珍右翼・高世仁に悪口する(2024年3/10日分)(追記あり)

欧州を揺さぶるロシアへの警戒感 - 高世仁のジャーナルな日々

 デンマークではフレデリクセン首相が13日、女性を徴兵対象にする方針を発表した。
 欧州ではノルウェースウェーデンに次いで3カ国目となる。ロシアのウクライナ侵略をにらんだ国防強化策の一環で、2026年に導入する。

 「ウクライナ戦争で正当化しやすくなった」と言う面はあるでしょうが「女性徴兵」は「何で男性だけ徴兵なんだ!」という「徴兵男性の不満」への対応ではないか。ウクライナ戦争がなくてもおそらく女性徴兵はされたでしょう。もはや「男性だけが徴兵されること」は男性にとって名誉どころか「男性差別の扱い(女性も徴兵しろ!)」なのでしょう。方向としては徴兵廃止もあるのですが。


【追記】
 高世仁が主張するような人間はそうはいないし、いたらそれは多くの場合精神疾患や強度の発達障害などがある(高世も無責任なデタラメをほざく人間だ) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)で拙記事が紹介されました。いつもありがとうございます。
【追記終わり】
 珍右翼・高世仁に悪口する(2024年3/9日分) - bogus-simotukareのブログで批判した私がここにいるわけ その2① - 高世仁のジャーナルな日々の続きです。
私がここにいるわけ その2② - 高世仁のジャーナルな日々

 大事なのは、今の日本でほとんどの人が持ってる「私がいちばん」という考え方だと、心が元気にならない。

 意味不明ですね。「藩主の為に忠義を尽くす(江戸時代)」「天皇陛下万歳(戦前日本)」とかの方が元気が出るのか?
 まあ、以下は「根拠レスの俺の思いつき」ですが、「例は何でも良い」ですが例えば「過労死、過労自殺」「ヤングケアラー問題」等を考えれば話は逆で「私を一番にしたいけど、実際にはそうできないこと(会社の命令には逆らえない、要介護家族を見捨てるわけにいかない等)」、つまり「理想と現実の違い」が「元気にならない理由」ではないのか。まあ、とにかく、高世の主張は根拠レスで論外です。


私がここにいるわけ その2③ - 高世仁のジャーナルな日々

 日本人は、人として何をしていいか、してはいけないかという倫理もあいまいになっている

 ここで「倫理もあいまいになっているの例」として拙記事演劇批評「パートタイマー・秋子」/「モンテンルパ」(寺田忠生)(「前衛」2024年4月号収録) - bogus-simotukareのブログで取り上げた演劇「パートタイマー・秋子」がネタにした「スーパーの食品偽装」のような企業不祥事(最近の例だとダイハツやビッグモーターなど)を持ち出さないのが高世らしい。まあ企業不祥事が分かりやすいですが、企業不祥事は日本限定じゃない(海外にもある)し、昔の日本(戦前日本など)にもあった。高世が企業不祥事を持ち出さないのは「最近の日本は劣化した」という話にしづらいからでしょう。いずれにせよ「企業不祥事の撲滅」は「コスモロジー(高世)」なんて話では明らかにない。

 昔なら、犯罪というといわゆる不良の犯行だったのが、遊びのように人を殺す最近の殺人犯が、はた目にはごく普通の“いい子”だったりする。

 ほとんどの人間は勿論殺人などしませんし、殺人する場合も「姑の嫁いびり(嫁の反撃としての殺人)」「上司のパワハラ(部下の反撃としての殺人)」「夫のDV(妻の反撃としての殺人)」等「同情の余地がある場合」は勿論、「強盗殺人」「保険金詐取目的の殺人」等「自分勝手な理由の場合」でも「それなりの合理的な理由がある」のであって「遊びのように人を殺す=愉快犯の殺人」などまずありません。
 あったとしてもそれは「その人間の個人的事情(遺伝や生育環境)」が大きいのであって、高世の言う「コスモロジー」でどうにかなる話ではない。また「普通のいい子」に見えてもそれは多くの場合「実際はいい子では無かった」「猫をかぶっていた」「しかしそうした猫かぶりが限界に来た→暴走、破綻」と言う話でしょう。
 コメント欄で指摘があるように高世が想定している事件が何か不明ですが、

◆大場啓仁(1973年死去、不倫関係にあった教え子の女子大生を殺害後、妻子と無理心中した立教大助教授)
本多勝一氏が『子供たちの復讐』(朝日文庫)で 取り上げた早稲田大学高等学院生殺人事件(1979年、祖母を殺害後、自殺)

など「エリート(立教大助教授など)のあの人がそんなことを!」という衝撃的事件も昔からある話です。
 コメント欄でも同意する旨の意見を頂き幸いです。