◆黒坂のツイート
黒坂真がリツイート
日本共産党本部の皆さん。日本共産党も、今回のウィルスを武漢ウィルスと呼ぶようにしたらいかがですか。
◆志位和夫
今夜*1のNHKスペシャル。
中国の新型コロナ対応の初動の問題*2は、人権と自由の欠如という中国の体制上の問題点*3と深く結びついている。
中国指導部は、初動の問題について反省すべきだ。ウイルスの起源についての事実*4を国際社会と共有すべきだ。
1）WHOは「特定の地域への差別を生みかねない」として「武漢ウイルス」などという呼び方はしていないこと
2）安倍、菅政権もそんな呼び方はしていないこと
3）産経などウヨメディアを除いて日本メディアもそんな呼び方はしてないこと
を無視して全く無茶苦茶言うもんです。
大体、志位氏のツイート（中国は初動の失敗についてもっと反省すべきではないか）と黒坂のリツイート（武漢ウイルス云々）は全くかみ合っていない。なお「NHKスペシャル」を見ていないので志位氏のツイートについては特にコメントしません（今のNHKでは菅擁護のために無茶苦茶な責任転嫁を中国にしている疑いを感じますが）。
ただし志位氏が「初動の問題ガー」ばかりで「それを中国がリカバリーしたこと」を軽視することには「日本共産党支持者」の俺も「中国への不当な偏見ではないか」という疑問を感じますね。
中国のリカバリーについては
中国の新コロナ・ウィルス対策：総括と教訓｜コラム｜21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ2020.4.8
中国の徹底したコロナ対策｜コラム｜21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ2020.6.7
中国の新コロナ・ウィルスPCR検査推進政策｜コラム｜21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ2020.6.11
コロナ対策と経済政策を｢両立｣させるための前提条件：中国のアプローチから学ぶこと2020.7.31
中国の徹底した新コロナ・ウィルス抑え込み政策（事例報告）｜コラム｜21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ2020.9.22
異次元をいく中国の新型コロナ・ウィルス対策｜コラム｜21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ2020.11.29
中国春節期間の対コロナ対策｜コラム｜21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ2020.12.16
といった浅井先生の記事を紹介しておきます。
黒坂真がリツイート
中村正男さん。昔の大阪の日本共産党を語る際、堺市辺りを拠点としていた志田重男さんがどんな活動をしたかを記述すべきではないですか。
◆中村正男*5
#時代をつないで 「大阪の日本共産党物語」第２３話は「民擁同と４９年総選挙」です（「大阪民主新報」１２月２０日付）。「民擁同」は「民主主義擁護同盟」、わが国初の統一戦線組織です。
志田とは「徳田球一書記長の側近だった男の一人」で徳田グループが失脚して、反徳田派の宮本顕治氏が実権を握ってからは、1957年に除名され「現在の日本共産党においてあまり好意的評価はされてない御仁」です。というか、そもそもあまり語られないかと思います（志田重男 - Wikipedia参照）。「巣くう会における佐藤勝巳会長」みたいなもんです（巣くう会への皮肉のつもり）。
公明党に向かって「昔の大阪の公明党を語る際、大阪選出議員で書記長、委員長を歴任した矢野絢也さんがどんな活動をしたかを記述すべきではないですか？。」というようなもんで挑発行為でしかない（矢野は今では公明党とは険悪な関係にあります）。これが黒坂が「志田は偉大な政治家だ、たとえ、徳田派でも、共産党執行部はもっと彼を評価すべきだ」つうならともかく、黒坂も「本気で志田評価を求めてるわけではない」でしょう。
黒坂は「日本共産党に失礼」というよりも「志田に対して失礼」と思いますね。黒坂は志田を「共産党に因縁を付けるネタ」としか思ってないわけですから。
*1:12/27のこと
*2:地元当局が事態を軽視した上、新型コロナの危険性を警告した李文亮氏（後に中国政府が烈士認定）を「デマを流すな」と抑圧したことか？
*3:「李文亮氏への抑圧」は俺も当然批判しますが、民主国家であるかどうかと「コロナ対応の是非」は率直に言って全く関係ないと思いますね。問題は「適切な医学的対応が出来るかどうか」でありそれは「民主主義なら出来る」と言う話ではないからです。まあ、民主主義の方が「一般論として」、「対応を間違った場合のリカバリーはしやすい」かもしれませんが、今回の中国のコロナ対応について言えば「李文亮氏を烈士認定する」など一定のリカバリーをし、事態を打開しています。中国政府発表を信じる限り、浅井先生も指摘するように「民主国家・日本」の方が「中国の対応」より明らかに劣っているでしょう。
