【拉致問題の現場から】(2)家族からの警告「北にも時間はない」 救う会・西岡力会長 - 産経ニュース
横田早紀江
(病気で入院したときに)先生から、「そんな年齢で(人前に出て声を上げて)活動している人なんかいません。(活動を続けるのであれば)退院させません」と言われたのですが、「そういうわけにはいかないんです。命がけで闘っているんです」と言って、退院させていただきました。本当に、命がけで闘いたいと思います。
早紀江のバカさには心底呆れます。命を賭ければ問題が解決するなら誰も苦労しません。
なお、早紀江の話が事実だとしたら医師も「もはや面倒見切れない」「死んでも俺のせいじゃない」「警告なら事前にした」と完全にさじを投げたのでしょう。早紀江とその周辺はそうは考えてないようですが。
私は、安倍氏がその後、首相を辞されたタイミングで1対1でお会いし、以下のように聞いた。
「生存情報が伝えられたことは本当だが、それで終わりにしてくれという条件だった。そのようなことを、のめるわけがない」
だったら何故安倍が生前そう言わなかったのかと言うことです。それどころか、安倍も「西岡ら救う会」も安倍生前には「田中実、金田龍光さんの生前情報」については何一つコメントせずに徹底的に無視し続けました。どう見てもこの話は「西岡の虚言」です。
横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会代表)
「連絡事務所」や「合同調査委員会」などの設置は必要ありません。
何故「必要ない」のか全く分かりません。むしろ拉致解決に資するでしょう。
「未認定=国内で既に40人以上発見され、一人たりとも北朝鮮拉致でなかった特定失踪者」であり「お前はアホか(横山ホットブラザーズ)」と心底呆れます。
◆西岡力(巣くう会会長)
私たちは「北朝鮮による拉致被害者の即時一括帰国」、この目標のために国民運動を続けている。どのような方法で実現するのか。3つの方法がある。一つ目の方法は「実力による救出」だ。次が交渉による救出で「核開発を阻止することを目的とした米国の圧力を背景にして日米が連携して行う交渉」が2つめの方法だ。そして、「核問題と切り離して日本単独で行う交渉」が3つめの方法だ。
「実力による救出」を見よう。拉致は明確な主権侵害だから救出作戦は自衛権の行使*1だ。ただし、全被害者のリストがいまだなく、何より今どこにいるかについての情報がない中で、平時の救出作戦は不可能だ。北朝鮮で混乱事態が起きたり、北朝鮮軍が韓国に全面的な軍事攻撃をしかけたりして、米韓軍が北進するような事態*2が発生した場合は別だ。そのときには、自衛隊による救出作戦が決断されうる。米韓軍による救出もこれに含まれる。
西岡ですら「全被害者のリストがいまだなく、何より今どこにいるかについての情報がない中で、平時の救出作戦は不可能だ。」としている点が興味深い。
なお「有事の場合」においても西岡が「見捨てるわけにはいかないから救出に動かざるを得ない(俺の要約)」としており「救出できる」とはしていないことに注意しましょう。
勿論「居場所も分からない」のに「有事だから救わないと行けない、とにかく自衛隊を出す」で救出は無理でしょう。
結局「有事にしないこと」「平時に交渉で救出すること」以外に現実的手段はない。
なお「2」と「3」についていえば、「米朝の核問題を巡る交渉」とリンクすることが解決に資するならリンクさせるし、リンクさせない方がいいならリンクしないだけの話です。
まあリンクすると「米国の意思に制約」されるので「リンクしない方がいい」と思いますが。
小泉訪朝もリンクはしてないでしょう。
横田哲也
イスラエルはまず軍隊を出動させて、「絶対に取り戻す」という姿勢があるので、取り戻せるのだと思っています。
イスラエルのやり口が「無法」と非難されてるのに褒め称えるとはどれほどバカなのか。
それにしても
今日、あなたは空を見上げましたか - 高世仁のジャーナルな日々
ガザでのジェノサイドは止まらない。ここまでたくさんの女性や子どもが死ぬのは、イスラエル兵が、ゴキブリを退治するような感覚で殺しまくっているとしか思えない。
とイスラエル批判をしていた高世仁もこうした「横田哲也の非常識さ」には頭が痛いでしょう。もはや高世も拉致問題からは完全に手を引きたいのではないか。