今日の産経ニュース(2025年9/22分)

「企業は東南アジアシフトで問題ない」高市氏靖国参拝 仙台正論で産経・乾正人氏 - 産経ニュース
 「靖国参拝日中関係が悪化しても東南アジアがある」とはその主張のバカさに呆れます。
 第一に「政教分離問題」があり「外交問題だけ」が問題ではない。
 第二に中国市場を完全に無視することは日本企業にとって無理でしょう。
 第三に東南アジアだって日本の侵略被害国であり、靖国参拝には不快感を感じてるでしょう。単に「中国と違い、国力が弱い」ため、大国日本に遠慮してあまり批判的なことを言わないだけです。東南アジアを舐めていると、これらの国が力を付けたときには「もはや日本に遠慮する必要は無い→日本批判」となり痛い目を見ることになるでしょう。勿論「真珠湾攻撃された米国」だって日本の侵略被害国であり、靖国参拝にはいい感情はないでしょう。
 そもそも歴代首相では「中曽根、小泉、安倍」しか首相公式参拝がなく*1、彼らも国内外の批判で途中で参拝を辞めてることは軽い話ではない。
 高市が総裁(首相)になるかどうかはともかく、仮になったところで果たして参拝できるかどうか。


茂木敏充氏、外国人の土地取得「一元管理する」 閣僚には女性を3割登用 総裁選演説会 - 産経ニュース
 「外国人の土地購入」云々については「現状で何か具体的問題が生じてるのか?(恐らく生じてない。少なくともまともな「弊害の事実」を茂木や高市、参政党などは提出してないでしょう)。排外主義(外国人差別)に媚びるのも大概にしろよ」と呆れます。同様の「排外主義への媚び」は高市*2もやっていて呆れますが(「離れた仲間連れ戻す」自民・高市氏が総裁選決起集会 外国人土地取得規制「挑戦しよう」 - 産経ニュース参照)。
 茂木*3の言う「女性閣僚3割」が「首相を含めて3割」か「首相を除いて3割」かはともかく

【第1次小泉内閣
 女性閣僚5人(第2次岸田内閣第2次改造内閣とともに最多女性閣僚。首相を含めると閣僚18人で27%、首相を除くと閣僚17人で29%(18人、17人どちらで計算しても3割以上になるには女性閣僚6人が必要))
森山真弓*4法相
田中真紀子*5外相
遠山敦子*6文科相
扇千景*7国交相
・川口順子*8環境相
【第2次岸田内閣第2次改造内閣
 女性閣僚5人(第1次小泉内閣とともに最多女性閣僚。首相を含めると閣僚20人で25%、首相を除くと閣僚19人で26%(20人、19人どちらで計算しても3割以上になるには女性閣僚6人が必要))
上川陽子*9外相
土屋品子*10復興相
・加藤鮎子*11少子化等担当相
高市早苗*12経済安保等担当相
自見英子*13沖縄・北方等担当相

ということで過去の実績を考えれば「目標として低くはないがとてもなくハードルが高いわけでもない(茂木にやる気さえあれば十分可能ではないか?)」とはいえるでしょう。
 なお、「女性閣僚なら無条件で良い」訳では無論ないですが、「女性閣僚が1人もいなかった時代(例えば竹下内閣、宇野内閣、第二次海部内閣*14、宮沢内閣*15など)」と違い、近年(?)は

日本国歴代内閣 - Wikipedia参照
【細川内閣】
 広中和歌子環境庁長官など
【羽田内閣】
 浜四津敏子*16環境庁長官など
【村山内閣】
 田中真紀子科技庁長官
【第一次橋本内閣】
 長尾立子*17法相
【第二次橋本内閣】
 石井道子環境庁長官
小渕内閣
 野田聖子*18郵政相
【第一次森内閣
 清水嘉与子環境庁長官
【第二次森内閣
 川口順子環境庁長官(後に省庁再編で環境相)など
【第二次、第三次小泉内閣
 小池百合子*19環境相など
【第一次安倍内閣
 小池百合子防衛相など
福田内閣
 上川陽子少子化等担当相など
麻生内閣
 小渕優子*20少子化等担当相など
鳩山内閣
 福島瑞穂*21少子化等担当相*22など
菅内閣
 蓮舫*23行政刷新担当相など
【野田内閣】
 小宮山洋子*24厚労相など
【第2次安倍内閣
 稲田朋美*25行革相など
【第3次安倍内閣
 高市早苗総務相など
【第4次安倍内閣菅内閣
 上川陽子法相など 
【第1次、第2次岸田内閣】
 野田聖子少子化等担当相など
【第1次、第2次石破内閣】
 阿部俊子文科相(初入閣)など

と、どんなに少なくても「最低1人は女性閣僚がいる」時代になっています。
 なお、「なぜ女性閣僚3割(茂木)か?」と言えば

女性国会議員を3割に 公明党が新目標 - 日本経済新聞2024.9.26
 公明党は26日、10年後までに同党の女性国会議員を3割に引き上げる目標を発表した。長期目標として党の半分を女性議員にするとも掲げた。現在、衆参あわせて59人の国会議員のうち女性は8人で、13%にとどまる。

テレビ局の女性役員を3割に フジテレビ問題受け民放労連が署名活動:朝日新聞2025.3.11
 テレビ局の役員の3割を女性に。民間放送各社の労働組合でつくる民放労連日本民間放送労働組合連合会)などが2月からオンラインでこんな署名活動を始め、集まった署名を3月11日、フジテレビに提出した。

ということで多くの機関で「女性3割(現状に比べ、実現困難ではあるが、女性4割や5割に比べれば実現可能性がある:つまり目標として高くないが、低すぎもしない。ある程度、努力しないと達成できず、達成することに意味があるという理解)」が目標として掲げられてるからでしょう。
 まあ「茂木も男女平等をアピールしたいなら、夫婦別姓支持、女性天皇支持とか言えばいいのに」とは思いますが,今の自民では「女性閣僚3割」は言えても「夫婦別姓支持、女性天皇支持」とは言えないのでしょう。それもどうかとは思います。


大阪・摂津市議選で参政党新人が2位当選 定数19に28人出馬の激戦 - 産経ニュース
 未だに参政党ブームが続いているのか(大阪の場合は維新、自民の衰退で、右派支持層が参政に向かってるという特殊事情もあるでしょうが)とげんなりしますが、地道に戦うほかはないのでしょう。
 なお、大阪維新の会、大阪・摂津市議選で3人落選 阪南市議選でも1人落選 [大阪府]:朝日新聞だそうで維新の衰退が目立ちますね。
 維新の衰退について「維新に批判的な朝日」が触れる一方で、「維新に親和的な産経」は触れないのも興味深い。
 これらのマスコミ記事で摂津市議選、阪南市議選の全体の選挙結果がわからないのが何ともかんともですが、まずは摂津市議選。
摂津市議会議員選挙 - 2025年09月21日投票 | 大阪府摂津市 | 選挙ドットコムによれば

【当選者19名】
◆2位:参政(1名当選)
 自民候補、維新候補の落選を考えれば、自民や維新が参政に票を食われたのでしょう。とはいえ「参政が2位当選かよ。摂津市民はアホか」とげんなりしますが。
◆3位、5位、7位、9位、12位:公明(5名当選)
 3位という上位から12位という中位まで「バランス良く(?)票割りして」5名当選させられる公明の組織力はやはり評価できるでしょう(勿論、政策を評価してるわけではない)
◆4位:国民民主(1名当選)
 自民候補、維新候補の落選を考えれば、自民や維新が国民民主に票を食われたのでしょう。
◆6位、11位、14位:共産(3名当選)

清水ただし*26
 本日投開票された摂津市議会議員選挙で #日本共産党 の #谷口はるこ #安藤かおる #増永わき の3候補が揃って当選を果たしました。ご支援いただいたみなさんに感謝申し上げます。スタッフ、候補者のみなさん、お疲れ様でした。
 摂津市議会議員は定数19人に28人が立候補した激戦となりました。#日本共産党 は3名全員が当選(安藤6位、増永11位、谷口14位)。

ということで共産支持者として「もっと擁立してもっと当選させたい(維新4や公明5を目指したい)」「もっと上位で当選させたい」ところですがひとまず擁立した候補3人が全員当選して良かった。勿論紙屋や松竹と言った反党分子が「摂津市議選全員当選」をXなどで喜ばないことは言うまでもない。
◆10位、13位、15位、17位:維新(4名当選)
 4人当選させたことは侮れませんが「公明5議席>維新4議席」「2位参政>3位公明(公明の最上位当選者)>4位国民民主>6位共産(共産の最上位当選者)>10位維新(維新の最上位当選者)」「3名落選」と言う辺り、維新の衰退が着実なようで何より。今後も衰退して欲しい。まあその代わりに「2位参政」「4位国民民主」にげんなりしますが。
◆18位:立民(1名当選)
 「複数擁立した維新(7名擁立して4名当選)、公明(5名擁立して全員当選)、共産(3名擁立して全員当選)、自民(3名擁立して1名当選)と違って1名しか擁立しない上に、当選したとは言え、その順位なの?。国政最大野党なのに?」と絶句する戦績です。
◆19位:自民(1名当選)
 諸派、無所属の保守系は恐らく自民系ではあるのでしょうが、「自民の看板を掲げた候補3人の内1人しか当選せず、当選者も最下位当選」とは「国政最大与党」なのに、大阪での自民の衰退に絶句しますね。その結果として参政や国民民主が上位当選かと思うと何ともかんともです。
(他の当選者3名(1位、8位、16位)は諸派、無所属)
【落選者】
◆20位、23位、27位:維新(3名落選)
◆21位、22位:自民(2名落選)
(他の落選者4名(24位、25位、26位、28位)は諸派、無所属)

ですね。
 次に阪南市議選。
阪南市議会議員選挙 - 2025年09月21日投票 | 大阪府阪南市 | 選挙ドットコムによれば

【当選者14名】
◆2位、4位、9位:公明(3名当選)
◆3位、7位、8位:維新(3名当選)
 摂津市議選とは違い、こちらは「それなりに好調」なようでアンチ維新として残念です。とはいえ、だからこそ摂津市議選と違い、「維新が未だ侮れない力を持ってるので国民民主や参政が候補を立てない」と言う面はあるのでしょうが。
◆5位:共産(1名当選)
 共産支持者として「もっと擁立してもっと当選させたい(維新、公明の3を目指したい)」「もっと上位で当選させたい」ところですがひとまず擁立した候補(1名)が当選して良かった。
(他の当選者7名(1位、6位、10位~14位)は諸派、無所属)
【落選者】
◆15位:立民
 「1名しか擁立しない上に落選なの?。国政最大野党なのに?。共産は当選者出してるのに!」と絶句する戦績です。
◆16位:維新
 3名当選したとは言え、維新から落選者が出たことを喜びたい。
(他の落選者5名(17~21位)は諸派、無所属)

ですね。

*1:とはいえ、参拝しない首相も玉串料を出すことが多いので、手放しで評価は出来ませんが。

*2:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保等担当相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を歴任

*3:自民党茂木派領袖。小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相、自民党幹事長(岸田総裁時代)等を歴任

*4:海部内閣環境庁長官官房長官、宮沢内閣文相、小泉内閣法相を歴任

*5:村山内閣科技庁長官、小泉内閣外相、野田内閣文科相を歴任。田中角栄元首相の娘

*6:いわゆる民間人大臣。元文部官僚。文部省教育助成局長、高等教育局長、文化庁長官、国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長等を経て小泉内閣文科相

*7:森、小泉内閣国交相参院議長等を歴任

*8:後に自民党参院議員(2005~2013年)となるが環境相就任当時はいわゆる民間人大臣。元通産官僚。通産省通商政策局経済協力部長、通産大臣官房審議官(地球環境問題担当)、サントリー常務等を経て森、小泉内閣環境相小泉内閣外相を歴任

*9:第一次安倍、福田内閣少子化等担当相、第三次、第四次安倍、菅内閣法相、岸田内閣外相を歴任

*10:初入閣。大平内閣環境庁長官参院議長、埼玉県知事を歴任した土屋義彦の娘

*11:初入閣。中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任した加藤紘一の娘

*12:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保等担当相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を歴任

*13:初入閣。橋本内閣郵政相、国民新党総務会長、政審会長、幹事長、代表、菅、野田内閣金融等担当相を歴任した自見庄三郎の娘

*14:但し、第一次海部内閣には森山真弓環境庁長官(後に官房長官に横滑り)で入閣

*15:但し宮沢改造内閣には森山真弓が文相で入閣

*16:羽田内閣環境庁長官公明党代表代行等を歴任

*17:後に自民党参院議員(1997~1998年)になるが法相就任時点ではいわゆる民間人大臣。元厚生官僚で厚生省年金局年金課長、社会保険庁金保険部長、厚生省児童家庭局長、社会局長等を歴任。橋本首相が大平内閣厚生相に就任したときに関係が出来たとされる。

*18:小渕内閣郵政相、福田、麻生科学技術等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相等を歴任

*19:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)等を経て都知事

*20:麻生内閣少子化等担当相、第二次安倍内閣経産相自民党選対委員長(岸田総裁時代)等を歴任。小渕恵三元首相の娘

*21:鳩山内閣少子化等担当相、社民党幹事長、副党首等を経て現在、党首

*22:なお、沖縄基地県内移設の閣議決定に「公約違反」を理由に署名しなかったため、大臣を更迭され、これを契機に社民党は政権を離脱。

*23:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表等を歴任

*24:2012年衆院選に落選し、2013年に政界引退を表明

*25:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相等を歴任

*26:衆院議員(元大阪市議)。日本共産党大阪府委員会副委員長。日本共産党中央委員