◆改めてメディアの残る関心は党首選出の民主性・上 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaにコメント
1/11の赤旗記事をネタに
>メディアが共産党への関心を失っていることは、毎日の報道を見れば誰でも気づくだろう。批判することも誉めることもしない。関心がないのである。
自民裏金事件 「赤旗のスクープから始まった」/BS―TBS 日曜版を特集
日本共産党の小池晃書記局長が出演した9日夜のBS―TBSの番組「報道1930」が「赤旗のスクープから始まった『裏金問題』」「日曜版の舞台裏」とテロップ付きで、自民党派閥の政治資金パーティーの不正疑惑をいち早く報道した「しんぶん赤旗」日曜版を特集しました。
司会の松原耕二氏*1は「全てはここから始まりました」と紹介。ということで「松竹さんの言に反し」メディアが共産を褒めてますけど(苦笑)。
むしろ松竹さんの方が「一部の松竹シンパ」がチヤホヤしてるだけで「メディアが全く相手にしてません」よね。
もう党にしつこく言いがかりつけて、残り少ない人生を汚すのは止めなさい。人として恥ずかしくないの?
と「嫌みコメント」を投稿しました。恐らく松竹シンパのコメントしか掲載しない「裸の王様・松竹」は俺のコメントを掲載拒否でしょうが。
松竹といい、id:kojitakenといい、リベラル21といい、inti-solといい「偉そうなことを抜かす連中」が俺の批判コメントを躊躇なく掲載拒否する「狭量さ」には心底呆れます。
陸自幹部ら靖国参拝/官用車使い 憲法の政教分離に抵触か2024.1.10
陸上幕僚副長らの「公用車を使用しての靖国参拝(但し、当人は「年休を取得し私的参拝」と主張、しかし、それならば公用車使用はおかしいのでは?)」を「政教分離に反する」と批判しています。
【追記その1】
赤旗陸自幹部の靖国集団参拝/通達違反 防衛省が調査へ2024.1.13
陸上自衛隊のナンバー2の小林弘樹陸上幕僚監部副長(陸将)ら幹部が9日に公用車で靖国神社を集団参拝した問題(本紙10日付既報)で、防衛省は宗教施設への部隊や組織的な参拝を禁じた事務次官通達(1974年)に反する可能性があるとして11日、詳しい経緯を調べることを明らかにしました。
陸上幕僚監部のナンバー2ら隊員数十人が靖国参拝 防衛省調査へ | NHK | 防衛省・自衛隊2024.1.11
防衛省は、陸上幕僚監部のナンバー2にあたる陸上幕僚副長が9日、数十人の隊員とともに靖国神社を参拝したと明らかにしました。内部通達で禁止されている部隊での参拝にあたる可能性があるとして、調査するとしています。
防衛省によりますと、小林弘樹陸上幕僚副長は9日午後、休暇*2を取得して靖国神社を参拝したということです。
参拝は、幹部を含む数十人の隊員とともに行い、小林副長など一部は公用車で防衛省から靖国神社まで移動したということです。
小林副長は、去年4月に沖縄県の宮古島沖で起きたヘリコプターの事故をめぐる調査委員会の委員長を務めていて今回の参拝は調査に関わる隊員が航空機の安全を祈願するために行われたということです。
防衛省の通達では、(ボーガス注:政教分離を理由に)部隊や組織として神社などに参拝することを禁止*3していて、防衛省は、今回の参拝が通達に違反している可能性があるとして、調査するとしています。
また公用車は、通勤などであれば業務時間外でも使用できるとしていますが、今回の使用が適切*4だったかも調べるとしています。
他マスコミでも同様の報道がされています。マスコミ報道も、防衛省発表も「赤旗の報道を受けて」と言うことについて触れてないのは「共産ネグレクトか!」と「何だかなあ」ですが、「政教分離に反する疑いがあるので内部通達で靖国参拝禁止」「公用車の使用は業務外では原則禁止」ですか。この結果、「陸上幕僚副長が何らかの処分を受け、今後、靖国参拝がなくなる」のであれば赤旗の手柄と言っていいでしょう。「社会的影響力皆無の松竹」とは大きな違いですね。
【追記その2】
木原防衛相「通達違反なら厳正対処」=小林陸幕副長らの靖国参拝 | 時事通信ニュース2024.1.12
防衛省は12日、参拝の実施計画が行政文書として作成、保存されていたと明らかにした。
明らかに当初の強弁「私的参拝」が崩壊しています(そもそも公用車を使って防衛省から参拝してる時点で公務とは言えませんが)。まさか「私的行為」について「内部で決裁を取って防衛省内に公文書として保管した」とはいえないでしょう。私的行為なら仮に文書があるとしても「決裁を取る必要がない」し自宅ならともかく省内に保管する必要もない。それにしても安倍内閣時代だと素直に「参拝の実施計画が行政文書として作成、保存されていた」と認めたかどうか。安倍なら「桜を見る会名簿廃棄」のように「シュレッダー廃棄」に及んだ可能性すら否定できないでしょう。
まさに「悪夢の民主党政権」ならぬ「悪夢の安倍政権」です。
【追記終わり】
池田議員逮捕/岸田政権と自民の責任は重大/小池書記局長が会見
裏金疑惑での池田議員逮捕について「いわゆる安倍派5人衆など疑惑の議員を証人喚問し、国会で真相究明すべき」と主張しています。
◆1/9記事
【2面】
「少子化対策予算増」といったところで「大軍拡&福祉予算総額は増やさない」がゆえに「高齢者福祉予算が削減」と言う無法を批判しています。
2024年 日本共産党は政治にどう臨む/NHK「日曜討論」 志位委員長の発言
政治家個人に対するもの(企業・団体献金)は禁止されたんですけども、二つの「抜け穴」がつくられました。一つは、政党と政党支部に対するもの(企業・団体献金)は、合法とされました。
政党支部は「支部長=小選挙区の政治家(中選挙区と違い1名のみ)」で事実上、政治家個人への献金と変わらないので、「少なくとも選挙制度が小選挙区のママ」であるならば「政党支部への企業・団体献金」は「脱法行為」として禁止すべきでしょう。
もう一つは、パーティー券の形での企業・団体献金も合法とされました。この二つ目の「抜け穴」を使って、今、裏金のシステムがつくられているわけですから、企業・団体献金の全面禁止、パーティー券によるものも含めて全面禁止が必要です。
パーティー券については少なくとも「企業・団体の購入」は禁止し、「パーティー券を企業・団体献金の抜け穴とする現状」をやめること、また「個人名義を借りて企業・団体がパーティー券購入する脱法行為」については厳罰を科すことが必要だろうと思います。
パーティー券は「パーティー出席する人間が個人で払うべき物」であって「事実上、企業・団体献金の抜け穴である現状」はおかしい。
つまり「企業・団体献金」については「企業・団体からの献金」ということが明確な形に規制すべきです(個人的には共産が言うように企業・団体献金を全面禁止すべきだとは思いますが、現状でそこまで行くのが難しいと思うので)。
私たちは今度の政府の案(「こども未来戦略」)というのは内容も貧弱だけれども、一番の問題は、「財源」だと思うんですよ。
「少子化対策」の「財源」と称して、医療保険料に負担金を上乗せしようという。
医療保険料は勿論、本来は「医療のための財源」で「少子化対策のための財源」ではないので、「独身者」「子どものいない夫婦」「高齢者」等、「医療の恩恵を受けても、少子化対策の恩恵を受けない人間」にとってはただの負担増でしかない。「少子化克服で(年金財政や労働力不足の改善など?)子育て世代以外でも、国民皆が何らかの利益を受けるから、国民皆で負担すべき」というならそれこそ税金で負担すべきです。
*1:1960年生まれ。1989年にTBS『筑紫哲也NEWS23』の立ち上げにディレクターとして参加。1991年には朝のニュース番組『JNNニュースコール』キャスターに就任。1992年から1995年まで『JNN報道特集』ディレクターを務めた後、1997年に夕方のニュース番組『JNNニュースの森』メインキャスターに就任。2001年にメインキャスターを退任して『JNNニュースの森』編集長に就任。2004年にJNNニューヨーク支局長に就任。2008年に帰国してからは、報道局プロデューサーとして『サンデーモーニング』や『サタデーずばッと』を担当。2010年から2012年3月まで夜のニュース番組『NEWS23X』のメインキャスターを担当。2015年、BS-TBSの報道番組『週刊報道LIFE』のメインキャスターに就任。2018年、BS-TBSの大型報道番組『報道1930』のメインキャスターに就任。著書『本質をつかむ聞く力』(2018年、ちくまプリマー新書)等(松原耕二 - Wikipedia参照)
*2:休暇といっても一日まるまる休暇ではなく「時間単位の休暇」を取得し、防衛省で勤務をしていたとのこと。だからこそ公用車で防衛省から靖国神社まで移動のわけです。
*3:禁止逃れのため「休暇取得し、私的参拝と言い逃れ」なのでしょう。
*4:公務(業務)と見なさない限り「公用車使用は不適切」でしょうし、公務と見なせば「政教分離を理由とした参拝禁止通達」に抵触します。いずれにせよ参拝も公用車使用も不適切です。