松竹伸幸に悪口する(2024年6/29日分)(副題:産経は「大阪本社版」には夕刊があるらしい)

産経新聞大阪夕刊「一聞百見」上中下に登場 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 松竹伸幸に悪口する(2024年6/17日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで取り上げた谷川浩司さんが登場した欄に | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaの続きです。
 「大阪本社版夕刊」ねえ。東京本社版は既に夕刊廃止なので大阪本社版も同様に廃止で、松竹インタビューは産経朝刊掲載だと勘違いしてましたが、大阪はまだ夕刊が存続してるようです。
 とはいえ、経営の苦しい産経がいつまで「大阪の夕刊」を存続できるか。というか産経に限らず、同業他社の全国紙(朝日、読売、毎日、日経)もいつまで夕刊を存続できるか。
 なお、

https://facta.co.jp/article/200904049-print.html(2009年4月号)
 日本から夕刊が消えようとしている。昨年(2008年)8月末の「毎日新聞北海道版」に続き、9月末に「秋田魁新報」、10月末に夕刊紙「名古屋タイムズ」と夕刊の廃刊ラッシュが続き、今年(2009年)2月末には「沖縄タイムス」「琉球新報」「(ボーガス注:鹿児島の)南日本新聞」の3紙が夕刊をやめた。
 全国紙で夕刊廃止の先鞭をつけたのは「産経」だ。2002年3月末で東京本社の夕刊(約25万部)を廃止した。

大分合同新聞、4月から夕刊廃止 人手不足や環境変化で:朝日新聞デジタル2020.1.14
 大分合同新聞社大分市)は14日、4月1日から夕刊を廃止し朝刊に統合すると発表した。

高知新聞、年内で夕刊休刊 「経営努力も限界」 - 産経ニュース2020.12.10
 高知新聞社高知市)は10日付朝刊の社告で、25日付を最後に夕刊を休刊すると発表した。

熊本日日新聞が夕刊休刊へ 部数減で9月末まで:朝日新聞デジタル2021.8.10
 熊本日日新聞社熊本市)は、9月末で夕刊を休刊するとの社告を10日付夕刊に掲載した。

毎日新聞が4月から東海で夕刊休刊へ - 産経ニュース2023.2.7
 毎日新聞社は7日付朝刊の社告で、3月末で岐阜、愛知、三重3県の夕刊を休刊すると発表した。
 同社東京本社によると、東京、大阪、西部本社管内では引き続き夕刊発行を続ける。

北海道新聞、今月末で夕刊休止:時事ドットコム2023.9.1
 北海道新聞社は1日付朝刊で、夕刊を9月末で休止することを明らかにした。

信濃毎日新聞 夕刊の発行 今月末で休止へ|NHK 長野県のニュース2023.9.12
 長野市に本社のある信濃毎日新聞社は、100年余り続いた夕刊の発行を今月末で休止することになりました。

ということで、他にも産経(東京本社版)同様に既に夕刊を廃止(事実上の廃止である休刊を含む)したところがあります。
 なお、産経記事の画像は載っている物の、「松竹記事内」において産経記事の文章引用は無く、画像も「記事タイトル名」はともかく文章は読めるような文字の大きさではありません。
 松竹の肩書きが「政治活動家自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会の事務局長など)」「編集者(かもがわ出版)」「作家*1」ならまだしも「ジャーナリスト」と言うのには吹き出しました。新聞記者等のように取材活動をしているわけでもないでしょうに何が「ジャーナリスト」なのか?
 「本を書いたらジャーナリスト」なら例えば、不破『私の戦後六〇年:日本共産党議長の証言』(2005年、新潮社)、『マルクスは生きている』(2009年、平凡社新書)等の著書がある「不破哲三氏(共産党委員長、議長を歴任)」もジャーナリストになるでしょう。 
 また、『「町内会」は義務ですか?:コミュュニティーと自由の実践』(2014年、小学館新書)、『どこまでやるか、町内会』(2017年、ポプラ新書)等の著書がある紙屋高雪(神谷貴行)もジャーナリストになるでしょう(不破氏や紙屋の自己認識は作家ではあってもジャーナリストではないでしょうが)。
 さて松竹記事には

 「産経新聞創刊85周年 原点は戦後の反共路線にある」(産経WEST2018/6/15付「西論」)とあるとおり、反共メディアであることをむしろ誇りとしている産経紙が松竹さんの主張を載せる意図、産経メディアの読者層の受け止め、そんなことを考えると、共産党が主張する「松竹さん+反共マスコミ」論を補強するだけで、戦略的にどういう意味があるのか、私には疑問です。「それみたことか」という声が聞こえてきそうです。

と言うコメントが掲載されてますが、もはや「あの人は今」松竹には「右翼メディアは避けたい」なんて贅沢は言えないわけです。松竹も内心では「産経よりも部数の多い新聞(朝日や読売など)希望」「朝刊希望」「右翼転落したと言われたくないから、世間に非右翼メディア(朝日、毎日、東京新聞、岩波世界など)と認識されてるメディア希望」であり「産経大阪本社版夕刊」では不満でしょう。でも今や松竹など「文春や産経と言った反共右翼マスコミ」しか相手にしないわけです。「俺(松竹)には支持者が沢山いる」と勘違いして反党行為に及んだのでしょうが、松竹も本当に「身の程知らずな哀れな男」です。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「マツシンの賛同コメント」しか掲載しない松竹のクズさには心底呆れます。

*1:著書に『憲法九条の軍事戦略』、『集団的自衛権の深層』(以上、2013年、平凡社新書)、『改憲的護憲論』(2017年、集英社新書)、『対米従属の謎』(2017年、平凡社新書)、『〈全条項分析〉日米地位協定の真実』(2021年、集英社新書)、『シン・日本共産党宣言』(2023年、文春新書)、『不破哲三氏への手紙』(2023年、宝島社新書)、『私は共産党員だ! シン・日本共産党宣言II』(2024年、文春新書)等。しかし最初の文春新書と違い、まるで話題にならない「二度目の文春新書」ですね。