ウクライナ当局「特殊部隊の任務」と関与認める ロシア軍幹部が死亡した事件|FNNプライムオンライン
参謀次長暗殺なので「プーチン大統領」ほどの大物ではないにせよ「それなりの幹部暗殺」とはいえるでしょう。
そして今まで「ロシア国内のテロ」への関与を認めなかったウクライナが「どんな思惑か」事実上、犯行関与を認めたようです。
容疑者(ロシアの捏造ではなく真犯人?)が逮捕されて逃げ切れないと思ったのか。
被害者が、一般民間人ではなく、ロシア軍幹部とはいえ、これは果たして合法行為と言えるのかは疑問でしょう。
また合法云々を置くにしても、果たしてこれは有効な作戦なのか。「ロシア国内の厭戦論」狙いかもしれませんが、むしろ「やられたらやり返す」でロシアのウクライナ攻撃を助長してないか?
プーチン氏「スターリングラード」復活約束 ソ連独裁者、再評価進む:朝日新聞
「本当か?」ですね。
いずれにせよこうした大国主義が「プーチン政権によって誕生あるいは助長された」のか、「プーチンはあまり関係なく、むしろ彼が利用してるだけ」なのか、気になるところです。
ロシア 復活祭にあわせ一時停戦へ プーチン大統領表明 30時間 | NHK | プーチン大統領
プーチンの思惑が何であれ、また停戦が短時間に留まるとしても、本当に停戦するなら悪い話ではないでしょう。
トランプ氏、ウクライナ停戦「譲歩なければ仲介やめる」 - 日本経済新聞
「辞める」というより「辞めたくなくても、ロシアやウクライナが後ろ向きなら辞めざるを得ない*1」わけですが、本当に辞めたとして、第一に「俺なら停戦できる」という無責任発言の責任をどう取る気なのか。
第二に「これからどうするのか?」
ウクライナ支援を辞めるというなら、ロシアが有利になるだけで「トランプはロシアに甘い」と言われるだけに終わる。
ウクライナ支援を続けるというなら、NATO諸国(英仏独など)やウクライナにとっては嬉しい話ですが、「トランプが非難していたバイデンと何が違うのか?」となる。
これが「バイデンを上回るウクライナ軍事支援」等、トランプ政権の政策で、あるいはトランプ関係なく「何らかの理由」でロシアが政治的、経済的、軍事的に追い詰められ、ウクライナの勝利、あるいはウクライナ優位で停戦となればいいですが、そういう見込みも今のところありそうにない。
日本、ウクライナ支援組織参加へ 中谷防衛相がNATOに伝達|47NEWS(よんななニュース)
中谷防衛相 NATO事務総長と会談 ウクライナ支援に参加の意向 | NHK | NATO
「NATO、中谷防衛相」という辺り、違憲の疑いが否定できないのではないか?。
しかも「ウクライナ、日本間」ではなくNATOという辺り、これを口実に「ウクライナ支援に留まらない」NATOとの軍事協力を推進していく疑いがあると思いますね。
【追記】
「加速する再軍国主義化を背景に」 ロシア外務省局長が日本のウクライナ支援を批判 - 産経ニュース
ウクライナに軍事侵攻した「軍国化する」ロシアにそんなことを言う資格があるか(日本等の軍国化をロシアが助長している)はともかく、指摘(日本の軍国化)自体は「全くその通り」と思います。
ゼレンスキー大統領 ”ロシア側で戦闘加わった中国人兵士2人を捕虜として拘束” | NHK | ウクライナ情勢
「中国人捕虜」が事実だとしても、さすがに北朝鮮のような「国としての派兵」ではなく、
ロシア軍にアジアやアフリカ諸国から傭兵、国籍や報酬求めたか…少なくとも254人死亡 : 読売新聞2023.12.6
ロシア軍に雇われるネパール人 ウクライナ侵攻2年 前線投入その実態は?プーチン大統領が外国人兵士に国籍付与? | NHK2024.2.22
等のような「私的な傭兵」ではないか(ウクライナ側も現時点では「国としての派兵」とは主張していない)。
中国に「国としての派兵」をする動機はないでしょう。こうした発表をしたゼレンスキーには「中国(NATO諸国ほどロシアに厳しくない)への牽制」という政治的思惑があるかもしれませんが。
【追記】
「中国人兵155人がロシア軍で戦闘参加」…ゼレンスキー大統領「SNSで募集」と指摘 : 読売新聞
「SNSで募集」とは、やはり「国としての派兵」ではなかったようです。