kojitakenに悪口する(2025年2/14日分)

「民のかまど」は北守さん(藤崎剛人氏)が「通俗道徳にすぎない」と喝破する、「減税への欲望」を正当化する減税真理教信者のための神話だ - kojitakenの日記
 勿論、作り話ですが俺は「民のかまど」は「貧困者から税金は取ってはいけない(例えば基礎控除はそういう考えが前提です)」「税金は応能主義(累進課税)であるべきだ」「だから逆進性の高い消費増税などとんでもない」という話だと理解しています。そのように理解すれば何の問題もないでしょう。
 問題はkojitakenや藤崎*1が批判してる面子(国民民主の玉木など)は「そうは理解せず」、むしろ「金持ち減税」を正当化している(その結果として消費税増税や福祉切り捨てが主張される)という話です。
 それにしても、前も書きましたが、kojitakenや藤崎が「減税それ自体が悪」であるかのように論じるのには「アホか?」と呆れますね。
 問題は「減税の目的と方法」の是非であって、それによって減税は善にも悪にもなり得ます。

北守さん
 右派も左派も減税ポピュリズムに流れている中で、立憲は支え合いの政治というブルーオーシャンを取りに行けばいいと思いますけどね。医療子育て年金教育への支援策とともに理念から論理的に訴えていけば支持する若年層も増えるでしょう。

 藤崎とid:kojitakenには「やれやれ(呆)」ですね。
 俺の理解では「既成政党」において藤崎の言う「医療子育て年金教育への支援策」を最も訴えてるのは「共産」でしょう(だからこそ俺は共産支持ですが。俺はkojitakenの言う「権威主義」云々で共産支持してるわけではないし、「俺は反共主義者ではない(容共主義)」とはいえ、「共産主義者でもなく」、共産主義を理由に支持してるわけでもない)。俺の理解では共産は「藤崎の言う減税ポピュリズム」からは明らかに距離を置いている(だからこそ「近年強まってる減税ポピュリズムに乗っかって支持を増やしたとみられる国民民主に比べ」共産の支持が低い*2という皮肉な話なのかもしれませんが)。
 それなのに、何で藤崎らの共産評価は高くない上に「立民の評価がやたら高い」のか?。理解に苦しみます。
 なお、「医療子育て年金教育への支援策」を訴えてる共産よりも「訴えてない国民民主」の「若年層の支持」が世論調査では高いことを考えると俺は藤崎やkojitakenほど楽観的にはなれませんね。
 いずれにせよ「医療子育て年金教育への支援策」を訴えるべきなのは「それが正論だから」であって「支持する若年層も増える」とか「ブルーオーシャン」とかいう「選挙の勝ち負け」等「目先の利益の話」ではない。あえて言えば「支持されなかろう」が「選挙で負けよう」が「あるべき政治理念」として訴えるべき話です。
 それにしてもNHKの図表は分かりづらいですね。「維新と参政(同じオレンジ系統)」「公明とれいわ(同じピンク系統)」「立民、共産、国民民主(同じ青系統)」が「同系列の色」なので一瞬何が何だかわからなくなります。この中で自民だけが「他と違って分かりやすい赤」なのは「国営放送として、自民を目立たせるために故意にやってるのか」と疑いたくなります。


参院選京都選挙区への立候補予定が発表された新選組・西郷南海子が京都で自分の名前と「減税!減税!減税!減税!」の連呼をやっていた(呆) - kojitakenの日記
 過去には市民連合の一員で、野党共闘支持の立場に立つ『市民と野党の共闘で政権交代を』(共著、2021年、あけび書房)と言う著書も出してる西郷氏*3が「市民連合野党共闘)から明らかに距離を置くれいわから出馬」とは「何だそりゃ?」「いつ宗旨替えしたの?」と心底呆れます。「政治主張の是非」以前の問題でしょう。

まことん
 左派なら、内国植民地という問題意識は持っているはず。台湾や南沙諸島などは横に置くとして(置けないが*4)、チベットウイグル内モンゴルなどの歴史と現実に思いを馳せれば、「中国政権の方が米国政権よりもマシ」とは、とても言えないはず。

 kojitakenに悪口する(2025年2/11日分) - bogus-simotukareのブログで批判した「大椿社民党副党首(参院議員)へのくだらない言いがかり、いちゃもん(伊勢崎賢治の妄言「みなさんは中国が1979年以降、どこかの国と何回戦争したかご存知でしょうか。一度もないのです」を肯定的に引用したXを発信した社民党・大椿裕子の不見識に怒る - kojitakenの日記)」の続きですね。
 こういうくだらない言いがかりを大椿氏にやる一方で「ロリコン変態・本多平直(西村の夫)」を「議員辞職する必要はない」とかばったバカ「西村智奈美(人間として最低のクズ、批判されてしかるべき)」を
立民代表を西村智奈美、共産委員長を田村智子にそれぞれ代えてから「野党共闘」を再開すれば良い。そうすればスーパーマッチョな新選組の反動的体質との対比が鮮やかになって、新選組に無駄に流れる票も減るのではないか - kojitakenの日記2023.6.20
衆院法務委員長に西村智奈美氏が就任へ。選択的夫婦別姓の法制化の機運高まる - kojitakenの日記2024.11.10
とまで持ち上げ、「西村の本多擁護」についても

西村智奈美が「所得の高い人から保険料をもう少し負担してもらって、再分配を行っていきたい」と述べた - kojitakenの日記2021.11.23
 西村氏は本多氏とは別人格ですので、本多氏の問題は4人の候補者の中で西村氏を推す際の判断材料には加えていません。
→ボーガス注:西村が「ロリコン暴言」本多を「議員辞職は重すぎる」とかばった時点でそんな言い訳は不可能。id:kojitakenの主張は「安倍昭恵と安倍首相は別人格。森友問題で安倍氏は悪くない」「菅首相と息子(東北新社勤務)は別人格。東北新社問題で菅首相は悪くない」「岸田首相と息子(首相秘書官だった)は別人格。息子が秘書官の肩書きでバカをやろうと岸田首相は悪くない」レベルの詭弁。

と詭弁を吐いて西村をかばったid:kojitakenは「明らかにアンチ社民党の立民支持者(特に西村支持者)」なのに

ICCがプーチンの逮捕状を出した時に反対した伊勢崎賢治は「ICCはネタニヤフには逮捕状を出さない! 親米だ」と怒っていたのに実際に逮捕状を出してもスルー、今回トランプがICCを制裁しても批判せず沈黙しているらしい(呆)(宮武嶺さんのブログ記事より) - kojitakenの日記
 夏の参院選比例区では社民党に投票するつもりです

と虚言を吐くことには心底呆れます。「類友宮武嶺など周囲も「モロバレの嘘は辞めたら」と忠告すべきです。
 それはともかくid:kojitakenの「類友のバカ」まことんの「アホツイート」ですが、「外国を武力侵略する(米国やロシア)」のと「国内の民族問題(中国)」は大分違う。
 その理屈なら「日本が現時点では外国侵略してないこと(ベトナム戦争など米軍の侵略戦争の後方支援はありますが)」も「沖縄基地問題」「北海道のアイヌ問題」という「内国植民地の存在」を理由に「どうでもいいこと」になってしまう(日本の方が、外国侵略してる米国やロシアよりましとは言えない)が、それはおかしいでしょう。
 そしてその内国植民地云々の理屈なら「中国と同一視はできない*5」にしても、カタルーニャ独立派のプチダモン元首相を国外亡命に追い込む(例えばスペイン カタルーニャ州のプチデモン元州首相 一時的に帰国も再び国外に逃れる | NHK | スペイン(2024.8.11)参照)」など「カタルーニャ独立運動」を明らかに弾圧してるスペイン政府や、

自治権剥奪、根強い不信感 総選挙投票控えるカシミール中心都市―インド:時事ドットコム2024.5.12
 国内で唯一イスラム教徒が多数派だったジャム・カシミール州は、かつて藩王国だった歴史的経緯から、憲法上特別な自治権が認められていた。しかし、モディ政権は19年にこの憲法規定を廃止。ジャム・カシミールとラダックの二つの連邦直轄地に分割した。パキスタンからの越境テロを防ぐための治安強化が名目だったが、政権のイスラム教徒に対する弾圧と受け止められた。

というカシミール独立運動を弾圧するインド、

北米最高峰の名、旧称のマッキンリーに トランプ氏が大統領令署名へ [トランプ再来][アメリカ大統領選挙]:朝日新聞2025.1.21
 トランプ米大統領は就任初日の20日アラスカ州の北米最高峰デナリ*6を旧称のマッキンリーに戻す大統領令に署名する。

でわかるように、トランプ政権になってから明らかに「先住民に敵対的な態度の米国」なども批判して欲しいところですが、「中国政府しか批判しない、反中国のバカ」がkojitakenやまことんでしょう。
 バイデン時代はともかくトランプ時代になってからは「外国侵略するだけでなく内国植民地(米国先住民)にも酷い態度」なのだからまことんのように「内国植民地」を持ち出しても「外国侵略しない中国の方が、外国侵略する上に内国植民地も差別してる米国よりまし」と言って何ら問題ないでしょう。まあ連中は「自称左翼」ですが、単に「中国に悪口し、米国を擁護したいだけ」の「反中国、親米国」でしょうが。
 まあこう書くと連中は「ボーガスは中国に甘い」呼ばわりでしょうが、俺の価値観では「kojitakenと類友まことんが異常に中国に敵対的な一方で、異常に米国に甘い」。

*1:埼玉工業大学非常勤講師

*2:世論調査に寄れば、比較的、「高齢者の共産支持が多い(とはいえ一番高齢者の支持が多いのは自民ですが:というか全世代において自民支持が一番多いですが)」のは「支持者の高齢化」と見るよりは「減税ポピュリズムの観点」から見るべきではないかと俺は思っています。「一部の金持ち高齢者」を除き、労働が困難になり、年金収入が主要収入の高齢者にとって「消費税減税(消費品の価格低下)」ならともかく所得税減税や資産減税をされてもあまり意味がなく、むしろ「介護サービスの充実」などの「再分配政策」の方が有り難いからです(そして主要政党では恐らく共産が最も再分配政策を強く主張している)。とはいえ、中流以上の「若者や中高年(現役労働世代)」ならともかく、「中流未満(というか下流?)の若者や中高年」は「収入は多くない」ので、彼らが再分配政策より減税政策を支持するのは変な話ですが。

*3:安保関連法に反対するママの会発起人。著書『デューイと「生活としての芸術」: 戦間期アメリカの教育哲学と実践』(2022年、京都大学学術出版会)、『ママは駄菓子のじゅうえんや』(2024年、かもがわ出版

*4:「おいおい(呆)」ですね。台湾問題はともかく、南沙問題は、中国と領有権を争う「ベトナムやフィリピン、台湾が正義」で「中国が悪」といえる問題ではないでしょうに、どこまで「反中国のバカ」なのか。

*5:勿論「中国の方が締め付けが厳しいのかもしれない」と言う意味です。

*6:デナリは先住民族による呼び名