◆漫才『不幸なニュースと明るいニュースがあるんだけどどっちを先に聞きたい?』
A「じゃあ明るいニュースで!」
B「やっぱ先に不幸なニュースを聞いてくれないかな?。話の流れがあるんで」
A「じゃあ順番を聞くなよ。で不幸なニュースって」
B「8/24で安倍内閣が佐藤内閣を越えて、『一つの内閣』では日本最長になるらしい(通算内閣では既に桂内閣を越えて安倍内閣が最長)」
A「幸せなニュースは?」
B「コロナ失政で安倍支持率が低下傾向にあるんだ。まあ、コロナの蔓延自体は不幸なことで一日も早く終息して欲しいけど」
つうことでそれ関係の記事を下にいくつか書いています。
河野防衛相が女系天皇容認論 次の天皇「内親王のお子さまも」 - 産経ニュース
以前の「女性天皇を容認してもいいのではないか」という内容の二階俊博氏、女性天皇を容認 自民幹部初「国民に違和感ない」 - 産経ニュース、二階氏「男女平等社会を考えれば結論出る」、女性・女系天皇の見解問われ - 産経ニュース(二階幹事長発言)、甘利明氏、女系天皇「最終的選択として容認すべき」 - 産経ニュース(甘利税制調査会長発言)を考えればこの河野発言にせよ「二階発言」「甘利発言」にせよ「安倍がやらせてる」と考える余地は充分にあると思います(産経らウヨ連中はその可能性を「安倍が正式に女帝容認の皇室典範改正案を提出する」まで絶対に認めないでしょうが)。今の自民党幹部連中は残念ながら「安倍の意思に反することが言えるような奴ら」ではないでしょう。安倍の太鼓持ち、提灯持ちしか居ない。安倍三選の総裁選も結局「安倍の報復」が怖くて、石破しか出馬しなかったわけです。その結果、安倍は「出馬しなかった岸田」を政調会長にする一方で、石破は無役にするという「予想通りの論功行賞&報復人事」をやった。
特に甘利なんか「安倍のおかげでUR疑惑追及から逃れてる上に、大臣辞任後も自民党選対委員長、税制調査会会長になれた」と言う意味で安倍に刃向かえる立場では全くない。河野にしても「第三次安倍内閣国家公安委員長で初入閣し、その後も第四次安倍内閣外相、防衛相を歴任したこと」で党内の地位を一気に高めたのであり、これまた甘利同様に安倍に刃向かえる立場では全くない。安倍が大臣にしてくれなかったら、現在、河野は党内においてろくに政治力も無かったでしょう。
安倍が「絶対に女性天皇には反対」であればこんなことは安倍が怖くて言えないのが甘利や河野、二階氏でしょう。
既に安倍は二階氏を事前に訪中させるなどした上で「習主席訪日」など「親中国路線にシフトを切った前科(?)」があります。
安倍が「長い間反中国言動をしてきたが、親中国でやっていかないと日本経済がやっていけない事に気づいた。でも今更、反中国を売りにしてきた俺が掌返しで自分からそういうことは言えない。先ずは二階を使って方針変更への既成事実作り、ムード作りだ」としたように「女性天皇を認めないと皇室がやっていけない事に気づいた(以下略)」の可能性は充分あるかと思います。
「改憲が明らかに難しい*1」状況で「女帝容認」が残りの任期での「安倍のレガシーにできる、と安倍が思ってるのではないか」つう話ですね。まあ、あえて言えば「改憲するのよりも楽だし、改憲するよりは評判がいい」でしょう。今時「女帝絶対反対!」なんて極右しかいないからです(とはいえそう言う極右と長年ズブズブだったのが安倍ですが)。改憲には確実に野党各党(立憲民主、共産、社民、れいわ)やリベラルマスコミ(朝日、毎日、東京など)が反対するでしょうが、女性天皇ならそうした反対はおそらくほとんど無い(維新辺りが反対するかもしれませんが)。安倍が「今国会で女性天皇制度を絶対に成立させる。党内の右翼議員や右翼支持者、党外の右翼支持層が何を言おうが無視する」と決意すればほとんど全会一致で女性天皇制度は誕生するでしょう。
まあ「俺の邪推が正しい」として正直「手前、今更それか!」「小泉内閣の皇室典範に関する有識者会議 - Wikipediaが女性天皇容認の答申を出したとき、悠仁君が誕生したこともあって散々反対したウヨの一人が手前だろ。手前が反対しなければ、あの時点で皇室典範が改正できたかもしれないのに。小泉氏や審議会メンバー(緒方貞子JICA理事長、奥田碩日本経団連会長、佐々木毅元東京大学総長、園部逸夫元最高裁判事、吉川弘之元東京大学総長など(役職は当時))に失礼だと思わねえのか!」とは思います。
とはいえ「皇室維持」という観点では「安倍がまともになって良かった」と言う話ですよね。
将来の首相候補の一人に数えられる*2河野太郎防衛相は(中略)「1000年以上続く男系が続くなら男系がいい*3」と断った上で、女系天皇の容認も検討すべきだとの考えを示した。
河野氏は、現在の皇室の状況に言及し「男子のお世継ぎがいなくなったときにどうするのか、考えておく必要はある」と強調。かつては側室制度があったが「この21世紀になってそうはいかない」とも述べた。
男系を維持するための旧宮家復帰に関しては、旧宮家は1400年代に今の天皇家から男系が分かれたと説明し、「600年前に分かれた人が戻ってきても『本当の万世一系といえるの?』『遺伝子を調べて微妙に違いがあったらどうなの?*4』というところも考えていかなければならない」と慎重論を唱えた。
と河野も言うように今更「側室制度や元皇族復帰(産経など女帝反対ウヨの主張)」なんて現実的じゃ無いからです。
「600年前まで行かないと先祖が同じで無い、遠い親戚」、それも「終戦直後、臣籍降下して、宮内庁の管理監督から離れてる人(下手すると皇族復帰後、スキャンダルが噴出しかねない)」なんか皇室に戻しても国民の敬愛の念が生じるとはとても思えない。
側室制度に至っては「21世紀」云々以前に昭和天皇の時代(それも戦前)に「もはや側室制度なんて時代錯誤」「むしろ国民の敬愛の念を阻害する」という昭和天皇と彼の側近連中の判断によって、側室制度は廃止されています。
だったら女性天皇を容認した方がずっと現実的でしょう。
小泉氏などからすれば「あんなに俺に『女性天皇なんて間違ってる』と悪口したのだから方針を女帝容認に変えるのなら、せめて、俺や審議会メンバーの前で『自分が愚かでした』『あのときに悪口してすみませんでした』と安倍には謝罪して欲しい」「安倍が反対しなければ皇室典範改正が小泉内閣でできたかもしれないのに」とはらわた煮えくりかえる思いでしょうが、まあ安倍が「面子上、今更女帝賛成なんて言えない(女帝の問題はポスト安倍に任せる)」という態度をとるよりは「謝罪は無くても小泉・女帝容認路線を、安倍が認める方が、小泉氏ら女帝容認派にとってまし」ではあるでしょう。
ただし俺個人は「ウヨの女帝反対論は女性差別的でくだらない」と思う反面、「女帝容認で皇室が続いて欲しい」とは別に思ってません。「制度としての皇室」には俺は「民主主義」の観点から否定的ですし、「結婚による内親王の民間人化(例:現天皇の妹・黒田清子)」によって「制度としての皇室」がなくなっても当然ながら「皇室の血を引く人々」は残るからです。
自民・甘利税調会長「国連機関幹部に日本から派遣を」 政府に提言へ - 産経ニュース
「UR疑惑で大臣を辞めた奴が何様だよ」と腹立たしいですがそれはさておき。
現在においても岡井朝子 - Wikipedia氏(UNDP(国連開発計画)総裁補佐。外務省出身(元バンクーバー総領事))、中満泉 - Wikipedia氏*5(国連事務次長(国連プロパー職員))、水鳥真美 - Wikipedia氏(UNDRR(国連国際防災機関)事務局長。外務省出身(元駐英公使))など「日本人の国連幹部職員」はいるので「はあ?」ですね。
まあ、
◆自民党の支援で1999年都知事選*6に出馬した明石康 - Wikipedia氏*7(元国連事務次長)
◆後にJICA(国際協力機構)理事長を務め、NHKスペシャル 緒方貞子 戦争が終わらない この世界で | NHK放送史(動画・記事)(2013年:後に小山靖史 『緒方貞子・戦争が終わらないこの世界で』(2014年、NHK出版)として書籍化)、緒方貞子 今を生きるあなたへ - NHK クローズアップ現代+(2019年)等テレビにも多数出演した上智大学名誉教授・緒方貞子 - Wikipedia氏*8(元国連難民高等弁務官)
◆元外務事務次官で現皇后の実父である小和田恆 - Wikipedia氏(元ICJ所長)
等に比べれば知名度は落ちるので、こんなことを甘利は言うのでしょうが、「昔に比べて日本人の国連幹部職員が減った」ということもないのではないか。おそらく甘利*9も「昔に比べて日本人の国連幹部職員が減った」というデータで物を言ってるのでは無く、ただの印象論でしょう。下手したら「日本人の国連職員は増えてる」と言うデータの可能性すらあると思います。
かつ「いくら日本出身だからといって何でもかんでも、日本の国益優先で好き勝手にできるわけでは無い」でしょうよ(甘利が増やしたいと言ってるのは明らかにそう言う「好き勝手やりたい」つう文脈ですが。よくもまあ非常識なことが言えたもんです)。例えばICJ所長が小和田氏だった時代は、「日本に都合のいい判決をICJで出し放題なのか」。そんなことはできるわけもないでしょう。
甘利が「中国出身の国連幹部職員が増えてー」といったところで国連において中国の主張が何でもかなってるわけでも無い。これは中国だけでは無い。欧米だってそうです。「極端な例」ですが、その結果、トランプは「ユネスコや国連人権委員会にいてもメリット無い(米国の言い分があまり通らない)」として脱退をしたわけです。
「甘利ってアホやな。あれか、安倍がモリカケとか桜を見る会とか安倍人脈への無茶苦茶な利益誘導をやってるのを見てるとその感覚で国連も動かせるとか思っちゃうのか?」ですね。
【参考:最近の日本人国連職員】
シリーズ トランプのアメリカを行く 中満泉・国連事務次長に聞く - NHK クローズアップ現代+
オバマ前大統領が訴えた〝核なき世界〟の理想。しかしトランプ政権の下、アメリカは核戦力の強化へと舵を切ろうとしている。こうした中、先週、核兵器の開発、使用などを禁止する「核兵器禁止条約」が国連で採択された。しかしアメリカをはじめ、全ての核保有国は不参加。日本も「保有国が加わらない条約は現実的ではない」として交渉に加わっていない。核を巡る分断が深まる中、国連の軍縮部門のトップに日本人女性として初めて就任した中満泉さんに〝核軍縮〟という難題にどう立ち向かうのか、ロングインタビューで迫る。
【参考終わり】
内閣支持率36%に下落 共同通信世論調査 - 産経ニュース
俺のような安倍批判派にとっては「まだ高い支持率」「とっくの昔に20%台に突入すべき」「日本国民はどれほどバカなのか」ですが安倍政権支持率が下がってることは悪いことではありません。
政府の新型コロナ対応に関し「評価する」は34.0%で、「評価しない」は58.4%だった。
ということでコロナ失政が支持率を引き下げてることが容易にうかがえます。
第2次内閣が発足してから約7年8カ月となった安倍晋三首相による長期政権について、「どちらかといえば」を含め「プラス面が多かった」が49.6%、「マイナス面が多かった」は43.9%だった。
どこがプラスなのか、「日韓関係悪化」「政治の私物化(モリカケ、桜を見る会など)」「コロナ失政」など「マイナスばかり」と認識する安倍批判派の俺は「未だにアベノミクスを評価するのか」、「安倍信者に教えてもらいたい」くらいですが、それはともかく。安倍批判派の俺的には「呆れる数字」ですが、それにしても最近のコロナ失政の影響が大きいとは言え、「長期政権」で出てくる数字とは言いがたいのでは無いか。
何故「調査手法が異なるか」書けばいいのに、ですね。どうも従来はコールセンターで人間が質問をしていたところ、それをやると、現状では「三密でコロナのクラスターになりかねない(とはいえ世論調査をしないわけにも行かない)」ため、録音音声で質問することにしているようです。
立憲民主、国民民主両党による合流新党に関しては「期待する」が22.0%、「期待しない」は67.5%だった。
まあ「希望の党騒動」で分裂した民進党が、前原、玉木など「一部離脱者が出たとは言え」元に戻っただけですからね。
しかも「一緒にならないと支持層の食い合いで選挙にデメリット(政策の一致はひとまず後回し)」という思惑があまりにも見え透いていますからね。
与党支持層は勿論、野党支持層でも「期待する人」は少ないでしょう。共産、社民、れいわなど「旧民主党を支持しない野党支持層(共産支持の俺もその一人ですが)」はもちろん「旧民主党の支持層」でもどれほど期待するかどうか。
【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈785〉総理の体調、担当医の〝衝撃の一言〟 - 産経ニュース
総理がちょっと体調を崩したとなると大騒ぎする新聞、テレビ、週刊誌、そして野党。
そもそも「大騒ぎしたのはフジサンケイ、日本テレビ、週刊新潮など安倍翼賛マスコミ」であり、その目的は「野党の国会開会要求」を「安倍の体調不良を口実に逃げること」だったのですが安倍や翼賛マスコミの思惑に反し、「ならば国会を開会しなくてもいい」などというのは「一部の安倍信者のみ」で、「そんなに体調が悪いなら首相を辞めるか、戦前の浜口*10首相(右翼の狙撃で重傷。首相退陣後に傷が元で病死)、戦後の石橋*11首相(軽い脳梗塞。後遺症は残ったものの首相退陣後、政治活動が可能なまでに回復)が首相代理(濱口の場合は幣原*12外相、石橋の場合は岸*13外相)を置いたように、麻生副総理を首相代理にすればいい。副総理を首相代理にすることには何の問題もあるまい」などと多方面から批判されるとこんなことを言い出すのだから花田や産経ら安倍信者のデタラメさには心底呆れます。
まあそれはともかく「濱口の首相代理設置」で気づきましたが、戦前は
◆昭和5年(1930年)
浜口首相狙撃事件
傷が元で首相辞任に追い込まれたあげく、首相退陣後も体調が回復せず、昭和6年(1931年)に病死
◆昭和7年(1932年)
515事件(犬養*14首相暗殺)
◆昭和11年(1936年)
226事件
岡田啓介*15首相が襲撃され、危うく殺されかける(斎藤実*16内大臣、高橋是清*17蔵相、渡辺錠太郎*18陸軍教育総監が暗殺され、鈴木貫太郎*19侍従長が瀕死の重傷)
ですからねえ。現役首相(濱口、犬養、岡田)がこれほどまでに殺されたり、殺されかけたりしてるのだから昭和戦前期も全く物騒な時代です。
2月以来147日間、1日も休まず、先行きの見えない正体不明の武漢ウイルス*20対策に取り組んできた総理をいたわる気持ちはないのか。
ネットでも批判、指摘がありますが「2月以来147日間(約5ヶ月間)」ということは「147日間連続勤務」とやらは「2~7月」の話にすぎないわけです。
つまりは「8月は連続勤務では無い」と産経や花田すら認めてるわけで滑稽です。大体、この「147日間連続勤務」、ネットでの指摘によれば「午前官邸で執務、午後私邸で静養、夜は会食(首相動静による)」等という代物まで含んだ「連続勤務」です。「充分休んでるじゃ無いか」という批判が出るのも当然です。
・『週刊新潮』(8月27日秋初月増大号)のコラム「安倍総理『吐瀉(としゃ)物に鮮血』の緊急事態!」
・心配だ。
・立憲民主党の枝野幸男代表、総理に「国会で健康状態を説明しろ」と要求しているが、首脳の健康状態は国家機密というのは常識だろう。
「安倍信者」花田&産経らしいデタラメさですね。
『週刊新潮』が「安倍総理『吐瀉(としゃ)物に鮮血』の緊急事態!(まあ嘘でしょうが)」などという記事を書くからこそ、そして「重病説は一応否定しながらも」、安倍サイドが週刊新潮に何一つ正式に抗議しないから、また「体調不良を理由に国会開会要求を拒否するかのような言動」を安倍政権側がとり続けるからこそ
になるのですが花田は何故か「首脳の健康状態は国家機密というのは常識(にもかかわらずこんな記事を書いた週刊新潮はふざけてる)」という週刊新潮への批判をしません。
枝野の態度など「右翼の狙撃による重傷(濱口はテロの被害者)」だが、それでも「首相の任務に堪えないなら辞めるべきだ」と濱口首相(立憲民政党総裁)を攻撃したという「当時の野党・立憲政友会」に比べたら全然ぬるい代物です。
大体、花田は週刊新潮記事を理由に「首相の体調が心配」と言っていますが、それなら花田も枝野同様に「心配を解消するためにも」、安倍に「週刊新潮記事が事実なのか」問いただすべきでしょう。
1)なぜ花田は「首相重病説を問いただす枝野」に「国家機密を明らかにしろというのか」と言いながら、その「国家機密」を大々的に記事にした週刊新潮を非難しないのか
2)なぜ花田は「週刊新潮記事が事実か心配」と言いながら新潮記事が事実か問いただす枝野を非難するのか
「何故花田はそのような理屈にあわない変な言動をするのか」といえば「週刊新潮記事が嘘であること」「そしてその嘘の仕掛け人は安倍政権であること」「目的は勿論安倍の体調不良を口実とした国会開会要求拒否」「だからこそ安倍も週刊新潮に抗議しないこと」を花田も理解しているからでしょう。
花田は週刊新潮記事を口実に国会開会要求を拒否する安倍を応援する一方で「仮病で国会開会要求を拒否されてはたまらない、何が体調不良なのか説明して欲しい」として安倍を追及する枝野の言動は否定したいし、また「そんなに重病なら辞任するか、せめて麻生副総理を首相代理にしてはどうか」という意見も否定したいが故にこうした支離滅裂な言動になるわけです。
日本政府は静観 GSOMIA破棄通告期限 - 産経ニュース
静観と言えば聞こえはいいですが「ジーソミアを重要視してない(どうも韓国だけに利益があり、日本には大して利益が無いと思い込んでるらしい)」安倍政権が「破棄したければすればいい」と居直ってるにすぎません。全く困ったもんです。
文在寅*21政権にしても「安倍が逆ギレし、日韓関係が悪化すること*22(もちろん文政権は産経が言うような反日政権ではありません)」や「安倍がコロナ失政をごまかすために嫌韓国世論扇動に悪用すること」が危惧される「ジーソミアの正式な破棄通告(正式に破棄通告しないと自動延長される)」はしづらいとは思います。
そうした意味では確かに産経が言うように「破棄は無い」かもしれません。
「ポスト安倍が石破になれば事態は変わる」と文政権が思ってるかもしれない。
とはいえ「安倍が逆ギレするだけだから」「コロナ失政ごまかしに悪用しかねないから」「石破が首相になるまでの我慢」と言う理由で「破棄をしない」というのも日本人としてなんとも情けない話です。もちろん「情けない」と思わないのが産経のわけですが。
安倍首相、24日に連続在職1位 佐藤栄作氏抜き単独最長 - 産経ニュース
なお、「通算での最長」は「従来の通算最長内閣・桂*23内閣」を既に越えて、実現しています。
正直、安倍*24批判派として屈辱的な話ですが、せめてもの希望は「コロナ対応の不手際」で安倍の支持率が低下傾向にあることでしょう。
油断は禁物ですが、安倍晋三のもとでの改憲は、不可能になったのだろうと見ていいでしょう。
・憲法改正など積み残された課題もあり、来年9月の自民党総裁の任期満了が近づくにつれ「安倍1強」の党内基盤が揺らぐ可能性もある。政権の「総仕上げ」に向けた手腕が問われるのはこれからだ。
・自民党内には党則を改正し、党総裁「連続4選」を求める声もあるが、首相自身が周囲に否定的な反応を示している。来年9月の党総裁任期切れを見据え、「ポスト安倍」に向けた党内の動きも出始めた。政権のレームダック(死に体)化を防ぎつつ実績を残し続けることができるか。今後1年余りの間に安倍政権の最終評価が固まる。
さすがの「安倍信者」産経ももはや「安倍四選」という気は無いようです。
先日の「人間ドック」は「野党の国会開会要求を逃げるための安倍の猿芝居」でしょうがそんな猿芝居を打っても構わない(重病説が出ても構わない、任期はもうわずかだ)と思うほどに安倍が「四選までして、首相の座にとどまる気は無いこと」の現れかと思います(さすがに病気を理由とした任期途中の「自主的な退陣」はしないのでしょうが)。
そして「コロナ失政」により、自民党における「ポスト安倍」としては皮肉にも「安倍三選となった総裁選に出馬して以降、報復として無役とされ、安倍に干され続けた石破*25元幹事長」が最有力候補扱いされ、「安倍政権幹部である岸田*26政調会長ら」の支持率が低いことに不安を隠せないようです。
岸田氏ら「石破以外の自民党幹部政治家」の支持が石破に比べて弱い最大の理由はどう見ても「彼らの個性」ではなく「コロナ失政の安倍政権幹部であること」でしょう。
選挙の強さが政権基盤の安定をもたらし、党内で「安倍おろし」を模索する動きも皆無に等しかった。
というよりは、「安倍の出身派閥・細田*27派」「麻生*28副総理・財務相の麻生派」「二階*29幹事長の二階派」「岸田政調会長(前外相)の岸田派」がモリカケ疑惑だろうと、桜を見る会疑惑だろうと、何があろうと安倍を支え続けたことが大きいでしょう。
ボスの石破が今は干されている石破派も「石破が幹事長の時代」は安倍を支えていたわけです。
リクルート事件の時に「宮沢*30蔵相、安倍晋太郎*31幹事長、渡辺*32政調会長」など有力政治家が「疑惑の政治家」として身動きがとれず、ポスト竹下*33として「竹下派の雇われマダム扱い」されながらも、傍流の宇野氏*34や海部氏*35に首相の地位が回ってきたのとは偉い違いだと、現状の自民党とそれを容認する自民党支持層にはがっくりきます。
いずれにせよ「三角大福中(三木*36、田中角栄*37、大平*38、福田*39、中曽根*40)」などという「党有力政治家がしのぎを削る状況に無かったこと」は確かです。安倍の「モリカケ」「桜を見る会」などで無茶苦茶ぶりを考えればそれが「日本社会」はもちろん自民党にとってすら「長い目で見て良かったかどうか」は疑問ですが。
なお、「無能な安倍と有能な佐藤」を同一視する気は無いですが、佐藤の長期政権(1964~1972年)においても「大野伴睦*41の死去(1964年)」「河野一郎*42の死去(1965年)」など「佐藤のライバル政治家の死去」も大きな要素だったとされます。
長期政権が実現したのは、保守層*43を岩盤支持層とする一方、大胆な金融緩和をテコにした経済政策「アベノミクス」で幅広い層の支持を集めたことが大きい。
アベノミクス云々と言えるのはせいぜい政権初期だけでしょう。コロナ不況以前から「アベノミクスの成果」などというものは「消費税増税」などで化けの皮が剥がれており、「アベノミクスで幅広い支持を得た」等とはとても言えません。
野党が分裂を繰り返したことも政権を助けた。
産経も認めるように希望の党騒動が安倍を助けたことは否定できません。希望の党騒動などやらかしたあげく、果ては自民党入りした細野*44のクズぶりには怒りを禁じ得ません。もちろん「自民党入りした」細野ほど酷くないにせよ、前原*45や「連合執行部」も大馬鹿野郎です。
正直、前原が「希望の党騒動」などやらかさなければ、衆院選において「政権交代したかどうか」「安倍が退陣したかどうか」はともかく自民は恐らく大幅に議席を減らし、前原もその功労者として大いに政治力を高めたでしょう。
しかし実際には希望の党騒動という愚行によって「前原民進党」において代表代行だった枝野*46を「最大野党・立憲民主党代表」として枝野の株を上げた上、「国民民主党」では「京都府連代表」にしかなれず、党執行部入りなどできず、子分だった「はず」の玉木*47が国民民主党代表となる羽目になります。
あげく先日の「立憲民主党、国民民主党合同劇」でも「京都府連代表にすぎない」前原にはおよそ「政治的出番」はありませんでした。
合同反対派として取り上げられるのはもっぱら玉木代表だったわけです。
強固な政権基盤を元に安全保障関連法や機密漏洩(ろうえい)を防ぐ特定秘密保護法を成立させ、2回にわたり消費税率の引き上げも断行した。
「働き方改革法」や「入管法改定(移民大量受け入れへのシフト)」は「財界が安倍に強く要望してきた物」ですが、産経にとっては成果としてあげたい代物では「何故か無い」ようです。まあ、「働き方改革法」はともかく、入管法改定のような「移民大量受け入れ」への動きには「安倍政権以前」は「在日中国人による日本乗っ取りの恐怖ガー」などと散々悪口してきた手前、「何があろうと安倍批判できない、したくない産経」としては取り上げたくは無いのだろうとは想像がつきます。
「最終的には、安倍批判を辞めて、結局黙り」の「安倍信者ウヨ連中」も「入管法改定案が国会に提出された当初」においては、「 将来に禍根残しかねない入管法改正案 日本は外国人政策の全体像を見直す時だ 」 | 櫻井よしこ オフィシャルサイトなどと入管法改定には否定的でした。
なお、消費税率の引き上げや特定秘密保護法はともかく、安保関連法は将来はともかく現時点では「事実上発動されてない」点に注意が必要でしょう。発動されてないから問題は無いとは言いません。安保関連法を廃止しない限り、問題は残り続けます。また「過大評価もできません」が「安倍が発動できなかった点」は「ある種の安倍批判派の政治的勝利」といえるでしょう。
安倍が「南スーダンPKO」を「あえて撤退させず」、自衛官を人柱にした上で、「安保関連法発動」を画策することも一時は危惧されましたが、結局「自衛官に犠牲が出た場合の野党やマスコミ、国民世論の動向が読めない」と思ったのでしょう。安倍は結局、南スーダンPKOからは撤退しました。もちろん「過大評価もできません」が「南スーダンPKO撤退」は「ある種の安倍批判派の政治的勝利」といえるでしょう。
政権の安定は外交にも好循環をもたらし、トランプ米大統領と良好な関係を築いた。
政権が安定しているとかそういうことでは無く単に安倍がトランプにへいこらしたから「良好な関係」とやらが築けたにすぎません。
その上、それですら、「対日制裁関税」を完全に回避することはできませんでした。産経も「良好な関係が築けた」と書いても、では「その結果、どんな国益が増進したのか」、「佐藤*48内閣の沖縄返還」のような具体的な話を書くことができません。まあ、産経の場合「日米友好」でさえあればそれだけで国益という歪んだ認識なのですが。
そもそも「首相就任一年目の靖国参拝などで安倍が関係を悪くしたのを、李克強*50首相訪日時(2018年)の歓待(李首相の北海道訪問への安倍の同行)などで元に戻した」にすぎないので自慢する話では全くありません。
中国関係で「日中国交正常化の田中内閣」「日中友好平和条約の福田赳夫内閣」「天皇訪中の宮沢内閣」などのような外交成果があったとは言いづらい。
また今後予定される「習主席の訪日」はともかく現時点では、習主席の訪日は無く、一方過去の政権では「小渕*51政権(江沢民*52主席訪日)」、「福田康夫*53内閣(胡錦濤*54主席訪日)」で国家主席の訪日があります。
大体、アンチ中国の産経にとって日中関係改善は手放しで喜べることなのか?
なお、産経ですら「日韓関係」「日露関係」については、ここでは明らかに「書かないこと」によって評価から逃げています。
新型コロナウイルスの感染拡大は一定の打撃となった。経済は減速を余儀なくされ、今年4月には国民1人当たり一律10万円の給付をめぐって与党側*55が主導権を握る場面もあった。報道各社の世論調査で内閣支持率は低下傾向にあり、得意の外交で挽回を図ろうにも新型コロナの影響で(ボーガス注:外国訪問には?)限界がある。
1)「北方領土も拉致被害者も取り戻せず」、「日韓関係も悪化させ」どこが「得意の外交なのか」、
2)そもそも「鳩山*56内閣の日ソ国交正常化」「佐藤内閣の沖縄返還、日韓国交正常化」「田中内閣の日中国交正常化」「小泉*57内閣の首相訪朝(拉致被害者帰国)」などの「よほどの大事件」でない限り、「日本において外交など良かれ悪しかれ政権支持率には影響しない(日本人多数派は外交には大して興味が無い→実際、安倍政権においても政権支持率に外交の影響は無いでしょう)」と心底呆れますが、それ以外は全く同感です。産経ですらコロナ失政による安倍政権支持率の低下を認めざるを得ません。
*1:勿論油断は禁物ですが
*2:まず第一に「わざわざこんな枕詞を書くこと」で産経が河野を外相時代の嫌韓国によって「高く評価してるらしいこと」がうかがえます。第二に「そんな首相候補がこんな発言をするなんて許せない!」という書きぶりで無いことから産経がもはや「女帝容認もやむなし」と考えを変えたらしいことがうかがえます。
*3:まあウヨ支持層に対するエクスキューズですね。河野だって「男系が続けていける」とは思ってないでしょう。
*4:遺伝子云々というのは明らかに「エセ科学」「優生主義」であり問題発言だと思いますが。
*8:1927~2019年。著書『難民つくらぬ世界へ』(1996年、岩波ブックレット)、『満州事変』(2011年、岩波現代文庫)、『私の仕事:国連難民高等弁務官の10年と平和の構築』(2017年、朝日文庫)、『聞き書・緒方貞子回顧録』(2020年、岩波現代文庫)など
*9:小渕内閣労働相、第一次安倍、福田内閣経産相、麻生内閣行革等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第二次、第三次安倍内閣経済財政担当相、自民党選対委員長などを経て現在、自民党税制調査会長
*10:大蔵次官、加藤高明、第一次若槻内閣蔵相、第一次若槻内閣内務相を経て首相
*12:戦前、加藤高明、第一次若槻、濱口、第二次若槻内閣外相を歴任。戦後、首相、吉田内閣副総理、衆院議長を歴任
*13:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相
*14:第一次大隈内閣文相、立憲国民党総理、革新倶楽部代表、第2次山本内閣文相兼逓信相、加藤高明内閣逓信相、立憲政友会総裁などを経て首相
*16:第一次西園寺、第二次桂、第二次西園寺、第三次桂、第一次山本内閣海軍大臣、朝鮮総督、首相、内大臣を歴任
*17:日銀総裁、第1次山本、原、田中、犬養、斎藤、岡田内閣蔵相、立憲政友会総裁、首相を歴任
*19:海軍次官、連合艦隊司令長官、海軍軍令部長、侍従長、枢密院副議長、枢密院議長、首相を歴任
*20:公式には「新型コロナウイルス(covid19)」なのに未だに「武漢ウイルス」と中国差別の扇動です(呆)。
*21:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領
*22:何せ文政権の「韓国は三権分立なので徴用工判決には何もできない」という「日本は三権分立なので光華寮訴訟判決には何もできない(中国の抗議に対する中曽根政権の釈明)」と全く同内容の「当然の主張」に逆ギレして、ホワイト国除外やフッ化水素水輸出規制などやるクズが安倍であり、そうした安倍への批判世論が必ずしも高くないのが今の日本です。あるいはテレビワイドショーが「河井前法相の公選法違反疑惑」よりも「チョグク前法相の疑惑」を大々的に、それも「嫌韓国という差別的な方向」でとりあげる国が日本です。文政権もジーソミア破棄には躊躇せざるを得ないでしょう。
*23:台湾総督、第三次伊藤、第一次大隈、第二次山県、第四次伊藤内閣陸軍大臣、首相、内大臣(侍従長兼務)など歴任
*24:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相
*25:小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相などを歴任
*26:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長
*27:小泉内閣官房長官、自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(第二次安倍総裁時代)を歴任
*28:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、外相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二~四次安倍内閣副総理・財務相
*29:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長
*30:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相
*31:三木内閣農林相、福田内閣官房長官、自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)など歴任
*32:福田内閣厚生相、大平内閣農水相、鈴木内閣蔵相、中曽根内閣通産相、自民党政調会長(竹下総裁時代)、宮沢内閣副総理・外相など歴任
*33:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相
*34:田中内閣防衛庁長官、自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相
*35:自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田、中曽根内閣文相などを経て首相
*36:国民協同党書記長、委員長、片山内閣逓信相、改進党幹事長(重光総裁時代)、鳩山内閣運輸相、自民党幹事長(石橋総裁時代)、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、池田内閣経済企画庁長官、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相
*37:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相、自民党政調会長、幹事長などを経て首相
*38:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、蔵相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相
*39:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、自民党幹事長(岸、佐藤総裁時代)、政調会長(池田総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相
*40:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相、自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相
*41:日本自由党幹事長(鳩山、吉田総裁時代)、衆院議長、吉田内閣北海道開発庁長官、自民党副総裁(岸、池田総裁時代)など歴任。なお近年では衆院議長は「上がりポスト扱い」される傾向がありますが、「衆院議長就任後に自民党副総裁に就任した」大野の時代は明らかにそうではありません。
*42:日本自由党幹事長(鳩山総裁時代)、鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣農林相、建設相、副総理・五輪担当相、佐藤内閣副総理・五輪担当相など歴任
*43:産経の言う保守層が「自民党支持層」ではなく「極右」を意味するのであれば、それが「岩盤支持層」といえるかは甚だ疑問でしょう。
*44:野田内閣環境相、民主党政調会長(海江田代表時代)、幹事長(岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)など歴任
*45:鳩山内閣国交相、菅内閣外相、野田内閣国家戦略担当相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表など歴任
*46:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表
*47:民主党政調副会長、民進党幹事長代理、希望の党代表、国民民主党代表を歴任
*48:運輸次官から政界入り。吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、自民党総務会長、池田内閣通産相、科学技術庁長官などを経て首相
*49:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席
*50:共青団(共産主義青年団)中央書記処第一書記、河南省長、河南省党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)
*51:竹下内閣官房長官、自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相を経て首相
*52:電子工業大臣、上海市長、党委員会書記などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席
*54:共青団(共産主義青年団)中央書記処第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席
*55:「野党側」の誤記ではないかと思いましたが、どうも「内閣側(安倍首相、菅官房長官、西村コロナ担当相など)では無く与党側(公明党や二階幹事長、岸田政調会長など)」と言いたいようです。
*56:戦前、田中内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相など歴任。戦後、日本自由党総裁、日本民主党総裁、自民党総裁、首相を歴任
*57:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相