常岡浩介に突っ込む(2022年4月24日分)

常岡浩介が福田充*1リツイート
◆福田充が小川和久*2リツイート
 僕はこの問題に関して小川和久先生と同意見であり賛成します。
 しかし安全保障という重要な議題について国民市民を含めた自由で活発な議論は必要であり、その中で合意形成する過程が民主主義でありリスクコミュニケーションだと考えます。
軍事アナリスト・小川和久
日本が核抑止力を備える条件はあるか 虚勢に過ぎぬ核武装論 | | 小川和久 | 毎日新聞「政治プレミア」

 福田のみっともない言い訳に吹き出しました。小川の意見「日本核武装など非現実的」に賛成なら、くどくど言い訳する必要もない。
 つまりは
1)「日本核武装支持」が実は福田の立場だが、小川に反論できず*3、「核武装について国民的議論は必要だ」とくどくど言い訳
2)「核武装」云々は実は福田にとってどうでもいいが「維新や安倍晋三産経新聞や国基研」など「核武装支持派」を「何らかの理由」でかばいたいので「核武装について国民的議論は必要だ」とくどくど言い訳
のどちらかでしょう。そんなくだらない言い訳に批判もしないで「ただリツイート」する常岡も呆れたバカです。なるほど高世仁が常岡を見捨てるのがよく分かる話です。

常岡浩介がリツイート
◆kazukazu88
 日本の自称「平和主義」の人たち、なぜか国内の市民の自由や権利を抑圧するファシスト体制*4がやらかしている軍事行使*5やジェノサイド*6を擁護する方向に転んでいくはどうなっているのかと。

 「具体的に誰のことだ?」ですね。例えば日本共産党社民党という「平和主義者」は「プーチン擁護」などしてないので「平和主義者」へのウヨ(常岡と類友)による「不当なレッテル貼り、誹謗中傷」と言われたくなければ「常岡と類友」は「具体的な名前(例:山本太郎のれいわ新選組)を出せ」という話です。
 おそらくは「平和主義者」へのウヨ(常岡と類友)による「不当なレッテル貼り、誹謗中傷」なのでこのような「曖昧な表現」なのでしょう。なるほど高世仁が常岡を見捨てるのがよく分かる話です。
 「救う会太鼓持ちだった」とはいえ高世も、ここまで「低レベルな左派への誹謗」に加担する気はないでしょう。「事実上ライター廃業」の常岡に、高世が媚びても何の利益もない。
 そして常岡が「黒井文太郎」などウヨのツイートを好んでリツイートする理由もよく分かる話です。

常岡浩介がリツイート
◆露探【円谷猪四郎】
 オスマン帝国ともトルコ*7ともアゼル*8ともボリシェヴィキとも戦った(ボーガス注:アルメニアの)民族的英雄ガレギン・ヌジュデは二次大戦中の一時期ナチと協力していた事があったので、もし将来露がアルメニアを攻めることがあれば「ナチの手先ヌジュデを崇拝する民族主義者とそれが牛耳る現政権もナチ」みたいな理屈をでっちあげる筈

 現時点においてプーチンロシアは「アルメニア攻撃」の意思など示してないので馬鹿げたツイートです。
 つうか、「俺のような素人」でも「新聞、テレビの国際報道レベル」で分かる話ですが、「いわゆるナゴルノ・カラバフ紛争(アルメニアVSアゼルバイジャン)」でアルメニアを支援してるのがロシアなのに何を言っているのか?(一方、トルコはアゼルバイジャンを支援)
 正直、このツイートは『日本の皇室は二次大戦中の一時期ナチと協力していた事(日独伊三国同盟があったので、もし将来露が日本を攻めることがあれば「ナチの手先天皇家を崇拝する民族主義者とそれが牛耳る現政権もナチ」みたいな理屈をでっちあげる筈』並の寝言でしかない。まともな人間なら「そう言う状況に現実的な可能性が出てから言えよ。まさか今がそうだと言わないだろうな」と呆れるしかない。

常岡浩介がリツイート
◆黒井文太郎*9
 脱稿なう!。『プーチンの正体』(宝島社新書)

 「出来の善し悪し」はともかくロシア関係で新刊を出すことになった黒井に対し、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)以降は、未だ著書の出版どころか、「何の成果も宣伝できない」常岡です。
 常岡もこんなツイートをしていて「俺も廃業状態で本当に情けない」つう思いはないんですかねえ?。
 黒井も内心では常岡のことは「無様な野郎だ(呆)」と馬鹿にして軽蔑しているでしょう。

*1:日本大学教授。著書『メディアとテロリズム』(2009年、新潮新書)、『テロとインテリジェンス:覇権国家アメリカのジレンマ』(2010年、慶應義塾大学出版会)、『リスク・コミュニケーションとメディア』(2010年、北樹出版)、『リスクコミュニケーション』(2022年、平凡社新書)など

*2:1971年10月、講談社に入社。「週刊現代」の記者となるが、1984年3月、講談社を退社し評論家活動を開始。著書『原潜回廊:日本近海での米ソ秘密戦の実態』、『在日米軍』(以上、1987年、講談社文庫)、『仮想敵国ニッポン:アメリカの対日戦略シフト』(1991年、講談社文庫)、『ヤマトンチュの大罪』(1996年、小学館)、『日本人が知らない集団的自衛権』(2014年、文春新書)、『危機管理の死角:狙われる企業、安全な企業』(2015年、東洋経済新報社)、『日米同盟のリアリズム』(2017年、文春新書)、『フテンマ戦記:基地返還が迷走し続ける本当の理由』(2020年、文藝春秋)など(小川和久 - Wikipedia参照)

*3:反論できない理由が1)小川の方が正論だと思ってるのか、2)小川と、しがらみや利害関係があって批判できない(安倍を批判できない産経や、救う会を批判できない高世仁のようなもの)かはともかく

*4:おそらくプーチンロシアのこと。しかし何ではっきり書かないのか。「自称平和主義」という曖昧な表現の不自然さをごまかすためか?

*5:おそらくウクライナ侵攻のこと。しかし何ではっきり(以下略)

*6:おそらくブチャでの民間人虐殺のこと。しかし何ではっきり(以下略)

*7:オスマン帝国も「トルコ」なのでこれは「(オスマン帝国滅亡後の)トルコ共和国」のことでしょう。前後の文脈で分かるとは言えお粗末な文章です。

*8:アゼルバイジャンのこと

*9:著書『イスラムのテロリスト』(2001年、講談社+α新書)、『世界のテロリスト』(2002年、講談社+α文庫)、『北朝鮮に備える軍事学』(2006年、講談社+α新書)、『日本の情報機関』(2007年、講談社+α新書)、『ビンラディン抹殺指令』(2011年、洋泉社新書y)、『イスラム国の正体』(2014年、ベスト新書)、『イスラム国「世界同時テロ」』(2016年、ベスト新書)、『教養としての「軍事戦略家」大全』(2020年、宝島社新書)、『超地政学で読み解く! 激動の世界情勢 タブーの地図帳』(2021年、宝島社)など