今日の産経ニュース(2020年9月21日分)

自民、デジタル庁へ新組織 座長に甘利税調会長 - 産経ニュース
 安倍の子分・菅では予想の範囲内ですが、「さすがに入閣はしない」とはいえ、UR疑惑で大臣を辞任した甘利がこうして重用されるのには怒りを禁じ得ません。


小沢氏「1年以内に政権」 合流新党結成で意欲 - 産経ニュース
 色々な意味で「何だかなあ」ですね。
 第一に今すべき事は「菅政権打倒とそのための野党共闘構築」であって、政権奪取云々なんて事は残念ながらまだ先の話でしょう。
 第二に何で小沢氏が党幹部気取りでこんなことを言うのか。
 確かに彼は「自民党幹事長(海部総裁時代)」「新生党代表幹事」「新進党党首」「自由党党首」「民主党幹事長(鳩山代表時代)」「生活の党代表」など、「与野党の党幹部ポスト」を歴任してきた大物政治家ですが今の彼は立憲民主党においては無役の一議員にすぎません。
 彼の立場で

 社民党も11月に合流する見通しだと説明。

なんて勝手に言うことは本来許されることでは無いでしょう。立憲民主党執行部、社民党執行部に抗議されても文句の言えない話です。
 「彼が大物政治家気取りで、無役にもかかわらず、枝野執行部を無視して放言」であれ、「無役とは言え大物政治家扱いされる小沢氏に、枝野執行部が『言いづらいが言いたいこと』を、あえて言わせてる」のであれ無茶苦茶な話です。前者なら「執行部無視」という意味で、後者なら「執行部のやり口がアンフェア」と言う意味で問題です。
 しかし社民党ももはや「立憲民主党への合流」が既定路線なんですかね?。それが事実なら、俺的には「共産党支持」の理由が更に強まる話ではあります。