「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年9/18日:荒木和博の巻)

今日9月19日付の新潟日報。論説編集委員の原崇さんが拙著の書評を書いて下さいました。: 荒木和博BLOG
 さすがに本気で荒木の小説を評価してるわけではなく「しがらみがある」のでしょうが何とも滑稽で醜悪な風景です。新潟日報の常識が疑われる話です。


あの「列車ミサイル」は本物なのか?【調査会NEWS3504】(R3.9.19): 荒木和博BLOG
1)そんなことは荒木ら救う会関係者の「建前上の目的」である拉致被害者帰国に全く関係ない
2)荒木はまともな根拠で「本物である」「偽物である」「本物だが到底、実戦使用に耐えないと思う」などの結論を出してるわけではない
→荒木の場合、明らかに北朝鮮を馬鹿にしたくて『偽物扱い』or『本物だが到底、実戦使用に耐えないと思う』としたいようですが
と言う意味で全く馬鹿げた記事です。


自民党総裁選を横目で見ながら思ったこと(R3.9.18): 荒木和博BLOG

 令和3年9月18日土曜日のショートメッセージ(Vol.532)。昨日自民党総裁選が告示されました。まあ自民党員ではないのでどうこう言うつもりはありません。傍観者として見ていて思ったことをお話ししました。

 7分15秒の動画です。一応視聴しました。
 いずれにせよ「動画説明文からもわかるように」荒木が動画内において「ホニャララ候補に当選して欲しい」などとは言ってないことが注目されます。
 荒木の立場なら例えば

1)私はこの総裁選では安倍前首相(前総裁)が支援する高市氏を支持する。我々、救う会は長年、安倍支持で来たのだからそれが自然だ。
2)この総裁選では「ホニャララ(例えば、自衛隊による拉致被害者救出)」という主張をしている候補を支持する、それが誰だと私、荒木が思っているのかは動画を見て下さい
3)この総裁選では外相経験がある岸田氏(第二次、第三次安倍内閣)か河野氏(第四次安倍内閣)を支持したい
4)この総裁選では派閥ボスの岸田氏を応援したい。拉致のような厄介な問題は「派閥ボス」でなければ到底解決できない
5)菅前首相が河野支持を表明したので河野氏を応援したい

等と「何か具体的なこと」を説明文に書くのが自然でしょうが、奴はそう書いていない。動画でも誰それに総裁になってほしい、拉致問題でこういう主張をする人になって欲しいとかそんなことは何も言わない。
 動画においては荒木は

【以下は俺の要約】
自民党員じゃないから総裁選の選挙権がない。
◆過去の自民党総裁(安倍や菅?)は期待外れだった。
◆そもそも『今年中にある衆院選』で野党に政権交代することもあり得るし、そこまで行かなくても野党に敗北すれば「参院選敗北で退陣した橋本首相」のように即、退陣だろう。今回の総裁が誰かなんて、そういう意味でそれほど重要なことか。
◆鳩山、菅、野田の民主党政権もそうですが、今度の衆院選で、「麻生→鳩山」のように政権交代したら今まで『自民党に陳情していても今度は立民党政権に陳情する』わけですから。その場合は枝野首相になるでしょうが、立民を敵視して枝野新首相に陳情しない、なんてできる話じゃない。我々救う会や家族会は、自民党運命共同体でも何でもない。我々の目的は拉致の解決ですから。そういう意味で総裁が誰かなんかどうでもいい。例えば高市さんを応援する人(例:救う会副会長の島田)がいますけど、高市さん以外(河野、岸田、野田の誰か)が総裁になったら、我々救う会、家族会は新総裁(新首相)に何も陳情しないのか。そうじゃないでしょう。

といって完全に投げやりです。
 それは「事実上拉致は総裁選の争点になっておらず、何を書いても、何を話しても無意味だ」と荒木が認めざるを得ないと言うことでしょう。
 もちろん、1)「菅圧勝」の前回と違い、誰が総裁選で当選するか読めないということや、2)派閥ボスの岸田はともかく、そうではない、河野、高市、野田では当選しても、麻生副総理・財務相や二階幹事長など派閥ボスの傀儡になりかねないこと、3)衆院選結果(例:政権交代やそこまで行かなくても野党の躍進、自民の大敗)では短命総裁に終わってしまうことも荒木の態度の背景にはあるでしょうが。
 繰り返しますが、荒木は「我々、救う会は長年、安倍前首相に期待してきた。だから安倍氏が支援する高市氏の当選を希望する」なんてこともいわない。
 ちなみに繰り返しますが「拉致を理由にしていない(『救う会副会長なのにおいおい』ですが)」とはいえ「救う会副会長」島田は「高市支持」を表明しています。
 荒木の寝言に関係なく俺の考えを言えば、今のままでは、来年の9月17日は、誰かはともかく現在とは別の人物が首相だが、拉致問題については今年と同じような状況だろう(本日小泉訪朝から19年) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ということにしかならないでしょう。何せ小泉訪朝から19年間も「無為無策」です。それが「良い方向に変わる」とは残念ながらもはや思えません。