kojitakenに今日も悪口する(2023年4/30日記載)(副題:NHKドラマ『冬の祝祭歌』のネタばらしがあります)

真犯人を知った状態で読んだ小泉喜美子『弁護側の証人』だが、それでも日本ミステリ史上に残る大傑作だと思った - kojitakenの日記
【ネタバレあり】小泉喜美子『弁護側の証人』(1963) は「映像化絶対不可能」との宣伝文句だが、1980年にNHKのドラマ『冬の祝婚歌』で映像化されている - KJ's Books and Music
 小泉小説*1については、kojitakenが紹介する
「弁護側の証人」(小泉喜美子著、集英社刊): ミステリ通信 創刊号
弁護側の証人/ネタバレ感想|黄金の羊毛亭
がかなりネタばらししています。よくできた叙述ミステリ*2ですが、「故意に主語や日時等を曖昧に描くこと」で読者の誤解を狙う叙述ミステリにありがちな「アンフェアではないか」と言う批判をこの作品もやはり免れないでしょう。
 なお、叙述ミステリが「映像化不可能(あるいは困難)」と言われるのは文章と違って、映像や音声の場合「(誰がいつやったか分からないような描き方で)故意に主語や日時等を曖昧に描いて騙すこと」は相当に困難だからですね。場合によっては「映像化困難な部分は(その小説の重要部分でも)切り捨てる(あるいは改変する)」ということにもなるでしょう(小泉小説のドラマ化はその辺りどうだったのかはググっても分かりませんが)。
 但し「映像化困難な場所」を「切り捨てたり改変したり」しては「映像化」してもよほど上手い処理でない限り「改悪」「実質的には映像化できなかった」の非難は免れないでしょう。

参考

「弁護側の証人」:MIDNIGHT DRINKER:SSブログ
 ドラマ化タイトルは「冬の祝婚歌」。
 放映は1980年の2月かあ。私は大学生だったなあ・・・。
 主人公・漣子(なみこ)が高橋洋子、夫・杉彦に本田博太郎という配役。
 たぶん当時の私が高橋洋子のファンだったから見てたんだな。
 本田博太郎*3はこの頃は二枚目俳優だったのだが最近は「怪優*4」ですね。
 「仮面ライダーカブト」の警視総監といえば分かる人もいるかな。

銀河テレビ小説・ドラマ新銀河 | どちらかと言えばサントラ好き。
冬の祝婚歌 原作:小泉喜美子*5 1980年2月
◎大富豪の息子に見初められ、求婚されて結婚したダンサー*6。周囲の冷たい視線の中、優しい結婚相手に頼る主人公だったが、ある日義父が殺されて、容疑が主人公にかかる。しかし、真犯人は被害者の息子である夫で、妻に罪を着せていたことが分かる。主人公は高橋洋子さん、結婚相手に本田博太郎さん。

 高橋洋子について触れるともしかして、「高橋ファンの id:Bill_McCreary さん」のコメントが来るかもと言う「淡い期待」があったのですが、幸いにもコメントを頂きました(高橋以外のことについてもコメントを頂いていますが)。
 でコメント欄に書いてもいいのですがここに応答を追記しておきます。

 黒田福美らと酒を飲んだことがあります。

 黒田福美 - Wikipediaにも書いてありますが「自称韓国通」ですが「明らかに右寄り(産経の黒田勝弘などの同類:勿論名字が一緒なだけで親族ではない)」ですからねえ。演技力はともかく、彼女の政治認識は全く評価してません。

 まったく同感ですね。そういうたぐいのことで「××の手先」なら、習近平国賓待遇で日本に呼ぼうとした安倍晋三も、じゅうぶん「中国の手先」でしょう。

 多分kojitakenの言う権威主義呼ばわりってその程度の決めつけでしょう。ただし、既に書きましたが「俺の中露北朝鮮に対する態度」は「国益や人権面での判断」でしかない。身びいき要素は俺には全くありません。ついでに言えば共産党だって「身びいきはあります」がその裏には「共産を支持しないと右翼政党の自民、公明、国民民主、維新によって国の方向が危うい」「維新や国民民主にすり寄る泉立民は信用できない。社民やれいわは党勢が弱すぎる(衆参補選結果に思うこと|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページで浅井氏も書いていますが、土井たか子ブーム時代など全盛期の社民(社会党)なら大分補選で勝っていたでしょう、負けたのはそれだけ党勢が衰えたと言うことです)」という俺なりの国益等の政治判断があります。

 連中はLGBTとかでは不快感を示しても憲法では「わが意を得たり」ですから、てめえらどんだけ米国の犬だです。

 LGBTでは「法案成立を要望するエマヌエル米国大使」を「内政干渉」云々と悪口しても、「米国からの九条改憲要求、軍拡要求(赤旗など左派は内政干渉と批判)」など、自分に都合がいいと黙りですからね。

 某氏の日本共産党に対する権威主義呼ばわりですが、共産党が日本の左翼系文化人・知識人・学生らを強力に指導していた時代はいざ知らず、昨今はそういう時代でもないと思いますがね。今の共産党に「権威」を感じる人がどれくらいいるのか。つまりは某氏の「権威主義」というのは、やはり私たちの解釈とは違う意味合いなのでしょうね。

 「この拙記事」でも

 それにしてもこうした感情を「身びいき」「身内に甘い」というならともかく「権威主義」と表現するkojitakenには「権威主義ってそういう意味だっけ?。違うんじゃねえの?」と首をひねります。
 ということは俺に対するkojitakenの過去の「日本共産党、中露、北朝鮮に対する権威主義」呼ばわりも(意味不明で当時は理解できませんでしたが)単に「身びいきで甘い」つうことだったのか?。ただ俺は共産党については「政治的に共感することが多いので支持(身びいき)」ですが別に中露北朝鮮については支持してないし当然身びいきもしてない。

と書いたところですが彼の言う「権威主義」て単に「所属組織(あるいは所属はしてないが、共感するところが多い、利害関係がある、など身内感覚のある組織)に甘い」程度の話でしかないと思いますね。
 で、「所属組織に甘い」は「身びいき」ではあるでしょうが権威主義とは違う。
 例は何でもいいのですが、「身びいき=権威主義」なら例えば

◆トランプが「識見があるとも思えない」娘のイバンカを大統領補佐官にしたこと

◆安倍が「当選回数の少ない稲田」を自民党政調会長、防衛相として登用したこと

モリカケ桜疑惑(モリカケ桜自体が、全て、森友学園加計学園などへの安倍の身びいきですが)で当時の麻生財務相(現副総裁)、二階幹事長など自民党、政府幹部連が安倍をかばったこと

◆岸田の息子が首相秘書官になったこと、また、首相秘書官としての外国訪問で岸田首相の長男が「土産購入」で利用 海外に公用車って何台ある?どんな車種?外務省に聞いてみた:東京新聞 TOKYO Web等と批判されたときに政府関係者が息子をかばったこと

本多平直の失言(例えば「言語道断の発言」/小池書記局長が本多氏批判(2021.6.9)参照)を理由に「公認を取り消した立民党執行部」に対して、本多の妻である「西村議員(現在、立民党代表代行)」など一部の立民党党員、支持者が本多をかばったこと。また、kojitakenが室橋祐貴もひどいが、一部「フェミニスト」たちの「本多平直の配偶者」批判も醜悪きわまりない - kojitakenの日記として本多や西村を公然とかばう立場に立ったこと
◆本多が議員辞職はした物の、「淫行疑惑援助交際疑惑、パパ活疑惑)」で新潟県知事を辞職し、その後、立民党参院議員(新潟選出)に転じた米山隆一政策秘書であること
→「本多の失言」「米山の淫行疑惑」を考えると「新潟立民はフェミに喧嘩を売ってるのか?」と心底呆れます。フェミニストでない、女性の人権に敏感でも何でもない俺でも「おいおい」「新潟の立民はアホと違うか?」「脳味噌腐ってるのか?」ですからね。

等も「権威主義」になるでしょうが、そういう言葉の使用法は普通しない。
 なお、俺個人は「西村や本多を室橋祐貴もひどいが、一部「フェミニスト」たちの「本多平直の配偶者」批判も醜悪きわまりない - kojitakenの日記で公然とかばった身びいき野郎kojitaken」については「良くもそんな野郎が俺のことを『共産に甘い』と抜かせたもんだ。手前の方こそ『西村に大甘』だろ。ふざけんな、手前」と心底憤慨し、呆れています。
 ついでに言えば「kojitakenがあげつらった田平氏の件」も拙記事で書きましたが「未だにパワハラ市議に甘い人間が富田林支部にいて、セカンドハラスメント的なことをしている(田平氏ツイートによる)」にしても、パワハラ市議自体は離党に追い込まれたわけです。今のところ、公然と復党させる動きもさすがにないらしい。
 1)党がパワハラ市議処分を求める党内外の批判意見を無視できず公認を取り消したことも、
 2)逆に党が公式に処分した人間(パワハラの事実を認定し公認取り消し)を未だに擁護する人間が党内にいることも
いずれも(1)、2)は逆方向ですが)kojitakenの言う「党の権威」なるものが存在するか疑わしいことを示しています。
 部外者なので党内事情を全く知らず、想像にすぎませんが、多分「大阪の党」「党中央(志位執行部)」も「2)の分子に毅然とした態度を取ること」で「富田林の党」に内紛が公然と起こることを危惧して、毅然とした対応が取れないのでしょう(一方で明らかにパワハラ市議に非があるので、党内外の批判を招くことが確実な『彼を擁護するようなバカなこと』はしない)。勿論それがいいとは言いませんが、それは少なくとも権威主義云々ではなく、むしろ逆の話です。


坂本龍一の訃報をきっかけに聴いたスウィングル・シンガーズのスキャットによるバッハ経由で、ホラー漫画家・伊藤潤二氏とコロラトゥーラ・ソプラノの名歌手・田中彩子氏を知った。田中氏は伊藤氏の大ファンらしい - kojitakenの日記
 伊藤と言えば、「kojitakenが悪口する佐藤優」の原作(脚本は長崎尚志*7)で、マンガの主人公は佐藤自身、当然ながら佐藤を美化しまくってる『憂国のラスプーチン』(小学館)の「マンガ担当」なので以前から知っていて、「世話になっている担当編集者の言いなりか、金(佐藤本の売り上げ)が目当てか、はたまた『ガチの佐藤シンパ』かはともかく、佐藤のデタラメな自画自賛に加担するとは許せない!」と伊藤に悪口雑言かと思いきや、意外にも「今回初めて伊藤のことを知った」そうで、しかも伊藤絶賛です。
 事実ならばkojitakenは「憂国のラスプーチン」を斜め読みすらしてないのでしょう。
 勿論「伊藤礼賛に都合が悪いので、kojitakenが伊藤と佐藤の関係を故意にネグってる」可能性もありますが。
【参考:憂国のラスプーチン

憂国のラスプーチン - Wikipedia
 『ビッグコミック』(小学館)2010年16号より2012年24号まで連載。
【登場人物】
◆憂木衛(モデルは佐藤優
 主人公。同人舎大学(佐藤の母校・同志社大学がモデル)で神学を専攻。ロシア問題の専門家で、北方領土問題の解決に尽力している。
【政治家】
◆都築峰雄(鈴木宗男がモデル)
 北海道選出の与党大物政治家。北方領土問題解決に尽力している。
◆尾長角英(田中角栄元首相がモデル)
 尾長美紀子(田中真紀子がモデル)鯉渕内閣外相の父親。首相在任中の1973年に訪ソし、ブレジネフ書記長と会談。その際の日ソ共同声明において「日ソ間の未解決の問題」という曖昧な表現ではあるが「領土問題の存在」が改めて明記された。
◆本橋虎太郎
 モデルは橋本龍太郎元首相。首相在任中にエリツィン大統領とクラスノヤルスク会談(1997年)、川名会談(1998年)を実施し、クラスノヤルスク合意、川名合意を発表。
◆田渕栄三
 モデルは小渕恵三(橋本内閣外相を経て首相)。首相在任中の1998年に訪露し、クラスノヤルスク合意、川名合意について改めて確認
◆堀敏朗
 モデルは森喜朗元首相。首相在任中の九州・沖縄サミット(2000年)ではG8メンバーとして訪日したプーチン大統領と会談。
 また2001年に訪露しイルクーツク*8首脳会談を行い、イルクーツク声明を発表
◆鯉渕純太郎
 モデルは小泉純一郎元首相
【外務官僚】
西條和正(モデルは東郷和彦*9
 憂木の上司。


人権擁護を唱える政党が、身内では組織ぐるみで加害者をかばい、被害者に追い打ちをかけるダブスタには黙っていられない。(醍醐聰氏)/嫌われることを恐れて認知すらされないのが、提案型野党のような路線 (三春充希氏) - kojitakenの日記
 立民や共産に悪口しても、まるで「岸田政権批判」をしないのだから「自称・社民党支持」kojitakenも変な野郎です。
 昨今、立民批判(例:kojitakenがよく紹介する三春充希)が高まってるのは「『廃案しかない』という支持者や野党共闘相手(共産、社民、れいわ)の意見を無視し、自公&維新、国民民主との修正協議に応じようとした入管法問題でのぐだぐだな態度(支持者や野党共闘相手の批判意見を無視できず、最終的には反対したが)」なので、その件をkojitakenがこの立民批判記事で触れるかと思いきや全く触れません。kojitakenについては

入管法改定問題(あるいは外国人の人権問題)に興味がないのか?。自称・社民党支持者なのに?(社民党入管法改悪を批判)
◆いや、そもそも岸田政権の施策に興味がないのか?
◆「野党(今回は立民と共産)への悪口雑言」が「岸田政権批判」よりそんなに大事か?。政治センスが明らかにおかしいだろ。
◆お前、本当は自民党支持なんじゃねえの?

と疑わざるを得ません。
 なお、俺は富田林の件(パワハラ離党市議)については珍右翼・黒坂真に突っ込む(2023年3月24日分)(副題:富田林市議のパワハラ問題)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで一回取り上げ、パワハラ市議氏を批判したことがありますが、それ以降は
1)正直な話、共産支持者としてこういう不祥事は積極的に取り上げたい話ではなかった
→正直に、そうした感情(身びいき?)があることは認めておきます。
 それにしてもこうした感情を「身びいき」「身内に甘い」というならともかく「権威主義」と表現するkojitakenには「権威主義ってそういう意味だっけ?。違うんじゃねえの?」と首をひねります。
 ということは俺に対するkojitakenの過去の「日本共産党、中露、北朝鮮に対する権威主義」呼ばわりも(意味不明で当時は理解できませんでしたが)単に「身びいきで甘い」つうことだったのか?
 ただ俺は共産党については「政治的に共感することが多いので支持(身びいき)」ですが別に中露北朝鮮については支持してないし当然身びいきもしてない。

◆中国は重要な貿易相手国であり、日中友好関係は重要
◆拉致解決のためには経済制裁を解除(バーター取引)し、むしろ早期に国交正常化すべきではないか
朝鮮学校は重要な民族教育の場であり、無償化除外や補助金不支給には反対
北方領土問題を『日本への島の返還』の形で解決するには経済支援とのバーター以外に手はないのではないか
ウクライナ戦争が1年に及ぶ今、もはや停戦を考えた方がいいのではないか

等と書いたことをkojitakenが「中露、北朝鮮に甘い」と考えるのはkojitakenの勝手ですが、俺は「あるべき日本の国益」等を判断した上でそう書いたのであって「中露、北朝鮮の手先」とかそういう話ではない。
 「ウクライナが戦争に短期間で勝つ見込みがあれば」今のままでもいいでしょう。しかしどう見てもそうではない(勿論俺はどんなにロシアに有利でウクライナに不利な条件でもとにかく停戦しろとは言いませんが)。
 経済制裁続行、国交正常化否定で拉致被害者が帰ってくるならそれでもいいでしょう。しかし明らかにそうではない。
 「朝鮮学校以外に現実的にどんな民族教育の場がある」のか。無償化除外、補助金不支給のウヨ連中は朝鮮学校を「北朝鮮国家美化」云々と非難しながら「代わりに韓国学校を支援する」「公立学校に民族教育の場を設ける」等の代替案を示すわけでは全くない(代替案を示せば朝鮮学校を差別していいわけではないですが)
2)被害当事者である田平まゆみ市議以外はあまり情報発表がなくそういう意味でも取り上げづらい
→まあ、彼女が嘘八百放言しているとは思いませんが
3)

◆現在進行形の「入管法改悪法案」「マイナンバー法改悪法案(保険証廃止法案)」
◆若年女性支援団体コラボへのウヨの不当なバッシング(誹謗中傷)
LGBT法案での「女風呂にトランスを詐称する男性変質者ガー」の悪質なデマ
など「他に取り上げたいこと」もいろいろあった

ということで特に書いてはいません。
 さて田平氏のツイート(俺の要約ですが)

パワハラ離党市議Aを公然と地方選中、応援する富田林の党員が(富田林の党員の全員ではないにせよ)無視できない数いた
◆そうした地元党員の中には「Aが当選すれば(そして共産公認候補も当選すれば)ひとまず統一会派を組んで、しかるべき時に復党させてもいいのではないか」と公言する輩までいた(注:但し、Aは落選、寺尾氏が当選*10
◆そうした地元党員について、大阪府党や党中央が毅然とした態度が取れてない(積極的に容認してると言うよりは、無視できない数いるので毅然とした態度が取れないだけの話でしょうが)

には「事実ならば絶句」ですね(だからといって「富田林の問題=全党の問題」ではないし、自民、公明、維新、国民民主、立民の酷さを考えれば今後も俺は共産支持ですが)。
 とはいえ一方で

1)とにもかくにも、パワハラ市議が離党*11に追い込まれ、無所属で出馬した選挙でも落選したこと
→離党とは要するにA)証拠(証人等)がありすぎてパワハラ否定など到底できなかった、B)「パワハラが事実ならば厳しい態度を取るべきだ」という党内外の批判意見を無視できなかったということでしょう。
 自ら離党しなければ「パワハラ市議にとって最悪の事態(党除名)もあり得た」からこそ彼は離党に追い込まれました。
 田平氏の「選挙後も未だにパワハラ市議擁護派が心ない暴言を私に吐く」という言葉を信じるならば「問題解決」とはとても言えませんが、「パワハラ市議を完全に野放しにする」ほど共産党が無茶苦茶でなかったことは「一定程度評価されるべき」でしょう。
 なお、大阪・富田林市議選 18人目は得票同数、くじ引きで当選者決定 | 毎日新聞という「くじ引きで落選した方」がこのパワハラ市議氏です。「そもそもパワハラ不祥事がなければ当選した」あるいは「パワハラを認めた上で真摯な反省の態度を示せば当選したかもしれない」であろうに選挙戦で「パワハラはデマ」と放言すればこうなるのも自業自得でしょう。共産支持層の票はそのほとんどが当選した「寺尾ちあき氏(今回当選した共産党員議員)」にいったのでしょう(やはり党の組織票は大きいのか、順位的には寺尾氏の方が上位当選)。
 なお、予想通りですが維新の上位当選にはいつもながらげんなりします。
2)田平氏が現時点において離党してないこと(勿論除名などの処分も受けてないこと)
→従来「パワハラ市議氏と田平氏の2人が党所属議員」だったのが「寺尾氏(新人、初当選)のみ当選」なので「2→1」であり議員数は残念ながら減りました。

も重要です。
 また、田平ツイートを見るだけでも

田平まゆみ(日本共産党大阪府富田林市議)がリツイート
 まりちゃん、いつも心の支えになってくれてありがとう🌸
 個々に提言書を出したり、色々な形で働きかけてきたことは、すべて無駄ではなかったと思います🌱
 これからも共に内部から変えていけるように、という思いで頑張りたいと思います。
◆藤田まり(藤田茉里) :日本共産党大阪府交野市議
 彼女は、岡田さんのハラスメント行為にずっと苦しみ続けていました。私は、同期として、共に内部から変えたくて中央委員会にも府委員会にも直接働きかけてきた一人。
 岡田さんのハラスメント行為は様々な目撃者もいる。
 デマではなく、事実であって本人も認め謝罪文出している。

田平まゆみがリツイート
◆かどはら武志 (愛知県東郷町議・日本共産党)
 党外の候補者を応援することはよくあること。しかしパワハラ加害者だと日本共産党大阪府委員会が認めた人物を応援するのは、(ボーガス注:小池書記局長パワハラ問題に対し反省の意を表明し、あるいは泉・前明石市長などパワハラ政治家を批判し、あるいは、パワハラ被害者の五ノ井氏支援を表明するなど)ハラスメント根絶を掲げる政党の判断として変。しかも岡田氏は(ボーガス注:離党時の記者会見等では)反省したのに、告示日にはパワハラはデマと演説。反省してなかった。

田平まゆみがリツイートしました
◆小原明大@京都・長岡京市議/日本共産党
 (ボーガス注:パワハラ市議は)今からでも真摯に謝罪すべきだ。
 そして、すべての地区委員会や県委員会に明確なハラスメント相談窓口が必要ではないか。

といった田平支援者が党内にいることは見て取れます。
 この件は「共産党に一定の批判を行うべき話」ではあっても「反共分子」kojitakenや醍醐のように「共産党を全否定すべき話」では全くない。
 「党内の田平支援者」に対しても「現在、党に在籍する田平氏」に対してもkojitaken等は非礼でしょう。
 まあ、他の人間はともかく「反共分子」kojitakenや醍醐の場合「とにかく共産党を叩きたい」というくだらない立場でしょうが。

【追記:政治家とパワハラ
イギリス副首相 パワハラ指摘受け辞任 複数の職員へ威圧的言動 | NHK | イギリス2023.4.22

 イギリスのラーブ副首相兼司法相が、複数の職員に対して威圧的な言動があったなどとする調査結果を受けて辞任しました。支持率が低迷するスナク政権にとって痛手となりそうです。
 ラーブ氏は、ジョンソン政権で外相などを務め、当時のジョンソン首相が新型コロナウイルスに感染して入院した際には、職務代行者となった有力な政治家で、スナク政権では副首相兼司法相を務めていました。
 しかし、ラーブ氏から、いわゆるパワーハラスメントを受けたなどとする申し立てが複数の省庁の職員から相次いだため、独立調査が行われ、20日、調査報告書が発表されました。

 「英国の副首相でもそんなことやるんかいな(英国なんて日本以上にパワハラに厳しいのと違うのか?)」「何でジョンソン政権外相時代に表面化しなかったんやろ?」とショックですね。
 それにしてもこの副首相が一応は謝罪し、辞表提出しながらも「そんなつもりじゃなかった(教育的叱責のつもりだった)」と言い訳してるらしいのは「パワハラ行為者のいつもの言い訳」ではあります。いずれにせよこれでわかるようにパワハラは「古今東西何処にでもあること」であり、だからといって「他もやってる」で共産を免罪はしませんが、「他もやってること」を完全無視し、共産叩きに励むid:kojitakenが「理屈としておかしいこと」は確かでしょう。

*1:小泉という人も他にも作品がありながら「デビュー作でありながら高水準と評価された、この作品ばかりが有名になってしまった」という「『無法松の一生』の岩下俊作」「『天と地と』の海音寺潮五郎」のような「ある意味かわいそうな御仁」です。

*2:とはいえ発表当時は衝撃的でしょうが、「叙述トリックが普及してきた」現在では「叙述トリックを読み慣れた人間」は途中で落ちが読めるかもしれません。実際アマゾンレビューにはkojitaken同様の高評価もある一方で、「今の叙述トリックと比べたらつまらない」「叙述トリック以外には見るべきものはない凡作」という主旨の酷評もあります。

*3:晩年の岡本喜八監督に気に入られ、岡本映画『英霊たちの応援歌:最後の早慶戦』(1979年)、『近頃なぜかチャールストン』(1981年)、『ジャズ大名』(1986年)、『大誘拐 RAINBOW KIDS』(1991年)、『EAST MEETS WEST』(1995年)、『助太刀屋助六』(2002年)に出演。監督の告別式では司会進行を担当した(本田博太郎 - Wikipedia参照)

*4:コメディ的な役柄が増えていますね。何せ『北京原人 Who are you?』(1997年)の北京原人(男の方)をやる人ですからね(苦笑)(北京原人 Who are you? - Wikipedia参照)。1997年時点の本田はNHK大河ドラマ徳川家康』(1983年、家康の家臣・ 本多正純)、『信長』(1992年、荒木村重)など「それなりの役に就いており」、北京原人なんかやらなくてもいい立場なんですけどね。

*5:著書『女は帯も謎もとく』、『殺人は女の仕事』、『ミステリー作家の休日』、『ミステリー作家は二度死ぬ』(以上、光文社文庫)、『弁護側の証人』(集英社文庫)、『殺人はお好き?』、『血の季節』(以上、宝島社文庫)、『痛みかたみ妬み:小泉喜美子傑作短篇集』、『殺さずにはいられない:小泉喜美子傑作短篇集』(以上、中公文庫)、『死だけが私の贈り物』(徳間文庫)など

*6:原作においては正確には「ヌードダンサー(ストリッパー:まともな代物か、生板ショー(要するに売春行為)などあるやばい代物かはともかく)」のようですが、「NHK」「1980年代」「清純派の高橋洋子」なので仮に「原作そのままの設定」であっても高橋のヌードシーンはさすがにないでしょう。

*7:1956年生まれ。1980年小学館入社。漫画雑誌『ビッグコミック』『週刊少年サンデー』『ビッグコミックオリジナル』『ビッグコミックスペリオール』等の編集を担当。1999年7月『ビッグコミックスピリッツ』編集長に就任。2001年に小学館を退社、フリーとなり、以降は漫画原作者として活動。本名の長崎名義での『MASTERキートン』(1988~1994年、ビッグコミックオリジナル)、『MONSTER』(1994~2001年、ビッグコミックオリジナル)、『20世紀少年』(1999~2006年、ビッグコミックスピリッツ)、『PLUTO』(2003~2009年、ビッグコミックオリジナル)、『BILLY BAT』(2008~ 2016年、モーニング)の他にも東周斎雅楽(とうしゅうさい・がらく)名義での『イリヤッド:入矢堂見聞録』(2002~2007年、ビッグコミックオリジナル)、『テレキネシス:山手テレビキネマ室』(2004~2007年、ビッグコミックスピリッツ)、リチャード・ウー名義の『ディアスポリス:異邦警察』(2006~2009年、モーニング)、『クロコーチ』(2012~2018年、週刊漫画ゴラク)など複数のペンネームで多くの作品を手掛ける(長崎尚志 - Wikipedia参照)。

*8:イルクーツク州の州都

*9:外務省欧亜ソ連課長、ロシア大使館次席公使、外務省条約局長、欧亜局長、オランダ大使を歴任。著書『北方領土交渉秘録』(2011年、新潮文庫)、『返還交渉 : 沖縄・北方領土の「光と影」』(2017年、PHP新書)など

*10:当初、田平氏がAのように無所属立候補し当選したと勘違いしていたのですが、今回彼女は出馬しなかったので修正しました。

*11:勿論「復党の可能性を、党内外に対して全否定」するためにも「離党申請を受理拒否し除名」がベストだったとは思いますが