高世仁に突っ込む(2020年11/15日分)

祝福された星、地球の誕生 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 口だけでコロナ退治が出来りゃ楽 (奈良県 八郷博 朝日川柳14日)

 「救う会太鼓持ち」高世には「口だけで拉致解決が出来りゃ楽」と言う言葉を贈呈したいですね(皮肉のつもり)。
 「経済制裁すれば北朝鮮が屈服して拉致が解決する」と放言した救う会のデマを家族会が未だに支持することが原因で今に至るも「拉致敗戦」であることに高世は慚愧の念はないのか。

 『モーニングショー』でコメンテーターの吉永みち子*1が、国民任せにするのではなく、行政は具体的な方針を示してほしいと苦言を呈していたが、そのとおり。
 政府は、感染急拡大に対して、かくかくの現状認識をしており、これこれの方針で望むので協力してほしいと明確に示すべきだ。

 書き換えてみましょう。

 和田春樹氏が「『北朝鮮金正恩氏と会う用意がある』というだけで北朝鮮任せにするのではなく、菅政権は拉致解決の具体的な方針を示してほしい」「制裁だけしていても拉致は解決しない」と苦言を呈していたが、そのとおり。
 政府は、拉致問題に対して、かくかくの現状認識をしており、これこれの方針で望むと明確に示すべきだ。

 で、まあ、政府はそんな方針を示さないし、それについて高世も何も言わないわけです。

 感染が増えて困りましたねえ・・とまるで自然現象を見るような政府、地方自治*2の無責任な態度には憤りをおぼえる。
 それに、冬に大流行する可能性に備えて体制を準備すべきだと早くから指摘されてきたのに、なにもやっていなかったようで、すぐに医療がひっぱく*3しそうだ。
 無策と言われても仕方がないだろう。
 すぐに具体的な対応策と今後の方針を明らかにしてほしい。

 書き換えてみましょう。

 拉致被害者がいつまで経っても帰国できなくて困りましたねえ・・とまるで自然現象を見るような救う会高世仁らの無責任な態度には憤りをおぼえる。
 このままでは横田滋氏など拉致被害者家族の一部が「問題の解決を見ずに」高齢化で死去するだろうと早くから指摘されてきたのに、なにもやっていなかったようで、今後も高齢化で死亡する家族は続出しそうだ。
 無策と言われても仕方がないだろう。
 すぐに具体的な対応策と今後の方針を明らかにしてほしい。

といったら高世は何と言い訳するのやら。どうせ「全て北朝鮮が悪い」で終わりでしょうけど。いつもながら高世には「軽蔑」「殺意」「憎悪」「憤激」といった「負の感情」を禁じ得ません。

 さまざまな僥倖に恵まれて、生命が生まれる絶妙な条件が整えられて地球は生まれた。地球(ボーガス注:における生命)の誕生はとても祝福されたものだったのだ。

 地球における生命の誕生は「僥倖によるもの」でしょうがそれを「祝福されたもの」とするのは「何だかなあ」ですね。
 その「祝福」云々というのは「幸いにも誕生することが出来た我々、人間側の価値観」にすぎません。後世の人間が「生命が誕生して良かった、良かった」と祝福しているにすぎない。

*1:1985年に『気がつけば騎手の女房』(1984年、草思社→後に1989年、集英社文庫)で第16回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書『性同一性障害』(2000年、集英社新書)、『麻婆豆腐の女房:「赤坂四川飯店」物語』(2003年、光文社知恵の森文庫)、『変な子と呼ばれて:ミッシェル・近藤の人生』(2005年、ちくまプリマー新書)、『26の「生きざま!」』(2008年、日経ビジネス人文庫)など(吉永みち子 - Wikipedia参照)。

*2:国(菅政権)はともかく地方自治体は「千差万別」であって高世のように十把一絡げに非難するのは違うのではないか。もちろん「コロナ禍で投票なんかしていいのか」という危惧の声を無視して住民投票を強行し、危惧通り感染者を増加させた「大阪市の松井」のような無茶苦茶な自治体首長もいますが。

*3:「逼迫」くらいは漢字で書いて欲しい。