岸田政権、人権担当の補佐官が不在に 首相「公約」ポスト消滅の波紋 [岸田政権]:朝日新聞デジタル*1
先日の改造前までは中谷元*2が「首相補佐官(国際人権担当)」だったところ、先日の内閣改造でポスト自体が消滅したという話です。
公約したポストを消滅させるとは「あまりにも無茶苦茶」でしょう。
何のための公約なのか。せめて「設置したところ、補佐官ポストがそれほど必要ないことが分かった、公約は不適切だった」とか釈明したらどうなのか。
とはいえ、このポスト「国際人権担当」であり「外国を人権問題で批判するだけのポスト(しかもミャンマー軍政、エジプト軍政批判等はあまりせず中国や北朝鮮など自民党政権が敵視する国ばかり批判)」で「国内人権ノータッチ」のポストなので「不要な存在(なくしても問題ない存在)」の気はしますが(また、国際人権なら外相以下、外務三役が、国内人権なら法相以下、法務三役が取り扱えばいい気がします)。
遠山一さん死去 ダークダックスのゾウさん - 産経ニュース
失礼ながら既に故人だと思い込んでました。
ゾウさん(バス)は遠山氏の愛称で他のメンバーもそれぞれ愛称があります。
なお、遠山は芸名で本名は金井哲夫(後に改名し金井政幸)とのこと。
また、他のメンバーは以下の通り既に故人です。
ダークダックス - Wikipedia
【声の音程順】
◆高見澤宏(たかみざわ・ひろむ、1933年11月9日~2011年1月7日)
トップ・テナーで愛称はパクさん。
◆佐々木行(ささき・とおる、1932年2月18日~2016年6月20日)
本名:佐々木通正(みちまさ)。セカンド・テナーで愛称はマンガさん。
◆喜早哲(きそう・てつ、1930年11月8日~2016年3月26日)
バリトンで愛称はゲタさん。著書に『日本の美しい歌:ダークダックスの半世紀』(2007年、新潮社)
遺族「罰せられない理由分からず」 神戸5人殺傷、2審も無罪判決に - 産経ニュース
神戸5人殺傷事件で、殺人罪などに問われた男性被告(32)を(ボーガス注:心神喪失で)無罪とした25日の大阪高裁判決を受け、殺害された近所の女性=当時(79)=の50代の長男が「罰せられない理由が分からない」などとするコメントを代理人を通じて公表した。
長男は事件について1審神戸地裁判決が無罪としたことに衝撃を受け「高裁ならば正義にのっとった判決を出してくれる」と考えてきたが、この日の判決は「私たちの心をもう一度殺すに等しいものだった」とした。
その上で、被告が妄想を抱いていたとしても「それで人を殺して罰せられない理由が分からない」と心境をつづった。
これについては一審判決ですが
「被告は治療を」裁判長が説諭、遺族「納得できない」 神戸5人殺傷:朝日新聞デジタル
無罪判決が言い渡されると、傍聴席からは怒号が上がった。傍聴に来ていた遺族の一人という男性は報道陣に「驚きで何も言葉が出てこない」と話した。裁判所を出る際、「人を殺して、どうして死刑にならないのか。こんな判決は聞いたことがない*3」と叫んだ女性もいた。
亡くなった辻やゑ子さん(当時79)の長女と長男は「ただただ絶望しています。何の罪もない3人が無法に命を奪われたのに、犯人は法律で命を守られたことには到底納得ができません。私たちと同じような思いをする人がいなくなるよう、責任能力という制度と運用を、見直すきっかけにしてほしい」とのコメントを出した。
事件で重傷を負った女性(69)も代理人弁護士を通じてコメントを出し、「判決を聞いて、がくぜんとしました。4年間かけてようやく取り戻しつつあった安心と生活が一気に崩れ去りました。今後が不安でなりません*4。検察には控訴*5を検討していただきたい」とコメントを出した。
でも同様の感情論があります。感情的には分かりますが、精神に重大な問題があったのだから、減刑になるのは仕方ないと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(今回は無罪ですが)という話です。
この点は一審判決についての記事ですが
「被告は治療を」裁判長が説諭、遺族「納得できない」 神戸5人殺傷:朝日新聞デジタル
元刑事裁判官で法政大法科大学院の水野智幸教授は「犯罪行為をした人自身に『これが犯罪だ』という自覚がなければ、刑罰ではなく治療が社会にとって良いことだという考え方に立っている。これは、近代法の大原則だ」「今回のケースでは、被告が社会にいきなり出ることはなく、入院などの措置がとられると思う。感情として受け入れるのは難しいかもしれないが、刑法の考え方からすれば、やむを得ない判断だ」と述べた。
今回の裁判員の一人で、判決後に記者会見に応じた神戸市の男性会社員(46)は「世間の方々、ご遺族、被害者の方々には納得できない結果になったと思いますが、日本の法律上、心神喪失状態で無罪になったことは、ご理解いただきたい」と話した。
として指摘があります。こうした指摘をきちんと書いた点では朝日記事は評価できます。
正直「死刑相当犯罪(複数殺人)で心神耗弱で減刑(例:ペルー人の熊谷連続殺人で無期刑)」はともかく「死刑相当犯罪で心神喪失で無罪」など滅多にないですが。
また一審判決についての記事ですが
「被告は治療を」裁判長が説諭、遺族「納得できない」 神戸5人殺傷:朝日新聞デジタル
飯島健太郎裁判長は被告に対し「無罪にはなったが取り返しのつかないことをしてしまったことには変わりはない。そのことを忘れずに病気の治療にあたってほしい」と説諭した。
というわけで当然ながら被告人は治療を受けることになります。まあそれで納得できず「死刑しかない」と思う遺族が一部にいることは感情論としては理解できますが。
【追記】
神戸5人殺傷、検察が上告断念 「心神喪失」男性の無罪確定 - 産経ニュース2023.10.11
神戸市北区で平成29年、祖父母や近隣住民ら5人を殺傷したとして殺人や殺人未遂などの罪に問われ、1審に続き大阪高裁で無罪を言い渡された被告の男性(32)について、大阪高検が期限までに上告しなかったことが11日、高裁への取材で分かった。心神喪失状態だった疑いがあるとして刑事責任能力を否定した判決が確定した。上告期限は10日だった。
ということで無罪判決が確定しました。
バイデン米大統領、不支持率56% 内政面で不満 - 産経ニュース
まだ2024年大統領選までには時間がありますが「バイデンでは戦えない(民主党)」となって、泣く泣く出馬断念の可能性が出てきました。
【鑑賞眼】「あまちゃん」から10年、スペシャルコンサートでのん躍動 宮本信子らも - 産経ニュース
1)「ジャニーズ事務所の圧力(あるいはテレビ局側の自主規制、忖度)で退所者(例:新しい地図メンバー)のテレビ出演が減った」(現時点では噂レベルですが)のように「以前の所属事務所の圧力(あるいはテレビ局側の自主規制、忖度)」なのか
2)自らの意思でテレビ出演ではなく
のん (女優) - Wikipedia参照
【映画(最近の出演)】
◆私をくいとめて(2020年)
主演・黒川みつ子役
綿矢りさの同名小説(朝日新聞に連載)の映画化
◆Ribbon(2022年)
主演・浅川いつか役(また脚本、監督でもある)
◆さかなのこ(2022年)
主演・ミー坊(さかなクン)役
さかなクン初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』(講談社)の映画化
◆天間荘の三姉妹(2022年)
主演・小川たまえ役
髙橋ツトムの同名漫画(集英社グランドジャンプに連載)の映画化
という「映画や舞台」などの方面に力を入れてるのかはともかく彼女をテレビであまり見なくなったのは寂しく感じますね。
日々、気になる話題は絶えない。東京都港区が区立中学の修学旅行先を海外にする方針を決め、来年度はシンガポールに行くという。旅費は、家庭の負担を国内旅行と同じ程度とし、生徒1人あたり約50万円を区が補塡する。都内公立中学の修学旅行といえば、京都・奈良が定番だったが、「なぜ日本の古都を訪ねないのか」などと首をひねるのは、もう時代遅れなのだろうか
最近は海外修学旅行は珍しくないのですが私立ならともかく「公立」とは驚きです。
なお、小生の場合は「中学は京都、奈良(産経の言う定番)」「高校は広島、長崎」でした。
区民や保護者が納得するなら「他人がどうこういう話」でもないですが、「50万も区が補填してまで」行くべきなのかは争いのあるところでしょう。
なお、シンガポールと言えば
が扱った「日本軍の戦争犯罪」のあった場所ですが、「自民区長」では「多分そういう場所には行かないのだろう」と思います。
「そこ(日本軍の犯罪について触れた場所)」を修学旅行のメインにしろとは言いませんが個人的には「訪問するくらいはして欲しい」ですね。
別の日には、馬を愛する同僚もびっくりの詐欺事件が報じられた。競馬の着順を「予言」できると噓を言い、準備金名目で約1千万円をだまし取られた被害者もいる。インターネットによる地方競馬の動画中継サイトでは、生中継といっても40~60秒程度の遅れが生じる場合があり、「時間差」を悪用した
現在、週刊漫画ゴラクに連載中の漫画『バクチグイ』でこれとほとんど同じネタがありました。
但しネタは「競馬ではなく米国プロ野球」で、こうした形の詐欺ではなく「インチキ博打(投手から打者がヒットを打てるかどうかという形の博打で、胴元側が衛星中継での時間差を悪用)」という形の詐欺でしたが。
ということで気づいたと思いますが今回の産経抄には「統一的なテーマ」は何もありません。
「最近のニュースから思いついたことをとりとめなく書いていく」という記事です。