次期総裁、次期代表に望む記者会見
勿論、総裁は自民、代表は立民です。
なお、総裁候補のウチ
【拉致担当相】
◆加藤勝信*1(第四次安倍内閣(厚労相との兼務)、菅内閣(官房長官との兼務))
◆林芳正*2(岸田内閣(官房長官との兼務))
【外相】
◆河野太郎*3(第四次安倍内閣)
◆茂木敏充*4(第四次安倍、菅、岸田内閣:河野の後任)
◆林芳正(岸田内閣:茂木の後任)
◆上川陽子*5(岸田内閣:林の後任)
です。とはいえ、彼らが拉致解決に熱心と言うこともないでしょうし、勿論(?)巣くう会、家族会も彼らをプッシュするわけでもない。
西岡力・巣くう会会長
家族会の中から、テレビ等を見ていて、「あまり拉致問題が議論されていない。最優先課題の筈なのに、少し不安を覚える」という声があり
「今更かよ」ですね。
「小泉*6訪朝」以降
「安倍*7、福田*8、麻生*9、谷垣*10、菅義偉*11、岸田*12が総裁(谷垣を除き、皆首相でもある)に選出された自民党総裁選」
「前原*13、小沢*14、鳩山*15、菅直人*16、野田*17(鳩山から野田までは首相でもある)、海江田*18、岡田*19が代表に選出された民主党代表選」
「蓮舫*20、前原が代表に選出された民進党代表選」
「枝野*21、泉*22が代表に選出された立民党代表選」で一度でも拉致が争点になったことなんかないでしょう。
横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会代表)
姉は来月10月5日で60歳です。
「生きていれば」ですね。めぐみ氏と同じ「1964年生まれ」で
1964年 - Wikipedia参照(誕生日順)
◆藤原啓治氏(2020年死去:がん)
10月5日生まれで「誕生年」だけでなく「誕生年月日」までめぐみ氏と同じ。テレビ朝日の人気アニメ『クレヨンしんちゃん』の『野原ひろし』(主人公野原しんのすけの父:藤原氏の死後は森川智之氏が引き継ぎ)等で知られる声優。
◆水谷優子氏(2016年死去:乳がん)
フジテレビの人気アニメ『ちびまる子ちゃん』の『さくらさきこ』(「主人公・まるこ」こと「さくらももこ」の姉:水谷氏の死後は豊嶋真千子氏が引き継ぎ)等で知られる声優。
がなくなってることを考えれば北朝鮮の発表が「何処まで事実に合致しているか」はともかく発表通り「既に死去」していてもおかしくない。何せ北朝鮮は日本に比べ食糧事情や医療事情は悪いでしょうし。
先週9月3日に隣にいる私の母・横田早紀江が次のようなことを口にしました。
「自分が生きている間にめぐみちゃんに会える自信が無くなりつつある」。
めぐみ氏が生きてる保証はないですが、それを無視しても「今のままでは拉致解決の見込みはなく」、早紀江(1936年生まれ、今年で86歳)が「夫・滋氏(1932~2020年、享年88歳)」同様に「めぐみ氏と会うこと」はないでしょう。
勿論、
高齢で死去した著名人一覧 - Wikipedia参照(誕生年順)
◆野坂参三・元共産党議長(1892~1993年、享年101歳)
◆ヴォー・グエン・ザップ*23元北ベトナム国防相(1911~2013年、享年102歳)
◆田中内閣文相、鈴木内閣法相、竹下内閣国土庁長官を歴任した奥野誠亮(1913~2016年、享年103歳)
◆中曽根*24元首相(1918~2019年、享年101歳)
◆ニクソン、フォード政権国務長官だったキッシンジャー(1923~2023年、享年100歳)
ジャーナリストの縫田曄子さんが102歳で死去 NHK初の女性解説委員 - 産経ニュース2024.9.14
ジャーナリストの縫田曄子(ぬいた・ようこ)さんが9月9日、死去した。102歳だった。葬儀は本人の意向により行わない。後日、お別れの会を開く予定。
【ボーガス注】
縫田曄子 - Wikipediaによれば、縫田氏は1922~2024年(享年102歳)。1945年6月にNHKに入局。1962年、女性初のNHK解説委員となった。1971年6月、NHK解説委員を辞職。東京都の美濃部亮吉*25知事に招かれ、第二期美濃部都政の初の女性局長として民生局長に就任し、1975年まで務めた。1986年、市川房枝記念会理事長に就任し、1993年まで務めた。1989年1月7日に政府が新元号の選定に関して設置した「元号に関する懇談会」のメンバーに選ばれた。メンバー8人中、女性は縫田のみである(他の7名は池田芳蔵*26、久保亮五*27、小林與三次*28、中川順*29、中村元*30、西原春夫*31、森亘*32)。
美濃部都知事など彼女と同時代の関係者が既にほとんど故人であることが感慨深い。
彼女と同じ「1922年生まれの著名人」としては「岩井章(1922~1997年:日本労働組合総評議会(総評)事務局長)」「宇野宗佑*33(1922~1998年:元首相)」「中内㓛(1922~2005年:ダイエー創業者)」などがいますが皆「歴史上の人物(既に過去の人物)」といった感じですね。
のように長寿の方もいますが、早紀江も何時なくなってもおかしくない年齢です。
先日無くなった声優の増山江威子氏(2024年死去)なども早紀江と同じ「1936年生まれ」ですし。
めぐみ自身の救出の話をぼかし、ウンギョンさんの訪日や面会でお茶を濁すことがあってはなりません。ウンギョンさんとの接点を持てば、監視員がいる中で、「母めぐみは死亡しています」と強制的に発言*34させられ、世論を間違った方向に導く危険性があります。
おいおいですね。「祖母(早紀江)と孫(ウンギョンさん)の面会に反対」とはどういう神経をしてるのか。何処まで不人情なのか。
というか拓也にとっても「ウンギョンさん=姉の娘(姪)」なのに会いたくないのか?
「ウンギョンさんに会わなければめぐみ氏を救出できる」という論理関係にないのに何をバカなことを言ってるのか?
横田早紀江(横田めぐみさん母)
もっと政府に向けて、「なんでこんなにおとなしいんですか」(中略)と、そんな記事を書いていただけるとありがたいと思います。
北朝鮮を敵視して経済制裁までしてる政府が「おとなしい」そうです(呆)。北朝鮮相手に自衛隊で軍事攻撃でもして欲しいのか。そして「私の希望に添った記事を書け」とは何様のつもりなのか(拉致の風化でもはやマスコミはそんな希望には応じませんが)。
横田哲也(横田めぐみさん弟、家族会事務局次長)
現在、自民党の総裁選に立候補した人の中には、「北朝鮮への制裁解除は排除しない」、「一方的に制裁しても相手が出てこない。対話が重要だ」とおっしゃっています。
(中略)
制裁解除などもってのほかです。
今日の朝鮮・韓国ニュース(2024年9月6日分) - bogus-simotukareのブログで取り上げた石破*35や河野のことでしょうか?
いずれにせよ、小泉訪朝から20年も制裁し続けて「拉致解決」と言う意味では何の成果もないのに「制裁続行」とは良くもバカが言えたもんです。
【質疑応答】
◆連絡事務所設置は
問
拓也さんが、「連絡事務所の設置は時間稼ぎに使われる」とおっしゃいましたが、実は石破茂さんの政策集に、「北朝鮮による拉致被害者の帰国を実現するため東京と平壌に連絡事務所を開設など交渉の足掛かりを作る」というのがあります。
横田拓也
連絡事務所の設置については、国民大集会等色々な場面で話してきました。解決の定義は「全拉致被害者の即時一括帰国」であること、「部分的、段階的解決は認めない」こと、「連絡事務所や合同調査委員会は求めていない」ことをお伝えしてきました。
予想通り石破に悪口する拓也ですが「アホか」ですね。交渉するなら常駐事務所を設置すべきでしょう。
また、何で「段階的帰国」を否定するのか。「段階的帰国だと、北朝鮮から帰ってきた人間の家族と、帰らない人間の家族で仲違いが起こる」とでも言うのか。そんなことで段階的帰国を否定するのか?。全員帰国がベストではありますが「誰も帰ってこない」よりは一人でも帰ってくる方がマシでしょうに。
そもそも「全員帰国がそんなに簡単にできる」なら誰も「段階的帰国」を主張しません。
横田拓也
ウクライナが突然砲撃されたように、日本にとっても遠い話ではない
言ってる意味が全く分かりません。
拉致は「ロシアのウクライナ軍事侵攻」とは違うし、今後「北朝鮮にせよ、他の国にせよ」何処の国が「巨額の軍事予算を支出する世界有数の軍事大国」日本に軍事侵攻するというのか。そんな国はない。
そもそもウクライナ砲撃は「突然」ではない。ウクライナ侵攻の前には「いわゆるオレンジ革命(マイダン革命)」による「親ロシアのヤヌコーヴィチ大統領の失脚(ロシア亡命)」と「反ロシア、親米国の政権樹立」があった。
「今もヤヌコーヴィチ政権が続いていればウクライナ侵攻はなかった。その方が良かった」、「ウクライナに反ロシア政権が誕生したのが悪い。ロシアは悪くない」と言う意味ではなく「単なる事実の指摘」ですが、今もヤヌコーヴィチ政権なら、ロシアのウクライナ侵攻はなかったでしょう。ほとんどの戦争は「突然」ではなく「戦争に至るそれなりの経過」があります。
*1:第四次安倍内閣厚労相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、菅内閣官房長官、岸田内閣厚労相等を歴任
*2:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相を経て官房長官
*3:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相、防衛相、菅内閣行革相等を経て岸田内閣デジタル相
*4:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相等を経て自民党幹事長。茂木派領袖
*5:第一次安倍、福田内閣少子化担当相、第三次、第四次安倍、菅内閣法相等を経て岸田内閣外相
*6:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相等を経て首相
*7:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相
*9:橋本内閣経企庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~第四次安倍、菅内閣副総理・財務相等を経て現在、自民党副総裁
*10:小泉内閣国家公安委員長、財務相、自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)等を歴任
*11:第一次安倍内閣総務相、第二~四次安倍内閣官房長官を経て首相
*12:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第二、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)等を経て首相
*13:鳩山内閣国交相、菅内閣外相、野田内閣国家戦略担当相、民進党代表、国民民主党代表代行等を経て無償会代表
*14:中曽根内閣自治相、自民党幹事長、新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)等を歴任
*15:細川内閣官房副長官、新党さきがけ代表幹事等を経て首相
*16:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相等を経て立憲民主党最高顧問
*17:鳩山内閣財務副大臣、菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)等を経て立憲民主党最高顧問
*18:菅内閣経産相、民主党代表、立民党政調会長、最高顧問(枝野代表時代)等を経て衆院副議長
*19:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表、立民党常任顧問等を経て立民党幹事長
*20:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表等を歴任
*21:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表を歴任
*22:希望の党、国民民主党国対委員長、国民民主党、立民党政調会長等を経て立民党代表
*23:著書『人民の戦争・人民の軍隊:ヴェトナム人民軍の戦略・戦術』(中公文庫)
*24:岸内閣科技庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相、自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行管庁長官等を経て首相
*25:1904~1984年。1935年に法政大学教授に就任するが、1938年、人民戦線事件で検挙され法政大学教授を辞任。1949年~1967年まで東京教育大学教授。その後、東京都知事(1967~1979年まで3期12年)、参院議員(1980年に当選し任期中の1984年に病死)を歴任
*26:1911~2001年。三井物産社長、会長、NHK会長を歴任
*28:1913~1999年。自治庁行政部長、自治事務次官、住宅金融公庫副総裁等を歴任。その後、読売新聞社社主・正力松太郎の誘いで読売新聞社に入社し、読売新聞社社長、会長、日本新聞協会会長、日本テレビ社長、会長、日本民間放送連盟会長を歴任。読売新聞社社主、日本テレビ社長、鳩山、岸内閣科技庁長官等を務めた正力松太郎(1885~1969年)は義父
*29:1919~2010年。日本経済新聞社経済部長、編集局長、常務、テレビ東京社長、会長、日本民間放送連盟会長を歴任
*30:1912~1999年。東大名誉教授(インド哲学、仏教学)
*31:1928~2023年。早稲田大学名誉教授(刑法学)。早稲田大学総長、日本私立大学連盟会長を歴任
*32:1926~2012年。東大名誉教授(医学)。東大総長、国立大学協会会長を歴任
*33:田中内閣防衛庁長官、自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科技庁長官、大平内閣行管庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相等を経て首相
*34:「強制的ではない」でしょうね。彼女が物心ついたときには、恐らく、母めぐみ氏は彼女の元にはおらず、周囲から「母は死んだ」と聞かされたでしょうから「(私の知る限り)母は死んだ」としか言いようがないでしょう。
*35:小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相等を歴任