今日の産経ニュース&高世仁に悪口する(2023年8/12日分)

【さくらリポート】「その場しのぎ」の岸田首相 石破氏との会食に保守派いらだち 岩田明子 - 産経ニュース
 「石破と会うなんて、岸田は保守派(安倍派や安倍支持ウヨ)への裏切りだ、秋の内閣、党人事で石破を登用するのか?(俺の要約)」とは安倍が死んだのに「安倍万歳の道をこれからも続けるのか?」と岩田には心底呆れます。しかもこれが元NHKですからね。


【最後の伝言~戦後78年】「多くの犠牲の上に今がある」 元航空兵に慰問文送った杉本智恵子さん(100) - 産経ニュース
 日本が戦争に勝利して戦争目的(東南アジアの領土化)を達成したのならともかくそうではない(むしろ海外植民地を全て失った)のだからこういう物言い(多くの人たちの犠牲の上に今がある)には全く賛同できませんね。
 何も「海外植民地を全て失って、天皇を象徴化し、国家神道を廃止し、日本共産党を合法化するため」に昭和天皇ら政府指導層は米国相手に自滅戦争を始めたのではないわけです。


【以心伝心】女性局フランス研修問題 岸田政権の「緩み」「たるみ」「おごり」の露呈だ 松井一郎 - 産経ニュース
 産経自ら特定政党(維新)に肩入れしてるのだから心底呆れます。

 秋本氏の疑惑解明は特捜部に任せたい。

 「第二自民の松井」らしいですが勿論、過去に「リクルート疑惑」等が国会で追及されたように、国会でも追及すべきだし、自民党も党として調査すべきです。

 女性局については、今からでも研修費用の党費負担分について、全額を自己負担に切り替えるべきだ。

 問題は「金の出所」よりも「研修の名目で観光していたこと」なんですが。「きちんと研修すべきだ」「今後は、このようなことがないように、まともな報告書を書かせるなど再発防止が必要」とならない辺りが松井らしい。また女性局で今回発覚したにすぎず、「他の自民党の研修旅行がまともだという保証」はどこにもないのに「研修旅行全体を自民党として調査せよ」と言わない辺りも松井らしい。それにしても維新が「この種の不祥事と無縁か」と言えば、むしろ逆なのによくもこんな偉そうなことが言えたもんです。


【「移民」と日本人】クルド人経営者「日本人がやらない仕事」 フェラーリ投稿で炎上も - 産経ニュース

 埼玉県川口市の在日外国人らが運営する解体資材置き場周辺で地域住民との軋轢が生じている問題で、解体工事会社を実質経営する30代のトルコ国籍のクルド人男性が取材に応じ、「(ボーガス注:いわゆる3K(危険、汚い、きつい)を理由に)日本人がやらない仕事をやっている」などと流暢な日本語で語った。
「日本人のやらない仕事を、日本人の業者から安いお金で下請けし、朝5時に起きて夜8時まで働いている」

 赤字部分は実際その通りだろうと思います。もはや「外国人は出て行け」で済まない状況でしょう。


アンコンシャス・バイアスの実態 「男らしさ」に苦悩の男性増加 - 産経ニュース

 「稼ぎが悪い」。
 大阪府内に住む男性会社員は数年前、仕事から疲れて帰宅するたび、妻になじられるようになった。
 「男は弱音を吐かない」という固定観念が頭をかすめ、妻の文句に耐え続けたが、限界が近づいていた。ある日、妻がいつものように苦情を口走った瞬間、男性は大声で怒鳴った。
 妻は子供を連れて家を出た。誰もいない自宅に帰る孤独感に生きる意欲も失い、休職に追い込まれた。男性は「悩みを打ち明けることを女々しいと思わず、相談していれば家族を失わなかったかもしれない」と悔いる。

 女性から男性へのDVというのも、いろいろ問題があるし、それがまた最悪の事態になることもある(宮崎家族3人殺害事件と岩手県の妻殺害事件)(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が触れていた「女性から男性へのDV(暴言による精神的DV)」の一種です。そして妻(稼ぎが悪い夫が恥ずかしい)も夫(悩みを内に抱えたまま休職)もその言動は「古臭いジェンダー意識=アンコンシャス・バイアス」の現れではあるでしょう。

 内閣府の昨年度の「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」でも、伝統的な男らしさを求める意識が根強い実態が浮かび上がる。
 男性の28・9%は「男性は人前で泣くべきではない」と考えていることも分かった。

 個人的には「思ったより少ない」「最近の岸田政権の支持率と同じくらいか(例えば内閣支持率26.6%、過去最低水準 時事世論調査 - 日本経済新聞*1参照)」ですね。もっといるかと思ってました。
 なお、他にも

立憲民主党性別に基づく思い込みや決めつけをしているのは主に男性
「女性には女性らしい感性があるものだ」(男性51.6%、女性47.7%)
「女性は感情的になりやすい」(男性35.6%、女性36.6%)
「デートや食事のお金は(ボーガス注:割り勘ではなく全額)男性が負担すべきだ*2」(男性37.3%、女性22.1%)

などの「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)」があったとのこと。アンコンシャス・バイアスについて一般に「男性>女性」の傾向が強いことが分かります。

 無意識のうちに周囲から「男らしさ」を植え付けられている現状を改善するのは容易ではない。
 広島大大学院の坂田桐子教授(社会心理学)は「女性の社会進出が進み、共働き世帯が増えた今でも、伝統的な性別役割は随所に残っている」と指摘。若年層でも、幼少期に観たアニメなど*3で父が仕事に出て、母は専業主婦という伝統的な性別役割に接し、無意識のうちにすり込まれているケースがあるという。

 赤字部分について言えば最近のアニメはよく知りませんが「サザエさん(フジ:1969年~)」「ドラえもんテレビ朝日:1979年~)」「ちびまる子ちゃん(フジ:1990年~)」「クレヨンしんちゃんテレビ朝日:1992年~)」はもろにこれです。
 まあ「ちびまる子」の場合は設定が「作者(1965年生まれ)の子ども時代(1970年代)」なので赤字部分は当然ですが、他のアニメは「時代設定は現在」ですからね。
 勿論

国民的アニメは「専業主婦」ばかり なぜ「共働き」家族がこんなにも少ないのか | キャリコネニュース2015.8.2
 はてな匿名ダイアリーそろそろ共働き夫婦の家族アニメができないものかというエントリーが投稿され、ネットで話題となっている。とはいえ長谷川町子氏が「サザエさん」を新聞に連載し始めたのは、終戦直後の1946年。テレビアニメは高度成長期真っ只中の1969年に始まっている。
 同じように、「クレヨンしんちゃん」の臼井儀人氏は1958年生まれ、「ちびまる子ちゃん」のさくらももこ氏は1965年生まれで、作者が(ボーガス注:専業主婦が当たり前だった)高度成長期に育った影響が作品にも色濃く出ている。

と言う要素はありますが。
 但し、

国民的アニメは「専業主婦」ばかり なぜ「共働き」家族がこんなにも少ないのか | キャリコネニュース2015.8.2
 共働きで、男性が家事をするアニメはないものか。最も投稿者の意見に合致しそうなものとしてあがったのは、うえやまとち氏の「クッキングパパ」だ。
 主人公の荒岩一味は、商社に勤めるサラリーマン。妻の虹子は新聞社*4勤務*5で、家庭の料理はおもに夫が担当している。手際よく仕上げる彼の料理が、登場人物たちの悩みを解決してくれるというのが定番の流れだ。テレビアニメは(ボーガス注:テレビ朝日で)1992年から3年間放映されたが、コミックの連載が85年から始まっていることを考えると、先進的な設定のマンガだった

なんて例も一応はあります。しかしクッキングパパも「連載漫画」としては長い(現在も連載中)のに「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」「ドラえもん」等と違いアニメとしては短期で終わったのは何故なんでしょうか?。
 勿論素直に考えれば「期待したほどの視聴率が取れなかったから」なんでしょうが、仮にそうだとして「何で取れなかったんだろう?」ですね。


【産経抄】8月12日 忘れてならない - 産経ニュース

 忘れてならないのは戦争体験だけではない。
「(拉致問題を)わがこととして考えてほしい」。
 拉致被害者横田めぐみさんの弟で家族会代表の横田拓也さんは10日、中学生が拉致問題を話し合う中学生サミットで訴えた。

 「はあ?」ですね。8/12と拉致と何の関係があるのか?(追記:後で説明しますが市川修一、増元るみ子氏が拉致された日(1978年8月12日:単なる偶然だがこの日に日中平和友好条約を締結)だそうです)
 ちなみに8/12に起こった重要事件は以下の通りです。

8月12日 - Wikipedia
◆1935年
 相沢事件。統制派の陸軍省軍務局長永田鉄山少将が皇道派の相沢三郎中佐に斬殺される。相沢は後に死刑判決
◆1957年
 朝日訴訟。国立岡山療養所に入所していた朝日茂(1913~1964年)が、月600円の生活保護では憲法第25条に規定する「健康で文化的な最低限度の生活」は営めないとして、国を相手どって提訴
◆1962年
 堀江謙一が小型ヨット単独無寄港太平洋横断航海に成功
◆1964年
 IOCアパルトヘイト(人種隔離政策)のため南アフリカを五輪から追放
◆1977年
 中国共産党第11回全国代表者大会が開幕。1976年10月6日の四人組逮捕で文革文化大革命)は事実上終結していたが、この大会で文革終結を正式に宣言
◆1978年
 日中平和友好条約が締結される
中国、日本に「干渉の排除」求める 日中平和友好条約45年で談話 - 産経ニュース
 日中平和友好条約締結45年 中国“新時代の中日関係構築を” | NHK | 日中関係
◆1985年
 グリコ・森永事件で犯行グループから「終息宣言」が送付され、以降動きが途絶える。
 日本航空123便墜落事故。乗客乗員520名が死亡
日航ジャンボ機墜落事故から38年 遺族ら慰霊登山 群馬 上野村 | NHK | 群馬県
 リモートでの慰霊登山も可能に 日航機墜落、38回目の夏の御巣鷹:朝日新聞デジタル
 日航機墜落38年、ろうそく灯し520人偲ぶ…遺族らが午後6時56分に黙とう : 読売新聞
 日航機墜落事故38年 空の安全守る、遺族ら決意新たに - 日本経済新聞
 日航機墜落事故から38年 走り書きの遺書、必死に耐えた涙 当時警察学校生・斎藤警部補が振り返るあの日:東京新聞 TOKYO Web
 日航機墜落38年、遺族登山 台風で崩落の道復旧 - 産経ニュース
◆1999年
 通信傍受法(盗聴法)が成立

【追記】

横田めぐみさん写真展での奇怪な出来事4 - 高世仁のジャーナルな日々
 8月12日は、鹿児島県から市川修一さんと増元るみ子さんが拉致されて45年になる。

だそうです。
 確かにググったら、
市川修一さん 増元るみ子さん 拉致から45年 救出求め署名活動 | NHK | 拉致
市川さん・増元さん拉致45年 照明さんが都内で署名活動 「ただ笑顔で暮らしたい」 - 産経ニュース
がヒットしましたが、まあ、世間的には無名でしょう。むしろ「同じ8月12日に起こった日航機墜落」の方が報道されてました。
 なお、「これから書く悪口雑言が大した分量ではなく」、別記事にするのが面倒なのでここで高世に悪口雑言します。

 るみ子さんの弟、増元照明さんが街頭で署名活動をする様子がニュースで流れた。
 本来、自ら救出「運動」などしなくてよいはずの被害者家族が街頭署名に立っていること自体に、政府は責任を感じるべきだ。

 誰も署名活動してくれと頼んでないし、「小泉訪朝前」ならまだしも今、署名活動なんか無意味ですし。「拉致被害者が取り戻せないこと」ならともかく、少なくとも「増元が勝手にやってる署名」に政府が責任を感じることは全くない。高世も本気で言ってると言うよりは増元への媚態でしょうが。
 当然、高世には
増元照明氏の暴走がひどい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2009.7.8
増元照明氏がちょっと・・・ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2011.2.20
のような増元批判は絶対にできません。
 また、未だに増元が田中均氏らを不当に敵視してるが故に「田中氏等への謝罪」もできないでしょう。
 そういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と批判されても仕方のないクズが高世です。

*1:別記事にも書きましたがまずは菅義偉首相辞任劇のように「内閣改造も解散もできずに退陣」に追い込みたい。勿論ポスト岸田が「菅辞任後、『新しい資本主義』でイメージチェンジを図り解散を打った岸田(立民党が議席を減らし枝野代表が辞任、後任代表が泉になったせいで今の立民の体たらく)」のような早期解散を仕掛けるリスクはありますし、今の立民では泉代表が辞任しない限り「惨敗の危険性」が高いですが「それはそれ、これはこれ」です。岸田を早期辞任に追い込むべきことは当然です。

*2:とはいえ小生(独身)も現在「某結婚相談所に入会(残念ながらまだ交際相手なし)」していますが相談所が配布する「デートの手引き」に堂々と「デートや食事のお金は(ボーガス注:割り勘ではなく全額)男性が負担すべきだ」と言う趣旨のことが書いてありますからね。小生も根が小心者なので「つまりこの手引きを前提に入会者は皆動いてる訳よね?(手引きと違うことやったら白い目で見られかねない訳よね?)」ということで「割り勘にしたい」と向こう(女性)が言わない限り小生の方で全額払ってます。ええ、小生はそういう「器の小さい人間」です。

*3:「など」が想定しているのは「テレビドラマや映画」でしょうがこの辺りはよく分かりません。

*4:1992年に休刊したフクニチ新聞がモデルの「ニチフク新聞」(作者は福岡県在住で、クッキングパパの舞台も福岡市)。なお、単なる偶然ですが、サザエさんが当初連載されていたのもフクニチ新聞です。(クッキングパパ - Wikipedia参照)

*5:週刊モーニングクッキングパパの熱心な読者ではない(アニメも見てなかった)ので俺的には「奥さんってそういう設定だったっけ?」ですね。