上げていたくせに一体何があったのやら。
コメント欄で指摘があるように「何らかの理由(例:保守党のイスラエル全面支持)で篠田が早くも保守党支持を辞め(自民支持に復帰し)」、あげく保守党非難でも始めたか?。
なお、岸田政権はハマスだけでなくイスラエルも非難している(その批判は親イスラエル「米国」に配慮してぬるいと思いますが)ので、篠田がイスラエル批判してもおかしくないし、その程度のことを島田が「ハマスシンパ」「アンチ保守党(保守党は確かイスラエル全面支持)」扱いかもしれない。但しそれだと岸田政権も「ハマスシンパ」になります。
なお、コメント欄で指摘があるように俺は以前、篠田を批判していますし、篠田も「島田よりはマシかもしれないが」まともな学者ではありません。
島田洋一
ミステリーで犯人を読むコツは《カネの流れを追え》。
島田の寝言にまともに相手しても仕方ないのですが、勿論ミステリの多くは「金銭が絡んだ犯罪では必ずしもない」ので「はあ?」ですね。
贈収賄、詐欺、横領、背任など「金銭が絡んだ犯罪」なら確かにそうかもしれませんが。
*1:勿論、批判派には左翼もいるでしょうが「LGBT差別本を支持」など一部の極右(例:島田)だけでしょうに(呆)
*2:まあ荒木だって拉致について言ってることはデタラメですが
*3:福井県立大学名誉教授。救う会副会長。国家基本問題研究所評議員兼企画委員。著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)、『3年後に世界が中国を破滅させる:日本も親中国家として滅ぶのか』(2020年、ビジネス社)、『アメリカ解体:自衛隊が単独で尖閣防衛をする日』(2021年、ビジネス社)、『腹黒い世界の常識』(2023年、飛鳥新社)等
*4:東京外国語大教授。著書『平和構築入門』(2013年、ちくま新書)、『国際紛争を読み解く五つの視座』(2015年、講談社選書メチエ)、『ほんとうの憲法:戦後日本憲法学批判』(2017年、ちくま新書)、『憲法学の病』(2019年、新潮新書)、『はじめての憲法』(2019年、ちくまプリマー新書)、『紛争解決ってなんだろう』(2021年、ちくまプリマー新書)、『戦争の地政学』(2023年、講談社現代新書)等