今日の産経ニュース(2021年11/16、17日分)

眞子さん結婚と開かれた皇室の危さ 八木秀次 - 産経ニュース
 「要するに産経は何をどうしたいんだ?」ですね。
 いずれにせよ、別に『開かれた皇室』云々つう話ではないでしょう。
 問題は
1)眞子さんの結婚相手である小室君をどう評価するか
→一部マスコミのように借金騒動を「小室君に問題がある」と否定的に評価するかどうか
2)その結果として結婚をどう評価するか
→「そもそもマスコミの批判自体言いがかりで小室君に問題はないから結婚に問題などない」「小室君に問題があっても眞子さんの意思を尊重して結婚は認めるべき」「小室君に問題があるから結婚に反対」のいずれの評価をするか
3)実際に天皇家がとった態度(結婚は一応認めるが結婚式はしないし、贈与金も渡さないということで、結婚に否定的な態度を表明)
→「小室君に問題があるから仕方がない」「そんなことなら結婚自体を否定した方がいいのでは?」「結婚式を行い、贈与金も出すべき」のいずれの評価をするか
つう話でしかありません。いずれにせよ結婚相手については既に「黒田清子の夫=平凡なサラリーマン家庭に育ち、自らも都庁職員」である以上、今更「名家出身でなきゃだめ」つうわけにもいかないでしょう。


相次ぐ高齢者事故 免許返納なおハードル - 産経ニュース
 「免許返納の最大のハードル」、それは「田舎では車なしでは事実上、生活ができないこと」でしょう。電車で生活可能な都内ならいい。
 例えば埼玉)そごう川口店、21年2月に閉店 営業不振続く:朝日新聞デジタル(2019年10月11日)

新所沢パルコ閉店へ…そごう、丸広、矢尾に続き 宇都宮同様、跡地利用に時間かかるか…理由「パルコ仕様」2021.2.25
 全国的に百貨店の撤退が相次いでいるが、県内でもJR川口駅前の川口そごう(川口市)が今月末で閉店、JR高麗川駅近くの丸広百貨店日高店(日高市)も今月14日をもって閉店した。秩父鉄道皆野駅近くの矢尾百貨店皆野店は2017年8月末で137年の歴史に幕を下ろした。
 駅近くの大型商業施設の閉店は地元経済に与える影響が大きく、中心市街地の空洞化も懸念される。
 そごう川口店は1991年10月にオープン。川口駅東口の再開発事業の中核として位置付けられた開店だったが、郊外型の大型ショッピングセンターの進出やインターネット通販の拡大などを背景に売り上げが減少していた。
 新所沢パルコの閉店について、地元企業関係者は「新所沢パルコのような若年層向けのアパレル店や雑貨店は郊外にも増え、差別化を図れなかったのが要因ではないか」と指摘。

でわかるように埼玉ではもはや駅前デパートの多くは閉店。自動車でないと行けないような郊外にコストコ、三井アウトレット、イオンモールなどショッピングモールというのが普通の風景です。
 何も高齢者すべてが「車の運転できる家族」と同居してるわけではない。「すぐ近くに息子が住んでる」としても、一人暮らしの高齢者も多い。まさか毎日タクシーというわけにもいかない。「自分で運転したい、だから返納しない」となるのは当然です。


橋下徹氏が維新に「公開」迫る 政策活動費で応酬 - 産経ニュース
 橋下がこんなことを言い出した理由は何でしょうか。
1)維新との出来レースで実はかばい手、最終的には橋下が『疑念は晴れた』と言い出す(俺個人はこちらと見ますが)
2)橋下の維新代表辞任後、橋下から距離を置く松井、吉村らへの反発
のどちらとみるかで評価も変わってきます。


【正論】現実野党が日本を前進させるか 作家・ジャーナリスト・門田隆将 - 産経ニュース
 勿論、「現実野党」とは「自民党応援団」である維新と国民民主のことです。
 維新と国民民主の「自民アシスト」を期待する産経らウヨですが、野党共闘側としても「自民は勿論、維新や国民民主への批判」を一層強める必要があります。勿論、まずは「立民代表選挙」で野党共闘を継続するまともな人間に代表になってほしい。
 しかし「作家」はともかく「モリカケ、桜はフェイクニュース」などと放言していた「安倍信者」門田など「ジャーナリスト」の名には全く値しません。


立民代表選、西村氏が出馬表明 女性は初めて - 産経ニュース
 すでに『野党共闘継続』を表明している逢坂氏*1(枝野グループ)が出馬表明しているので、西村氏*2菅直人グループ)との間で候補一本化をしてほしいですね。「リベラル派分裂」で、「政調会長」泉(国民民主代表代行の前原に近く、希望の党国対委員長、旧国民民主党政調会長を歴任。代表になれば野党共闘を破壊し、維新や国民民主とともに第二自民党を目指す恐れが大きい)を利して「野党共闘破壊」という事態だけはやめてほしい。


【産経抄】11月17日 - 産経ニュース

 医師でジャーナリストの村中璃子さんは平成29年、英科学誌「ネイチャー」などが主宰する「ジョン・マドックス賞」を受賞した。小紙と北海道新聞しか「日本人初」の快挙を速報しなかった。子宮頸がんワクチンの安全性を訴え続ける、村中さんへの反発を考慮したのか。

 報道しなかったことの「是非はともかく」単に「ジョン・マドックス賞を評価してなかった」だけの話でしょう。くだらない陰謀論も大概にしたらどうなのか。


首相応援演説動員に5千円 運送業団体、21人に日当 茨城6区 - 産経ニュース
 明らかな違法行為であり、追及されてしかるべきです。


【浪速風】女性議員育成できず反省を - 産経ニュース
 女性議員云々で立憲民主党を批判するという意味不明すぎる記事です。
 蓮舫*3など女性議員は現に立民に存在するし、「女性の候補者(当選しなかった人間を含む)や議員の数」から言えば「立民>自民」ですのでねえ。「女性議員の数が少ない」云々で批判するのなら、批判の対象になるのは立民よりもむしろ自民でしょうに。TBSラジオ森本毅郎スタンバイでもコメンテーターの山田惠資氏は「女性議員を増やすと言うことでは野党に問題がないとは言わないが、与党(自公)の方がまるでやる気がない。野党*4と比べて女性候補者の数が全然少ない」と批判していました。


「霊長研の解体計画、撤回を」 元所長ら有志会見 - 産経ニュース
 記事に指摘があるように「解体などしていいのか」という疑問を感じますね。
 「不正に対するペナルティ」は仕方がないでしょうが、それが「学問の停滞を招く」のではだめでしょう。

*1:菅内閣総務大臣政務官立憲民主党政調会長など歴任

*2:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣など歴任

*3:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表、立民党代表代行など歴任

*4:立民、共産、社民、れいわだけでなく『何ちゃって野党(第二自民)』の国民民主、維新を含む