今日の産経ニュース(2024年3/28~31日分)

クルド人がネウロズ後に暴動、空港でも衝突…欧州で騒乱相次ぐ 在住日本人「現状知って」 「移民」と日本人 - 産経ニュース
 埼玉県川口市クルド住民の暴動が起こってるわけでは勿論ないので「排外主義の言いがかり」も甚だしい。
 そもそもベルギーの暴動も、この記事についたブクマ([B! ニュース>へー] クルド人がネウロズ後に暴動、空港でも衝突…欧州で騒乱相次ぐ 在住日本人「現状知って」 「移民」と日本人参照)に寄れば「反移民の極右団体がクルドを挑発して暴動になった」そうで、クルドばかりが悪いわけではないらしい。


「連立解消」論も噴出、公明党が安保政策の障害に 譲歩重ね、スタンスの違い浮き彫り 外交安保取材の現場から - 産経ニュース
 産経は解消して欲しいのでしょうが、自民、公明双方にとって利益が大きいので解消しないでしょう。そもそも公明の態度は「俺のような護憲派」にとっては「大して評価できる代物」では全くない。


<主張>リニア開業延期 川勝知事の妨害許されぬ 社説 - 産経ニュース
 沖縄基地問題でも、知事の反対を「妨害呼ばわり」なので予想の範囲内ですが「国策に自治体は従え」も大概にしたらどうか。


令和6年度予算成立 112兆円 防衛、社保費は過去最大 首相「防衛力の抜本強化」 - 産経ニュース
 「福祉予算等のカットを招く」軍拡予算の成立には怒りと悲しみを感じますが地道に戦うほかないのでしょう。
 なお、コメント欄で指摘があるようにテレビがこうした問題をろくに批判しないことには呆れます。


小林製薬「紅麹」問題
 問題はこの商品が「機能性表示食品」の認定を国から受けてることです。
 既に「国の認定制度に問題は無いのか、見直すべきだ」「機能性表示食品という国のお墨付きがあるから購入したという人がいる。国が被害者に補償すべきではないのか」と言う批判が出ている。
 裏金問題で苦しい今、岸田も「困ったことになった」と思ってるでしょう。扱いを間違えれば「国の補償や制度見直しを否定し世論が反発→支持率がさらにダウン」となりかねないからです。いずれにせよ、やはり「制度見直し」「国の補償」は必要ではないか。
 なお、「プベルル酸」という成分が検出され、「腎臓に悪影響を与える詳しいメカニズム」や「その成分が混入した経緯(故意に誰かが混入したのか、製造工程で何らかの理由で誤って混入したのか、いつから混入したのか等)」は現時点では「不明」のようですが、それが健康被害の原因のようです。
 それにしても「小林製薬の商品」だけならともかく「小林製薬が食品メーカー(紀文など)に紅麹を原料として販売した商品」まで回収してますからね。紀文等は小林製薬に「損害賠償請求する」でしょうし、果たして会社が存続できるのか。
 「小林製薬の紅麹」とは関係ないが「紅麹原料を使用」で風評被害で売れ行きが落ちた疑いがある商品について「国(機能性表示食品として認めた責任がある)や小林製薬」がどう対応するかという問題もある。


<主張>小林製薬の会見 安全第一の覚悟に欠ける 社説 - 産経ニュース
 「機能性表示食品認定制度が今のままでいいのか」「機能性表示食品として認めた以上、国が被害者に補償べきではないのか」等と言った問題は全く言及せず、小林製薬の批判しかしないから呆れます。
 一方で毎日新聞東京新聞赤旗は「機能性表示食品制度の導入」が安倍政権時代の施策であること、導入当時から「医薬品やトクホ(特定保健用食品)に比べ国のチェックが甘い→健康被害の懸念がある」として批判があったことを指摘し「安倍の責任」を論じています。しかし「裏金問題」「小林製薬問題(機能性表示食品問題)」と安倍生前、表面化してなかった問題が今になって表面化するのも皮肉です。
赤旗始まりは安倍成長戦略/小林製薬「紅麹」 機能性表示食品/“腎障害が心配 毎日検査”
赤旗機能性表示食品の危険性/穀田議員 10年前に警告/SNS上で反響
小林製薬「紅麹」もアベノミクスの〝遺産〟か 規制緩和に議論波及 | 毎日新聞
紅こうじなど「機能性表示食品」始まりは安倍政権の「経済成長戦略」 トクホより緩い規制、企業には便利:東京新聞 TOKYO Web


松本人志さん不在、5分で閉廷 文春訴訟、傍聴希望のファンら691人 - 産経ニュース
 「出廷する義務はない」とはいえ、これでは無実を訴えても説得力に欠けるのではないか。そもそも「性交自体が無かった」のか「あったが和姦」なのか、何が無実なのかも現時点では松本側は明確にしていませんし。