「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年8/28日:島田洋一の巻)

https://twitter.com/ProfShimada/status/1431889458962395142
島田洋一
 今日、福井市で配達された新聞各紙に稲田朋美議員(福井1区)の宣伝パンフレットが折り込まれていた。
(中略)
LGBT理解増進法の実現へ向けて陣頭指揮」と胸を張っている。いま日本において「陣頭指揮」すべき問題は何か、誰が意見しても、恨みを募らせる*1だけで、聴く耳持たないようだ。

 で「LGBT法反対」の島田は悪口するわけですが、それはさておき。稲田が「わざわざ宣伝パンフに堂々と書いた」ということはおそらく稲田の理解では「ウヨがどんなに私に悪口しようとも、LGBT問題は選挙に悪影響にはならない(むしろ得票に貢献するかもしれない)」という判断なのでしょう。勿論、だからこそ島田のような「LGBT差別ウヨ」は「無名だった稲田を売り出したのは俺たちウヨなのに、自民党政調会長、第三次安倍内閣防衛相などとして成り上がったら、俺たちを裏切った」「稲田は恩知らずだ」という怒りから悪口がエスカレートするわけですが。
 ちなみに稲田のパンフ(自由民主特別号となっているので建前では自民党支部長としてのパンフ)は、島田ツイートで確認できますが、島田が悪口する「LGBT理解増進法の実現へ向けて陣頭指揮」以外では

最新型原子力リプレース推進議員連盟 - Wikipediaの会長に就任*2
◆医療従事者への(ボーガス注:コロナ)慰労金、ひとり親特別給付金を実現
◆未婚のひとり親税控除を実現

ということで赤字部分を除けば「右翼的とはとても言いがたい」。このあたりが「原発推進は評価する。でも他は俺たちの要望と関係ない」と島田が反発する理由となるわけです。

島田洋一
 岸田文雄*3は「政界一*4話が面白くない男」が定評だが、「なぜこんなつまらない事しか言えないのか」という何十、何百のとがめるような視線を浴びつつ空疎な話を繰り返して平気というのは相当感受性が欠如しているのだろう。

 そういう島田や「島田絶賛」の安倍の「話は(知的な意味で)面白いのか」という話です。
 というか政策批判ならともかくそんな批判に意味があると島田は本気で思ってるのか。
 そして「差別暴言を吐いて恥じない島田(いいかげん家族会も、島田洋一に対して苦言くらいは呈したらどうか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)」や「モリカケ、桜疑惑、あるいはニッキョーソ野次の安倍」の方が

何十、何百のとがめるような視線を浴びつつ下劣な行為を繰り返して平気というのは相当感受性が欠如している

ですね。それにしても「事情が何であれ」安倍が、岸田氏を「外相、政調会長」として登用してきた以上、岸田氏を侮辱すれば、それは理屈上は「そんなくだらない男・岸田を重用した安倍もくだらない」と言う話になるのですが、そうは思わないらしい「安倍信者」島田には絶句ですね。

島田洋一
 世界の闇勢力において、中国共産党山口組とすれば、タリバン朝鮮労働党工藤会のような存在だ。

 おいおいですね。仮にも政府を「闇勢力呼ばわり」とはどういう神経をしているのか。つうか「刀剣友の会」なんて犯罪者集団を「巣くう会」から誕生させた島田ら巣くう会の方がよほど「闇勢力」ではないのか。
 あるいは「日本青年社住吉会系列)」など日本の右翼団体の多くが「闇勢力(暴力団)」とつながりがあることを島田はどう思っているのか。

*1:むしろ稲田は「無視してる」のであって「(稲田への)恨みを募らせてる」のは島田らウヨでしょうに。

*2:稲田もおそらく「ガチで原発推進派」ではあるのでしょうが、彼女の選挙区「福井」に「原発が大量立地」されており、知事以下、県内市町村長もほとんど原発推進派という「福井の政治事情」には注意する必要があります。

*3:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*4:アンチ野党の島田でありながら「自民党一」と書かないことによって「野党議員と比べても一番つまらないんですね」と突っ込まれる文章を書いてしまったことが興味深い。