■黒坂ツイートにコメント
黒坂真がリツイート
中野顕さん。下記のように天皇＝神カルトだ、が日本共産党の本音ですね。
■中野顕
日本人は、織田信長の頃までは、外国の思想を積極的に受け入れる柔軟性を持ってたんだよね。ところが鎖国で「外国の技術は受け入れても思想は受け入れない」って頑なになっちゃった。この思想的鎖国が「天皇=神カルト」を生み、国を滅ぼしました。悪しき伝統は排し、よき伝統を引き継ぎましょう。
こうした中野氏の認識の是非*1はともかく「織田信長の頃までは、外国の思想を積極的に受け入れる柔軟性を持ってた」云々と言う彼のツイートからは「天皇＝神カルト」が意味する物が「戦前の国家神道、教育勅語、御真影」と言った「明治以降、1945年前の国家主義的天皇制」を意味し、天皇制それ自体を「カルト」と見なしてるわけではないことは明白でしょう。
もちろん「内容の是非はともかく」、「天皇制は明治維新の前から、前近代からカルトだった」と主張したところで「思想、信条の自由」のわけですが。
なお、「鎖国（そしてキリスト教迫害）」が「開国は誤った道だ」と言う批判（尊皇攘夷思想）を生み、「国家主義的天皇制」を助長したことは中野氏が言うように事実でしょうが、鎖国においても「オランダとは貿易し、蘭学は入っていたこと」を考えると話はもう少し複雑な気もします。中野氏の指摘には一理あるとは思う物の、「やや一面的」つう気がしますね。
竹田まな
まだネチネチグチグチ絡んでんのか。被災地に支援物資を届けるのが買収？。おいおい、大丈夫か。党員や支持者から託された支援物資を届けるのに党の議員や予定候補が同行して現場の人の声を聞くことのどの辺が問題？見苦しいぞ。
まあ、そういうことですね。黒坂と「黒坂の反共ウヨ仲間」もそんなに「共産党の買収云々」呼ばわりすることに自信があるなら、それこそ選管に告発したらどうなのか。
黒坂真
雇用のヨーコさん。ジェンダー平等という考え方だと、男らしさ、女らしさを主張する言論や表現は悪という結論になりますか。
■雇用のヨーコ
「男性たちは、ジェンダー平等が自分たちにとってもメリットになると感じている」
この域に日本も早く達したい。日本だって、変われるはず！
「お飾りでない、女性起用を」 男女平等世界一の国から：朝日新聞デジタル
世界経済フォーラムの男女格差ランキングで、アイスランドは１０年連続１位を誇り、「世界で最も男女平等な国」と言われる。一方で日本はここ１０年、じわじわと順位を下げており、昨年は１４９カ国中１１０位だった。毎年、複雑な思いで記事を書いている記者が聞いてみた。
「どうすれば男女平等な国になるんですか？」
■記者
「日本では昨年、複数の大学の医学部入試で女性が不利に扱われたことが明らかになり、大スキャンダルとなりました。」
■事務局長
「この露骨な差別を知った時はとても驚きました。性別を問わず最適な人材が医師になるべきですし、アイスランドでは医学部を卒業するのは男性より女性の方が多いのです。そもそも人口３４万の私たちのような小国では、こうした差別によって優れた人材を無駄にする余裕はありません」
■記者
「日本の順位が低い理由の一つは、女性議員の少なさです。「政治は男性がするもの」というイメージが依然、あるのですが、アイスランドではどうですか。」
■事務局長
「女性も男性と同様に意思決定にかかわることは、もうありふれた光景です。ごめんなさい、質問の意味が理解できませんでした*2」
■記者
「１０年連続、世界一」という評価を、アイスランドの人々はどのようにとらえていますか。
■事務局長
「私たちはとても小さな国ですが、世界一ジェンダー平等の国という評価は大きな強みであり、誇りです。国民の重要なアイデンティティーの一つであり、どの政党も『さらなる平等を目指そう』という一点では一致しています。世界一であることは、政府に圧力をかけるツールとしても有効です」
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で、小生は有料会員でないので、続きが読めませんがそれはさておき。
もちろん「ジェンダー平等」と言う考えが批判してるのは「男らしさ、女らしさを主張する言論」ではありません。
個人個人が「俺にとっての男らしさ」「私にとっての女らしさ」を主張し、その考えで生きるのは個人の自由です。
問題になってるのは「社会による男らしさや女らしさの押しつけ」、つまり「女なら結婚して専業主婦になるべきだ」などという社会による個人への価値観のおしつけに過ぎません。
つうか黒坂もくだらない因縁付ける前に「ヨーコ氏が紹介するアイスランド女性権利協会事務局長氏の主張」をどう思うかコメントしたらどうなんですかね？。黒坂もくだらない因縁を付けることしか考えてないので、こうなるわけです。
なお、なぜ「アイスランド女性権利協会事務局長ブリュンヒルドゥル・ヘイダル・オグ・オゥマルスドッティル*3さん」のインタビューを朝日新聞がしているかというと
10月16日（水）9:30～10:40 帝国ホテル 東京（東京都千代田区）
孔雀東の間
◇講演・対談「ジェンダー格差『世界最小』のアイスランドに学ぶ」
世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数ランキングで、10年連続1位のアイスランド（2018年。149カ国を比較）。特に、政治分野の男女平等度合いや、賃金格差の小ささが際立つ。ただ、1970年代ごろまでは女性議員比率が1割に満たないなど、男女格差は決して小さくなかったという。社会のしくみや人々の意識は、どのような要因によって、どのように変わってきたのか。ジェンダー平等をめざす市民団体「アイスランド女性権利協会」のブリュンヒルドゥル事務局長の話から、ランキング110位の日本がとりくむべきことを考える。
■ゲスト
ブリュンヒルドゥル・ヘイダル・オグ・オゥマルスドッティル（アイスランド女性権利協会事務局長）
■聞き手
三島あずさ（朝日新聞社会部記者）
ということで朝日が主催するイベント「朝日地球会議2019」に彼女を朝日が「有識者として招へいしたから」です。
参考
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6105334
アイスランドにおけるジェンダー格差を縮めた大きな転換点は、2つあったという。一つは、1975年の、女性によるストライキである。アイスランドの成人女性の90％が参加したというこのストライキでは、女性が男性との同一賃金を求めて、家事労働や職場の一切から離れた。混乱する家庭や職場において、社会における女性の存在感を示したという。その5年後には、女性初の大統領を選出することとなる。
2つ目として挙げられたのは、2008年のリーマンショックを発端とする金融危機だった。通貨が暴落し財政が破綻する中、アイスランドの女性たちは声をあげたという。「銀行のトップにも、規制当局のトップにも、女性がいなかった。有権者は、新しいものを求めていた」とブリュンヒルドゥルさんは話す。
有権者の既存の価値観が大きく揺さぶられることとなった金融危機の後、2009年には初めて女性首相が誕生することとなった。ちなみに、首相となったヨハナ・シグルザルドッティルさんは同性愛者であり、LGBTQとして世界初の首相でもあった。
◆男性に有利につくられた法律を書き換えていく
現在、アイスランドの国会議員の43％を女性が占めている。ブリュンヒルドゥルさんは、ジェンダー格差是正に最も必要なのは「女性による政治への参画」であると話す。
ジェンダー格差を是正していく過程では、男性から「逆差別だ」という声があがることもある。アイスランドでは、男性からの反発はなかったのか。
「最初は反発があった。ただ、現在ではそういった声は少ない。何故なら、ジェンダー平等というのは男性にとっても大きなメリットになるから」
◆性暴力問題は「道半ば」
「ジェンダー格差」には、収入の格差以外にも様々な格差がある。セクハラや性暴力の問題に関しては、アイスランドも道半ばだという。
2008年から2009年にかけて警察に通報された性暴力事件は189件だったにも関わらず、検察に回されたのは88件、有罪になったのは23件のみだったという。一方、性暴力に関するセンターには、400件を超えるカウンセリングを必要とする事案が報告されている。「性暴力は、ほとんど罰せられない犯罪だと言っていい」とブリュンヒルドゥルさんは語気を強める。
「諸般の事情」って何ですかね。「まともな勉強」だとしたら「黒坂本人や彼の身内（妻子、兄弟など）が自閉症だ」ということでしょうか。しかし「その程度の話」だったら「諸般の事情」と曖昧に書く必要もないと俺個人は思うんですけどね。何せ、黒坂は顔写真、名前、肩書き（大阪経済大教員）を既に公開してるわけですし。
黒坂真がリツイート
中野顕さん。繰り返しですが、日本共産党は侵略という語をどのように定義していますか。日清戦争の頃の国際法では、ある地域の支配権を強国が争うことは合法です。満州と朝鮮半島への進出は明治日本が生き残るため。
https://twitter.com/ken_nakano1964/status/1166185334922571776
■中野顕
日本は要請もされてないのに大軍を派兵し、内乱が治まっても撤退せず、そればかりか朝鮮の皇居を軍事占領して親日派政権を樹立。その政権に「清国の軍隊を朝鮮から追い払ってくれ」という依頼文を書かせ、これをもって清に対する宣戦布告の口実としたのです。日清戦争の本質は、朝鮮侵略戦争です。
黒坂にはやれやれですね。そんなことをいって過去の日本の中国侵略、韓国侵略を正当化して何の意味があるのか。日中、日韓関係に支障を来すだけです。そしてこんなことで「共産党云々（黒坂）」もない。中野氏が党員だからと言っても、こんなん共産主義と何一つ関係ない話です。黒坂のように「当時は合法だった」で完全に居直る右翼の方が珍しい。
そもそも「生き残る」とやらが「独立の維持」なら別に満州や朝鮮半島を戦争で日本の支配下に入れる必要はないわけです。そんなことをしなくても日本の独立は維持できる（つうか「敗北の危険は低い」と判断しての戦争とは言え、清国やロシアに敗北したらむしろ日本には「保護国になる危機」すらあったわけですが。太平洋戦争に負けたときは「保護国とは違う」とはいえGHQの統治を受け、独立を一時失っていますし）。
単に「満州や朝鮮半島の利権を得たかった」と言うだけの話です。「米国のフィリピン支配」「英国のマレーシアやエジプトなど支配」「フランスのベトナムやアルジェリアなど支配」「オランダのインドネシア支配」など欧米の植民地支配と何ら変わりない。
そしてこうした主張をする黒坂はおそらく「日清戦争だけでなく」太平洋戦争についても「石油禁輸する米国が悪い。生き残るためには戦争するしかなかった」と言い出すのでしょうね。呆れて二の句が継げません。
黒坂真
石川康宏先生。日韓関係ではお隣と話し合う姿勢が大事だ、という呟きに申し上げたい。昔の日本共産党は（ボーガス注：日韓国交正常化前は）日韓会談粉砕、（ボーガス注：日韓国交正常化直後は）日韓条約破棄を叫んでいました。
https://twitter.com/walumono0328/status/1188465027130351621
■石川康宏
（前略）
日韓については「歴史認識」の中身も大切だが、それ以前にお隣と話し合う姿勢の有無が肝心。
おいおいですね。そんなことが安倍の「嫌韓国行為」の正当化になるのか。
まあ石川氏（神戸女学院大学教授、全国革新懇代表世話人）が共産党支持者だから「嫌みを言ってるつもり」なのでしょうが石川氏からすれば「何だ、こいつ（呆）」でしょう。
1）仮にそれを理由に私（石川氏）のような共産党支持者には安倍の嫌韓国行為（ホワイト国除外など）を批判する資格はないとしても、それ、安倍の嫌韓国行為が正しいとか、正しいから批判すべきじゃないとかいう話じゃないでしょ？
2）大体当時の共産党がそう主張したのは、当時の韓国朴チョンヒ政権が軍事独裁だからでしょ？。韓国が民主化した時点で話は変わってますよ。
3）大体それ言うなら昔の自民党だって党内右翼（典型的には安倍の清和会）が「日中国交正常化に反対してた」でしょうに。
て話です。
なんか「黒坂ほど酷くない」とはいえ、「ダライの不祥事に甘い」id:Mukkeや「三浦小太郎の極右性に甘い」id:noharraも「彼らを批判した」俺に対し、似たり寄ったりのことを言ってたことを思い出します。
「中国や北朝鮮に甘いお前が言うな」と。
勿論そういう話じゃないわけですが。「共産党が間違ってるから安倍や黒坂が正しい」訳ではないのと同様に「俺が間違ってるからMukkeやnoharraが正しい」と言う話ではない。
なお、俺個人は主観的には自分が中国や北朝鮮に甘いとは思っていません。「無茶苦茶な敵対的態度など『重要な貿易相手国である』中国、『交渉せずして拉致が解決しない』北朝鮮相手にとるべきではない」とは書きましたが、それが「甘い」とは思ってない。
なお、他の中野氏ツイートも紹介しておきます。
■中野顕
・日露戦争というと、「ヨーロッパの帝国主義大国ロシアに、アジアの小国日本が立ち向かい独立を守った戦争」のように描かれることがありますが、これは大ウソです。韓国と満州の支配をめぐる日露双方からの侵略戦争・帝国主義戦争であって、この戦争の性格は、（ボーガス注：韓国に対する日本の優越的権利を認めた）ポーツマス条約を見ればよくわかります。
・「ロシアが南下したから日本は北上したのだ」と日本人がいえば、「日本が北上したからロシアは南下したのだ」とロシア人は言うでしょう。中国の人にしてみればどっちもどっち。どっちにしても迷惑千万な話です。でも韓国の人の目から見ると、ロシアより日本のほうがはるかに侵略的だったようですね。
