今日の北朝鮮・韓国最新ニュース(9/24分)(追記・訂正あり)

産経新聞「中国、北朝鮮の鉱業分野に投資へ 地元紙が基金設立で合意と報道」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120925/chn12092521490022-n1.htm
 経済制裁で打倒路線がいかに非現実的かという話。


時事通信「経済難で金を大量放出=2トン売り1億ドル確保か−北朝鮮
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092500254
 増元当たりが喜びそうですが、仮にこれが事実だとしても、むしろ「北朝鮮は頑張れば日本の経済制裁に耐えていけるし耐えるつもりだ」と見るべきでしょうね。


産経新聞北朝鮮最高人民会議開催 「経済改革」は議題なし』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120925/kor12092514480004-n1.htm
NHK北朝鮮 新経済政策伝えられず』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120925/k10015273821000.html
時事通信『経済改革、重要人事なし=最高人民会議が閉幕−北朝鮮
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092500543
中央日報北朝鮮最高人民会議終了 経済改革の発表なし』
http://japanese.joins.com/article/193/160193.html?servcode=500§code=500


タイトルが示し合わせたように似ているのが面白いですね。もちろん公表されなかっただけで何か経済政策の決定があったのかもしれないし、今回なくても後で何かやるのかもしれないし、北朝鮮は情報公開ががんがん進んでるというわけではないので何とも評価が難しいでしょうが。
「異例の年2回会議開催なのに公表された決定を見る限りそれほどの重大決定でもなさそう、どう評価すべきなのか、うーむ(首をかしげる)」というのが現時点での日本や韓国のマスコミの評価のようです。

【追記】
と書いたんですが何故か東京新聞のタイトルと本文は他とちょっと違います。時事の「重要人事無し」どころか、東京新聞の考えでは重要人事があったそうです。実は時事も予算委員長人事には触れてるんですが、東京のような「重要人事」という見方ではないらしい。いや面白いですね、実に面白い。
ノーコメントで紹介だけしときます。
東京新聞北朝鮮 予算委員長に経済改革派」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012092602000093.html
 朝鮮中央通信によると、北朝鮮で国会に相当する最高人民会議が二十五日、平壌で開かれた。改革派の経済官僚と目される郭範基(クァクボムギ)朝鮮労働党書記を最高人民会議予算委員長に選出し、現行十一年間の無償義務教育制を十二年に拡大する法令を採択した。 
 北朝鮮では、集団農場や国営企業の生産性を高めるため、収穫や収益の一定割合を労働者に与え、市場での販売も認める改革が夏から一部で試行中とされる。郭書記は十年前に副首相職で経済改革を主導した人物。予算委員長の要職就任により、金正恩(キムジョンウン)第一書記の指導部が新体制の安定を狙った経済、農業改革に踏み切る可能性が高まった。