今日も「枝野信者」kojitakenに悪口する(2024年9/14日分)(追記あり)

自民党総裁選、討論会でボロボロの小泉進次郎に代わって高市早苗が浮上との説も(オエ) - kojitakenの日記
 政策に無関心で「毎度毎度政局かよ」とkojitakenには呆れますね。

大石格(日本経済新聞
 衆院東京15区の日本維新の会の候補が離党しました。自民党にくら替えします*1自民党上げ潮を象徴する動き。野党はよほどの手を打たないと壊滅的な敗北*2を喫するでしょう。「裏金選挙で自民党に逆風」の時期は終りました。#衆院選

 kojitakenが紹介するこのツイートが「もはや自民勝利は決まった、裏金問題など過去のことだ」ムードを作り出したいのか、それとも逆に「このままで野党はいいのか、国民はそんなことでいいのか」と野党の危機感を煽り、野党の奮起を求めてる(あるいは国民に自民を批判する、まともな政治判断を求めてる)のかで意味は変わりますが、自民党寄りの日経の記者だと前者でしょうか?
 なお、「東京15区の件」は「東京15区では維新より自民の方がまし」と「東京15区の維新候補が思った」とは理解できても「それが全国的傾向だ」とまでは言えないでしょう。
 「15区(江東区)自民候補だった柿沢*3議員の公選法違反での逮捕、起訴&議員辞職後、自民には15区候補となる有力なポスト柿沢が今のところいない(その結果、15区補選で候補を出せなかった)」
→しかしほとんどの自民選挙区は「自民現職議員がいる場所」は勿論「野党が現職議員の場所」でもそんなことはない。
 「15区の現職議員(立民)は元江東区議で、15区に一定の地盤があるとは言え、国会議員としてはまだ1期目(2024年補選が初当選)」
 「維新は東京では伸び悩んでる→但し、この維新の15区候補は過去の衆院選でそれなりに善戦」
という「15区の特殊事情」に注意する必要があります。
 とはいえ三春充希氏作成の政党支持率の時系列グラフ(三春ツイートで確認できる)でも総裁選後は「微増とは言え自民増加」「微減とは言え立民減少(とはいえ立民の最悪の時期に比べれば支持率は高いのですが)」でげんなりさせられ、自民党勝利が約束されたみたい | inti-solのブログ - 楽天ブログという危惧を俺も感じますが。なお、三春グラフでは共産については「しばらく前までは立民支持率増の煽りを受けてか」、支持率が残念ながら微減傾向でしたが、皮肉にも「連合に忖度ばかりする立民(代表選候補達が共産を含む野党共闘から距離を置こうとしている)への不満票がある」のか最近は支持率が微増とは言え増加し、若干持ち直しています(とはいえ支持率が最も高い時期に比べれば残念ながらまだ低いですが)。
 三春グラフでの「共産の支持率持ち直し」を考えれば、松竹の共産党は連合に会談を呼びかけるべきだ | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaというのは「トンチンカンもいいところ」でしょう。
 なお、三春グラフでは維新は「ここ最近は下降の一途」です。今衆院選があれば確実に維新は大敗するでしょう。だからこその「東京15区維新候補の離党」「兵庫県知事パワハラ問題でも他党(自民、公明、立民、共産)と一緒に知事批判」のわけですが。

 自民党総裁選、討論会で小泉進次郎がボロボロだったために、石破茂高市早苗の決選投票になるのではないかとの説が出ている。維新で処分を受けている(だったと思う)足立康史が下記Xをポストしていた。

足立康史衆議院議員
 自民党総裁選。決選投票に小泉進次郎さんが残ることは確実と見ていましたが、風向きが変わり、石破茂さんと高市早苗さんとの決戦投票となる流れとなっています。

 実際どうなるか知りませんが、「解雇規制緩和という暴論」「バックが菅義偉元首相」「単に若さと見てくれの良さ、あるいは父親・小泉元首相の七光り*4で、一部のアホな国民が高評価してるとしか思えない(要職は第四次安倍、菅内閣環境相くらいしか無く能力が未知数)」の小泉jrが「解雇規制緩和論」「バックが菅である事」等への批判で「決選投票に残れない」のなら、その事自体は悪いことでは無い。
 とはいえ確かに「極右の高市経済安保相が決選投票」は勘弁してほしい。「高市と同レベルの極右・小林」「ツイッターブロック、『次の質問どうぞ(外相時代)』の河野デジタル相(極度に批判を嫌う独裁体質)」はともかく、高市よりましな面子は「総裁選候補」の中に、他にいくらでもいると思いますが。
 まあ、高市と石破で決選投票なら
1)石破が「福田内閣防衛相」「麻生内閣農水相」「自民党政調会長(谷垣総裁時代)」等、安倍政権以外でも重用され、派閥領袖にもなったのに対し、高市は「第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相」「第三次安倍内閣総務相」「自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)」等、安倍政権以外ではあまり重用されず*5、派閥領袖でもない
2)石破は「改憲派」とはいえ、「夫婦別姓反対」「前回総裁選で安倍の支援を得た」高市ほど極右ではない
3)自民総裁選、裏金推薦人数1位は高市氏13人、次いで加藤氏4、茂木氏2、小泉、上川氏1、4人がゼロ― スポニチ Sponichi Annex 社会
赤旗自民総裁選/裏金議員21人が推薦人/高市氏が最多13人
ということで、明らかに高市は裏金問題に無反省
→「石破の方がいくらかまし」でしょうが果たしてどうなるか。
 小生もさすがに「推薦人に裏金議員が多い高市の方が、野党に有利そうだから高市希望」等とは言いません。しかも、今の自民だと「それでも高市総裁」で今のマスコミだと「日本初の女性首相」と持ち上げ、アホな日本国民が自民に投票しそうなのが何ともかんとも(やや悲観的すぎ?)。


金澤結衣は自民党の衆院東京15区の公募に応募したのではないかとの観測 - kojitakenの日記

 (ボーガス注:世論調査では支持率が低下傾向で、落ち目の)維新にあくまでもすり寄り続けようとしているように見える*6立民の野田佳彦(や泉健太)にもよく考えてもらいたい。小沢一郎には何も期待しないけど。あの御仁の考えを改めさせるのは不可能*7だろうから。

 以前は泉や野田に悪口していたくせに野田佳彦元首相の立憲民主党代表選決起集会で、小沢一郎氏が壇上の中央に並んで「ガンバロー」。自爆テロ解散で安倍政権誕生に手を貸した野田氏は自民党総裁候補と変わらない。二人は手に手を取って維新に行っとくれ - Everyone says I love you !(野田への悪口)等とは違い、随分と腰砕けです。所詮「kojitakenは立民信者→野田有利の一部報道に腰砕け」ということなのでしょう。それでも「常軌を逸したアンチ小沢」らしく、小沢だけには何故か悪口雑言ですが。


衆院東京15区・金澤結衣が維新に離党届提出。自民党に移籍か - kojitakenの日記
 事実ならば維新も「大阪以外では大分落ち目になってきた」ということなんですかね。とはいえ、金澤に「自民に移籍」されると確かにkojitakenも言うように「手強い敵」かもしれませんが。しかしkojitakenも「いつもいつも」政局の話しかしませんね。

 すっかり落ち目になった維新に、それでもすり寄る構えを見せているのが野田佳彦小沢一郎だ。

 野田と小沢に悪口する「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」id:kojitakenですが、むしろ「彼ら個人」よりも「彼ら右派が一定の政治力を保有する立民の問題点(例えばいわゆるリベラル派(枝野前代表、逢坂、辻元、西村代表代行など)の無能さ、無力さ)」を批判すべきでしょう。
 これは宮武嶺など「類友」もそういう傾向ですが「野田や小沢など特定個人だけ」を悪者扱いしてもあまり建設性はないでしょう。問題は彼ら右派が「反共労組・連合の支援があるからか」理由はともかく一定の政治力を立民党内で保有してることであり、そうした「右派優位の状況」が変わらない限り「泉や野田、小沢が政治的な力を失っても別の右派の政治家が立民を牛耳るだけ」でしょう。「立民とは所詮、そういう右翼政党。維新や国民民主よりはマシだろうが自民党劣化コピーみたいなモン。信用するだけ馬鹿らしい(但し、向こうが共産と共闘するというなら、共闘を拒否して自民を利しても不愉快なので共闘してもいいとは思う)」と見限ってるので俺は共産支持の訳です。何故かkojitakenや宮武、村野瀬玲奈氏などは立民に「大甘」ですが。
 そもそも小生も含めて「立民以外を支持する左派、リベラル派(小生の場合は共産ですが、他に社民やれいわ)」にとっては「id:kojitakenや宮武は、立民の現状を小沢や野田ら特定個人のせいにするな」「あんたら自称リベラル派の立民支持者がそういう責任転嫁の態度だから立民を支持する気にならないんだよ、だから俺は共産(あるいは社民やれいわ)を支持するんだ」ですね。
 ついでにいえば、「立民党代表選に出た枝野や吉田」も「維新や国民民主、共産に対する態度は曖昧」で、彼らが仮に代表になったとしても、kojitakenらが期待するように「連合や党内右派議員の反発を抑え込んで、泉や野田と違う政治的態度を取るかどうか(例えば維新や国民民主に批判的かどうか)」は極めて疑問だと俺は思っています。繰り返しますが、だからこそ俺は共産支持です。
 自称リベラル、自称左派のkojitakenが「立民万歳」でろくに立民批判しないことには心底呆れます。

 立憲民主党(立民)の高野勇斗江東区議のXより。

高野はやと・江東区議会議員|東京15区
 ひたすら区内を回ってます。多くの人はやりません。だって苦しいから。暑いから。嫌だから。楽な方、楽な方に行こうとします。だってそうじゃないですか。朝は駅に、日中は1軒1軒ピンポン、夕方はスーパーに、土日祝日もぐるぐるの方が泥臭さくて大変じゃないですか。自己顕示欲も満たせないし、高揚感もないし、進んでるのか実感がない。
 誰々を応援しました!とか○○を質問しました!とか、誰々と対談しました!とかの方が華やかだし注目されるし、褒められるし、その方が満たされるじゃないですか。
 10年後、この投稿を読んでください。驚きます。10年前、15年前の私の文章を読んで変わってないことから確信しています。皆さんが証人です。皆さんだけが証人です。

 こういう高野氏の文章は「何だかなあ」ですね。
 別に「選挙区周りの方が苦しいけど中身があって立派」で、一方「対談や質問の方が見栄えはするけど楽で価値が低い」わけでもないでしょう。どっちも「成果を出そうと、きちんと真面目にやれば」それなりに大変であり、それなりに価値があるでしょう。
 そもそも「選挙区周り」それ自体は「当選するためには必要」なのでしょうが「議会での質問」と違い「議員の本来業務じゃない」でしょう。
 対談や質問すれば当然に「注目されるわけ」でもないし、まともな人間は単に目立ちたいから、自己顕示欲を満たしたいから、やるのではなく「何らかの政治的意味がある」と考えて「対談や質問」するわけです。
 勿論、それなりに中身のある「対談や質問」を目指すなら「事前準備が必要」で高野氏が言うほど楽でもないでしょう。
 むしろこんなことを言ってる高野氏の方こそ「選挙区周りの方が立派なんだ」と自分に言い聞かせて「自己顕示欲と高揚感」を満たしてるんじゃないか。
 うがった見方をすれば「立派な質問や対談ができない自分の駄目さ」を「選挙区回りで選挙に勝てばいいんだ」と居直ってるようにも見える。

*1:追記:日経記者・大石氏が「金沢の自民移籍情報」を金沢から得たのか、自民から得たのかはともかく、自民、衆院東京15区に25歳の大空幸星氏を擁立 「Z世代」の論客(産経) - kojitakenの日記ということで結局、金沢は自民からは出馬せず、無所属出馬だそうです(自民からは大空幸星(こうき)が出馬)。大石氏が「自民から得た情報をそのまま流していた」のなら「自民との癒着」と非難されても仕方がないでしょう。なお、1)自民が金沢にアプローチしたが無視された(金沢は最初から自民を相手にしてなかった)のか、2)金沢は条件が折り合えば自民から出馬する気があったが、自民との間で交渉がまとまらなかったのか(金沢の要望を自民が拒否したのか)で話は大きく変わりますが、いずれにせよ2)だとしても「柿沢の有罪判決、議員辞職」後は金沢に見捨てられる程度の政治力が「東京15区の自民」のわけです。

*2:後述しますが、立民、共産(三春グラフに寄れば、微増とは言え増加、あるいは横ばい傾向)はともかく、「支持率がここしばらくは下がるばかりの維新と国民民主」は自民総裁選に関係なく今解散されれば「壊滅的な敗北」でしょう。

*3:維新の党政調会長、幹事長、岸田内閣法務副大臣など歴任。羽田内閣外相を務めた柿沢弘治は父

*4:世襲議員は小泉jrの他に「石破(石破二朗(鈴木内閣自治相)が父)」「加藤(加藤六月(中曽根内閣農水相)が義父)」「河野(農林相(鳩山、池田内閣)、建設相(池田内閣)等を務めた河野一郎が祖父、官房長官(宮沢内閣)、自民党総裁、外相(村山、小渕、森内閣)等を務めた河野洋平が父)」「林(中曽根内閣厚生相、宮沢内閣蔵相等を務めた林義郎が父)」がいます(勿論一番有名なのは河野でしょうが)。しかし総裁選候補者9名のウチ、「石破、加藤、小泉、河野、林」と5人も世襲議員とはもはや自民は「世襲議員の方が出世しやすい政党」なのでしょう。

*5:岸田内閣では自民党政調会長、経済安保相ですが「少数派閥の岸田」が安倍派に媚びた面が大きいでしょう。また福田内閣での沖縄・北方等担当相は第一次安倍内閣からの留任です。

*6:「ように見える」はいらないと思います。「すり寄り続けようとしている」と断言していいのではないか?

*7:なお、私見では「不可能」どころか「結局、最後には社会党と対立し、社会党が政権離脱し、自民と手を組んだこと(村山自社さ連立政権)で羽田内閣が政権崩壊したとはいえ、自民党幹事長時代(海部総裁時代)には対立した社会党と手を組み細川、羽田内閣を作った小沢」「新生党代表幹事、新進党党首時代は自民党と対立したが小渕内閣では自自連立(例えば後に自民に復党するが当時は小沢自由党所属だった野田毅小渕内閣自治相で、二階敏博(後に自民党総務会長、幹事長(第二次安倍総裁時代))が小渕内閣運輸相で入閣)で自民と手を組んだ小沢」「自社さ連立政権では対立する立場だった菅直人(橋本自社さ内閣で厚生相、その後、鳩山内閣副総理・財務相、首相など歴任。一方、小沢は自社さ政権当時、最大野党・新進党党首)が幹部を務める民主党に入党した小沢」「野田内閣当時は対立した野田(小沢は、野田に反発して民主党を離党し新党『国民の生活が第一』を結成)を今は支持する小沢」(つまり権力増大のためなら基本的に何でもする)なら「維新にすり寄るより、共産にすり寄った方が得」と考えればいくらでもそうする(つまり可能性は一応ある)でしょう。そんな小沢と共産が「共闘すべきかどうか」はともかく。