◆島田*1ツイート
島田洋一
産経ワシントン渡辺浩生*2記者の記事。バランスが取れている。
「ハリス氏は政策もっと語れ」と米主要紙 移民問題や外交で過去の発言と整合性問われる - 産経ニュース2024.8.14
産経のアメリカ報道を「反トランプ、親民主党」的と全面的に切り捨てる向きもあるが、記者によって相当違う。
私は、大内清*3記者の記事には疑問を持つことが多い。
元々アラビストだという彼を、産経幹部はなぜワシントンに送り込んだのか。
島田洋一
産経内部の事情をよく知るある有力関係者によると、「社として反トランプ方向で行くと決めているなら、間違いとはいえ、まだ合理的に理解できるが、その種の指揮統制が全くなく、特定の左傾記者*4がゲリラ的に書きたい放題になっている」とのことでした。
島田にけなされた方がむしろ誇りでしょう(苦笑)。
ちなみに以下がそんな大内氏の記事です。
トランプ氏が「DEI批判」でハリス氏攻撃 バンス氏の「子なし女性」発言には批判集中 - 産経ニュース2024.7.27
バンス氏が2021年に保守系FOXテレビで、出産経験のないハリス氏を「子供がおらずネコに囲まれて暮らす女性」のようだと揶揄した発言に、「(ボーガス注:出産経験の無い)女性*5への愚弄だ」と批判が集中。バンス氏は26日のインタビューで謝罪したが、その際に「ネコに他意はない」などと釈明して党内からも顰蹙を買った。
共和、米大統領選でハリス氏の「国境失策」に照準 リスクは「トランプ節」 - 産経ニュース2024.8.3
トランプ氏がハリス氏の人種的バックグラウンドについて事実に基づかない発言を繰り返していることなどが足かせになっているとの見方も強い。
氏はこのところ、黒人でジャマイカ系の父とインド系の母を持つハリス氏が「インド系だと言っていたのに、いきなり黒人になった」と主張。交流サイト(SNS)でも同様の投稿を繰り返しハリス氏の出自をやり玉にあげるのに躍起だ。虚偽を含む中傷や挑発で得意の「泥仕合」に持ち込む狙いとみられる。だが、ハリス氏は正面から取り合っておらず、現在のところは「トランプ節」が上滑りしている。陣営には、トランプ氏が不規則な発言を繰り返すことへの危惧もあると指摘される。バンス氏を巡っても、ハリス氏を「子供がおらずネコに囲まれて暮らすみじめな女性」のようだと揶揄した過去の発言への反発が収まっていない。
副大統領候補の政治的負債 記者コラム ワシントン特派員・大内清 - 産経ニュース2024.8.11
(ボーガス注:何故、バンス氏が副大統領候補になったのか?、)手がかりはトランプ氏の長男、ジュニア氏(46)にある。そう思うのは、2年前の中間選挙で党内予備選を戦っていたバンス氏*6と、その応援に入っていたジュニア氏を取材した経験があったからだ。
当時のバンス氏はトランプ・ワールドの嫌われ者だった。理由は単純で、トランプ氏への激しい嫌悪を公言した過去があったから。だが、この予備選ではトランプ信奉者だと自らを売り込み、同氏の支持も取り付けていた。
意見が変わること自体は珍しくも悪くもない。それでも(ボーガス注:トランプ批判から支持への)あまりの変貌ぶりにトランプ支持者は(ボーガス注:トランプが勝ち馬と見て、勝ち馬に乗っただけの変節では?、トランプの旗色が悪くなれば掌返しで裏切り、トランプ批判を始めるのでは?と)不信感を抱いた。
そんな逆風を止めたのがジュニア氏だ。遊説に同行してバンス氏との「友情」を喧伝し、「トランプ家の候補」だとの印象を作り上げた。
「お父さん(トランプ氏)にバンス氏への支持を説得したのですか?」。
ある会場でジュニア氏をつかまえ、質問してみた。同氏はにやりと笑い、「それも含めてチームで決めたのさ」。
父親と陣営に強い影響力があるとの自信がうかがえた。同時に、バンス氏は今後、大きな政治的負債を作ったこの父子に逆らえないのではないかとも思った。
トランプ陣営、攻め手に苦慮…ハリス氏は「共産主義者」レッテル貼りに活路 - 産経ニュース2024.8.23
米大統領選で共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は、民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)に「共産主義者」のレッテルをはる「イメージ戦」に活路を見いだそうとしている。11月5日の投票日まで約2カ月半に迫る中、政策面で具体的な攻め手に欠く現状の裏返しともいえる。
なるほど「民主党万歳ではない」にせよ、確かに大内氏は、トランプ陣営万歳では無く、むしろ批判的です。どっちにしろ「アラビスト(アラブ専門家)」云々つう話ではない。大内氏が批判した、バンスの「ネコ発言」なんか、「未婚女性や出産経験が無い女性への差別発言」でかばいようがないでしょうよ。
島田洋一
「パレスチナ代表」だけ招いてイスラエルを拒否すれば、G7各国が大使の出席を見合わせるのは当たり前だ。
国際政治を全く理解しない*7長崎市長の責任は大きい。愚かな長崎市長は辞職せよ。
親イスラエル、親「米国共和党(民主党よりもイスラエル贔屓)」の島田らしい。これが
日本除いた「G6」からLGBTQの人権守る法整備を促す書簡 首相宛てに駐日大使連名 サミット議長国へ厳しい目:東京新聞 TOKYO Web2023.3.16(柚木まり)
先進7カ国(G7)のうち日本を除く6カ国と欧州連合(EU)の駐日大使が連名で、性的少数者(LGBTQ)の人権を守る法整備を促す岸田文雄首相宛ての書簡を取りまとめていたことが、複数の外交筋への取材で分かった。
書簡は2月17日付。「プライベートレター(私信)」の扱いだが、エマニュエル氏を含む7人の大使が署名した。
関係者によると、大使らは当初、公式な声明を出すことを検討したが、内政干渉と受け取られることを懸念し、非公式に各国の意向を示すことにした。
という「LGBT法を日本は制定せよ(今回と同じメンバーで、G7やEUの大使)」なら「G7やEUは内政干渉するな(島田)」だから何ともデタラメでご都合主義です。
あるいはG7諸国が配慮する対象が「島田が大好きなイスラエル」ではなく「島田が嫌う中国」なら「G7諸国は中国の人権侵害を容認するのか」等と悪口するくせに何ともデタラメで(以下略)。
島田洋一
時間外労働の上限規制(働き方改悪)のせいで、バス路線激減。
「上限規制適用」以前から勿論「採算が取れないバス路線」は各地で「減少傾向」だったので嘘八百も甚だしい。
勿論、仮に「それが正しい」としても「採算を取るためなら、運転手の健康が害されても構わない(島田)」などというのは話になりませんが。
島田洋一
中国、北朝鮮*8から見れば完全なカモ
岸田首相 “核軍縮へ機運高めるための取り組み 主導していく” 広島市 平和記念式典で | NHK | 核軍縮
「中国、北朝鮮」に限らず、日本の核保有に肯定的な国など何処にあるのかと呆れます。
*1:福井県立大名誉教授。救う会副会長。国家基本問題研究所評議員兼企画委員。著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)、『3年後に世界が中国を破滅させる』(2020年、ビジネス社)、『アメリカ解体』(2021年、ビジネス社)、『腹黒い世界の常識』(2023年、飛鳥新社)等
*2:1964年生まれ。1989年入社。産経外信部長等を経てワシントン支局長(渡辺 浩生 - 産経ニュース参照)
*3:2002年入社。産経中東支局長を経てワシントン特派員(大内 清 - 産経ニュース参照)
*4:勿論、島田が悪口する大内記者のこと。しかし大内記事はトランプ陣営に批判的とはいえ左翼的な主張など何もないのに左傾呼ばわりですか?(呆)。まさか「バンスのネコ発言」への批判を左傾扱いするのか?
*6:上院議員(オハイオ州選出)。著書『ヒルビリー・エレジー:アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(2017年、光文社)。著書は映画監督ロン・ハワードによって2020年に映画化(J・D・ヴァンス - Wikipedia参照)
*7:勿論「欧米のイスラエル贔屓を理解した上であえてそうした」と思います。
*8:ここでロシアが入らない理由が謎です(島田は親ロシアではないでしょう)。