島田洋一
・日本の政治家、特に同じ女性で、日頃人権を口にしている政治家*1が（ボーガス注：台湾の女性政治家・蔡英文総統のように）強く声を上げるべきではないのか
・日本のメディアは強く批判の論陣を張らねばならない。「巨悪」中国共産党には沈黙か。
武漢でコロナを発信した市民記者に懲役４年…やせ衰え、車いすで上海の法廷へ：東京新聞 TOKYO Web
新型コロナウイルスが初期にまん延した中国湖北省武漢市の状況をネットに発信した後に当局に拘束され、公共秩序騒乱の罪に問われた元弁護士の市民記者、張展氏（３７）を巡り、上海市の裁判所は２８日、懲役４年の判決を言い渡した。新型コロナの情報発信に対して有罪判決が下されたのは初めて。
張氏側は無罪を主張しており、弁護士は記者団に対し、「公判では明確な証拠が示されず、まともな弁論もなく流れ作業のように審理が進められた。判決は間違っている」と批判した。
張氏は新型コロナの感染拡大で都市封鎖が行われた武漢市*2に入り、遺族の思いや混乱した病院の様子を伝えていたが、５月に武漢の高速鉄道駅前のホテルで逮捕、９月に起訴された。
起訴状によると、張氏はツイッターやユーチューブなどで何度も偽りの情報を流したほか、反中派の海外メディアの取材に応じて悪意を持って武漢市の状況を伝え、市民に悪影響を与えた。検察側は懲役４～５年を求刑していた。
判決後、張氏を知る男性は「裁判は中国政府の決定を発表するだけの場だ。彼女はうそをついていない。今回の判決は中国政府の評判をさらに落とすことになる」と話した。
島田に言われるまでもなく、日本マスコミは「中国に批判的論調」だと思いますが。というか「赤字強調部分（赤字強調は俺がしました）」でわかるように島田がリンクを張ってる東京新聞記事自体が明らかに判決に批判的でしょう。島田はこの記事を「中国批判ではない」と認識しているのか？。その上で「東京新聞は安倍批判してる（例：望月記者）のに中国に甘い」という「証拠」としてこの記事のリンクを張ったのか。もしそうなら、島田の脳みそは完全に狂っていますね。この記事を読んで「東京新聞は中国に甘い」と思う人間は普通いないでしょう。
島田洋一がリツイート
Will編集部
中国側の尖閣に対する主張を笑顔で聞いていた茂木外務大臣。
日本国内では通用するかもしれない「大人の対応」が、いかに国際社会で日本の国益を損なっている*3か。
茂木*4に悪口する（しかし安倍は批判しない）「安倍信者」島田とウィルですが、1）そもそも茂木を外相に任命したのは安倍だと言うこと、2）今回の件について安倍が何一つ茂木批判などしていないこと、3）安倍政権時代においても「安倍首相や歴代外相（岸田*5、河野*6、茂木）」は島田やウィルが期待するような反中国的態度を取ってないことを無視できる神経には呆れます。
*1:具体的に誰のことを言ってるのか意味不明です。島田のことだから「福島瑞穂社民党党首」「蓮舫立憲民主党代表代行」「辻元清美立憲民主党副代表」「田村智子共産党政策委員長（副委員長兼務）」などといった野党幹部の女性政治家への因縁だろうとは思いますが。おそらく「野田聖子自民党幹事長代行」「上川陽子・菅内閣法相」など与党幹部政治家は「島田の批判対象」には入ってないでしょう（なお、山尾志桜里・国民民主党憲法調査会会長はたぶん入らないでしょう。山尾は自他共に認めるアンチ中国ですので）。というか「女性政治家」云々以前に島田は日本政府、与党（自民、公明）、外務省に「抗議せよ」と求めるべきではないのか。「日本の政治家、特に与党三役や首相、外相が強く声を上げるべき」と言うべきではないのか。そうは言えない島田の自民信者振りにはいつもながら呆れます。
*3:尖閣問題での中国の主張が支持されてるかどうかという意味では「何ら国益は損なわれてない」でしょう。国際社会は「日中友好関係に配慮してあえてその場で反論しなかった」くらいのことはわかります（まあ、「日本は腰抜けだ、その場で反論しても何ら問題ない」と思う国はもしかしたらあるかもしれないし、それは価値観によっては「国益毀損」でしょうが）。
*4:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長（谷垣、第二次安倍総裁時代）、第二次安倍内閣経産相、第三次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍内閣外相などを経て菅内閣外相
