常岡浩介と黒井文太郎に突っ込む(2021年3月19日分)(副題:常岡の馬鹿さにいつもながら呆れる他)

◆黒井ツイートに突っ込む

黒井文太郎
 かねて拙著*1で指摘してきたように、民主陣営vs悪政権陣営の対立軸がいよいよ明確になってきた

 吹き出しました。米国が敵視する中露が「独裁国家」であることは事実ですが、一方で「米国の友好国、同盟国(例:サウジ)」が全て民主国家かと言えば勿論そんなことはない。
 また中露と友好関係にある国が全て「独裁か」といえばそんなこともないし、「友好関係にある独裁国家」も別に「冷戦時代の東欧がソ連を盟主としていた」のとは違い、「中露を盟主と仰いでるわけではない」。単に「現時点での利害関係」で友好関係にあるにすぎない。
 従って「冷戦時代の米ソ両陣営の対立」のような構図はどこにも無く「民主陣営VS独裁陣営」という黒井の描き方自体が虚偽も甚だしい。

常岡浩介がリツイート
◆黒井文太郎
(ボーガス注:バイデンのプーチンに対する「(ボーガス注:政敵に対する暗殺疑惑という意味、あるいはチェチェン独立派弾圧についての?)人殺し」発言は「客観的事実」であり)失言ではないので、当然撤回しない

 普通に考えて「失言」でしょう。プーチン体制の終了(それもプーチン側近(例:メドベージェフ元首相)が大統領になり、プーチンの影響力が残る形では無く、反プーチン派が政権奪還する形での終了)は当面有るとは思えず、こんなことを言っても「米国の対ロシア外交」に支障を来たすだけです。
 大体、それならばバイデンが仮に安倍や菅を「モリカケ総務省疑惑の汚職政治家」呼ばわりしても、黒井や常岡は「事実であり、失言ではないので何ら問題ない」というのか。「アンチ安倍、菅」の俺ですら「失言」と思いますけどね。そんなことを言えば自民党政権下の現在において明らかに「米国の対日外交」に支障を来すからです。
 反ロシアをこじらせると人間ここまでアホになるようです。しかし「トランプよりはマシだがバイデンも予想以上に酷い」つうのが俺の認識ですね。「トランプ再選だけは絶対ダメ→大統領選ではバイデン一択」とはいえ「げんなり」です。


◆常岡ツイートに突っ込む

常岡浩介
 「シリア内戦10年」をネタに、またぞろカレー屋が「メディアのアサド批判」をくさしアサドの代理人業をせっせとやってるが、リンクはしない

 吹き出しました。リンクも張らなければ、文章も引用しない、論文タイトルも紹介しないのでは常岡の言う「アサドの代理人業」なる批判が正しいかどうか分からない(そもそも常岡ツイートは何が「アサドの代理人」なのか、具体性皆無ですが)し、そもそも「どんな文章を問題にしているのか分からない」し、「カレー屋」呼ばわりで実名を出さないので一読しただけでは意味不明です。
 常岡もこんな意味不明なツイートをして何が嬉しいのか。「名前出して突っ込む価値もない、社会的影響力皆無の三流(常岡)」つうなら「最初から何も言うな」「カレー屋への悪口なぞせずにシリア問題についての常岡の考えだけ言え(まあ言えるようなまともな考えなどないでしょうが)」つう話です。しかも一方では「N国党幹事長をやるまでに落ちぶれた」「今となっては、名前出して突っ込む価値もあまりない、社会的影響力皆無の三流・上杉隆」を名指しで非難してるのだから意味不明です。
 つうか常岡の方が「名前出して突っ込む価値もない、社会的影響力皆無の三流」ですが、俺も「常岡と同じ三流」なので気にせず常岡に突っ込みます。
 さて常岡が何でこんな意味不明ツイートをするかといえば
1)「カレー屋」氏(後で誰のことかは説明します)を批判する能力は「無能な」常岡には無い*2
2)しかしそれでも「カレー屋」氏に悪口したい(但し、名出しで批判して「カレー屋」氏から「反論、批判されるリスク」は回避したい*3)という歪んだ「敵意」にあふれてるからでしょう。
 一言で言えば「性格の歪んだ人格破綻者=常岡」ですね。誰かの主張に「うさんくささ、怪しさ」を感じても、普通の人間は「悔しいが、批判する能力が自分に無い」と自覚してるのなら批判はしません(まあ常岡の場合、「具体性皆無」でレベルが酷すぎて批判の名に値しませんが)。
 ちなみに「シリア、カレー屋」でググれば
【音声配信】Session袋とじ「中東研究者がカレー屋の店長になった理由とは?~ゲスト・シリア問題などに詳しい髙岡豊さん」▼2020年5月14日(木)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)2020.5.14
中東専門家がカレーなる転身 早大生の通過儀礼「メーヤウ」新店長の高岡豊さん(1/2ページ) - 産経ニュース2020.7.2
メーヤウの激辛カリー復活 新店長は45歳の中東研究者:朝日新聞デジタル2020.7.29
「1日3食ここのカレーでいい」ほど好きな20年来の常連が店を継ぐ メーヤウ復活への道のり - メシ通 | ホットペッパーグルメ2020.10.16
と言った記事がヒットしますのでこれらの記事が紹介するカレー店『メーヤウ』店長の髙岡豊氏*4(元『中東調査会』主席研究員)が常岡の言う「カレー屋」でしょう。
 最近、常岡の逆鱗に触れるような文章を髙岡氏がシリア問題でネット上に上げたのかもしれませんがわざわざ探してコメントするほどの「シリアや髙岡氏への興味」は俺にはありません。
 どうも常岡は「朝日や産経、TBS『荻上チキ・セッション22』も、過去に髙岡のカレー屋への転身を報じて世間的に多少話題になったし、俺のファンなら俺が髙岡に批判的なことは知ってるはず→このツイートで分かるはず」と勘違いしてるようですがツイッターとはそう言う「常岡ファンクラブ通信」じゃないでしょうに。「発達障害問題の素人」で「常岡と面識のない俺(正直、常岡のような性格の腐ったアホと会いたいとも思いませんが)」が滅多なことは言えませんが、以前拙記事コメント欄で指摘があったように「常岡とはある種の発達障害」で、それこそが「長崎放送退社の大きな理由」かもしれない。

【参考:髙岡氏と『メーヤウ』】

「1日3食ここのカレーでいい」ほど好きな20年来の常連が店を継ぐ メーヤウ復活への道のり - メシ通 | ホットペッパーグルメ2020.10.16
◆記者
 大好きだった早稲田メーヤウですが、2017年に閉店してしまいます。その時はどんな気持ちでしたか。
◆髙岡
 最初に閉店した時は、誰かが引き継いでリニューアルするという話を聞いていたんです。すぐにまた開くと思っていたのでまるで応えなかった。
 しかし、待てど暮らせど再開しない。それどころか、いつの間にかポシャったらしいという話が入ってきた。再開予定地だった物件を見に行ったら「飲食店以外」という文句でテナント募集されていて。「ああ……再開しないんだ……」と大きなショックを受けました。「メーヤウのカリーが食えなくなったらこれから寂しいな……どうしよう……」と思いました。
◆記者
 その後、どういったきっかけで髙岡さんが店長になることになったんですか?
◆髙岡
 2018年の秋に、早稲田大学前の商店街が「早稲田地球感謝祭」という地域イベントを開催したんです。このイベントにメーヤウの元スタッフが参加し、キッチンカーを使って1日限定でメーヤウカリーを販売していました。その時に先代の店長とお話をして「お店をやりたい」と言った記憶があります。
◆記者
 しかし、その頃にはすでに研究職に就かれていたわけですよね。当時の髙岡さんは、公益財団法人中東調査会で主席研究員を務められています。
◆髙岡
 研究職ってなんだろうとは思いますけどね。研究職にどんなイメージを持たれていますか?。たとえば、中東調査会を経営するための費用がどこから出ているかご存知ですか?
◆記者
 国、ですか?
◆髙岡
 誤解なんですよね。国からお金は一切もらっていません。もちろん(ボーガス注:国の)事業を入札で勝ち取ることもありますが、(ボーガス注:国立の大学や研究所(例:理研)への)補助金のように国からお金が降ってくることなんてありえないわけです。では運営のためのお金をどう確保しているかというと、年度単位で法人、個人から会費を募っているんです。綱渡りかつ不安定な存在なんです。特に最後の2年間は私は中間管理職でしたから、お金の算段や予算の確保に常に頭を痛めていました。
◆記者
 「研究職」というと大学の先生のようなイメージを持っていましたが、実際には研究以外の仕事がたくさんあるんですね。
◆髙岡
 好きなように好きなことを研究できるわけではなかったし、(ボーガス注:会員に喜ばれるために嘘を書くと言うことはありませんし、与えられた条件の中でやりたいことをやっていたわけですが)人が読むもの、会員のみなさまが求めている情報を提供しなければならないんです。ですから、お客さまにものをつくって提供する、そこから板子一枚下は地獄、という環境は今と本質的に変わるとは思っていません。 
 つまり「公務員のような安定した生活をなげうってカリー店店長に」というストーリーではまったくないんですよね。
◆記者
 研究は今でも続けていらっしゃるんですか?
◆髙岡
 研究はライフワークなので、可能な限りはプロジェクトにも参加して業績をあげていこうと思っています。今年度は大学で非常勤のコマを3つ持っているんです。メーヤウを週に3日しか開けられないのはこれが理由なので、来年度はコマ数を減らして時間を調整するかもしれません。
◆記者
 では今年は「カリー店店長」と「非常勤講師」のダブルワークということですか。
◆髙岡
 実態はそうですね。ただ、学生時代のバイト程度しか私には飲食店の経験がなく、したがって本質的には素人で動きも良くないので、メーヤウの店長をやるのは私にとって大きな挑戦です。
 経験者の方から見たら「何、ナメたことを言ってるんだ」と思われるかもしれませんが、目が離せない、手が離せない、時間を削れない作業が思いのほか多くて……。メーヤウのおいしさとはそういった作業を省かないところにあるんだと改めて実感しています。
(中略)
 早稲田メーヤウが閉店した時は、あの味に近いものが食べたくて長野まで行きました。松本には(ボーガス注:早稲田メーヤウからのれん分けして出来た)メーヤウが2店舗ありますが、信州大学前にあるメーヤウは早稲田メーヤウの味に近かったですね。私の他にも東京から来て並んでいる人がいました。
◆記者
 髙岡さんにとって(ボーガス注:早稲田大学生時代から通っている早稲田の)メーヤウは「好き」という次元を超えて「生活になくてはならないもの」であり「青春のはじまり」なんですね。
◆髙岡
 そうなんです。これがなくなったら本当に寂しい。(ボーガス注:髙岡氏の母校)早稲田大学の校歌には「心の故郷」という詞がありますが、まさに心のふるさととしてこの場を復活させたいと思っています。

 常岡も早稲田OB(ウィキペディアによる)なんだからアンチ髙岡だろうと「早稲田大OBとして、メーヤウ復活についてはそれなりに評価する」ぐらい書いても罰は当たらないでしょうにねえ。メーヤウが好きじゃ無いのか、はたまた何よりも大事なのは「アンチ髙岡」なのか。
【参考終わり】

常岡浩介がリツイート
◆東野篤子*5
 日本国際問題研究所のHPに、「〔研究レポート〕欧州連合EU)とベラルーシ(後編)」を掲載していただきました。
 ところで、今回の私の論考に関する唯一の後悔は、黒井文太郎先生*6のご論考「人権問題に声あげない日本」『正論』2021年4月号、165-172頁を参考文献に入れられなかったことです(脱稿後に読み始めたため…)。
 しかし、この問題を考えるにあたっての必読文献ですので、皆様こちらも是非ご一読を。
 このまま行くと日本は、「人権抑圧国に対して一番優しい国」と評価されかねません。

 「反ロシアウヨ」の常岡と類友「東野某」による「ロシアによるベラルーシ独裁政権支援ガー」「菅政権はロシアやベラルーシに甘い」ですが「ウヨ雑誌正論掲載のウヨ活動家・黒井の論文なんか評価してる」時点で「お里が知れる」「お前ら、ただの反共、反ロシアだろ」つう話です。
 「お前らウヨってロシア、ベラルーシ(親ロシア)とか敵視した国にだけは『人権ガー』言うのに、サウジ王制、エジプト軍政とか、あるいは『日本国内の人権問題(例えば高世仁が最近批判を強めてる入管問題)』には何も言わねえのな、人として恥ずかしくねえの?」と説教したくなります。
 大体日本が「人権抑圧国に甘い」なんてのは「南アから名誉白人称号もらって、国際的批判浴びた1980年代」から「世界の常識」でしょう。今更嘆くことでもない(皮肉のつもり)。

*1:拙著とやらの名前が出せない辺りが「だせえな」ですね。著者の黒井ですら著書名が思い出せないのか。

*2:お断りしておきますが「カレー屋氏のシリア問題での主張が正しい」とは俺は言いません(シリア素人の俺にはそんな判断能力はありません)。あくまでも問題にしてるのは「(シリア問題についてまともな主張が出来ないらしい)常岡の無能さ」&「にも関わらず努力して有能になるという選択肢をとらない常岡のアホさ」です。

*3:と同時に「常岡信者相手」に「俺様があんな小物の名前など出して宣伝してやる必要は無い、カレー屋呼ばわりで十分だ」と大物アピールしてるのでしょう。はっきり言って常岡の態度は「滑稽で醜悪」なだけですが。そんな常岡を「イラク(ロシア)で身柄拘束された過去がある元長崎放送社員」などと名前出さずに扱ったら「馬鹿にするな」と切れるのでしょうが。

*4:著書『現代シリアの部族と政治・社会』(2012年、三元社)

*5:筑波大学准教授

*6:黒井ごときを「氏」「さん」という一般的な敬称ならまだしも「先生」呼ばわりとは「『先生と呼ばれるほどのバカじゃない』という褒め殺しですか?」と聞きたくなります。