「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2024年1/30日分)

除名再審査山下報告の「三つの非」・7 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 志位氏が指弾されるどころか、議長職にまで登り詰める立派な合憲論*1を述べたというなら、私の合憲論が除名に値することとの整合性はどこにも存在しないのではないだろうか。

 また「俺が除名されるなら志位も除名されるべきだ」と寝言です。
 過去の反党分子とは違い「俺と志位の考えに大した違いは無い」と強弁する点が興味深い。しかしそれでは「志位氏に批判的な人間(典型的には党外の他党支持者)」は松竹を支持しないし、志位支持者も「嘘をつくな!」「詭弁を吐くな!」「ならば何故志位氏に内部で意見具申せず、いきなり文春新書を出したんだ!」と支持しないのだから哀れです。
 なお、上記は「土方歳三」名義で松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」と言う松竹の嘘には心底呆れます。


除名再審査山下報告の「三つの非」・6 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 私が『シン・日本共産党宣言』で提示したことは、すべて志位氏が最初に明言した問題を私なりにかみくだいて豊かにしようとしたものであって、それなのに一方の志位氏はなぜ何のおとがめもなく、他方の私は除名という最高の処分を受けなければならないのかということだった。

 主張が意味不明です。志位氏と討議したわけでもないのに「俺の安保施策主張は志位の主張を発展させたものにすぎない」「俺が処分されるのなら志位も処分されるべきだし、志位が処分されないなら俺も処分されるいわれはない」。
 本気でそう思うのなら何故文春新書で刊行する前に志位氏に意見具申しなかったのかという話です。
 どう見ても「具申しても志位には受け入れられない」→「外に持ち出せばベストセラーになるかもしれない」「立民の泉代表、社民の福島党首、れいわの山本代表、市民連合の幹部、マスコミ等が俺を支持して志位に『安保施策での松竹の意見を受け入れろ』と言うかもしれない」「そうなれば志位も渋々でも俺の主張を受け入れるかもしれない」という「黒い企み」があったとしか思えない。
 勿論志位氏ら党幹部もバカではない。俺が想像してるようなことは当然想像してるでしょう。
 実際にはベストセラーにならず、党内は勿論党外でも松竹支持者も少なく、勿論「立民の泉代表、社民の福島党首、れいわの山本代表、市民連合の幹部等が『安保施策での松竹の意見を受け入れろ』と言うこと」もなく、松竹は反党行為で除名ですが。
 百歩譲って松竹の主観ではそうだとしても、客観的には「奴のやったこと」は「いわゆる原作レイプ(志位氏への侮辱行為)」ではないのか(但し、恐らく主観でも「志位氏の見解を発展させただけ」ではなく嘘八百でしょうが)。
 最近も日本テレビのドラマ「セクシー田中さん」の原作マンガの作者「芦原妃名子*2」が「ドラマ化された内容」が自分の考えに反してるとして「日テレへの憤りの思い」をツイートした後、自殺(日テレのトラブルが一因ではないかと疑われているが、自殺理由は今のところ不明(遺書などがなければ今後も不明かもしれない))しましたが、たとえるなら「松竹の行為=日テレの原作レイプ」「志位氏=芦原氏」ではないのか(なお、小生は今回の自殺が起きるまで芦原氏について知らずドラマも未見です)。
 違いがあるとすれば芦原氏が「ドラマ化不許可」という強硬措置を発動せず、また精神的苦悩から自殺したのに対し、志位氏は松竹の無礼を許さず除名に動いたことです(勿論「志位氏の一存で除名」ではないでしょうが「安保施策で志位と俺の考えは同じだという松竹のデマは許せない」という志位氏の怒りも除名に影響したのではないか)。
 いずれにせよ松竹も「もはや終わったな」ですね。
 「俺と志位の路線は大筋では変わらない」では志位氏に批判的な層(党外の他党支持層が典型)の支持は確実に得られません。
 一方で党支持層の多くは松竹のそんな主張を支持しない(俺もその一人ですが)。
 「共産支持層でありながら何故か松竹に好意的な層(神奈川の大山氏とか?)」が松竹が今や「獲得に力を入れてる層」なのでしょうがそんな層は明らかに少数派でしょう。
 なお、上記は「土方歳三」名義で松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」と言う松竹の嘘には心底呆れます。
 なお、日テレの件についても簡単に述べておきます。
 こちらは松竹とは違い、主観的には「原作者の考え」と「視聴率獲得」のバランスを取ろうとしていたのであり、「原作者無視の原作レイプ」ではなかったかもしれません。そもそも「砂の器」で「原作では死亡していた本浦千代吉が映画では存命」のように「原作と映像化の違い」は必ずしも悪いことではない(勿論あれは当然、松本清張の了解を得ていますが)。
 また、問題究明は必要でしょう(そして現時点ではそれについて日テレも小学館も後ろ向きなことには怒りを覚えます)が、それは日テレ関係者(ディレクター、プロデューサー、脚本家等)や小学館関係者(芦原氏の担当編集者等)をつるし上げるような、人格否定的な代物ではないことが必要です。「勿論批判は必要」ですし、真相解明に後ろ向きな彼らには怒りを覚えますが、彼らも勿論、芦原氏を自殺させたかったわけではない。

「もう世に出てくるな」「詫びろ」芦原妃名子さん死去で誹謗中傷 脚本家のSNSにコメントつけた文筆家「家族も身の危険感じている」: J-CAST ニュース【全文表示】
 2023年10月~12月放送のドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系)の原作者で漫画家・芦原妃名子さんの死去をめぐり、同作で脚本を務めた相沢友子氏のSNSにコメントをした人に対しても誹謗中傷が相次いでいる。そのひとりが文筆家で写真家の泉美咲月さん。1月30日、インスタグラムでコメントを書き込んだ経緯を説明し、「今や家族も身の危険を感じております」と訴えた。
 泉美さんは「私は執筆業を致しておりますが、ドラマ『セクシー田中さん』で作品を知り、励まされた、いちファンに過ぎません。ましてやテレビ制作関係者でも、芦原先生、相沢友子先生との面識もございません」などと前提を説明した上で、プライベートでは「心労過労が重なり不調を覚え2023年7月より、鬱の治療を受けております」と明かした上で、「10月よりリモートワークに切り替え、心身の健康を取り戻すことに専念しておりました。その間、好きなベリーダンスに関したドラマが始まったと知り、視聴したところ、大変感銘を受けました」と視聴に至った経緯をつづった。

といった嫌がらせは論外です。
 以下の指摘には全く同感です。

[B! 炎上] 「もう世に出てくるな」「詫びろ」芦原妃名子さん死去で誹謗中傷 脚本家のSNSにコメントつけた文筆家「家族も身の危険感じている」
◆sunagi
 一部のブコメ、誤読してない? この人は脚本家じゃなくて事情を知る前に脚本家のインスタに「はじめまして。毎週楽しみにしていました。」って書き込んだただのドラマファンだよ。俺は何も悪くないと思ってるよ!*3
◆molmolmine
 この人1ミリも間違ってないでしょ。自分が楽しんでたドラマの脚本家が大変だったって弱音吐いてたらそら労りの一言くらいかけるでしょ。原作者の言い分見たのはコメント書いた後だし。
◆www6
 原作じゃなくてドラマのファンだし、原作者を攻撃もしてない。お前らはいい加減にしろ
◆moonieguy
 残念ながら原作ファンでないドラマのファンはこういう感想になって当たり前でしょ
◆tune2011
 そういう風に詰めるなら然るべき矛先は個人じゃなくてテレビ局と小学館だと思う
◆maninthemiddle
 この件、組織運営の問題なので脚本家個人ではなく日テレがフォーカスされるべき対象
◆kei52588
 攻撃してる人たちの何割ぐらいがドラマを見ていて、何割ぐらいが原作読んでるんだろうね?この件はあるに限らずだけど、他者を攻撃したいだけの人も一定数いる気がしてしょうがない
◆eiki_okuma
 坊主憎けりゃ袈裟まで憎しどころか寺を拝んだ客まで憎しの様相
◆ai_math_running
 この件で脚本家を責めている人たちは、脚本家が実際にどういう注文を受けて仕事をしていたかを知った上でやってるのかな。何も知らず推測でストーリーでっちあげて責めてるなら誹謗中傷よ

漫画家・芦原妃名子さん死亡の報を受けて「脚本家のせい」がトレンド入りするのは最悪の流れ(篠原修司) - エキスパート - Yahoo!ニュース
 今回の悲しい出来事について、遺書のようなものも見つかっていることから警察では自殺とみているとのことですが、自殺の原因が何だったのかは現時点では分かっていません。
 『X』ではドラマの脚本をめぐってトラブルになっていたことから「脚本家のせい」と考える人が多いせいかトレンド入りし、また、「プロデューサーの責任だ」と言った声もあがっていますが、繰り返しますが原因はわかっていません。
 誰かを攻撃するような段階ではないのです(もちろん理由がわかったからと言って特定の個人を攻撃して良いわけではありません)。
 亡くなられたご本人が「(誰かを)攻撃したかったわけじゃない」という言葉を残しているなかで、残された人たちが「脚本家のせい」と攻撃することを芦原妃名子さんは望まれているでしょうか?
 理由も分かっていないなかで、「脚本家のせい」と脚本家の方を攻撃して何が解決するのでしょうか?
 (脚本家が自殺するという)最悪の事態がもう1度起きる恐れができるだけであり、そのことについて「脚本家のせい」と攻撃をした人たちが責任を取るわけでもありません。
 このような悲劇を繰り返さないためにも「どうしてそうなったのか?」を調べ、その解決策を考えることは重要ですが、一般ユーザーによる犯人探しやそれにともなう誹謗中傷は何も生み出しません。

[B! 炎上] 漫画家・芦原妃名子さん死亡の報を受けて「脚本家のせい」がトレンド入りするのは最悪の流れ(篠原修司) - エキスパート - Yahoo!ニュース
◆zyzy
 (日テレの)組織改善を迫るべきであって脚本家という個人を叩くのはヤバいだろ、に尽きる
◆hiro7373
「脚本家のせい」って言って今度はその人が自殺したらどうするんだ。責任取れないのに
◆sisya
 脚本家の人にどういう話が行っているのかわからない以上、脚本家の人に責を問うのは早計すぎる

 とはいえ、共産に対しては居丈高に「松竹除名は不当」と抜かすマスコミの多くが「人が一人死んでる」のにろくに日テレや小学館をろくに批判しないのには呆れますね。
 「自分たち(マンガ出版の講談社集英社等、NHK、TBS、フジテレビ、テレビ朝日テレビ東京等、テレビ局各社)もドラマ化、アニメ化に際して似たり寄ったりの原作レイプをしてるからか?」「小学館を怒らせて小説やマンガのドラマ化、アニメ化に支障が出るのを恐れてるのか(NHK、TBS、フジテレビ、テレビ朝日テレビ東京等、テレビ局各社)」と疑いたくなります。
 一部を除いて「マンガ家からろくに批判が出ないこと」など「出版各社が漫画家を恫喝して黙らせてるのではないか」と疑いたくなりますが「田村氏の大山批判」をパワハラ呼ばわりしたkojitakenなどがそうした批判をしないことが何ともかんとも。
 kojitakenなど所詮「ただの反共分子」ということではあるでしょう。

*1:志位氏の主張は「自衛隊違憲」だが「野党共闘に当たっては棚上げ」というものなので是非はともかく合憲論ではない。

*2:1974~2024年。小学館別冊少女コミック』1994年10月号に掲載された「その話おことわりします」でデビュー。2004年、「砂時計」小学館漫画賞少女向け部門を受賞。2007年には、同作品がTBS系「愛の劇場」枠でテレビドラマ化され、2008年には東宝系で映画化された。2012年、「Piece」で2度目となる小学館漫画賞少女向け部門を受賞し、日本テレビで「Piece」がテレビドラマ化(芦原妃名子 - Wikipedia参照)

*3:勿論脚本家であっても、そして脚本家側に何らかの非があったとしても礼節を持った批判ならともかく「人殺し」「もう世に出てくるな」等という「人格否定の罵倒」は許されません。