今日も「反党裏切り分子」松竹伸幸&「反共分子」kojitakenに悪口する(2023年2/7日分)(追記あり)

今日の中国ニュース(2021年8月9日分)(副題:楊海英&松竹伸幸のバカさに心底呆れる) - bogus-simotukareのブログ
 以上が俺が書いた「松竹批判記事の最初」です。今から約1年半前(2021年8月)ですね。黒坂真(大阪経済大教授)というマイナー右翼が「好意的にツイートで取り上げていた」ので松竹に気づき、奴の文章を読み「なるほど、反共右翼が好意的に評価するだけのことはある」「出来損ないにもほどがある」と「不良党員」松竹に呆れて批判を開始したわけです。ということで今回の除名劇以前から俺は松竹には否定的であり、「党盲従で松竹を叩いてるわけではないこと」は指摘しておきます。松竹伸幸 カテゴリーの記事一覧 - bogus-simotukareのブログで過去の松竹批判記事が読めます。正直「1年半前」は「いずれ『令和の筆坂秀世(離党し反党活動家)、萩原遼、兵本達吉(いずれも除名され反党活動家)』になる可能性もある不良党員とは言え、松竹なんて無名党員を批判するなんて俺も変人だな(我ながら苦笑)」と思っていたのですが、ここまで松竹が「有名人」になるとは思ってもみませんでした。


松竹伸幸は吠えても歴史は進む - #おとなの塚本幼稚園@100年の共産党
 コメント欄でご紹介頂いた記事です。

 松竹の動機は何かと言えば、私怨でしょう

 これは俺も感じましたね。
 何故そう感じたか。
 まず第一にやり口が乱暴ですよね。本当に党を変えたいと思うなら俺ならこんな乱暴な行為はしません。
 例えば本を出すだけでいいのに何で記者会見までやるのか。過去の反党分子でも萩原遼は「そこまでやってない」んじゃないか。
 また

松竹伸幸氏の除名処分について/2月6日 日本共産党京都南地区委員会常任委員会 京都府委員会常任委員会
 党の安保・自衛隊政策に対して「野党共闘の障害*1になっている」「あまりにご都合主義」などと攻撃をおこなっています。

というのはもはや「穏当な批判」とはいえないでしょう。
 また何で

 わが党に対して「およそ近代政党とは言い難い『個人独裁』的党運営」などとする攻撃を書き連ねた鈴木元氏の本

とまで党に悪口する本の編集(鈴木の本は松竹が勤務するかもがわから出版され、松竹も編集に関与したことを自ブログで宣伝)に関与するのか。
 外部の人間ではないのだからその批判には一定の節度が求められるでしょう。なお、鈴木も党員だそうですが、鈴木本ももはや党員にあるまじき行為と言うべきでしょう。
 ただ「将来はともかく」今の所、志位執行部が「鈴木除名に踏み切ってない」のは1)鈴木は松竹と違い、記者会見を開いたりはしていない、2)鈴木は維新との共闘を呼びかけたりはしてない点に配慮したと言うことでしょう。
 松竹を擁護する連中は、「自社の社長をいきなりメディアで悪口雑言するような社員」がいたとしてそれを「正当な批判だ」と認めるのか。「三越岡田社長(社長を解任され、後に背任で起訴)」レベルの「酷い社長」でない限り、そんなことをすれば「不当な行為で正当な批判とは言えない」「どんな処分(懲戒免職、諭旨免職、降格、減給、出社停止など)が適切かはともかく何らかの懲戒処分はやむを得ない」と世間も評価するのでは無いか。そして俺はさすがに志位氏を「三越岡田社長」レベルとは評価していません。 
 第二に引用はしませんが松竹伸幸は吠えても歴史は進む - #おとなの塚本幼稚園@100年の共産党も指摘するように松竹は自ブログで党本部職員を辞めたことについて「志位氏と大げんかになったからだ」と言う趣旨のこと*2をしつこく書く。「みっともないからそんなことを書くな」「私怨で活動してると疑われるぞ(というかマジで私怨じゃないか)」と言いたいですね。党本部職員をやめて(一応、自主退職だが志位氏との人間関係悪化で職場に居づらくなったことが原因)、かもがわの編集となった今の自分が本心では「不快」なんでしょう。
 「党本部職員を続けてれば俺(1955年生まれ)も国会議員や常任幹部会委員になれたかも、それが無理でも地方議員や中央委員などになれたかも」「志位の野郎、絶対に許さねえ」位の思いがあるんじゃないか。
 第三に「志位執行部の方があなたより正しいと思う」という趣旨の「俺の批判コメント」を掲載拒否する。松竹が本気で党改革したいなら「俺のようなコメント」を掲載した上で、応答してしかるべきでしょう。何せ「志位氏と対談したい」とまで言ってるわけですから。
 しかし「俺のような無名を相手にしても志位氏と違い話題にならない」からでしょう、「志位執行部支持者なんか相手できるか」という掲載拒否対応をする松竹です。
 第四に前も書きましたが松竹ってブログの記事がほぼ「安保限定」なんですよね。安保関係のことしか書かない(俺が松竹に魅力を感じない理由はそこにもあります)。
 それプラス「松竹の安保主張」を右翼的と評価(この点は俺も同じ評価ですが)し冷淡だった志位氏への悪口しか書かない。
 「党員なのに自民党批判を全然書かないのかよ?」ですね。
 それどころか「志位執行部に逆張りがしたいのかよ!」「マスコミや他野党だって岸田が支持率低下で困ってると評価してるのに(呆)」「自民党を持ち上げたいのかよ!」「共産を離党して自民に入党しろよ、止めないから!」と言いたくなる岸田さんは困っていない | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaという非常識な記事まで書く(この松竹記事については「岸田の苦境を詭弁で否定するとは非常識だ」と今日も松竹伸幸に悪口する(2022年10/2日分) - bogus-simotukareのブログで批判しました)。
 あるいは最近だと拙記事でも書きましたが

リスキリング(産休・育休中の学び直し)発言で批判される岸田 - bogus-simotukareのブログで取り上げた岸田のリスキリング発言(「岸田は育児を分かってない」とかえって批判を浴びましたが)
◆「LGBT法案の今国会提出を検討する」と岸田が表明するまでに追い詰められた「岸田側近秘書官(岸田スピーチライター)」のLGBT差別暴言
→今すぐは無理でも、岸田が早期解散を仕掛けない限り、今国会の会期末ならおそらく法案提出は可能でしょうし、「よほど酷い法案」でない限り、共産など野党側も「修正法案提出」はしても政府法案に反対はしないでしょう。
 場合によっては「超党派議員立法」で「ほぼ全会一致」で可決もあり得ます。安倍派など「自民党内右翼派閥」が「法案提出」を岸田に断念させる、提出された法案に「公然と反対票を投じる」等しない限り「法成立の可能性」はそれなりにある(LGBT法案支持の俺の願望込みで書いていますが)。
 この点、「今の政調会長が安倍派で統一協会に近い萩生田であること(法案提出は政調会長を無視しては勿論事実上できない)」がどう作用するか。ここで岸田の意向を無視し「検討したけど何もしません」では「更迭されかねない」し「統一協会に近いからLGBT法案に萩生田は消極的」と野党やマスコミなどの萩生田批判を助長しかねません。萩生田としても「やりたくないけど、やらない場合の岸田や野党、マスコミなどの反応が怖い」と言ったところでしょう。

とか全然取り上げない。
 なお、俺が思うに「党勢拡大に必要なこと」あるいは党勢拡大に関係なく、共産に関係なく「野党の政治家がすべきこと」は「自民が看板政策、自党の売りとして宣伝してること」への批判です(勿論共産が小泉訪朝を概ね支持したように、批判箇所がなければ無理に批判しなくてもいいですが)。それをせずして何の野党か。
 昔なら

◆鳩山の日ソ国交回復
◆池田*3の所得倍増
◆佐藤*4の日韓国交正常化、沖縄返還
◆田中*5日本列島改造論日中国交正常化
◆中曽根*6の行革(国鉄(現在のJR)、電電公社(現在のNTT)、専売公社(現在の日本たばこ))民営化など)
◆小泉*7の郵政、道路公団民営化
◆安倍*8の教基法改定、防衛庁の省昇格(第一次)、安保関連法、特定秘密保護法働き方改革法制定、入管法改定(第二次以降)
◆福田*9消費者庁発足
◆菅*10のデジタル庁発足

などですね(思いついたものを適当に上げました)。
 で、今の岸田ならこれは「大軍拡」「異次元の少子化対策(及びそれに関連してこども家庭庁)」「リスキリング(かえって岸田が批判されましたが)」辺りが「売り」でしょう。
 松竹が本気で党勢拡大を考えるのならこうした件を取り上げて当然でしょうが、「軍拡」ではヒットするモノの、「異次元」「こども家庭庁」「リスキリング」で松竹ブログをサイト内検索しても記事は何一つヒットしません(「異次元」でヒットしないと言うことは「異次元の金融緩和」についても論じた記事が無いと言うことです)。
 以前、批判しましたが

今日のボーガス川柳「異次元でなくていいので成果出せ」(副題:今日も「反党分子」松竹伸幸に悪口する) - bogus-simotukareのブログ
 松竹ブログを「少子化」でサイト内検索をかけてもヒットする記事は

自衛隊へのリスペクトはどこから来るか | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 少子化と大学進学率の向上などで、自衛官として募集対象の18歳人口は、1992年の70万人から今年は19万人に減っている。その中でどう自衛官を確保していくかは大事な問題だと考える。

の一つだけ。しかも「タイトルで分かるように」松竹記事の本筋は「少子化自体の克服(国、自治体の子育て支援*11、婚活支援*12不妊治療支援等による出生数の増加など)」、「少子化で生まれる問題(労働力不足、税負担人口の減少など)の克服」といった「少子化対策」ではない。
 「少子化の中でどうやって自衛官を確保するか」という

少子化問題でお前が気になるのはそこかよ。労働力不足でも、『税や社会保険料(年金、介護など)を負担する人口の減少』でも、『共産党に入党する若手党員数の減少の恐れ』でも、ねえのかよ(呆)。お前、防衛省の役人かよ(呆)
◆ちなみに『少子化で労働力が不足するなら外国人を移民*13すればいい』つう『解決策』についてどう思う?。勿論、「賛成」「反対」以前に移民問題について、お前、何も考えてないよな。『移民』でお前のブログをサイト内検索しても北朝鮮本、アマゾンで購入可能になりました | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaつう記事(勿論移民問題がテーマでは無い)しかヒットしないしな。その程度の人間が党首になりたいとか笑わせるな。
◆『少子化で年金や介護の保険料負担人口が減少するなら、そもそも保険料に頼ることはやめて、年金や介護は全額国庫負担にすればいい』つう『解決策』についてどう思う?。勿論、「賛成」「反対」以前にこの問題について、お前、何も考えてないよな。年金、介護でサイト内検索しても共産は「総合合算制度」に乗れない | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaつう記事(『消費税10%を前提にした立民の総合合算制度には消費税増税反対派の共産は乗れない』と松竹がいうだけでそれ以上の年金、介護問題等への検討はなし)位しかヒットしないしな。その程度の人間が党首になりたいとか笑わせるな。

と言いたくなる酷い内容です。
 どうも松竹には「異次元の安保政策」しか興味が無いようです(松竹への皮肉のつもり)。

という惨状です。岸田の「異次元の少子化対策」どころか少子化をまともに論じた記事が何一つ松竹にはない。そんな男が「党勢拡大」「党首公選が実施されれば立候補する」。
 呆れて二の句が継げないとはこのことでしょう。


共産党員は、党にとどまってください | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 松竹に言われなくても「党に留まる」と思う党員は党に留まるでしょうし、党を去りたい党員は党を去るでしょう。
 勿論その理由はいろいろであり、「松竹除名に賛同しないが、志位執行部には評価できる点が多々あるので、あえて留まる」人間もいれば、「松竹除名」に「賛同」「どうでもいい(松竹に興味ない)」と思う人間でも「松竹問題とは違う理由」で志位執行部へ不満を感じ、去る人間もいるでしょう。
 勿論松竹除名を支持する「党に留まる人間」もいれば、反対だから(仮に今後撤回*14されたとしても)「党を去る人間」もいるでしょう。
 松竹は「悲劇のヒーロー」気取りなのでしょうが「何だかなあ」ですね。
 なお、以上は松竹記事に投稿しましたがどうせ掲載拒否でしょう。松竹の「賛同コメントしか載せない狭量さ」には心底呆れます。

【追記】

アンドリュー・バルトフェルドさん
 「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください*15、の劣化コピーかよ」と松竹にツッコミを入れたくなります。

 そういえばそんなのありましたね。
 ご指摘で気づきましたが「自称リベラルのウヨ」が書いた『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください*16井上達夫*17法哲学入門』(2015年、毎日新聞出版)なんてのもそういえばありました(未読ですが内容が相当『右寄りでアンチ野党』とは仄聞している)。

 伊勢崎賢治は、ツィッター共産党を非難していました。
 「護憲を語る資格がない」
 私から言わせれば「お前も火元だ*18」ですが。

 そもそも伊勢崎は松竹が事務局長を務めるという自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会の呼びかけ人ですからね。中立的な立場ではなく、「松竹の同志」も同然です。
 なお、伊勢崎は「ウクライナ戦争でロシア擁護を公然としており(例えば日本はウクライナ危機にどう向き合うべきか 山本太郎×伊勢崎賢治(東京外大教授)緊急対談 緩衝国家における平和構築 | 長周新聞参照)」、

◆伊勢崎のいう護憲が『ウクライナの降伏』を意味するならそんなモノには意味が無い
護憲派にとって伊勢崎の存在は迷惑だ。護憲派が無抵抗主義でロシアシンパだと誤解される。自称「護憲派」伊勢崎の存在は岸田軍拡を助長しかねない

などと非難されてることは有名な話でしょう。「共産党のロシア批判」を知りながら、そんなのと付き合ってる時点で松竹は党員の資格はないでしょう。
 なお、松竹除名を不当として志位執行部を非難する「松竹シンパ」id:kojitaken

弱体化するオリガルヒ ロシア侵攻で社会構造変化―ウクライナ(時事通信, 2022/12/20) - kojitakenの日記2022.12.31
 山本太郎伊勢崎賢治と長周新聞が親露のトンデモ言論を垂れ流している
 2023年も山本太郎(×××新選組)、伊勢崎賢治、それに長周新聞の「アホのトライアングル」を徹底的に全否定しなければならないと決意を新たにした

戦争の原因をNATOだけに求めるのは間違い/日本はチェスのプレイヤーではなく駒の側(小泉悠; ハフポスト日本版,2023/1/1) - kojitakenの日記2023.1.3
 この期に及んでロシアを擁護するのが伊勢崎賢治であり、伊勢崎は×××新選組と長周新聞との三者で「アホのトライアングル」を結成している。
 伊勢崎は『長周新聞』でプーチンが引き起こしたウクライナ戦争を「侵略は許されないことだが、そこには理由がある」とかなんとか抜かしやがった
 侵略者を批判しないどころか侵略を正当化している。

として、「松竹と親しい」伊勢崎を「ロシアシンパ」で「山本太郎・れいわ代表におかしなロシア認識を吹き込んでれいわをロシア寄りにしたであろう人間の一人」として批判しています。
 しかし、それならば

ウクライナ後の「新・安全保障論」の一部を公開 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2022.4.27
 昨夜は、伊勢崎さんのお家にお邪魔して、キーウとリビウを旅してきた加藤さんのお話を伺ってきました。

と「伊勢崎のロシア擁護」以降も、松竹が伊勢崎と親しく交遊してることや

阪神大震災28年目、久しぶりの黙祷 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba2023.1.17
 息子がつい数日前まで神戸(淡路も)に来ていて(中略)なぜやってきたかというと、取材なんです。公共放送の記者になって
 高校生の頃、伊勢﨑賢治さんにあこがれて大学*19を選び、先生に師事し、英語圏と中国語圏に留学もしたから、てっきりそういう分野を選ぶのかと思ったら

と伊勢崎相手におべっかを使ってることについて、松竹を「山本太郎や長周新聞」同様に批判すべきではないのか。
 また、kojitakenは

まことん氏のツイートより - kojitakenの日記2022.5.13

まことん┃某野党系労働者
 伊勢崎賢治氏は、日本の護憲派平和運動をミスリードする立役者の一人だと思っていますし。そもそも彼は、「新9条論*20」なる憲法改定論者。伊勢崎賢治氏は、最近は「れいわ新選組」の山本太郎氏に接近しているようですし。「れいわ」山本氏は「新9条論」なる憲法9条改定論者であることは、もっと知られて良い事実です。

 山本太郎はれっきとした9条改憲論者なんですよね。

×××新選組を政党の四象限で「リベラルとリスクの社会化」に位置づける中島岳志の見解には全く同意できない - kojitakenの日記2022.5.24
 ×××新選組代表・山本太郎はれっきとした「新9条」の明文改憲論者で、伊勢崎賢治と昵懇です。

弱体化するオリガルヒ ロシア侵攻で社会構造変化―ウクライナ(時事通信, 2022/12/20) - kojitakenの日記2022.12.31
 山本が伊勢崎と昵懇であるのは周知だ。改憲派同士だから2人の気が合うのも道理。

とも書いています。
 kojitakenにとって『伊勢崎が改憲派』で『日本の護憲派平和運動をミスリードする立役者の一人』なら『伊勢崎と親しい松竹』も理屈上は『改憲派』で『日本の護憲派平和運動をミスリードする立役者の一人』になって、「自称護憲派」「自称社民党支持」kojitakenの立場では『党首公選制』『除名処分の是非』はともかく、松竹の安保認識については『伊勢崎とセットで批判すべき*21』ではないのか。
 それとも「改憲派・伊勢崎と親しいが松竹は改憲派ではない」とでも言うのか。kojitakenの脳みそは全くどうなっているのか。
 どうも「反共分子」「アンチ志位執行部」id:kojitakenとしては「志位執行部を批判するためには松竹を『非の打ち所のない英雄』として全面的に持ち上げなければならない」「しかし今更、伊勢崎批判を取り消せない」「だから松竹と伊勢崎の交遊関係は無視しよう」「過去の主張(伊勢崎への『伊勢崎は改憲派』という批判や、伊勢崎との関係を理由に山本太郎改憲派として批判したこと)との整合性は無視しよう」ということのようです。どこまでデタラメなのか。
 ちなみにkojitakenが過去に紹介したまことん氏(彼の自称に寄れば社民党支持)は今回の除名について

まことん┃某野党系労働者
 松竹伸幸さんの共産党除名の件。「共産党は除名撤回をすべき」
 彼の憲法論は支持しません。が、レーニン主義の残滓たる「民主集中制」や「分派禁止」を盾に異論を排除するのは間違っています。

まことん┃某野党系労働者
 私が松竹伸幸氏の「日本共産党の党首公選論」自体は評価しつつも、松竹氏を全面支持出来ないのは、松竹氏の「狙い」は、共産党への忌避感を抱く世論を背景に、「新9条論」「護憲的改憲*22」など、共産党憲法擁護運動を、より「右」に変質させる点にある、と感じるから

として「除名撤回」を主張しながらも、俺やアンドリュー・バルトフェルドさんと同様の松竹認識(松竹の右翼的安保論は支持できない)を表明し、「松竹擁護しかしない連中(例:kojitaken)」とは違い松竹批判してる点は評価できます。
 そして過去にまことん氏ツイートを引用して、伊勢崎を非難しながら今回は「松竹礼賛に都合が悪いから」でしょうが、まことん氏ツイートを紹介しないkojitakenのデタラメさには心底呆れます。
 kojitakenを見てると「過去との整合性って大事だよなあ」と改めて思います。「過去との整合性がない人間(例:kojitaken)」は俺は信用できません。

 個人的には松竹のことはもう放っておいて、別のことに注力しなければと思う。別のことってのは、もちろん「130%の党づくり」。2月中に飛躍をつくらねばならん。

 「130%の党づくり」については「党外の人間」で知識も無ければ、分析評価するだけの才能も無いので「肯定的評価も否定的評価も」しませんが、一言だけコメントします。
 「ほとんど安保政策しか論じない」松竹の文章を読んでいて気づくのは「素晴らしい政策を訴えれば、それだけで党が飛躍する」と思い込んでる節があることですね(実際には松竹には安保政策については興味があっても「130%の党づくり」のような「党の広報や組織作り」といった事に興味も能力もないために、そうした物事から故意に目をそらしてるだけの気がしますが)。
 実際には「130%の党づくり」のような「党の広報や組織作り」も大事でしょう。
 「美味しいラーメンを作ってればテレビ番組出演のような宣伝をしなくても客が来る」ような甘い話「素晴らしい政策を訴えれば、それだけで党が飛躍する*23」なんてことはない。
 まあ、松竹の場合1)興味関心がある政策がほぼ安保政策限定(経済政策、福祉・医療政策、環境政策、教育政策、ジェンダー平等などについては全く無関心)の上、2)その安保政策が極めて右寄りと言う意味で「政策評価限定」でも俺には高評価できませんが。

*1:既に何度も拙ブログで書いていますが「社民、れいわとの共闘」においては何の妨げにもなっていません。ここで言う共闘とはどう見ても「維新」「維新にすり寄る泉立民」の事としか理解できない。しかも、維新と協力の余地ない/小池書記局長が表明(2023.1.17)と言う小池発言以後に「維新との共闘」を主張しそれに否定的な志位執行部を悪し様に罵倒では除名も当然だろうと思います。松竹を評価する人間は「維新」「維新にすり寄る泉立民」と共闘すべきだと思ってるんですかね?。まあ、そういう人間も中にはいるでしょうが、「護憲」等の観点から共産支持の左派・リベラル寄りの人間(俺もその一人)でそんな人間はまずいないでしょう。

*2:松竹伸幸 - Wikipediaにも『『議会と自治体』2005年5月号に、論文「9条改憲反対を全国民的規模でたたかうために」を寄稿。いわゆる自衛隊活用論をめぐって、委員長志位和夫から批判を受け、政策委員長(当時、現書記局長)小池晃らと1か月近く議論し、同誌翌月号に自己批判文を掲載した。2006年、日本共産党勤務員を退職、かもがわ出版に入社』と辞任の経緯が簡単に書いてありますが。なお、この時に「自己批判文を書かせた」とはいえ、「松竹除名」に動かなかったことは「松竹の自主性を重んじた」として評価されてしかるべきでしょう。

*3:吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*4:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相、科技庁長官などを経て首相

*5:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*6:岸内閣科技庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行管庁長官などを経て首相

*7:宇野内閣厚生相、宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*8:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*9:森、小泉内閣官房長官などを経て首相

*10:第一次安倍内閣総務相、第二~四次安倍内閣官房長官を経て首相

*11:子育ての経済的負担が重いことが少子化を助長してるという主張への対応

*12:「非婚化(そもそも結婚しない)」「晩婚化(結婚してもその頃には出産可能年齢を過ぎている)」が少子化を助長してるという主張への対応

*13:安倍政権での「移民を増やす方向での入管法改定」はこうした流れの一つです。他にも労働力不足克服策として「定年退職した高齢者の再就職(自民党や財界が主張する定年延長論もこの流れの一つ)」「専業主婦の就職支援(安倍政権での女性活躍推進はこの流れの一つ)」「産業用ロボットの開発」等が主張されている。追記:「就職氷河期世代や障害者や長期無業者・フリーターなどの就職支援」という指摘を今日のボーガス川柳「異次元でなくていいので成果出せ」(副題:今日も「反党分子」松竹伸幸に悪口する) - bogus-simotukareのブログコメント欄で頂きましたが要するに「従来就業してなかった人間(就職氷河期世代や障害者や長期無業者・フリーター、定年退職者、専業主婦あるいは外国人移民受け入れ)を就業させよう」というのが解決方策の一つです。

*14:撤回されないのではないかと思いますが。なお、仮に撤回されたとしてもそれは『除名処分は不当に重すぎた』と言うことを意味するとしても『松竹の主張が100%正しい(松竹と類友はそう強弁しそうですが)』ということは勿論『必ずしも意味しません』。また、松竹が除名撤回を本気で訴えたいなら『除名は重すぎる』という主張をすべきで『俺は100%正しい』と言うことは避けるべきでしょう。「除名が重すぎる」と思う人間でも松竹に「全面的には」賛同できない人間は、応援する気を失うからです。

*15:例えば前田敦子「AKBのことは嫌いにならないでください」が映す平成アイドルの“危ういグループ観” | 私が令和に語り継ぎたい「平成の名言」 | 文春オンライン参照

*16:勿論元ネタは前田発言

*17:東大名誉教授。著書『現代の貧困:リベラリズムの日本社会論』(2011年、岩波現代文庫)、『自由の秩序:リベラリズム法哲学講義』(2017年、岩波現代文庫)、『普遍の再生:リベラリズムの現代世界論』(2019年、岩波現代文庫)など

*18:火災調査官・紅蓮次郎 - Wikipediaでの「火元はお前だ!(主人公・紅蓮次郎の決め台詞で放火犯に向かって言う)」を思い出しました。

*19:伊勢崎が教員を務める東京外語大のことか?

*20:これについては例えば、伊勢崎批判論文「新しい9条」をつくろう、という意味 -伊勢崎賢治さんの提案について-の『伊勢崎賢治さんが、「新国防論」(毎日新聞出版・2015年)で、「新しい9条」をつくろうと提案している』と言う指摘を参照

*21:これは、kojitakenの伊勢崎評価を前提にすれば、という話であって、俺が伊勢崎をそう評価してるという話ではありません。伊勢崎についてはよく知らないので評価保留です。

*22:2017年に松竹が集英社新書で出した本の題名

*23:既に何度も書いてるように俺は「松竹の安保政策」が素晴らしいとは全く思いませんが。