「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2024年2/9日分)

「のみ込まれ」、「射落とされ」、「屈服した」 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 ここ数日の松竹記事は延々「除名は不当だ」「俺の安保論に問題は無い」ばかりです。
 「能登半島地震」「自民裏金疑惑」「前橋市長選での野党共闘候補勝利(後でも簡単に触れます)」等、「現在の政治社会問題」には全く触れないから呆れます。

 除名や除籍が乱発されている

 そんな事実が何処にあるんですかね。松竹と鈴木の他に誰が除名や除籍されてるのか。それとも「たった二人」でも松竹的には乱発なのか。なお、「時代背景が違う」ので、単純比較はできませんが、宮本委員長時代にも「ソ連派(志賀義雄など)」「中国派(安斎庫治など)」「袴田里見」等の除名はあります。それらの除名の「質(志賀、安斎は元中央委員、袴田は元副委員長)と量」に比べれば今回の松竹、鈴木除名はどう見ても小規模でしょう。「質(志賀、安斎は元中央委員、袴田は元副委員長)と量」だけ考えれば宮本時代の方がむしろ「乱発」です。
 なお、最終的には失敗したとは言え、除名後、志賀が「日本のこえ」を、安斎が「日本共産党マルクス・レーニン主義)」を立ち上げたのに、松竹がそういう形に動かないのは「動く力がないから(支持者がまるでいないから)」でしょう。

 路線の混迷も(「革命党」路線の復活など)

 「混迷」は価値観の問題なのでまあいいでしょう(賛同は勿論しませんが)。
 『「革命党」路線の復活』とは一体何のことなのか?。「泉立民党代表が維新にすり寄ること」で野党共闘が停滞してるとは言え、野党共闘共産党が辞めたならまだしも、辞めてない(先日も前橋市長選で野党共闘候補(立憲民主党共産党、国民民主党社民党が支持表明)が自公の現職に勝利)のに何が「革命党路線の復活」なのか全く意味不明です。
 『「革命党」路線の復活』という松竹において『前橋市長選で野党共闘候補(立憲民主党共産党、国民民主党社民党が支持表明)が自公の現職に勝利したこと』はどう理解されるのか意味不明です。
 そもそも「革命党路線」とは一体何時のことなのか。まさか終戦直後の徳田時代ではないでしょうが、野党共闘開始以前のことか?(野党共闘開始は一般に、2014年12月の衆院選民主党が大敗(一方、共産は躍進)し、『共産を含む野党共闘』に後ろ向きな海江田代表が引責辞任し、2015年1月に岡田代表が就任し、野党共闘に方針転換して以降のこととされる)。まあ野党共闘開始以前だって、「維新が強い大阪」では「自共共闘」が成立していたので「革命党路線」とは言えないと思いますが(自共共闘 - Wikipedia参照)。
 遅くとも「アンチ維新」を掲げ大阪で自民党と共闘することを選択した時点で「革命党路線」なんてもんはどこにもないでしょう。
 松竹の文章を読んでうんざりするのはこうした「独りよがりで意味不明な文章が多いこと」です。松竹の類友ならまだしも、それ以外の人間、特に「共産党に好意的で松竹に批判的な人間(俺もその一人ですが)」「松竹にも共産にも無関心でほとんど知識の無い人間」にとっては「革命党路線の復活」と言われても「何の意味?」でしかない。
 なお、現在の「野党共闘の停滞の主原因」は「維新に泉がすり寄ること」であって共産のせいではない。

 宮本顕治って、そういう中で屈せずによく頑張ったなあ、よく指導部に復帰できたなあと、本当に感嘆する。

 といっても「今の志位、田村党執行部は宮本を迫害した徳田執行部のようなモン、俺は迫害された宮本のようなモン」として自分を美化するための前振りにすぎずどう見ても松竹は宮本を尊敬などしていません。
 大体、志位氏を抜擢したのが宮本だし、基本的には「宮本路線を継承したのが志位氏」なので宮本が今も存命なら、あるいは宮本委員長時代に松竹がこんなことをしたら、今回同様に間違いなく除名でしょうし、その場合は宮本に悪口したろうにによくもこんなことが言えたモンです。実際には「宮本の古い路線に固執するバカ=志位」として志位氏とセットで宮本をバカにしてるのが松竹でしょう。

 ただ、その宮本顕治だって、自力で切り開いたというだけではない。共産党の路線に国民が愛想を尽かし、国会で議席を失うほどになって、ようやく宮本を戻そうという機運が生まれたわけだよね。
 現在の問題も、似たようなことが起きないと、なかなか動かないのかもしれないね。

 似たようなこと(党消滅の危機)は起きないでしょうし、仮に起きたとしてそれは「松竹除名とは全く関係ない」し当然、復党の動きなど出てこないでしょう。というかそんなに自信があるなら「社会党を離党して社民連を作った江田三郎新社会党を作った矢田部理」等を見習って、類友と一緒にとっとと新党を作ればいいでしょうに。「解散した社民連」はともかく新社会党は「一部の地方議会限定」とはいえ今も存続しています。
 なお、上記は「土方歳三」名義で松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」と言いながら「松竹賛同コメントしか掲載許可しない」松竹の嘘には心底呆れます。