■下町に愛された記者「さっちゃん」をしのぶ会
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151116
高世が紹介する「さっちゃん」こと「丹治早智子記者」の記事のウチ「麻生八咫(やた)、子八咫(こやた)さんの親子弁士」というのはググって見つかったので紹介しておきます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201509/CK2015090502000131.html
無声映画にせりふをつける「活動写真弁士」として、親子で活躍する麻生八咫(やた)さん(63)、子八咫(こやた)さん(29)の二人による「第三回浅草活弁祭り」が九月十一、十二日の両日、台東区の浅草木馬亭で開かれる。(丹治早智子)
八咫さんは、活弁士として初めて文部大臣賞を受賞したこの道の第一人者。子八咫さんは父の才能に憧れ、十歳で活弁士の道を歩み始めた。現在は東京大学大学院博士課程で、活弁を中心とする日本の話芸を研究しながら、国内外で活弁の魅力を伝えている。
来年は親子弁士誕生二十周年を迎える。八咫さんは「今こそ、弁士としての力を発揮したい」と意気込む。
演目は▽人情時代劇「瞼(まぶた)の母」(一九三一年、監督稲垣浩、主演片岡千恵蔵)=十一日午後一時から▽「瀧(たき)の白糸」(一九三三年、監督溝口健二)=十一日午後四時から、十二日は午前十一時からと午後二時からの二回▽ゆめまち観音(二〇〇八年、監督三遊亭あほまろ。日本一の映画興行街だった明治から昭和の浅草を山本高樹さんのジオラマで再現した作品)=十一日午後六時半から。
入場料は、入れ替え制各回前売り二千五百円、当日三千円。問い合わせは、あそう活弁=電048(922)5078=へ。
■南三陸町のすばらしい海の幸
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151112
荒木和博は自ブログ(http://araki.way-nifty.com/)でしつこく「東京新聞の北朝鮮バッシング記事」を何度もネタにしていますが高世は昨日(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151111)で終了のようです。今日は「南三陸の海の幸」だそうです。内心は「東京新聞の北朝鮮バッシング記事」を「こんなん信用できるようなネタじゃねえ」と本心では分かってるのでしょう。
一回で終わらせた辺り「荒木よりはマシな高世」ですが、まあ、まともな人間は「あんな東京新聞の与太記事は好意的に取り上げることなんかしません」ので高世がバカでクズであることには変わりはありません。
ここでは書かなかったが、信じられないような復興予算の無駄遣いも見聞きした。
とまで言うなら是非高世に具体的内容を書いて欲しいんですけどね。
■内部文書にみる金正日の大嘘
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151111
もちろん反北朝鮮ウヨ「巣くう会」とずぶずぶの高世はこの記事を事実だと主張し、北朝鮮に悪口雑言するわけです。
しかし
■「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/1分:高英起の巻)(追記・訂正あり)
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140401/5064208022
■「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(7/4分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20150704/5064208022
で高世同様、東京新聞記事で北朝鮮に悪口雑言する荒木や高を批判しましたが「そもそもこの東京新聞記事って信用に値するの?」て話です。
「スクープ」ということは今のところ東京新聞しか報じてない。報じたのは昨日ですから高世も裏のとりようがないでしょう。
東京新聞は情報入手先を明かしていない。「拉致被害者家族会結成前後にこの工作員マニュアルは作られ、金正日死亡直前まで使われていたと見られる」なんて明らかに怪しい記述がある。
これを「現時点で荒木や高英起、高世のように信用するかどうか」といったら俺はノーですね。
高世だって「北朝鮮ネタ」でなかったら「あまりにも衝撃的な事実で現時点では真偽は分からない、朝日、読売、毎日など他社の今後の動きを見たい」とでもいうでしょうにねえ。
ただし、こんな代物では朝日や毎日どころか「右寄りの読売、産経」すら後追い報道するか疑問でしょう。
記事は、朝鮮半島の情報収集では定評のある城内康伸記者によるもの。
こんな怪しい記事を書く人間を褒める高世です。
入手したのは原本ではなく、コピーのようだが、亡命した元工作員にも当てて確認しているから、この文書の実在はまず確実だろう。
・まあこの種の代物で「原本がとれるわけもない」でしょうが「コピー」ということは「モノホンのマニュアルを加工し捏造文書としている可能性が否定できない」わけです。
・おいおいですね。「元公明党委員長だから竹入義勝氏、矢野絢也氏の公明党批判は正しい」「元共産党政策委員長だから筆坂秀世氏の共産党批判は正しい」と同レベルの与太です。
「元関係者だろうが今は敵」なんだから「きちんと裏をとらない限り」元工作員の発言なんか信用出来ない訳です。
亡命工作員があることないこと悪口言ってる疑いがある。
「元工作員に聞いたから間違いない」てのはもう笑うしかないですね。「アンチ北朝鮮感情からあることない事言ってるかも?」という理解がどうしてできないのか。
とはいえ、「アンチ北朝鮮」城内記者、荒木、高世、高英起がどんなに騒ごうとももはや拉致の風化は止まらないでしょう。そして「将来はともかく」現時点では「日朝交渉路線」の安倍はこんな記事は「真偽不明」と無視するでしょうし、それに対して巣くう会や家族会、拉致議連は安倍批判なんかできないでしょう。
この文書が97年後半*1以降に作られ2011年まで教本として使われていたことから、拉致が「80年代初めまで」行われたという説明とは明らかに食い違う。
おいおいですね。何を持って「2011年までは使われたと見られる」というのか。単に「拉致は小泉訪朝以降も行われたかも知れない」と強弁したいだけじゃないのか。
まあ「80年代初めまで」かどうかはともかく「李恩恵疑惑」が浮上した時期以降(つまり1990年代以降)は拉致なんかやってないでしょうね。
俺はこの「工作員マニュアル」とやらが、本物とはとても思えませんが百歩譲って仮に本物だとしても「拉致云々の部分」は「日本人拉致」ではなく「黄ジャンヨプ(韓国に亡命し反北朝鮮活動家となった元北朝鮮高官)のような敵対分子」の「暗殺目的の拉致」(それだって今どれほどやってるかは疑問ですが)ではないのか。
そう考えれば「小泉訪朝以降の2011年まで教本として使われていた」「拉致対象者の殺害にまで触れている」と言う部分もそれなりに説明がつくでしょう。日本人拉致なんて「暗殺してまでやるほどのもんじゃない」でしょう。実際「抵抗されて未遂に終わった事件」もあるわけです。
とはいえ「このマニュアルには拉致と書いてあるが、仮に本物だとしても使用時期から見て日本人拉致ではないでしょう」なんてことは、「アンチ北朝鮮」城内記者、荒木、高世、高英起は絶対に言わないわけです。全く困った連中です。「職業的詐欺師」と呼んでも言い過ぎではないと思います。
このブログで、空から見た北朝鮮工作機関の写真を紹介したが、拉致被害者が滞在、生活していた施設が、30年前とほとんど同じ姿でいまも残っているということは、拉致を含む秘密工作が現在までずっと続いていることを示唆している。
おいおいですね。高世のバカは「今も拉致が行われてる」「いわゆる特定失踪者は拉致の疑いが否定できない」と強弁する気でしょうか。もしそうなら「論外のバカ」です。
■苦節27年 実を結んだミャンマー民主化運動
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151110
無実のスパイ容疑で仲間から粛清された、輝けるリーダー、トゥンアウンジョーたちのことを思うと感慨深い。一刻も早く名誉回復の措置がとられることを期待する。
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130427
高世も分かってはいるでしょうが「まずは軍部の反撃の余地をなくすこと」が最重要課題でしょうからそれにかたがつくまでは「名誉回復」は後回しでしょう。
時代の変化をより感じさせたのは、軍部主導の与党USDP党が、敗北を認めたということだ。
「選挙はやりたくなかった」「やる場合も不正選挙をやってでも何とかして勝ちたかった」でしょうがそうした道を「国際社会の圧力で封じられ」、選挙に応じた今「選挙直後いきなりクーデターでちゃぶ台返しする」わけにもいかないのでしょう。ただし軍部側が「このままあっさり引き下がること」はないでしょう。
何らかの形で巻き返しを狙ってるでしょうし、可能ならば「エジプト軍やタイ軍のようにクーデターを発動したい」でしょう。エジプトやタイも「いったんは民政移管を認めながら、内政のごたごたを口実にクーデターを発動」、しかもそれに対する欧米の批判は弱いのだから「危機感を必要以上に煽る気はない」ですが「最悪の事態・クーデター」を「今後もそれなりに」警戒すべきでしょう。
「スーチーさんが国民に人気があるということと政権担当能力があるかどうかは別です」、「政策の選択肢の幅は狭いから、国民の期待はすぐに裏切られますよ」としたり顔でいう識者も多い。私も、これで夢のような政策が実行されるとは思っていない。
「まずは軍部独裁にとどめを刺したい」そうミャンマー国民が思ったと言うことでしょう。スーチー側がよほど失政をしない限り、「裏切られたという国民の反発を口実に軍部がクーデター」のような事態は起きないんじゃないか。
おっと、こんな記事もある。
《【北京時事】ミャンマー総選挙でアウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が圧勝し、政権交代の可能性が強まったことを受け、共産党支配体制が続く中国の改革・民主派の知識人らの間でミャンマー情勢に関心が高まっている。・・・》
かの国にも早く変革が起きるように。
世界に存在する独裁的国家は中国だけではないし、当面、「中国共産党の下野」など可能性はないだろうに何でこういう事言いますかね。巣くう会とつるんで恥じないウヨの高世らしいですね。
■女性が元気にならないと町は元気にならない
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151107
まあ、揚げ足取り的な事を言えば「女性が元気にならないと町は元気にならない」のではなく「みんなが元気にならないと町が元気になったとは言えない」、そして「女性を元気にしたい人(あるいは女性を元気にすることが自分に向いてると思う人)は女性を元気にすればいい」だけじゃないですかね。
「自分のやりたいこと、自分に向いてると思うこと」をやるだけの話でしょう。
安藤美姫との対談では、シングルマザーについて盛り上がったが、WEはシングルマザー支援を重視し、「ひとり親サポーター養成講座」を開くなどこの問題に熱心だ。
高世が紹介する安藤の対談については■東洋経済オンライン『安藤美姫が語る「女が逆境を生き抜く方法」:安藤美姫×石本めぐみ対談』(http://toyokeizai.net/articles/-/18550)をご覧下さい。
高世の書き方では最近の対談のようですが「2013年8月30日掲載」ですから「約2年前の記事」であり少し古いです。
「シングルマザーについて盛り上がった」のは当然でしょう。「シングルマザーについての対談をするため」にわざわざ「シングルマザー*2の有名人・安藤」を対談相手に選んだわけです。
安藤も対談の中で
http://toyokeizai.net/articles/-/18550?page=2
石本:
(ボーガス注:日本社会って)息苦しいですよねえ! 女の人はこうでなくてはダメ、って。(ボーガス注:社会が正しいとする)道を少しでも外れたりすると、もう……。
安藤:
(ボーガス注:未婚の母の)私はもう、(ボーガス注:社会が正しいとする)道を外れすぎてしまって(笑)。
石本:
でも「道」ってほんとうは、いっぱいあるはずなんですよ。それなのになぜ、人と違うことをしただけで、「あの人は外れた」って言われなければいけないのか。多様な生き方というものが、まだまだ日本では認められづらい。そこがおかしいな、と。
http://toyokeizai.net/articles/-/18550?page=4
安藤:
私も4月に出産したんですが、スケートの練習もあるから、ひとりでは子どもの面倒は見られません。基本は母にお願いしているのですが、母も忙しいときは、近所に住む知り合いや、名古屋のスケーター仲間や親せきに家に来てもらって、助けていただいています。とてもありがたいことだけれど、皆さん、ごく当たり前なこととして、「助け合い」をしてくださってる。だから、すごくいい環境で子育てができています。
それなのに、子どもを産んだのにスケートの選手をしている、ってことで、「安藤は育児放棄してる!」なんてことも、言われてしまうんですよ……。
確かにスケートの練習をするときは、どうしても子どもから目を離すことになります。でも家にいるときは、ちゃんと娘と一緒に過ごしてる!自分ができる時間の娘の世話は、なるべく人に頼らないようにしているんです。だから自信を持って、「育児放棄なんかしていない!」って言える。
http://toyokeizai.net/articles/-/18550?page=5
石本:
人と違うことをすること、道を切り開いていくこと。すごく非難されることもあるし、いろいろな思いを経験しますよね。
安藤:
私はそんな中で、今、生きてます(笑)。
と自らのことについて語っています。しかし安藤も「日本では明らかに偏見の眼で語られることが多い『未婚の母』という現状」について対談をできるとは「タフ」「たくましい」「したたか」とでも言うべきでしょうか。ただ日本では安藤のような「タフな女性」より「浅田真央*3のようなタフじゃない*4女性」の方が人気が出るようですが。
浅田だと「シングルマザーの浅田」てのはちょっと想像ができませんね。
■被災地は「人物」を育てる
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151105
俳壇じゃなく高世による「川柳欄」の書き間違いじゃないですかね。
まあそれはともかく。中国の態度をどう評価するにせよ向こうは「俺の海」なんて言ってないのでこういう物言いにはむしろ「小山はバカか」「安松じゃなくてお粗末だな」としか思いませんね。
中国批判を盛り込みたいらしい「何故かやたらタカ派のフィリピン」と「それには乗り気でない他の国」との意見調整がつかなかったようです。
高世はこのエントリの別の場所で
震災後、鉄骨だけになった防災庁舎を(ボーガス注:震災を忘れないために)保存するか解体するか、町を二分する大問題になった。困った町長は、今年6月末、庁舎の管理を2031年まで県に委ねると発表。県は当面遺すことにしている。
あの広島の原爆ドーム(広島県産業奨励館)が、1966年(昭和41年)に広島市議会が永久保存することを決議するまで、実に20年以上にわたって(ボーガス注:原爆被害を忘れないために)保存か解体かでもめていたことを思う。
被災地の琴線に触れるこうした問題は、性急に決めずに時間の経過にゆだねるというのは知恵かも。「当面遺す」という一見いい加減な措置が、むしろ正解なのだろう。
と書いてますがこのASEANの事態も同じじゃないですかね。「性急に決めずにひとまず棚上げ」でいいんじゃないか。
つうか尖閣、竹島、北方領土の問題*6なんかもそうだし、拉致問題なんかもそうでしょう。
性急に「(領土や拉致被害者を)返せ」ではなく「交渉し続けること」や「友好関係を築くこと」、「(領土問題で言えば)どっちの領土かに関係なく漁業権など具体的問題で実利を追求すること」などが重要でしょう。
中国は、近年、ベトナムやフィリピンの実効支配する環礁などを力で奪い取って勢力圏を急拡大してきた。
まあ実に反中国ウヨ・高世らしい中国への敵意に満ちた文章ですね(苦笑)。
もっとも、米国は中国と緊密な対話、交流のパイプをもっていて、すぐに軍事衝突にはならないと見られる
まあ、
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151103/frn1511031727011-n1.htm
中国を訪問した米太平洋軍のハリス司令官は3日、北京で演説し、中国が造成した南シナ海の人工島付近を米軍艦が航行したことに関し「専門家は米中衝突を予測するが、私はそうした悲観的な見方はしていない」と述べ、両国が見解の相違を話し合いながら協力分野を広げていくことが大事だと述べた。
ハリス氏は「南シナ海における中国の主張や米軍の動きをめぐって意見の相違はあるが、朝鮮半島の非核化など考えが共通する分野も多い」と指摘。「緊張がある時こそ、軍同士の対話が最も必要だ」とし「対決よりも協力」を目指す考えを示した。
(中略)
環太平洋合同演習(リムパック)に中国が来年も参加するほか、米中双方の海軍艦船が相互訪問する計画も明らかにした。
ですからねえ。米国には中国を牽制する気はあっても「重要な貿易相手国」に対してドンパチまでやる気はないでしょう。まあこれは中国の方もそうでしょうが。そもそもIS問題やウクライナ問題があるのに戦線を滅茶苦茶に広げる余裕も米国にないでしょう。
今回、米国が日本に「何か軍事支援を求めてくる可能性」は残念ながらあるでしょう。そうした動きには批判を加える必要があります。ただし「安保法制の本丸」はこんなところではないでしょう。あくまでも「中東のIS」が本丸と見るべきでしょう。
南沙諸島の問題は、日本から遠い、関係ない問題ではないのだ。
いや米国が「軍事支援要請」しない限り関係ない問題でしょう。日本の国益が害されてるわけでもないし、日本がうかつに関与することは事態をかえって混乱させたあげく、日本が関係各国(中国、フィリピン、ベトナム)に恨まれる危険性すらあります。
ここから防災無線で町民に避難を呼びかけた女性職員が犠牲になり、「命がけのアナウンス」と言われた。
こういう物言いは問題だと思いますね。女性職員は「津波に庁舎がのまれること」など想定しておらず少なくとも主観的には命なんか賭けてないでしょう。
ボランティアにも仰天するようなすごい人がいた。
(中略)
彼女はかつて南極越冬隊員として気象観測をしていた経歴の持ち主だ。
3.11直後、ボランティアとして宮城県沿岸地域に入り、ロケットストーブを配って歩いた。
(中略)
この地域を回って使い方を説明していくうち、ここに住みたいと思うようになった。
(中略)
はじめは休みを利用して通って来ていたが、それでは満足できなくなり、将来を嘱望されていた気象台をすっぱり辞めてここに移ってきた。
(中略)
いまは、朝市のほか、大工の手伝いなどのバイトでしのぐが、これからは「衣食住に直結する仕事」がしたいという。
じゃ、僕のようなメディアの仕事なんかダメだねというと「あ、それはイヤですね」ときっぱり。
ちなみに焼いている芋は、自分の手で植えたという。
まあ、「行動力のある方」ではあるのでしょう。是非はともかく「会社(?)を辞めて東北移住」とは、なかなかできないことではあります。
■宇宙的スケールで生き、死ぬ
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151102
すぐに反論が来そうだ。
じゃあ、通り魔から何人も子どもが殺されてもいいんですか!などと。
高世が紹介する『マルクス・アウレリウスが問題にしている死』とは
暴君でも不正な裁判官でもなく、君をこの国に連れてきたその自然の手で、君がこの国から追放されるのだとしたら、何の恐れることがあろう。
という表現からして、おそらくそういう「人為的な死(例:殺人、傷害致死や業務上過失致死といった刑事犯罪が成立したり、民事賠償責任が成立したりする死。あるいは自殺)」というか「予防可能な死」ではなく、「がんなど予防、治療が困難な病気による死*7」「地震、台風など災害による死」、つまり「現在の人力ではどうにもならない死」なので反論としてずれてると思いますが、それはさておき。
仮に「人力ではどうにもならない死」であっても
・「でも、私は五幕を演じていません。まだ三幕だけです」。そのとおり、だが人生では三幕でも一つの完全な劇になる。
・人生が五年だろうが百年だろうが、「はい、そこまで」といわれるまで、精一杯役を演じればよいのだ。
つうわけには「死んだ人間にせよ遺族にせよ」人の感情としては行きませんよねえ。まあ、「人力ではどうにもならない死」ならそう考えざるを得ないのかもしれませんが。
■横田めぐみさんのいた招待所を空から見る
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151027
「このあいだのスーパームーンを見ながら、横田めぐみさんたち拉致被害者もこの月を見ているのかな、どんな思いでいるのかなと思いました」
3日の「かわさき市民の会」で横田さんご夫妻にこんなふうに言ったら、早紀江さんは「めぐみは花が好きだったから、この花を見たらなんて言うかなといつも思ってしまいます」と。毎日、思いを馳せない日はないという。
高世はマジでクズですね。本気でめぐみさんが生きてると思ってるんでしょうか。どう見ても虚言はいてるようにしか見えませんね。俺は「ほぼ100パー死亡してると見なすべき」だと思います。いい加減、横田夫妻も「めぐみ生存説」などという妄想にすがるのはやめた方がいい。
近年、拉致関連の情報はあまり出てこなくなったが、横田めぐみさんの情報だけは、ときどき思い出したようにひょこっと報じられる。
今回は、ソウルから、めぐみさんの拉致直後の消息に関する情報が出た。
情報が出ないのは『情報がないから』でしょう。単純な話です。めぐみさんの情報が時々出るのは「日韓公安当局による北朝鮮へのネガティブ宣伝」でしょうか。
なお、「今回の」めぐみさんの情報とやらは
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=失踪当時(13)=が1977年11月に新潟で拉致された直後から、当時高校生だった韓国人拉致被害者が思想教育を受けていた平壌の工作員養成施設で朝鮮語や思想を教育された可能性が高いことが25日分かった。
という「それが事実だとしてだから何?。生存情報ならまだしも意味ないジャン?」としか言いようがない代物です。どうせ「工作員だから生きててもめぐみさんは帰せない」とか抜かすのでしょうが、そんな主張には何の根拠もない。
本当にそうだったら「曽我ミヨシさん」に対する態度と同様「拉致被害者であるかどうか分からない(拉致でないとは言わないが拉致だと言える証拠が出なかった)」として拉致それ自体を認めないだろうし、当然、娘ウンギョンさんの存在なんか明かさないでしょう。
やれやれです。「めぐみさんへの注目」は「マララさん*8が注目された」り、「幼い頃の福原愛が天才卓球少女として注目された」りするような意味(幼いと注目されることがある)でしかなく、「そんなことで拉致問題の象徴に祭り上げること自体が馬鹿げてる」というべきでしょう。
めぐみさん以外の拉致被害者に失礼でしょう。
蓮池さんによると、北朝鮮では、ひんぱんに住む場所を変えさせられたという。
拉致被害者の住んだ場所の特定が困難なのは、そのせいもある。
つまりは荒木和博辺りが放言する「自衛隊での拉致被害者救出など無理」ということです。
■安倍会見は「やらせ」だった
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151024
高世の指摘が事実ならば*9、今さらながら日本マスコミと安倍のなれ合いに唖然ですね。
■陣中日記が語る南京
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151019
今月4日放送の日テレ「NNNドキュメント」【シリーズ戦後70年 南京事件 兵士たちの遺言】はすごかった。さすが話題作だけのことはある。
放送後、ユネスコの「南京事件」記憶遺産の問題が出てきて、結果的にタイミングもよかった。
これは、(ボーガス注:今は事実上廃刊になった写真週刊誌「フォーカス」の記者時代に)桶川ストーカー事件の追求で知られるジャーナリスト清水潔さん*10((ボーガス注:「フォーカス」がなくなった)現在は日本テレビ社員、写真)が、福島県で中国に派遣された兵士たちの証言を集めてきた小野賢二さんの資料を検証していくドキュメンタリーだ。
・NNNドキュメントについては以下の記事を参考に紹介しておきます。
■リテラ『安倍首相が否定したい南京大虐殺を日本テレビの番組が精緻な取材で「事実」と証明! ところが番組告知は』
http://lite-ra.com/2015/10/post-1564.html
■vanacoralの日記『ドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」を視て』
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20151011
■日刊イオ『NNNドキュメント「南京事件/兵士たちの遺言」』
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/9d076610581184897ace3a80a673efb0
・小野氏の名前でググれば分かりますが彼には『南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち:第十三師団山田支隊兵士の陣中日記』(編著、1996年、大月書店)と言う著書があり「自称・南京事件研究者が小野氏の名を知らなかったら話にならない」という程の存在です。
1996年以前から南京事件否定論など「完全に破綻した話」ですが、1996年の小野本によってさらに破綻したわけです。しかし「小野本が出版された1996年から約20年が経った」今でも全国紙の産経が南京事件否定論を公言し、安倍政権も「南京事件遺産登録」についてユネスコや中国にいいがかりをつける。本当に暗い気持ちになります。
・ということでこのドキュメンタリーは「新事実発掘」ではありません。ある意味「過去に分かってることを改めて掘り起こした話」にすぎないわけで、「南京事件否定論」なんて馬鹿げたものがなければつくる必要性に乏しいドキュメントです。南京事件否定論がなければせいぜい「小野氏の苦闘の歴史を振り返り彼の功績を顕彰する」とか「陣中日記を提出した軍人にその気持ちを語ってもらう(そして彼の勇気を顕彰する)」とか言う話でしかない。しかし未だに南京事件否定論が無視できない形で存在するため「南京事件否定論批判」という性格がこうしたドキュメンタリーには今でもあるわけです。
本来、南京事件の実在性については「これで終わった話」です。さすがの安倍政権も「松井は冤罪だ」なんて言えないわけです。まあ、冤罪なんて言ったら中国、韓国が安倍批判するのは当然として、「TPPや安保法の件で安倍が米国のいいなり」なので「安倍の極右反動性・戦前美化に非常に甘い」オバマ政権も安倍に対して『安倍、手前ふざけんな』とガチンコで批判するでしょう。それが怖くて安倍には「松井は冤罪」なんて言えない。言えないのなら「南京事件のユネスコ世界遺産登録の件でぐちゃぐちゃ言ってないで黙ってろ」て話ですが黙らないから困ります。
なお、松井は南京事件当時、中支那方面軍司令官でした。
中国政府が公式に死者30万人以上とする一方
正確にはこれは、南京事件が裁かれた蒋介石政権時代の「南京軍事法廷での事実認定」です。「是非はともかく」中国共産党政権は蒋介石政権時の認識を引き継いでるだけのわけです。高世がそう書かないことは無知なのか、「中国へのネガキャン」か知りませんが非常に問題でしょう。
なお、南京軍事法廷では南京事件当時の第6師団(熊本)師団長・谷寿夫が死刑になっています。
ちなみに松井、谷以外の「南京事件当時の現地軍幹部」はウィキペ「谷寿夫」である程度分かります。
松井、谷以外で「南京事件で」裁かれなかった現地軍幹部のウチ、「朝香宮」「武藤章」が東京裁判や南京軍事法廷で「南京事件で」裁かれなかった理由*11は何となく見当がつきます(後で説明しますが)。もちろん「柳川平助*12・第10軍司令官*13」「中島今朝吾*14・第16師団(京都)師団長」「塚田攻*15・中支那方面軍参謀長」など、裁判時点では既に死亡していた人もいますが。松井や谷が裁かれ死刑判決になった事を考えれば、「松井や谷と同レベルの現地軍幹部」である柳川や中島、塚田が裁判当時存命なら、逮捕・起訴され死刑判決が出てもおかしくはなかったでしょう。
さてここで朝香宮と武藤が「南京事件で裁かれなかった理由」について俺の考えを書いておきます。
1)朝香宮鳩彦王(上海派遣軍司令官)
「天皇は裁かず生かして使う」方針のGHQとしては「皇族」朝香宮は起訴できなかったわけです。裏返せば彼が皇族でなければ「松井や谷と一緒に裁かれて死刑判決」も充分あり得たでしょう。
2)武藤章(中支那方面軍参謀副長)
武藤については検察側は「南京事件当時の中支那方面軍参謀副長」としてよりは「太平洋戦争開戦当時の陸軍省軍務局長。東条*16首相・陸相の腹心」「第14方面軍(フィリピン)参謀長として捕虜虐待*17に荷担」という面を重視し、「陸軍省軍務局長、第14方面軍(フィリピン)参謀長」として起訴され、結局、死刑判決が下ります。
ただし朝香宮と武藤以外の他の人間が何で「南京事件で裁かれなかったのだろう?」と不思議には思います。
「日本政府としては、日本軍の南京入城(1937年)後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています。しかしながら、被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難であると考えています。」(外務省ホームページ 歴史問題Q&A)
日本政府の態度には呆れますね。やれやれですね。「諸説あり」と言っても「南京軍事法廷の認定=30万人」「東京裁判の認定=20万人以上」であり笠原十九司氏*18など、まともな研究者は「10万単位の虐殺があった」と見なしています。
あの秦郁彦*19ですら「4万程度」の虐殺があったと見なしてるし、偕行社(元陸軍将校の親睦団体)ですら自らの機関誌『偕行』に1984〜1985年に連載した『南京戦史』の最後には
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8503/giseisha.html#kaikou
まず、畝本君*20の判決である。
<(中略)
人はよく質問する。「虐殺の真数はいくらか」と。
「ある程度は推定し得るが、真相はわからない。強いていえば、不確定要素はあるが、虐殺の疑いのあるものは三千乃六千内外ではあるまいか」、と私は答えるしかない。>
三千はもとより六千とは途方もない数字である。
(中略)
そしてこの同じ史料を使用して推測した別の集計がわれわれ編集部の手許にある。板倉由明氏*21の集計されたものである。
(中略)
(ボーガス注:板倉推計では)従って南京の不法殺害は計一万三千人である。板倉氏はこれが「現時点での」推定概数であるとする。これまた、途方もなく大きな数字である。
畝本君の三千乃六千、板倉氏の一万三千、共に両氏それぞれの推定概数であって、当編集部としてこれに異論を立てる余地は何もない。これを併記して本稿の結論とする。
重ねて言う。一万三千人はもちろん、少なくとも三千人とは途方もなく大きな数である。
(中略)
旧日本軍の縁につながる者として、中国人民に深く詫びるしかない。まことに相すまぬ、むごいことであった。
と「中国人民へのわびの言葉」を掲載しました。率直に言って「3000から6000(畝本)」「13000(板倉)」というのは明らかに少なすぎますが、偕行社が会機関誌上で「虐殺の事実を認め、わびたこと自体は評価したい」と思います(安倍自民の河野談話批判「河野*22が勝手にやったこと」のように後で「あれは加登川が勝手にやったことだ」とバカを言う『偕行』関係者もいるそうですが)。
まあ、それはともかく、あまりにも推定数が少なすぎるため、畝本や板倉は多くの研究者に批判されてるわけです。そもそもこのわびの文章を書いたのが畝本でも板倉でもなく、加登川幸太郎氏*23が書いたという辺り、畝本や板倉の「南京事件を否定したい」という黒い本性が明らかです。畝本については以下の文章を紹介しておきます。
http://www.geocities.jp/yu77799/kaikou.html
「偕行」編集担当常務理事・高橋登志郎
(前略)
畝本サンは当然であるが、(ボーガス注:南京事件は事実無根で)シロとあれかしと願う心が強かったので ― もちろんこれが畝本サンのエネルギーの源泉であったが ―ハイ色やクロの証言は証拠不充分として、没にしていたものもあったのである。
(ボーガス注:しかし、畝本ですら否定できないクロの証言が山ほど出たことによって)従来のシロ主張論は通らなくなったのである。8月号以降をもう一度読んで戴ければ解る。畝本サンはいろいろな面でお困りになったと思う。「困った、困った」と苦渋に満ちた顔は忘れられない。
畝本サンがたとえ(ボーガス注:南京軍事法廷認定(30万人以上)、東京裁判認定(20万人以上)、笠原説(10万人以上)や秦説(4万人程度)を大幅に下回る日本軍の虐殺者数)3千でも、(ボーガス注:日本軍は南京で虐殺をやったという)クロの結論を書くことは非常な決心が要ることであった。140名を超すシロ主張の各部隊の方々の名前や顔が浮かんでくるであろう。クロやハイ色の結論を書けるわけがない。「不確定要素はあるが、不法処理の疑いのあるものは3千乃至6千」とご自分の頭にありながら、畝本論文の(ボーガス注:『偕行』)2月号における最終回論文においても、畝本サンはもろもろのクロ、ハイ色証言を殆ど否定されておられるのである。こういう畝本サンの心情を察知された加登川サンが「俺が書こう」と言いだされたのである。
(中略)
畝本サンはいやいや加登川サンに譲ったのではない。「加登川サンが書いてくれてホッとした」という私に洩らされた畝本サンの一言がすべてを物語っていると思う。
議論のポイントの一つが殺された人の人数だが、1000人でも30万人でも虐殺は虐殺、人数は関係ないという意見もある。
「中国に対し謝罪すべきだ」と言う意味では「数は関係ない」でしょう。
「数は関係ない」とはそう言う意味です。「研究しなくていい」とか「数を確定する努力しなくていい」と言う話じゃない(南京事件後も日中戦争が続き、事件直後の調査などできなかったことで、数の確定はもはや一定の限界がありますが)。そもそも「マギーフィルム(今回、世界記憶遺産登録)」「ラーベら当時の外国人の日記」「スティール(シカゴデイリーニュース)、ダーディン(NYタイムズ)、ティンパーリ(AP通信)ら当時の記者の報道」などの存在で「到底無視できないレベルの大量虐殺があった」ことは明白です。
大体、この件、「加害者側が数をことさらに問題にする」のは、泥棒の方が「俺は100万も盗んでない、10万しか盗んでない、大したカネじゃない」と居直るような話で、変な話です。
私は人数は非常に重要だと思う。
1000人なら、軍の統制がきかなかった個々の兵士や兵士グループが行った規律違反の狼藉と解釈することもできる。
おいおいですね。
一万三千人はもちろん、少なくとも三千人とは途方もなく大きな数である。
(中略)
旧日本軍の縁につながる者として、中国人民に深く詫びるしかない。まことに相すまぬ、むごいことであった。
と偕行社(元陸軍将校の親睦団体)の加登川氏ですら言ってるのにこの高世の発言。高世の馬鹿さ、クズさには心底呆れます。
倫理観や常識という意味で「加登川氏>越えられない壁>高世」と言っていいでしょう。
大体「軍の統制がきかなかった個々の兵士や兵士グループが行った規律違反の狼藉」だったら何なのか(そんなことはもちろんなく、現地軍上層部の命令による組織的な捕虜虐殺などがありますが)。
「電車内痴漢の方が、輪姦よりはまし」「無銭飲食の方がオレオレ詐欺よりはマシ」という程度の話でしかありません。加害者がドヤ顔できる話じゃない。
なぜ、こんな異常な光景が出現することになったのか。
注意しないといけないのは日本は「731部隊」「バターン死の行進」などとあちこちでこの種の無法をやらかしていたということです。
決して南京は「例外」ではなくあえて言えば「ワンオブゼム」に過ぎない。
そこには「日本軍の倫理観や国際法認識が異常なまでに劣化していた」という問題があるように思います。
【追記】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-12-13/2015121307_01_0.html
なぜ大虐殺が起こったのか。日本軍の中国侵略を研究する伊香俊哉*24都留文科大学教授は「南京占領戦は基本的に旅団長や師団長から、捕虜をとらないという方針が出ていました。大量の中国軍を降伏させてもどう扱うかきちんとしていなかった。それが虐殺につながった。さらに中国軍、中国人に対する日本側の蔑視がありました。中国人捕虜なら殺しても問題にならないという感覚があった」と指摘します。
■めぐみさん明後日51歳に
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151003
高世もいいかげん「拉致商売から手を引けばいい」のにまだ続けるようです。
きょうは、昼前に家を出て川崎市*25平和館へ。
2時から「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」があり、(中略)私は横田さん夫妻と1時間対談する役目だった。
これといって好材料がない時期のこういう役目はつらい。
「つらいのなら引き受けるな」「本当は金ががっぽり入って高世はメシウマだろ(嘲笑)」としか思いません。つうか好材料がないならそもそもこんな「つどい」をするな。まあ、「つどいの実施」それ自体は高世のせいではないですが。
北朝鮮が、めぐみさんを出したくない理由は、おそらく(注:大韓航空機爆破事件犯人として死刑判決を受けた*26金賢姫の日本語教師だった李恩恵こと)田口八重子さんの場合と同じ(注:で北朝鮮の重要機密に関わってるから)だ。
・ばかばかしい。横田めぐみさんにせよ、田口八重子さんにせよ生きてる保障はどこにもない。おそらく死んでるでしょう。死亡理由が病死か事故死か自殺か他殺*27かはともかく。
・また「田口さんが金の日本語教師だった李恩恵であること」は間違いないでしょうが同様の任務にめぐみさんがついてたという根拠はどこにもありません。全く高世のクズぶり、バカぶりには心底呆れます。
・そもそも「めぐみさんが生きてる」「しかしその存在を隠したい」ならウンギョンさんの存在をあかさないと思いますけどね。結局「めぐみを出したいが死んでるから無理。誠意の表明としてウンギョンを出した」てことでしょう。
■少子高齢化の日本はシリア難民を受け入れません
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151001
安全保障関連法が30日公布された。
高世も指摘するようにこの関連法は「たくさんの法をセットにしています」。つまり「A法には賛成だが、B法には反対だ」と言う態度がとれない仕組みです。民主主義の観点から非常に問題でしょう。
大野*28議員はPKOについて質問したが、結論は、今の日本の基準では98%のPKOに参加できなくなるという驚くべきものだった。
ということは大野議員(及び彼が所属する民主党?)と高世は「もっとどんどんPKOに参加すべきだ、自衛官に死人が出ても構わない、武器使用基準も緩和すべきだ」つう意見なんでしょうか。
もしそうならば俺はハト派としてそれには賛成できません。
安倍首相の国連演説での入りがガラガラだったとツイッターで話題になっている。
高世が「貼っている写真を見る限り」確かにがらがらです。
もちろん「他に重要なイベントがあった」のかもしれない。聴衆の多い少ないと「演説が素晴らしいかどうか」も別物です。
とはいえ、これが
1)「安倍演説開始直後はこの写真状態だったが、開始後は増え、終了時には満杯だった」
2)「もともと国連総会会場は広いので全員出席しても空席がたくさんある、高世ら安倍批判派はその点に気付いてない」
3)「国連演説は事前に演説概要が配られるので安倍に限らず演説者が誰でも聞く人は少ない」
と言うんでない限り*29「日本の首相が全然注目されてない」つうことであり高世が指摘するように非常に問題でしょう。
さらにひどいのは、(中略)記者会見でとんでもないことをしゃべっていることだ。
ロイターはこう報じた。
「国連総会でシリアおよびイラクの紛争の被害者に15億6千万ドルを提供すると宣言したあとの記者会見で、日本は他の国のように難民を受け入れるかと聞かれ、安倍はこう答えた。
「これは人口統計の問題である。移民や難民を受け入れる前に、もっと女性や高齢者の活動が必要で、出生率を上げなければならない。移民を受け入れる前にやるべきことがたくさんある。」
(中略)
公の場で言っていいことと悪いことがある。
politically right(政治的に正しい)と言う言葉がある。
(中略)
最低限の常識である。
ましてや日本のリーダーとして国連に乗り込んで世界に向かって語っているのだ。
これが世界に配信されてしまった。
まともな判断力があるのかと疑ってしまう。
高世の紹介する安倍発言が事実ならば「発言が非常識過ぎて」唖然です(ロイターや高世がこんな事で嘘をついたり勘違いしたりするとも思えないので事実でしょうが)。
移民は「労働力不足解消の問題」と言ってもいいかもしれない(もちろん異論はあるでしょうが)。
難民は明らかにそういう問題じゃない。「労働力不足解消のために女性や高齢者の活躍推進、少子化克服をまずしたい」てそう言う問題じゃない。
シリア難民を欧米が受け入れようとしてるのは「労働力不足解消」のためなのか。いや本音ではそう言う面があるかも知れない。結果的には「労働力不足解消になる」かもしれない。
でも建前はそういう問題じゃない。安倍や安倍周辺(外相や外務官僚など)の知的能力が疑われて仕方ない失言でしょう。
さらに問題なのは、プーチン*30に駆け寄る姿。
https://www.youtube.com/watch?v=U86HZDfOe6M
いま、プーチンは世界*31で「ならずもの」扱いされている人物だ。
シリアでは虐殺者*32アサド大統領を全面支援、「イスラム国」をたたくと言いながら「イスラム国」ではない反政府勢力を爆撃*33している。
恥ずかしい。
高世が貼ってる動画は「プーチン・安倍会談」を報じるテレビ朝日のニュースです。
たった32秒の動画なので視聴しましたが「ある部屋の一室」でプーチンが待っていて、安倍が「満面の笑み」をたたえながら「イヤー、随分お待たせしました」といった感じで小走りに駆け寄る姿が出てきます。
もちろん「安倍批判」の意図でそう言う報道をしたわけではないでしょう。ニュースの中でも「いくらプーチン大統領を待たせたからと言って、一国の首相が小走りに駆け寄るなんて軽く見られないでしょうか」なんて批判コメントもない。
あくまでも「恥ずかしい」というのは高世の感想です。
ただここでは俺は「アンチ安倍」でも高世には全く賛同できません。
プーチンがならず者だからつきあうなと言いたいらしい高世ですが外交はそう言うきれい事じゃない。「遠く離れたほとんどつきあいのない国」ならまだしも隣国ロシア相手に「つきあいません、君はならず者だから」てそういうわけにはいかない。
しかも「ウクライナ問題やチェチェン問題を例に挙げるならまだしも」
シリアでは虐殺者アサド大統領を全面支援(注:してるからプーチンはならず者だ)
て高世はアサド政権打倒でもしたいのか。虐殺というなら「反政府勢力」もしてるでしょうし、アサド政権打倒なんか今やったらISを利するだけでしょう。プーチンが言うようにおそらく反体制派だけではISには対抗できない(ISを利さなくてもプーチンはアサドを支持するでしょうし、俺もISがなくてもアサド打倒なんて反対ですが)。「プーチンは国益のためにアサドを支持してる」というなら米英も「国益のために反体制派を支持しアサド打倒を画策してる」わけでお互い様でしょう。「アサド政権は絶対悪、打倒は善、アサド政権打倒のためなら何でも許される、反体制派は正義」とでも高世は考えてるのか?
そういえばこの拙エントリのコメント欄でid:noharraなる人間が
ダライラマとかISとか恣意的な悪を憎悪し国家悪援護におちいる。これが犯罪的!
なんてコメントしてて「何が言いたいんだ、こいつ?」と首をひねりましたが、noharraが言いたかったことは高世同様の「アサド政権打倒論」でしょうか。まあ、高世と言いid:noharraと言い「金正恩打倒」「アサド打倒」と政権転覆が大好きなようです。
まあ、あえてこの件で安倍批判するとすれば「プーチンを待たせて駆け寄るという姿」が
1)「安倍よりプーチンが格上」と世間に誤解されかねない
2)「安倍よりプーチンが格上」とロシア側に宣伝されかねない
と言う問題はあるかも知れません*34。でもその程度の話でしょう。
オバマとの会談ができなかった安倍首相、このプーチンとの首脳会談をとりつけ、うれしそうに笑顔で擦り寄っていくさま*35は目を覆いたくなるほど恥ずかしい。
なるほどねえ、高世はそう言う価値観ですか。個人的にはここに出てくるのが「オバマ」であって「朴クネ大統領」でない点が「高世は何だかなあ」と思いますね。
「日韓関係どうでもいいのか?」と高世に聞きたくなります。
なお、「安倍が米国議会で演説できてもオバマと首脳会談できない」のも、「習主席がオバマと首脳会談できても米国議会で演説できない」のも、是非はともかく「オバマ流の政治判断」でしょう。つまりは「敵対する気もないが、ずぶずぶとも思われたくない」わけです。
この姿を世界の良識ある人々はどう見るのか。
高世が今回指摘した問題*36がなくても「靖国参拝したり」、「慰安婦問題や世界遺産問題(つうか軍艦島の朝鮮人強制連行問題)で韓国ともめたり」、「櫻井よしこ(中教審委員)、百田尚樹(NHK経営委員)のような札付きの極右を政府要職に就けたり」してる時点で「世界の良識ある人々」は安倍と自民党、「安倍を首相にした」日本社会に既に大いに呆れてるでしょう。
安倍首相は退陣あるのみ。
別に「国連総会の記者会見で失言しようがすまい」が、「プーチンに駆け寄ろうが駆け寄るまい」がハト派、戦前批判派、「日中・日韓友好派」にとってはそうした価値観に反する安倍は「打倒しかない」んですけどね。「何を今さら」の話です。
■安保法制適用第一号は南スーダンか
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150928
・緒方氏*37が政府批判的な事が言えるのも「JICA理事長を辞めたから」でしょう。
・彼女が「PKOイケイケドンドンであること」には俺は「自衛隊の海外派兵に批判的なハト派」として賛同できません。
・ただ彼女が「積極的平和主義と安倍さんが言うなら何で積極的に難民を引き受けないんですか、安倍さんの平和主義ってどういうものなんですか」と言うのには同感です。
結局、安倍の言う「積極的平和主義」とは「自衛隊の海外派兵」と同義でしかないわけです。だから「日本はもっと難民を引き受けるべきだ」という緒方氏のような人は安倍に失望するわけです。
・「既に自衛隊がPKO部隊として派遣されている」南スーダンの政情不安を考えれば高世が言うように「法制適用第一号」になる可能性はあるでしょう。そのときに法案批判派が「どれだけ安倍批判を展開できるか」が問われているでしょう。「そもそも今南スーダンにPKO部隊を派遣していていいのか*38」も議論する必要があるでしょう。
■北朝鮮 拉致調査覆さず
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150926
・こういう報道は過去にも色々なところからでているとは言え、政府発表でもないのに「1面にでかでかと掲載」とは朝日も随分とチャレンジャーだなという感想ですね。「吉田所長発言問題」でのごたごたを考えるとこういうリスキーなネタには当分手をださないんじゃないかと思ってましたけどね。
・高世は「朝日記事は事実じゃないか」としていますが、まあ、今やるべき事は「朝日記事の真偽を政府に問いただすこと」であって安易な真偽評価じゃないでしょう。ただ問いただしても「そのような事実はないが詳細は交渉に支障が出るのでノーコメント(菅長官や岸田外相など)」なのかな?、という空しさはあります。朝日も多分「ニュースソース秘匿を理由に」これ以上のことは多分当面書かないんでしょうし。
・高世曰く「朝日記事が事実なら日経記事はどういう事なのか?」
うーん、どういうことなんでしょうね。日経が好き勝手に記事書くとも思えないし、そんなことしたら確実に政府の抗議が来るはずなので「政府関係者というニュースソース」に基づいてるはずなんですけどね。
ただこれ「日経はどういうことか説明せよ」「日経は記事に自信があるなら朝日に反論せよ」という動きが大きくならない限り「ニュースソースとの関係もあるし」日経から積極的な説明もないんでしょうねえ。
・高世が「朝日記事が事実なら拉致被害者家族がかわいそう」としながらも「巣くう会のような交渉打ち切り論」を唱えていない点は興味深い。
・まあ、こういう事は言いたくないですが、もうどうしようもないんじゃないですかね。おそらくひっくり返すだけの証拠なり交渉材料なりがこっちにないわけですし。
太平洋戦争の終戦前後に朝鮮半島で亡くなった日本人の遺骨問題については、北朝鮮は協議の過程で約8千柱を返還するとして、1柱約120万円、総額約100億円の経費を求めてきたという。拉致問題を最優先し、「認定被害者がゼロ回答では話にならない」(政府高官)という立場の日本側は承服できない考えを伝達
さんざん「拉致最優先」と言ってきた手前、「今さら変えられない、変えたら巣くう会や家族会に非難される」つうことでしょうが、遺族の気持ちを踏みにじるのも大概にしろって話です。大体、「分かった、経費負担はするから、拉致で何かワシら日本政府の顔が立つようにしてくれ」とか持っていくことができないんですかね。
【追記】
朝日などの「日本政府受け取り拒否報道」について現時点では安倍政権はその事実を否定しています。紹介しておきましょう。
http://www.cao.go.jp/minister/1412_e_yamatani/kaiken/2015/0915kaiken.html
■山谷拉致担当大臣記者会見((平成27年9月15日(火))
(問)
一部報道で北朝鮮側が新たな安否情報はないというような結果を伝えてきて、日本側は受取りを拒んでいるというような報道があるんですけれども、事実関係等お願いできますでしょうか。
(答)
そのような報道があるということは承知しておりますけれども、そうした事実はございません。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/gaisho/kaiken3_000023.html#topic3
■岸田外相記者会見((平成27年9月25日(金))
【朝日新聞 村松記者】
日朝協議について今までの非公式協議も含めてですね,北朝鮮側から従来の政府認定被害者の12名について,8人死亡,4人未認定という調査結果を覆す結果が得られていないと内々に伝達があったという報道が,朝日新聞も含めてありましたが,これに関しての事実確認と今後の日朝協議の進め方についてお願いします。
【岸田外務大臣】
北朝鮮から通報があったのではないかということでありますが,今現在,北朝鮮側から調査の結果について通報を受けたという事実は存在いたしません。
■丁寧に説明するとますます不可解になる法案
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150924
高世の安倍政権批判には全く同感ですね。高世が指摘していないことを付け加えると
安保関連法の内容について、政府・与党の説明が不十分だと思う人は82%に達した。内閣支持率の低下は、安保関連法への理解が進んでいないためとみられ、政府には法成立後も、丁寧な説明が求められている。
という読売の「政府機関紙化」は酷すぎますね。「理解が進んでないのに採決を強行したのなら」そこから出てくる答えは「採決すべきでなかった」でしょうに。
仮に「今後理解*39が進んでも*40」採決の無法が正当化出来るわけではない。
■強行採決とさえ言えない暴挙
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150918
(前略)
(注:安倍政権批判を)ツイッターからいくつかひろってみた。
(中略)本日の参議院特別委の速記録が出ました。まったく聴取不能で、何をやったのかわかりません。自民党の説明では、採決動議、法案二本、付帯決議、委員会報告の5回採決したと言うのですが、そのような記録なし。まったく無法、無効です。(小池晃*41) (写真は速記録)
「恥知らず」というのはこういうことだ。
最近は高世も「救う会とのつきあいをみきったせいか」安倍批判も躊躇ないですね。まあ、「アンチ安倍の一人」として、高世の主張は正論だとは思いますが。
■ISとの闘いに2億ドル出すのに難民を受け入れず
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150910
高世や「高世が紹介する中村哲氏*42」の言うように安倍のデタラメブリには「あんなのが首相とは日本とは何という酷い国になってしまったのか」と心底げんなりしますが、地道に批判していく他はないのでしょう。
「安保法制など仮に悪法が成立した場合」もそれを是正していく戦いを続けていかなければならないということです。成立すること自体が異常だと思いますけれども。
■難民は結果だ
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150906
難民というと、私たちはすぐに「やっかいもの」とイメージしがちだ。
「来られると困る」存在なわけだ。
(中略)
しかし、難民になりたくてなった人はいない。故郷を捨てて避難せざるをえない原因があるのだ。この当たり前のことを忘れてはならない。難民は結果なのだ。
難民が増え続けているのは、私たちが、世界各地で起きる戦争や紛争、圧政をなくすことができないばかりか、いっそう多く生み出してしまっていることを意味する。
私たちの無策の結果が難民の急増なのだ。
まあ、でもそれきれいごとですよね。そして難民ではないですが日本だって欧米だって「貧困に苦しむ人間」はいるわけで難民の世話ばっかしてられないわけです。
『イスラム国とは何か』*43にも書いたが、「イスラム国」から殺される人数の数倍をアサド政権が殺している。
人々は、その地獄*44から逃れようと流浪するのだ。
シリア難民問題への根底的「対策」は、彼らに衣食住を保障することではなく、シリアの現状を抜本的に変えることだと思う。
もちろん「シリアの内戦を終わらせないと行けない」でしょう。
しかし
「イスラム国」から殺される人数の数倍をアサド政権が殺している。
と書くとは、「北朝鮮打倒論」高世のことだから「打倒アサド政権」「IS(イスラム国)よりアサドの方が悪」とかトンデモな発言しちまうんですかね。まあ、欧米がアサド政権を敵視してできれば打倒したいと考えて、反アサド派を支援してること*45はモロバレ*46ですが、本当にアサド打倒なんかやったらかえって内戦が激化して難民が増えると思いますよ。イラクでフセイン政権打倒したら、できたのがISなんですから。むしろ「アサド政権があるからアサド政権支配地域はそれなりに治安が安定していて、難民が出ない」て面があるでしょうねえ。
そういえばこの拙エントリのコメント欄でid:noharraなる人間が
ダライラマとかISとか恣意的な悪を憎悪し国家悪援護におちいる。これが犯罪的!
なんてコメントしてて「何が言いたいんだ、こいつ?」と首をひねりましたが、noharraが言いたかったことは
「イスラム国」から殺される人数の数倍をアサド政権が殺している。
つう「高世が言ってるのと同じこと」だったんですかね?。だったらid:noharraはそう書けよ、て話ですけど。高世みたいに「露骨にアサド政権を罵倒すること」がnoharraには「アサドよりISの方が酷いだろ」と言われることが怖くて、恥ずかしくてできなかったんでしょうか?
http://blog.livedoor.jp/rftibet/tag/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC
■中原一博『ノルウェーは中国の圧力に屈せず』
ノルウェーはことチベットに関しては立派な国です。
ノルウェーは60年代から留学生を中心に亡命チベット人を受け入れ、亡命政府と法王を国家レベルで援助し続けています。
ノルウェー国会はEUの中でも*47チベット問題に関してこれまで安定した先導役を務めています。
この辺はこのところ手の裏を返したフランスとは違うのです。
と2009年にノルウェーをべたべたに褒めてるエントリを未だに掲載して恥をさらす「チベットキチガイ」中原です(大爆笑)。
■ライプツィヒの夏『「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(追記あり)
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/0923078995318b8a865f3339b5611701
を読めば「中原の言ってることがいかにデタラメか」よくわかります。「2009年時点で中原がノルウェーに幻想を抱いていたのか」、はたまた「中原はデマ屋なのか」知りませんがお粗末な話です。
しかも未だに「ノルウェーがそんな立派な国じゃないこと」について中原は追記もしていない。
中原が「自分が以前書いた記事を忘れてるのか」、はたまた「読者をだます気なのか」知りませんがこれまたお粗末な話です。
こんなバカが支援者じゃチベット問題なんかどうにもならないでしょう。
■一度中国に面と向かって抗議してみたら
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150902
何を抗議するのか?。「靖国とか尖閣とかで右翼的抗議するのか」と思って早速読んでみます。
今回の高世記事は
■中学生までが焼身抗議をする中国の暗部
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150823
■ダライラマが毛沢東に感謝するわけ
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20150824
などの続き記事です。
要するに「チベット問題で日本政府は中国に抗議しろ」だそうです(他にも「スーダンのバシール」について中国に絡めて少し書いてますがメインはチベットです)。もう唖然。とはいえ高世はこういう馬鹿な事を平然というようなゲスだと言う事を改めて再確認(嘲笑)。最近は割とまともな安倍批判が多かったのにねえ。所詮高世はゲスでバカでクズということです(改めて高世の馬鹿さを嘲笑)
「チベット問題で中国に抗議」て、そんなんほとんどの国はやってないじゃないですか。今度の「抗日勝利記念式典」に行く政府代表でそんな事言う奴がどれほどいるのか。今度の「抗日勝利記念式典」に政府代表を送り込む国で「政府関係者がそんな事言う国」がどれほどあるのか。
チベットなんてぶっちゃけ自国に関係ないですからね。
たとえば昨日(2015年9月2日)の日経新聞もはっきりと
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM01H7J_R00C15A9FF1000/
中国のチベット自治区は1日、成立から50年を迎えた。
(中略)
中国の経済大国化とともに国際社会の関与が薄まってきたこともあり、チベット族は懸念を強めている。
と書いてるわけです(太字強調は俺がしました)。日経がおっしゃるとおり「中国の経済大国化と共に*48」、中国ビジネスが非常に重要になり、「国際社会の関与が薄まってきた」わけです。
まあ、関与って要するにダライ支持、中国批判ですけど。
日本「政府」が高世の言う抗議なんかやれるわけないし、やったって何がどうなるもんじゃない。いやたまに「アメリカ政府」が何か言うことありますけど本当に「たまに言う」だけですからね。
昔はともかく今現在「たかがチベット問題ごときで」、国益(わかりやすい例では経済的利益)を犠牲にするような国(政府)はどこにもないわけです。たとえば「ダライに政府首脳があったりすると」中国はもう間違いなくその国に抗議するわけです。
場合によっては貿易制限とか発動される。その結果、英国とかノルウェーとか明らかに後で泣きが入ったわけです。
ダライが訪問しても首脳が会わなくなったし、「李克強*49首相が訪問したらエリザベス女王が歓待した英国」のように中国首脳が訪問すると大歓迎ってのはそう言うことです。
以前俺もエントリで紹介しましたがノルウェーの首相なんかはっきりと「ダライに政府首脳があったらノルウェーサーモンが中国に売れなくなる、だから会わない」と言う主旨の事を公言してるわけです(これについてはたとえば、■ライプツィヒの夏『「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(追記あり)』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/0923078995318b8a865f3339b5611701)参照)。
id:MukkeやI濱みたいな「頭がチベット万歳でお花畑なキチガイ」ならともかく、自称ジャーナリストの高世が「日本政府はチベット問題で抗議しろ」なんて何、馬鹿な事抜かしてるのか。
今の日本だと「中国の悪口言うと金が儲かる」のかもしれません。しかし、高世は低劣きわまりないですね。政府がやれないと「高世ですら分かってる」ことを「やれ」と要求するとは高世はどういう神経してるのか。
とはいえ一方で「安倍応援団のウヨとか良くこの問題を無視できる(呆&笑)」とは思います。
前も拙エントリで書きましたが安倍って男は首相就任前はチベット関係で「チベットに協力したい」と、さんざん吹いてたわけです。まあ、あの男が吹いてたのはチベットだけじゃなくて「尖閣に自衛隊を置きたい」「靖国参拝したい」「河野談話撤回したい」とかいろいろありますが。
じゃあ、あの男が全部その通りにしたか。まあ、「特定秘密保護法成立」「百田のNHK経営委員任命」とかいろいろ右翼的なことをあの男はやった。それはいささかも軽視してはいけない。でも「全部就任前の放言通りやったか」と言えば国際的批判(特に米国の批判)が怖くてとてもそんなことできなかったわけです。
中国相手にも当初喧嘩腰だったのが「福田*50元首相や二階*51総務会長」などを訪中させて、習近平*52国家主席と「短時間とは言え」首脳会談にこぎ着けた。チベットの件だって「抗議する」どころか、ダライが訪中したって安倍はあってもやらない。
ところがウヨ連中は何も言わない。「早稲田の汚点」「まれに見るバカ女*53」I濱女史はたぶん産経と同レベルの「反中国バカウヨ」だろうと俺は思ってますが、福田首相(当時)に向かってさんざん「チベットに冷たい」とかほざいてた「バカウヨ」I濱も安倍には批判的な事何一つ言わない。
「お前らどんだけ安倍に甘いんだよ」と心底呆れますね。
中国共産党は、焼身は分裂主義者がそそのかしている行為だというが、この手記でも分かるように、親しい親戚にも知らせずに*54一人で決行するようだ。
「高世はアホか」ですね。「チベット分裂主義者(独立主義者、要するにダライ一味のこと)が唆してる」と「家族が知らない」つうのは両立するでしょうが。
「分裂主義者=ダライ一味=焼身自殺者の家族」なのか。
つうかダライ一味のやってる「自殺美化」は唆し以外何物でもないでしょう。何度も言いますが「ダライ一味はふざけんな、自殺美化してんじゃねえよ」「そんなに自殺が素晴らしいならダライがガソリンで焼身して死ねよ、『ダライがかっこうよく自殺するの見たいなあ』(嘲笑)」ですね。まあ、「高世のバカ」も、高世が紹介する「中原一博ってダライ盲従分子のバカ」も焼身自殺を美化して恥じない人間のくずですが。
北京ではあす3日に「抗日戦争勝利70年」の記念式典が行われる。
日本のメディアはこれに参加する朴韓国大統領の動向しか伝えない*55が、ここに「人道に対する罪」などで国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領も招かれている。
《バシル氏は2009年、推定30万人が死亡したダルフール紛争を巡る戦争犯罪などの容疑に問われており、米国務省のトナー副報道官は8月31日の記者会見で、「中国は国際社会の懸念を重く受け止めるべきだ」と述べていた。》
1日の会見で、これを記者に問われた中国外務省の華春瑩・副報道局長(「それは完全な日本の捏造*56である!」などとぴしゃっと反論するいつも出てくる小生意気な*57女性)は、バシル大統領の式典出席に米国が反対を表明したことに対して「スーダンを含むアフリカの人々は反ファシズム戦争*58の勝利に重要な貢献*59をしており、大統領*60の招待は合理的だ」と反論した、という。えっ、スーダンが反ファシズム・・・?
日本はまったく沈黙*61。
安保法制でアメリカのご機嫌うかがいしているくせに、こういうとき同調*62して抗議しない*63のはなぜ?
さてバシールの件ですが
・バシールは国際刑事裁判所に起訴されているが第2回南米・アラブ諸国首脳会議(2009年にカタールで開催)に出席しており、アラブ連盟*64とアフリカ連合*65は常任理事国の中国とロシアの後押しを受けて、米英仏などに国際刑事裁判所によるバシール大統領の逮捕決定を保留する権利を行使するよう訴えた。これによりバシールを逮捕できる可能性は低い。
ということで何もバシールとおつきあいしてるのは中国だけじゃない。もちろん「大国中国の事実上の支援」はバシールにとって心強いでしょうが、「ロシアやアラブ連盟、アフリカ連合がバシールを支持してるからこそ、中国も支持してる」わけであって、中国非難しても何がどうなるわけでもない。
*1:つまりは拉致被害者家族会結成前後です。その頃に拉致について触れたマニュアルが作られるってのは怪しすぎる話です。
*2:もちろん「被災地のシングルマザー(父親が震災死)」と安藤の場合(未婚の母)では性格は違いますが
*4:一寸うまい言い方が思いつきませんでした。
*5:個人的には「シナが問題ならシナ海も、中国海と呼ばないとまずいんじゃないの?」と言う気はします。
*6:全て棚上げ(最終決定は今後にゆだねること)にして日本は中国、韓国、ソ連(現ロシア)と国交を正常化したわけです。
*7:医学の発展でそういう病死は減っては来ましたが。昔だったら結核なんかもそう言う死だったわけです
*8:2014年ノーベル平和賞受賞者。ちなみにウィキペ曰く「史上最年少のノーベル平和賞受賞者」。
*9:残念ながら事実なのでしょうが
*10:著書『桶川ストーカー殺人事件:遺言』(2004年、新潮文庫)など
*11:朝霞宮はそもそも裁かれず、武藤は裁かれ死刑になったが、武藤の訴追理由には確か南京事件は入ってなかったと思います。
*12:1945年1月に病死
*14:1945年10月に病死。なお谷が逮捕されたのは1946年2月で、松井が逮捕されたのは1946年3月である。
*15:1942年12月に飛行機事故で殉職
*16:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、A級戦犯として死刑判決。
*17:この捕虜虐待の件ではマニラ軍事裁判で第14方面軍司令官・山下奉文が死刑判決を受けている。
*18:著書『南京事件』(1997年、岩波新書)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)、『南京事件論争史:日本人は史実をどう認識してきたか』(2007年、平凡社新書)など
*19:著書『南京事件:「虐殺」の構造(増補版)』(2007年、中公新書)
*20:著書『史実の歪曲:東京裁判に見る南京虐殺事件・南京攻略戦』(1992年、閣文社)、『真相・南京事件:ラーベ日記を検証して』(1999年、文京出版)
*21:1999年に死去。著書『本当はこうだった南京事件』(1999年、日本図書刊行会)。板倉に対する批判としてたとえば、■Apes! Not Monkeys! はてな別館『板倉由明が「適性派(ママ)」じゃまずいでしょう、山本さん(追記あり)』(http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20061206/p1)。なお「山本さん」とは、と学会会長として評判を大いに落とした山本弘のこと。
*22:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任
*23:著書『陸軍の反省(上)(下)』(1996年、文京出版)。加登川本についてはググって見つけた■ひとやすみ読書日記『加登川幸太郎「陸軍の反省」(上)(下) 』(http://d.hatena.ne.jp/abogard/20081029/1225291549)を紹介しておく。
*24:著書『近代日本と戦争違法化体制:第一次世界大戦から日中戦争へ』(2002年、吉川弘文館)、『満州事変から日中全面戦争へ』(2007年、吉川弘文館)、『戦争はどう記憶されるのか:日中両国の共鳴と相剋』(2014年、柏書房)など
*25:何で川崎かというと横田夫妻が今川崎に住んでるからです。
*26:ただし恩赦され現在でも存命
*27:北朝鮮による処刑(粛清)を含むがそれに限らず「強盗殺人の被害」といった一般刑事犯も含む。
*28:参院議員(埼玉選挙区)。野田内閣で防衛大臣政務官。中東調査会上席研究員、東京大学、青山学院大学非常勤講師を歴任。著書『「今の中東」がわかる本:ベールに包まれた国々の「素顔」』(2007年、三笠書房知的生き方文庫)など。祖父は埼玉県川口市長を6期務めた大野元美(自民党系)。
*29:実際どうかは俺は知りませんが。俺が言いたいことは「この写真だけでは何とも評価できない」ということです。アンチ安倍の俺ですが「安倍批判なら何でも支持する」わけではありません。
*30:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領
*31:つうより「欧米政府では」でしょう。欧米以外は「シリア問題では欧米もロシアもどっちもどっち」と見なされてるんじゃないか。
*32:もちろん「反政府勢力の虐殺」と言う意味です。
*33:イスラム国も叩いていると思いますけどね。「イスラム国を叩くにはアサド政権の維持が必要」と言う観点から反政府勢力を叩いてるだけでしょう。まあISがなくてもプーチンは国益からアサドを支持し反政府勢力を攻撃するでしょうが「アサド支持しないとISには勝てない」というプーチンの認識は嘘ではなく本音でしょう。俺も事実その通りだと思います。しかし「米英のアサド政権打倒意図」を知りながらそれに真っ向立ち向かうプーチンの豪腕ぶりにはびっくりですね。もちろんそこには「アサド政権が倒れたらロシアの国益が害される」「アサド政権が倒れたらクリミア問題で欧米がもっと強硬論でロシアに対応しかねない」「欧米との対決路線はロシアナショナリズムを刺激して支持率を上げるかも」などさまざまな政治的計算があるのでしょうが。
*34:産経なんかは「メドベージェフ首相の北方領土訪問にマジギレして」、プーチンとの首脳会談など必要ないと言ってましたからそういうウヨ連中にとっては安倍の態度は不愉快でしょう。
*35:首脳会談で笑顔なのは当たり前でしょう。外交儀礼って奴です。仏頂面でやってどうするのか。
*36:記者会見での失言はともかく、プーチンへの駆け寄りについては俺は高世に賛同しませんが
*37:上智大名誉教授。国連難民高等弁務官、JICA(国際協力機構)理事長を歴任。著書『難民つくらぬ世界へ』(1996年、岩波ブックレット)、『満州事変』(2011年、岩波現代文庫)など
*38:安保法案の制定に関係なく議論すべき事でしょう。
*39:つうか支持ですが
*40:もちろん安倍批判派として読売の言う「理解が進む事」を俺は望んでいません。つうか理解が進めばむしろ反対は増えるんじゃないですかね。日本の国防に関係ないわけですから。
*41:個人サイト(http://www.a-koike.gr.jp/)。日本共産党参院議員。党副委員長(政策委員長兼務)
*42:著書『アフガニスタンの診療所から』(2005年、ちくま文庫)、『アフガニスタンで考える:国際貢献と憲法九条』(2006年、岩波ブックレット)など
*43:2015年、旬報社。高世による「常岡浩介」へのインタビュー本。
*44:なんか難民は全員アサドの被害者みたいな高世の書き方ですがそうじゃないでしょうよ。ISから逃れた人だっているでしょうよ。
*45:ただし、今、本格的アサド打倒作戦なんかやっちまうと、ISを利するので、その辺りは欧米は曖昧な態度です。「ISを潰すまではアサドは潰せない」わけです。
*46:一方、中国やロシアなどがアサド政権を支持している
*47:中原の原文のまま。コメ欄で指摘がありますがノルウェーはEUに加盟していません。
*48:まあそれ以前だってほとんどの国はチベットなんか無関心ですが
*49:中国共産主義青年団(共青団)中央書記処第一書記、河南省党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相
*51:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相を歴任。
*52:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て現在、国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席
*53:「ウヨ出版社」宝島社が出した土井たか子、福島瑞穂女史などを侮辱するバカウヨ本のタイトル風に書いてみました
*54:知らせたら「馬鹿な事はやめろ」と止められるって事でしょう。皮肉にも高世のこの文は「死んだ人間が焼身抗議と美化されるからと言って」、チベット人が「自殺したければ大いにしなさい」と身内に言うほどのキチガイではないこと、つまり「焼身抗議なんて後付けの屁理屈に違いないこと」を見事に証明しています。
*55:これはこれでとても変な話です。朴大統領以外も参加しますから。
*56:詳しい事情が分からないと華発言については何とも言えませんね。少なくとも産経辺りの「南京事件否定論」なんかは明らかな捏造です。はっきり「何が捏造と華氏は言ってるのか」書かない(書けない?)辺り本当に高世はいつもながらクズです。
*57:華氏を普通に紹介すればいいのにわざわざ「小生意気」とか侮辱的に書く辺りが高世の「人としてのゲスさ、クズさ、馬鹿さ」を余すところなく表現しています。つうかさ、高世のこの文章って明らかに女性差別入ってるんじゃねえの?
*58:第二次大戦のこと
*59:別に高世の反中国暴言に荷担する気はありませんが「ただのリップサービス」なのか、「本当にアフリカが貢献してるのか(第二次大戦当時、中国支持を表明したとか)」ちょっと気にはなります。
*60:要するに「バシールのICC訴追とか関係ないから」「スーダンが第二次大戦で中国のために貢献したから招いてるだけだから」つうことでしょう。
*61:まあ、朴大統領やパン事務総長の出席に因縁つける日本よりは米国の方がまだマシでしょう
*62:同調といえば米国は「国内反中国派に配慮して」国務長官など重要閣僚を送りませんでしたが、中国にも配慮して「ボーカス駐中国大使」を式典に出席させました。一方報道に寄れば安倍は「日本の駐中国大使」を出席させることもせず何故か「米国に同調しません」でした。
*63:そりゃ「安倍がスーダン問題に興味ないから(つうか安倍はチベット、スーダンに限らず基本的に外国の人権問題に興味なんかない)」「今下手に中国を非難したら10月予定の首脳会談が完全に潰れかねないから」でしょう。アメリカだって安保法制ではさんざん安倍に「やれ」と言ってもこの件では「俺がバシールの件で中国に抗議するからお前らも同盟国として一緒に抗議しろよ、その方がインパクトがある」と「NATO加盟国首脳(英仏独伊など)や安倍」に働きかけたりはしないわけです(そう言う働きかけがあれば英仏はともかく「オバマのプードル犬」安倍なら喜んで抗議するでしょう)。結局、「同盟国に一緒の抗議を働きかけない」米国の抗議も「米国内の人権派に配慮して一応抗議してみました」というアリバイづくりでしかなく本気じゃないわけです。
*64:加盟国はエジプト、シリア、イラク、ヨルダン、レバノン、サウジアラビア、イエメン、リビア、スーダン、モロッコ、チュニジア、クウェート、アルジェリア、アラブ首長国連邦、バーレーン、カタール、オマーン、モーリタニア、ソマリア、パレスチナ、ジブチ、コモロ(ウィキペ「アラブ連盟」参照)
*65:加盟国はスーダン、南スーダン、リビア、チュニジア、アルジェリア、西サハラ(ただし西サハラは国連加盟国ではない)、モーリタニア、セネガル、ガンビア、カーボベルデ、ギニア、シエラレオネ、リベリア、コートジボワール、ガーナ、トーゴ、ベナン、ブルキナファソ、ニジェール、ナイジェリア、チャド、中央アフリカ共和国、カメルーン、赤道ギニア、サントメ・プリンシペ、ガボン、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、 ルワンダ、ブルンジ、エチオピア、エリトリア、ジブチ、ソマリア、ケニア、ウガンダ、タンザニア、アンゴラ、ナミビア、ボツワナ、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、モザンビーク、スワジランド、レソト、南アフリカ、コモロ、セーシェル、モーリシャス、マダガスカル、マリ、ギニアビサウ、エジプト(ウィキペ「アフリカ連合」参照)