都議選について(2025年6月23日記載)

都議選2025 選挙速報 -東京都議会議員選挙-|NHK
 まず「俺の支持政党」共産ですが「現有19議席で24人候補を立て、14議席獲得」なので5議席減です。
 情けない話ですが、「リアルタイムで見なくて良かった」という感想ですね(今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年6/16~23日分) - bogus-simotukareのブログ
参照)。
 非常に残念ですし、7月の「参院選東京選挙区(吉良佳子氏)」も不安ですが、諦めず頑張ろうと書いておきます。
 また共産の候補者や関係各位にはその労をまずはねぎらいたい。
 「反党分子」紙屋や松竹は党に「いつものように悪口する」のでしょうが、「社民0」「参政3、国民民主9」を考えれば「右翼勢力が伸張してる」という大状況をまず考えるべきで、それは「共産党執行部にも責任はある」が、「左翼、リベラル勢力全体の責任」であり、「共産党執行部だけの責任」ではむろんない。「除名の是非」はともかく、最近の「左派(共産に限らない)の選挙での苦戦」は紙屋や松竹を除名しなければ良かったという話では無論ない。
 紙屋や松竹が「右翼政治勢力の伸張」という問題をほぼ論じないこと*1には心底呆れます。
 今回、一番ショックなのは「共産議席減」よりも「参政の3議席(選挙前は0議席)」ですね。何であんなトンデモウヨ政党が議席を3つも獲得するのか?(一方、保守、石丸新党は「0→0」議席です。都知事選での石丸2位で危惧していましたが、都知事選での石丸支持層には国民民主、参政支持層もおり、彼らは今回は国民民主や参政に投票したのでしょう。もはや石丸も政治生命は終了でしょう)
 国民民主の「0→9」議席もげんなり(勿論国民民主が9、参政が3も取ったことが、共産の議席減の一因ではあるでしょう)ですが、参政と違い、こちらは予想の範囲内です。むしろ「最近の支持率下降」を反映してか「0→9」と大きく躍進はしたものの、「公明19、立民17、共産14」を下回る議席数9しか取れなかったこと(恐らく自民、都民ファ、参政など他のウヨ政党に支持層をかなり食われた)は、国民民主の退潮を感じます。国民民主は「自民、都民ファ、立民超え」は無理でも「公明、共産は超えたい」と思っていたでしょう。共産、公明と違い「コアな支持層は少ない(最近の支持層が多い)」でしょうから、このまま順調に退潮して欲しい。とはいえそうなると、「参政や自民当たりに支持が移行しそう」なのは嫌な点ではありますが。
 自民「33→21*2」、都民ファ「31→31」、公明「23→19」ということで「俺的には十分議席が多い」のですが、小池与党が軒並み議席減(自公)や横ばい(都民ファ)です。俺的には「だったら共産に投票してくれ」ですが、立民、国民民主、参政に投票したんでしょうか?。立民はまだ理解できないでもないですが、「国民民主や参政なんて自民と大同小異のウヨやないか?」とげんなりです。
 自民が10議席減らしたことは俺的にグッドニュースです。正直「都議会裏金報道をマスコミがろくに報じないこと」「備蓄米云々で小泉農水相をマスコミが持ち上げてること」で議席増や議席維持を危惧してましたので。
 立民は「何で共産24(現有19)、公明22(現有13)を下回る20(現有11)しか立てないんだよ。少なすぎるだろ」と思い「20は確実に取るだろ」と思いきや「公明19>立民17」だから脱力します。立民ってそんなに政治力ないんですかね?。都議選で議席を増やしたとは言え、これでは参院選での立民の成績が心配されます(しかもこれら全て「立民の独力」で当選かと言ったら明らかにそうではなく、共産や社民が共闘してた箇所があるわけですからね)。
 維新「0→0」は予想の範囲内ですが、グッドニュースです。維新もこのまま順調に退潮して欲しい。
 れいわ「0→0」は意外でした。最近支持率が下降傾向にあるとは言え1議席程度取るかと思っていました。
 このままれいわには退潮して欲しい。しかし選挙結果を考えるに昔はともかく「最近のれいわの支持層=国民民主、参政支持層」であって「共産支持層」ではないのでしょう。
 社民「0→0」議席は予想の範囲内ですがやはり残念です。国民民主、参政の議席獲得といい「ウヨ勢力の政治的伸張」を感じげんなりしますが、しつこいですが「諦めず頑張ろう」と書いておきます。
 ローカル政党・都民ネットが「1→1」で議席増はできなかったモノの、議席を維持したことはまずは喜びたい。
 他はマスコミ記事や、道産子ナオ氏のツイートなどを紹介しておきます。


本当に「共産党の話題だけ1ミリも出なかった」嘘のような話 - Gl17の日記
大手報道業者による日本共産党へのシカトと嫌悪はいじめの域に達していないか。 #都議会選挙2025 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室

#都議会選2025 の結果について (メモ) - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
 日本共産党は報道業者による日本共産党シカトのせいもあって議席を減らしましたが、闘いは続きます。

 マスゴミ偏向報道には全く腹が立ちます。共産としてはマスゴミに対して強く抗議すると共に、YouTube動画など独自の広報ツールも強めていく必要があるでしょう。


「千代田区ショック」佐藤沙織里氏、平慶翔氏ら下す 減税メガネの愛称で不法移民ゼロ訴え - 産経ニュース
 参政党の議席獲得にも呆れましたが、こんな右翼分子が当選するとは都民の見識を疑います。どうも「NHK党の立花」とつながりがあるようですし。マスコミもこうした人間はもっときちんと批判すべきです。

道産子ナオ
◆HRK
 国民、都民*3、立憲、参政が伸びて、自民、公明、共産が減らした。維新、再生*4、社民、れいわはゼロ。共産党は残念だが、維新、再生がゼロは喜ばしい。

道産子ナオ
 維新や新選組、再生が全員落選したのは良かったけど、国民民主党や参政党が躍進したのは良くないよね。

 全く同感です。

道産子ナオ
◆白石たみお 都議会議員[品川区]
 選挙の結果は、厳しいものになりました。皆さんの期待に応えられず、力及ばず、申し訳ありませんでした。
 皆さんの要求、掲げた公約の実現のために、引き続き頑張ってまいります。
◆池川友一 日本共産党都議会議員【町田市】
 町田市確定しました。
 議席に届きませんでした。
 すべては、私の力不足です。
 この選挙を支えていただいたみなさまに、心から感謝申し上げます。
◆大つき かおり@都議会議員候補(江東区
 今回の都議選で残念ながら当選することが出来ませんでした。
 ご支持、ご支援頂いた皆さんに心から感謝申し上げるとともに、私の力不足をお詫び申し上げます。
 この結果を受け止め、目前に迫った参議院選挙に向けて引き続き頑張ります。ありがとうございました。
◆みなと(湊)隆介🏳️‍🌈淀川区日本共産党(生活相談などお気軽に)
 日本共産党は都議選14議席かな...(ボーガス注:現職の)白石さん、和泉さん、原純子さん、池川さん、青柳さん、そして江東区で新旧交代を図った大つきさんなど残念すぎる...この無念さは参院選で取り返すしかない。

 白石氏、池川氏(現職)、おおつき氏(新人)などの落選にはげんなりですが、次の都議選での当選*5を祈念したい。それまでにいろいろと政治活動で復帰機運を作り出して欲しい。 
 勿論、湊氏が言うように参院選での奮闘も大事です。
 一方で

道産子ナオ
◆かばさわ洋平*6
 豊島区の定数3で米倉春奈さんに当確です!おめでとうございます!

という明るいニュースもありました(明るいニュースは議席減という暗いニュースを帳消しにはしませんが)。

神谷貴行
 東京都議選共産党は19議席から14議席
 暑い中現場で選挙運動に頑張った皆さん、まずはお疲れ様でした。
 票数等の根拠なしの感想ですが、「党の基礎体力の減衰よりも踏みとどまった」という印象です。小定数ほど共闘的効果が出たのかも。逆に言えば参院比例はもっと過酷だと思います。

 青字部分は「おためごかし」にすぎず、赤字部分の『嫌み』が本心でしょう。いつもながら、全くげすな野郎です(とはいえ、最近の紙屋は「松竹や紙屋たちの運動が上手くいかないこと」もあってか、こうした「党を愛するかのようなポーズ(党支持者を上手く丸め込んで自分たちの支持者にしたい?)」が増えてる気がします。とはいえ結局はそうした態度は「ただのポーズ」にすぎないことは、今回の赤字部分のような嫌みでいつも「モロバレだと思います」が)。
 勿論、赤字部分には何の根拠もないでしょう。そもそも元党員とはいえ、東京ではなく福岡に住んでる神谷に、「東京の共産」の現状の何が分かるというのか?。「神谷の住む福岡」で仮に「党が衰退傾向にある(実際どうか知りませんが)」としてもそれは単純に「東京にスライドできる話」ではないでしょう。
 なお、「党の基礎体力」云々(それが事実かどうかはひとまず無視します)は紙屋なりに「党をdisってるつもり」なのでしょうが、むしろ「つまり、コアな共産支持層(党員、サポーター、後援会員)の他に、ソフトな共産支持層*7がかなりいて、共産候補の当選(今回は都議選)に貢献してると言うことですよね。支持理由はともかく、コアな支持層でなくても、党に期待してる人がたくさんいるということですよね?。その点では党はそれなりに評価できるんじゃないですか?」ということで「ある意味、党への褒め言葉になってる」のが皮肉です。

三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト
共同通信緊急世論調査(6月21~22日実施)
比例投票先
自民  26.7(+0.8)
立憲  11.1(+1.9)
国民  10.6( -0.9)
れいわ 6.8(+2.5)
公明  5.1(+1.4)
維新  4.8( -0.3)
参政  4.3(±0.0)
共産  3.1( -0.1)
保守  1.8( -0.2)
社民  1.6(+0.5)

 (勿論、他社の調査も見る必要はあるでしょうが)
1)相対1位とはいえ、自民が1位であること、
2)国民民主やれいわが未だ支持が高いこと、
3)参政が急激に伸びてること(国民民主から支持が移行?)、
4)共産が伸び悩んでることにげんなりしますが、参院選当日まで諦めずに戦うほかないのでしょう(一方で維新が下降傾向にあることは望ましい)。
 なお、参政(3議席)はともかく、俺の願望込みですが、都議選で思ったほど躍進しなかったことで国民民主(公明19,立民17,共産14を下回る9議席)やれいわ(獲得議席ゼロ)の支持率が今後下降していくことを祈念したい。

*1:これは紙屋や松竹だけでなく、阿部治平、広原盛明など他の「自称左派、リベラルの反共分子」の多くに該当しますが。そんなに「自分たちの力不足」を認めたくないのか。どれほど当事者意識がないのか。共産に悪口して済む話じゃないでしょうに。

*2:恐らく無所属当選に「裏金非公認」が含まれ、それを選挙後公認することで議席は若干増えるのでしょうが、それでも打撃ではあるでしょう

*3:原文のまま。実際は現有議席維持

*4:石丸新党のこと

*5:まあ都議選ではなく国会議員、東京都下の首長、市区町村議の選挙という可能性もあるでしょうが。

*6:千葉市議(共産党

*7:俺もその一人です。