石破首相最側近の赤沢再生相側、231万円「企業献金」か 鳥取のガス会社会長ら9人寄付 - 産経ニュース
赤沢再生相が選挙区内の社長から献金授受 識者「事実上の企業献金」 | 毎日新聞
形式的には個人献金(米子ガスの社長などが個人で献金)だが、「献金時期、金額が完全に一致、あるいは近接してる」など、どう見ても「米子ガスの企業献金」と言う話です。
勿論、だからといって「企業、団体献金禁止」が無意味なわけではないからこそ、「自民、国民民主」は禁止に反対するわけですが、禁止してもこうした「個人献金を装った企業、団体献金」があり得ることは容易に予想できるし、それをどう規制するかは重要な問題でしょう。
この話は「石破側近*1の赤沢*2叩き」で終わらせていい話ではない。
しかし「企業献金を個人献金に偽装しようとする問題行為」なので「批判されて当然」ですが「石破の商品券」といい、「自民反主流派(安倍派など)」による「石破おろし*3」かと思うと複雑な思いはあります。
千葉知事選、現職の熊谷俊人氏が再選 - 産経ニュース
千葉市長選、現職の神谷俊一氏が再選 - 産経ニュース
自民党王国「千葉」の上に「オール相乗り(立民、国民民主も支持)VS共産」なので予想の範囲内ですが残念ではあります。
千葉知事選、現職の熊谷俊人氏が再選 - 産経ニュース
「現職(約140万票)や共産候補(約14万票:自民党王国千葉でオール相乗りとはいえ、やはり現職との票差にはげんなりします)に比べれば」数が少ないとは言え、N国立花やつばさ黒川に投票する人間がいることには絶句しますね。
しかも数が少ないとは言え「立花7万、黒川1万」とは「何を考えてるのか?」と心底呆れます。
なお、NHK出口調査によると「立花への投票者」のかなりの部分は「国民民主、れいわ支持層」で「やはりそういう政党なのか*4」と改めて両党に呆れると共に「そんなろくでもない政党の世論調査での支持率が高いこと(減税ポピュリズム?)」にげんなりですね。意外なのは数が少ないとは言え「自民、立民、国民民主支持(今回これらは現職を支持したし、自民、国民民主に至っては共産敵視の右翼政党)」と回答した層(2024年衆院選で自民党等に投票し、今年の参院選でも同様の投票予定?)にも「共産候補」への投票があることです。
共産支持と回答した層にも「現職投票」があって意外ですが、これは「ソフト支持者」なんでしょう。俺は「ソフト支持者」ですが「兵庫県知事選」のようなケース(共産候補に投票すると斎藤再選の恐れが高い→我慢して稲村に投票)でも無い限り「共産候補に投票」ですが。こうした「現職支持に流れたソフト共産支持層」や「今回限りだとしても、現職に投票せず、共産候補に投票した他党支持層」をどうやって「強い共産支持層にしていくか」は大きな課題ではあるでしょう。
茨城・坂東市長選、現職の木村敏文氏無投票3選 - 産経ニュース
茨城が自民党王国とは言え何とも不健全な話です。
商品券配布「歴代首相が慣例として普通にやっていたこと」自民鳥取・舞立参院議員 - 産経ニュース
鳥取選出なので石破*5(自民鳥取県連会長)をかばってるという面はあるでしょうが、恐らく「その通り」なのでしょう。
「歴代首相」が具体的に「誰」なのか、はっきり言って欲しいところですが、恐らく元首相として同様の行為をしていた存命の元首相達
【首相就任順】
◆森*6(1937年生まれ)
◆小泉*7(1942年生まれ)
◆福田*8(1936年生まれ)
◆麻生*9(1940年生まれ)
◆菅*10(1948年生まれ)
◆岸田*11(1957年生まれ)
特に石破政権幹部である麻生自民党最高顧問、菅自民党副総裁の名前を出すわけに行かず、曖昧にごまかしてるのでしょう。
石破やその周辺からすれば「何で俺だけ叩かれる」「マスコミや野党はともかく、自民の人間は以前からそういう慣例だと知ってるはずだ」「不当な石破おろしだ」の思いが強いのではないか。
年収の壁、参院選に影響か 比例代表投票先意向、国民17%、自民16% | 毎日新聞
「そんなに減税だけが大事か(無責任な国民民主の減税路線だと国家財政が破綻するか、大幅な社会福祉切り捨てになりかねないが)」「国民民主党の極右性はどうでもいいのか」と改めて「日本人の馬鹿さ」にげんなりしますね。まあ、諦めずに戦うほかはないわけですが。俺的には「あえて言えば、国民民主や維新に投票するぐらいならまだ自民の方がまし」ですね。
これについて
[B! あとで読む] 年収の壁、参院選に影響か 比例代表投票先意向、国民17%、自民16% | 毎日新聞
id:tekitou-manga
いまの民民に入れるの、米共和党に入れるのと大差ないと思う。玉木がどんどん開き直って(ボーガス注:財務真理教という陰謀論への迎合など)嘘を垂れ流すようになってる。嘘をついても狂信者たちが本当にしてくれると思ってるだろ
と言う指摘には全く同感です。
<主張>死刑の世論調査 国民の制度支持は底堅い - 産経ニュース
「夫婦別姓」「女性天皇」ではいかに世論調査で国民支持が多かろうとも「世論の支持は関係ない。日本の伝統(夫婦同姓、男性天皇)に反し、適切でない」と主張するくせに全くデタラメな産経です。
その産経の論理なら「世論の支持は関係ない。誤判(冤罪)の危険性がある以上、死刑は廃止すべき*12」といえるでしょうに。
勿論こうした世論調査で仮に「死刑廃止>賛成」であっても産経は「夫婦別姓、女性天皇反対」のように「犯罪防止(あるいは被害者感情など)に反する」として「世論調査否定」の論を展開するでしょう。
そもそも世論調査の支持*13と死刑の是非は全く関係ない*14し、こうした「死刑に肯定的な世論」は被害者感情を理由に「死刑を肯定的に報じるマスコミ報道」「死刑廃止の立場に立たない政府の態度」の影響も大きいでしょう。
免田事件、財田川事件、松山事件、島田事件、袴田事件(再審無罪の死刑判決事件)、三鷹事件、帝銀事件、名張毒葡萄酒事件*15(冤罪の疑いがある死刑判決事件:死刑執行前に獄中で病死)等の「死刑冤罪の危険」を考えれば死刑は廃止されて当然です。
それにしても「袴田事件があってもこれか?」と「日本人の馬鹿さ」にげんなりしますね。
そもそも無期懲役も「多くの場合、事実上の終身刑(そう簡単に仮釈放*16されず、結果的に獄中で病死するケースも多い*17)」である。また、仮釈放された場合も、保護観察下に置かれ、また何か問題を起こせば仮釈放が取り消されるという意味で「自由気ままな生活ができるわけではなく」、決して軽い刑ではないでしょう。
また、一方で
1)帝銀事件、三鷹事件、名張毒葡萄酒事件(再審請求がされ日弁連が支援、但し、いずれも死刑囚は既に病死)、北海道庁爆破事件 - Wikipedia(現在再審請求中で日弁連も支援、現在も存命)のような「冤罪の疑いが指摘される死刑判決事件」
2)大道寺あや子、佐々木規夫(いずれも1948年生まれ。1977年、日本赤軍によるダッカハイジャック事件で、超法規的措置で釈放)が逃亡中であるため、共犯者である大道寺将司(大道寺あや子の夫。2017年に病死)、片岡利明(現在収監中)の死刑を執行した場合、今後、佐々木らを逮捕、起訴*18した場合に裁判審理に支障が出る恐れがある三菱重工爆破事件 - Wikipedia
3)死刑囚が妊婦の場合(刑訴法上、「胎児の命」保護のため、出産後の執行が義務づけられてる)
4)死刑囚が認知症である場合(刑訴法上、正常な精神状態でない場合は死刑執行ができない)
のような「特殊ケース(死刑執行したらまずいケース*19)」は勿論、そうした問題(冤罪の疑い等)がない事件も「死刑廃止論」等の影響で、死刑が多くの場合「事実上の終身刑(死刑執行前に病死*20)」となっていることにも注意が必要でしょう。
日本において獄死もしくは恩赦された死刑囚の一覧 - Wikipedia(但し、帝銀事件、三鷹事件,名張毒葡萄酒事件と言った冤罪の疑いが指摘された事件を含む)を紹介しておきます。
まあ、死刑賛成派の多くは、これらについて(名張毒葡萄酒事件など冤罪の疑いが指摘されてるケースはともかく、死刑囚が犯行を認めてる場合については)「すぐに死刑執行すれば良かった*21」としか思わないのでしょうが。
【参考】
以下は「死刑囚、病死」、あるいは日本において獄死もしくは恩赦された死刑囚の一覧 - Wikipediaの「事件名」「死刑囚名」でググってヒットした記事です。
現在、死刑囚の多くが「事実上の終身刑(死刑執行されないまま、獄中で病死)」であることが分かります。
中学生誘拐殺人の綿引死刑囚が死亡 東京拘置所 - 日本経済新聞2013.6.24
法務省は24日、身代金目的誘拐や殺人などの罪で死刑判決が確定した綿引誠死刑囚(74)が、23日夜に収容先の東京拘置所で死亡したと発表した。今月上旬にくも膜下出血で倒れ、治療中だったという。
同省などによると、綿引死刑囚は1978年、茨城県日立市で女子中学生(当時14)を誘拐、殺害したなどとして1988年に死刑が確定した。
宇治川死刑囚が死亡 76年の群馬中学生2人殺害事件 - 日本経済新聞2013.11.16
法務省は16日までに、1976年に群馬県伊勢崎市で女子中学生2人を殺害したなどとして強盗殺人や現住建造物放火などの罪に問われ、死刑が確定した宇治川(旧姓田村)正死刑囚(62)が15日午後、収容中の東京拘置所で死亡したと発表した。同省によると、肺がんの治療中だった。
確定判決によると、宇治川死刑囚は1976年4月、隣家の会社員宅に強盗に入り、留守番をしていた女子中学生2人を包丁で刺殺するなどした。
92歳の死刑囚、拘置所で病死 - 日本経済新聞2014.4.19
法務省は19日、埼玉県内で1973~1974年に女性2人を殺害したとして強盗殺人などの罪に問われ死刑が確定した石田富蔵死刑囚(92)が同日午前、前立腺がんのため、収容中の東京拘置所で死亡したと発表した。
中山死刑囚が病死 仮出所中に2人殺害 - 日本経済新聞2014.5.16
法務省は16日、仮出所中の1998年に大阪府豊中市で男女2人を殺害*22したとして殺人などの罪に問われ死刑が確定した中山進死刑囚(66)が15日夜、大阪医療刑務所で死亡したと発表した。法務省によると、死因は食道がん。
確定判決によると、中山死刑囚は1998年2月、豊中市内の路上で交際相手の夫を手製のやりなどで刺殺し、一緒にいた別の女性も口封じのために殺害した。別の強盗殺人事件で1973年に無期懲役が確定して服役。1991年に仮出所していた。
沖倉死刑囚が病死 東京・あきる野の資産家姉弟殺害 - 日本経済新聞2014.7.2
法務省は2日、東京都あきる野市で2008年に資産家の姉弟を殺害したとして強盗殺人などの罪に問われ、死刑が確定した元同市職員、沖倉和雄死刑囚(66)が同日未明、転移性脳腫瘍のため、収容中の東京拘置所で死亡したと発表した。
確定判決によると、沖倉死刑囚は2008年4月、知人の男と共謀して姉弟宅に侵入。現金やキャッシュカードを奪ったうえで、2人を窒息死させ、遺体を長野県内に遺棄するなどした。今年1月に死刑が確定していた。
幾島死刑囚が病死 富山の暴力団組長夫婦殺害 - 日本経済新聞2014.7.17
法務省は16日、富山県高岡市で2000年に暴力団組長夫婦を射殺*23したとして殺人などの罪に問われ、死刑が確定した元組幹部、幾島賢治死刑囚(67)が同日午後、肝不全のため名古屋拘置所で死亡したと発表した。同省によると、肝臓がんで治療中だった。
確定判決によると、幾島死刑囚は実行役だった別の死刑囚(病死)と共謀。2000年7月、所属していた暴力団の組長(当時56)と組長の妻(同52)を拳銃で射殺した。
浜田死刑囚が死亡 福岡保険金連続殺人 - 日本経済新聞2017.6.27
法務省は26日、1978~1979年に福岡県内で保険金目当てに内縁の妻の子供ら3人を相次ぎ殺害したとして殺人罪などに問われ、1988年に死刑が確定した浜田武重死刑囚(90)が吐いた物をのどに詰まらせて死亡したと発表した。
確定判決によると、浜田死刑囚は1978~1979年、内縁の妻=一審公判中に死亡=と共謀、内縁の妻の子供(当時16)を農業用水路で水死に見せかけて殺害するなど3件の殺人事件を起こし、2人*24の保険金約1100万円を詐取した。
阿佐死刑囚、拘置所で病死 山梨キャンプ場殺人 - 日本経済新聞2020.2.11
法務省は11日、山梨県都留市のキャンプ場で2003年に3遺体が見つかった事件*25で殺人罪などに問われ、死刑が確定した元建設会社社長、阿佐吉広死刑囚(70)が、間質性肺炎のため東京拘置所で死亡したと発表した。
確定判決によると、阿佐死刑囚は2000年5月、暴力団関係者(病死)らと共謀し、50代の男性2人を監禁してキャンプ場で絞殺。1997年3月ごろには、会社の事務所で男性従業員を木刀で殴るなどして死なせていた。
88歳の死刑囚、肺炎で死亡 知人や共犯者ら3人を殺害:朝日新聞2020.10.17
1972~74年に埼玉県熊谷市などで知人3人を殺害し、強盗殺人や殺人などの罪で死刑が確定した元不動産ブローカー高田和三郎死刑囚(88)が17日、収容先の東京拘置所で肺炎のため死亡した。
高田死刑囚は
1972年2月、使い込んだ金の返済を求められて知人(当時45)を殺害、
1973年7月、事件の発覚を恐れて共犯者(同53)を殺害
1974年2月、不動産取引を通じて知り合った男性(同32)を殺害し、残高約313万円の預金通帳を奪うなどした。
61歳死刑囚が病死 フィリピン人女性2人殺害で刑確定:朝日新聞2020.12.13
交際していたフィリピン国籍の女性を殺害*26し、殺人と死体損壊・遺棄罪で死刑が確定した野崎浩死刑囚(61)が、慢性腎不全のため収容先の東京拘置所で死亡した。
確定判決によると、野崎死刑囚は1999年4月、横浜市の自宅で飲食店従業員の女性(当時27)を絞殺、2008年4月、東京都港区の自宅で飲食店従業員の女性(同22)を絞殺し、遺体を切断して運河などに捨てた。1999年の事件では(ボーガス注:証拠が不十分で?)殺人罪で起訴されず死体損壊・遺棄罪で実刑が確定し、出所後に2008年の事件を起こした。
マブチ事件の死刑囚が病死 - 日本経済新聞2021.9.17
法務省は17日、2002年にマブチモーター社長(当時)の妻子を殺害するなど3事件*27で計4人を殺害したとして強盗殺人などの罪に問われ、死刑が確定した畠山(旧姓小田島)鉄男*28死刑囚(74)が16日夜、食道がんのため収容中の東京拘置所で死亡したと発表した。
確定判決によると、畠山死刑囚は2002年8月、守田克実*29死刑囚と共謀してマブチモーター社長の自宅で妻と長女を殺害して現金や貴金属を奪い、放火した。
同年9~11月には東京都目黒区の歯科医や千葉県我孫子市の金券ショップ経営者の妻を殺害し現金などを奪った。
88年の夫婦強盗殺人、高橋和利死刑囚が東京拘置所で病死…確定死刑囚は111人に : 読売新聞2021.10.8
法務省は8日、1988年に横浜市鶴見区で夫婦を殺害し現金を奪ったとして、強盗殺人罪で死刑が確定した高橋和利*30死刑囚(87)が、同日未明に東京拘置所で病死したと発表した。死因は誤嚥性肺炎。
確定判決によると、高橋死刑囚は1988年6月、架空の融資話を金融不動産業の男性(当時65歳)に持ちかけ、男性と妻(同60歳)を殺害して現金1200万円を奪った。
76歳死刑囚が病死 埼玉・本庄市の高齢夫婦強盗殺人事件で死刑確定 [埼玉県]:朝日新聞2021.12.12
埼玉県本庄市で2007年、高齢夫婦を殺害して現金約1万円を奪ったとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した岩森稔死刑囚(76)が11日深夜、収容先の東京拘置所で心不全により病死した。
確定判決によると、岩森死刑囚は生活費に困り2007年2月21日、以前借金したことがある男性(当時69)宅で、男性と妻(同67)を鈍器で殴るなどして殺害し、現金を奪った。無期懲役とした2008年3月のさいたま地裁判決を、東京高裁が破棄して死刑を言い渡し、最高裁も上告を棄却していた。
鳥取連続不審死の上田死刑囚が死亡、食べ物詰まらせたか 広島拘置所:朝日新聞2023.1.15
鳥取県で2009年に起きた連続不審死事件*31で、男性2人に対する強盗殺人などの罪で死刑が確定した元スナック従業員・上田(うえた)美由紀死刑囚(49)が14日、収容先の広島拘置所で死亡した。法務省が15日に発表した。食べ物を詰まらせたことによる窒息死とみられるという。法務省や広島拘置所によると、上田死刑囚は14日午後4時20分ごろ、自室で夕食中にむせて倒れた。音に気づいた職員がすぐに駆けつけ、口の中の食べ物を取り除くなどしたが、意識を失っていた。約15分後に到着した救急車で外部の病院に搬送され、同日午後6時57分に死亡が確認された。
マニラ保険金殺人 岩間死刑囚が東京拘置所で死亡 病死か - 産経ニュース2023.8.25
東京拘置所は25日、フィリピン・マニラで知人男性2人を保険金目的で殺害*32したとして殺人罪で死刑が確定した岩間俊彦死刑囚(49)が24日午後、拘置所内で死亡したと発表した。病死とみられる。糖尿病の持病があり、以前から投薬治療を続けていた。
岩間死刑囚は23日に手足の脱力感などを訴え、医師の診察の結果、慢性腎不全と診断された。拘置所内の病院に入院する準備を進めていたが24日昼過ぎに容体が急変。心停止となり、救命措置を講じたが死亡が確認された。
確定判決によると、共犯の男=殺人罪などで無期懲役確定=らと共謀。現地で実行役を雇って平成26年に山梨県韮崎市の整骨院経営、鳥羽信介さん=当時(32)=を、27年に山梨県笛吹市の会社役員、中村達也さん=同(42)=をそれぞれ拳銃で殺害した。1、2審で死刑判決を受け、最高裁が今年6月に上告を棄却。死刑が確定した。
窪田勇次死刑囚が病死 北海道の資産家夫婦殺害 - 産経ニュース2023.9.23
法務省は23日、昭和63年に起きた北海道北見市の資産家夫婦殺害事件で殺人罪に問われ、死刑が確定した窪田勇次死刑囚(78)が、誤嚥性肺炎による呼吸不全で死亡したと発表した。
確定判決によると、保険外交員だった昭和63年10月、不当な勧誘の発覚を防ぐため、顧客だった北見市の矢田勝治さん=当時(61)=宅で、勝治さんと妻、和枝さん=同(56)=の首を包丁で刺すなどして失血死させた。
窪田死刑囚は事件後に逃亡。当時の公訴時効(15年)成立まで約10カ月だった平成14年12月に逮捕された。一、二審とも死刑判決を受け、最高裁が平成21年12月、死刑囚側の上告を棄却し確定した。
守田克実死刑囚が拘置所内で死亡 マブチモーター社長妻ら4人殺害:朝日新聞2024.9.9
法務省は9日、2002年に千葉県のマブチモーター社長(当時)宅などで計4人を殺害したとして強盗殺人などの罪で死刑が確定していた守田克実死刑囚(73)が東京拘置所で死亡したと発表した。守田死刑囚は肝がんなどの治療中だったという。
確定判決によると、守田被告は刑務所内で知り合った別の死刑囚*33=2017年に病死=と共謀し、2002年8月に千葉県松戸市のマブチモーター社長宅に侵入した。妻(当時66)と長女(同40)を絞殺したうえ、現金や腕時計などを奪い、住宅を半焼させた。同年9月には東京都目黒区で歯科医師の男性(同71)を、11月には千葉県我孫子市で金券ショップ経営者の妻(同65)をそれぞれ殺害し、現金などを奪った。
青酸連続殺人事件 筧千佐子死刑囚が死亡 | NHK | 事件2024.12.26
京都、大阪、兵庫で4人の男性に青酸化合物を飲ませ、3人を殺害した罪などで死刑が確定し、大阪拘置所に収容されていた筧千佐子死刑囚が26日収容されている大阪拘置所から病院に搬送され、死亡*34しました。
北村死刑囚が病死 大牟田4人殺害事件―法務省:時事ドットコム2025.3.7
法務省は7日、福岡県大牟田市の4人殺害事件*35で強盗殺人罪などに問われ、死刑が確定した元暴力団幹部の北村実雄死刑囚(81)が収容中の西日本成人矯正医療センター(堺市)で肺炎のため死亡したと発表した。
北村死刑囚は2月、肺炎の治療のため、広島拘置所(広島市)から同センターへ移送された。今月6日午後8時20分すぎに死亡が確認されたという。
確定判決によると、北村死刑囚は家族3人と共謀し、2004年9月、無職の女性=当時(58)=を絞殺し、女性の長男=同(18)=と長男の友人=同(17)=を銃で撃つなどして殺害した。
*2:今回が初入閣
*3:赤沢は石破派&現職閣僚なので、こうした醜聞の指摘は石破にとって打撃と思われる。なお、石破派の現役閣僚としては他に平デジタル相がいる。
*4:国民民主は勿論、れいわはもはや左派やリベラルとは言えないでしょう。
*5:小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相等を経て首相
*6:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)等を経て首相
*7:宇野内閣厚生相、宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相等を経て首相
*9:橋本内閣経企庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~四次安倍、菅内閣副総理・財務相、自民党副総裁(岸田総裁時代)等を経て自民党最高顧問
*10:第一次安倍内閣総務相、第二~四次安倍内閣官房長官、首相を経て自民党副総裁
*11:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)等を経て首相
*13:自民党、法務省が「死刑支持」の立場であること、この調査の実施主体が内閣府であることを考えれば死刑賛成回答を増やすための「誘導尋問がなかったかどうか」にも注意が必要でしょう(無知なのでその点、評価はできませんが)。
*14:勿論、これは死刑に限らず、全ての行政施策に該当することですが。
*15:この事件については例えば、江川紹子『名張毒ブドウ酒殺人事件:六人目の犠牲者』(2011年、岩波現代文庫)、東海テレビ取材班『名張毒ぶどう酒事件・死刑囚の半世紀』(2013年、岩波書店)参照
*16:「十分反省している」「身元引受人がいる」など条件が整わない限り、仮釈放はされませんので、獄中で死ぬまで「条件が整わないから仮釈放できない」と判断されれば「事実上の終身刑」になります。
*17:勿論「極めて低い可能性だとしても」仮釈放の可能性があるという意味では、無期懲役は『仮釈放のない終身刑』とは違いますが
*18:勿論、現時点では可能性の問題であり、逮捕、起訴できないまま彼らが死亡する可能性もありますが
*19:しかしこれらのうち「法律上執行したら違法になる3)、4)」はともかく、1)、2)は「死刑執行しても少なくとも現行法上は違法ではなく」、「世論の批判が予想される」等による政治的配慮として死刑執行が自重されてるにすぎません。現行法上、冤罪主張に留まらず、再審請求までしてもそれは「死刑停止」の効力は無く、実際、過去にもレアケースとはいえ「再審請求死刑囚の死刑執行」もあったかと思います。
*20:勿論「極めて低い可能性だとしても」生前に死刑執行の可能性があるという意味では「事実上の終身刑(死刑執行されないまま、獄中で病死)」になった死刑囚ではあっても終身刑とは違いますし、一方で、執行される死刑囚も当然いますが。なお、日本における被死刑執行者の一覧 - Wikipediaによれば一番最近の死刑執行は「2022年6月(当時は岸田内閣の古川法相)執行の加藤智大(2008年の秋葉原通り魔事件(7名殺害))」です。2023年、2024年は死刑執行はなく、2025年も現時点では死刑執行は発表されていません。ちなみに日本における被死刑執行者の一覧 - Wikipediaによれば「2008年:15人執行(麻生内閣)」「2018年:15人執行(第4次安倍内閣:但し、このうち13名はオウム真理教事件)」を除き、近年は死刑執行がある場合も「年間1桁台」であり、「1947年:12人執行」「1948年:33人執行」「1949年:33人執行」「1950年:30人執行」「1951年:24人執行」「1952年:18人執行」「1953年:24人執行」「1954年:30人執行」「1955年:32人執行」「1956年:11人執行」「1957年:39人執行」「1959年:30人執行」「1960年:39人執行」「1962年:26人執行」「1963年:12人執行」「1967年:23人執行」「1969年:18人執行」「1970年:26人執行(映画『天国の駅』(1984年公開)のモデルとなった「ホテル日本閣殺人事件」の女性犯人(1951年に1名、1960年に2名、計3名殺害)、映画『復讐するは我にあり』(1979年公開)のモデルである西口彰(1963年、5名殺害)など)」「1971年:17人執行(吉展ちゃん誘拐殺人事件(1963年)の小原保など)」「1975年:17人執行」「1976年:12人執行(TBSドラマ『昭和四十六年・大久保清の犯罪』(1983年放送)で描かれた連続強姦殺人(1971年、8名殺害)の大久保清など)」と毎年のように「2桁台の死刑執行だった時代」に比べれば大分「死刑執行が減ってはいます」。また2桁台の時代は死刑判決確定から死刑執行までの期間が最近に比べて短い。このこと自体は「死刑廃止論の影響」は当然あるでしょうし、「死刑廃止には至ってない」とはいえ、廃止派にとって悪いことではありません。
*21:とはいえ中学生誘拐殺人の綿引死刑囚が死亡 東京拘置所 - 日本経済新聞(2013.6.24)等、後で紹介する「死刑囚病死」報道があっても「病死する前に、とっとと殺せ(死刑執行しろ)」という運動が財務省解体デモ(例えば広がる「財務省解体」のデモ SNSに流れる言説に駆り立てられて:朝日新聞参照)のように「法務省前や刑務所前で起こる」ほどの「死刑への強い思い」は死刑賛成派の多くには「死刑廃止派にとっては幸いにも」ないわけですが。つまりは「死刑廃止には反対(死刑を刑罰の選択肢として残したい)」だが「実際の死刑がどうなってるか(例:執行されず病死する、事実上の終身刑の人間も多い)」については興味のない「死刑賛成派」が多いのでしょう。それも「いかがなものか」と思いますが。
*22:この事件については例えば豊中市2人殺害事件 - Wikipedia参照
*23:この事件については例えば高岡暴力団組長夫婦射殺事件 - Wikipedia参照
*24:福岡連続保険金殺人事件 - Wikipediaによれば保険金目当てに3人を殺害し、2人については保険金を受け取ったが、3人目については、生命保険会社が契約内容の不備を理由に解約解除したため、保険金が受け取れなかった。
*25:この事件については例えば山梨キャンプ場殺人事件 - Wikipedia参照
*26:この事件については例えばお台場フィリピン人バラバラ殺人事件 - Wikipedia参照
*27:この事件については例えばマブチモーター社長宅殺人放火事件 - Wikipedia参照
*28:著書『最期の夏:「マブチモーター事件」強盗放火殺人犯死刑囚獄中ブログ』(2009年、ミリオン出版)
*29:守田克実死刑囚が拘置所内で死亡 マブチモーター社長妻ら4人殺害:朝日新聞(2024.9.9)が報じるようにその後、獄中で病死
*30:著書『「鶴見事件」抹殺された真実:私は冤罪で死刑判決を受けた』(2011年、インパクト出版会)。また日弁連、「鶴見事件」の再審支援を決定…高橋死刑囚以外に「別の犯人説」浮上 - 弁護士ドットコム(2017.8.30)、病死した元死刑囚の妻が3回目の再審請求 今も信じる無罪 鶴見事件 | 毎日新聞(2021.12.25)という報道(冤罪説)があることも公平のために指摘しておきます。彼が冤罪がどうかは無知なので分かりませんが、「日弁連の支援表明」「毎日新聞の報道」は軽い物ではなく「冤罪の疑い」は十分あるのではないか。なお、勿論、高橋死刑囚以外の「病死死刑囚」の多くは犯行事実を認めており、冤罪主張はしていません。
*31:この事件については例えば鳥取連続不審死事件 - Wikipedia参照
*32:この事件については例えばマニラ連続保険金殺人事件 - Wikipedia参照
*33:マブチ事件の死刑囚が病死 - 日本経済新聞(2021.9.17)が報じる「畠山(旧姓小田島)鉄男死刑囚」のこと
*34:関西青酸連続死事件 - Wikipediaによれば心不全による病死
*35:2017年公開の映画「全員死刑」のモデルとなった事件。映画では北村実雄死刑囚にあたる役を六平直政(強面の顔のためヤクザ役を演じることが多い)が演じた(大牟田4人殺害事件 - Wikipedia、全員死刑 - Wikipedia参照)