今日もkojitakenに悪口する(2024年7/24日分)

立民 枝野前代表 党代表選の立候補「熟慮している」(NHKニュース, 7/25) - kojitakenの日記

 「政局よりも政策」と言い出す人に限って政策など政局のためのダシにしかしないことが多い。その代表的な悪例が民民代表の玉木雄一郎である。

 「政局の議論」をしたら「政策の議論ができない」と言うトレードオフ関係には無く「政策の議論をしろ=政局の議論をするな」ではないので相当にレベルの低い詭弁です。単に「kojitakenは政局に興味があるが、政策には無関心」なだけ、そしてそのことに「後ろめたさを感じながら、にもかかわらず詭弁で正当化したい」だけでしょう。
 例は何でもいいですが
遺族厚生年金の男女差をなくすという自民党政府のおためごかしを多くの報道業者が無批判に伝えてますが、 #遺族厚生年金改悪に反対します 。 #マスメディアへの不信 #自民党に投票するからこうなる - 村野瀬玲奈の秘書課広報室(村野瀬玲奈氏:年金問題
新型コロナの第11波到来。全国で10週連続で感染者数は増加し、東京では新規感染者数1日1万人を突破。9月に感染者数の10月に死者数のピークが来る。岸田政権は検査・治療・ワクチンの費用補助を再開すべきだ - Everyone says I love you !(宮武嶺:コロナ対策、なお、宮武と同様の主張として例えば、赤旗主張/コロナ感染第11波/重症化を防ぐため公費負担を
などはちゃんと政策の議論をしているわけです。kojitakenも彼らを「玉木の同類」とは評価しないでしょう(特に『親しい関係』にあるらしい宮武は)。
 問題は「政策の議論そっちのけ」で

自民党総裁選挙】
「『総裁に希望する人』という世論調査で支持トップで、石破派ボスの石破元幹事長」
「前回の選挙に出馬した河野デジタル相、高市経済安保相、野田元総務相
「茂木派ボスの茂木幹事長(第二次安倍内閣経産相自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相など大臣、党三役を歴任)」
「岸田派幹部で大臣(福田内閣防衛相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相)を歴任した林官房長官」らの誰が選挙に出るのか
【立民党代表選挙】
元代表の枝野(現在、立民党「つながる本部」特別参与)」
「最高顧問の野田(元首相)」
「党三役の岡田幹事長(元民主党代表)、長妻政調会長
「前回の選挙に出馬した逢坂代表代行(元政調会長)、小川元政調会長、西村代表代行(元幹事長)」らの誰が選挙に出るのか

と言う話がされることでしょうに。「政策の議論ゼロ」の政局話なんて意味があるのか?

 組織においては権力闘争が行われていることの方が当たり前なのであって、それは可視化された方が良い。

 「kojitakenのような輩が政局の話ばかりすること(政策に無関心であること)」と「党内(立民党でアレ、何処の党でアレ)の権力抗争の可視化」と何の関係もないので相当にレベルの低い詭弁です。

 代表選を無投票にしたりすると、その方が外部からの敷居が高くなって政党に寄り付かなくなる。

 「はあ?」ですね。「自民党総裁選」は過去において
三木武夫(椎名*1副総裁のいわゆる椎名裁定 - Wikipedia)」
鈴木善幸(西村*2副総裁のいわゆる西村裁定 - Wikipedia)」
「中曽根、海部、河野、橋本、小泉、安倍晋三の再選(候補者が出ず無投票再選)」
竹下登(中曽根首相のいわゆる中曽根裁定 - Wikipedia)」
宇野宗佑(竹下首相のいわゆる竹下裁定 - Wikipedia)」
等は総裁選をやっていません(自由民主党総裁選挙 - Wikipedia参照)が、その結果、当時、自民党支持率は下がったのか。「長期政権の中曽根、小泉、安倍が分かりやすい」ですがそんなことは必ずしもない(なお、竹下、宇野が短命に終わったのはそれぞれ「リクルート事件」「女性醜聞」が理由で中曽根裁定、竹下裁定が理由ではないでしょう)わけで、根拠に欠けるkojitakenの主張です(代表選挙自体はやった方がいいとは思いますが)。

 その最たる例が共産党であって、立民は支持層の高齢化に苦しんでいるが共産党はそれがさらに顕著*3だ。

 「はあ?」ですね。
 その理屈だと「党首選挙」をやっているが党勢(国会や地方の議員数、世論調査での支持率)が共産を下回る社民党はどう理解されるのか?
 まあ過去には党首選の結果「吉田忠智」「又市征治」など「福島氏以外」が党首になったモノの、最近は「福島党首の無投票再選が多い」(社会民主党 (日本 1996-) - Wikipedia参照)とはいえ、これは「福島氏が、再選時の安倍のように立候補潰しをしている」のではなく「火中の栗を拾う人間が福島氏以外にいないという人材難」が理由でしょう。「党首選をやれば全てがバラ色」なら誰も苦労しません。そしてここまで、kojitakenが悪口する日本共産党が「国会議席数や世論調査支持率で立民、維新に次ぐ野党第三党(自民補完勢力・維新は野党の名に値しないと思いますが)」であることをどう理解しているのか。
 はっきり言えば「共産の高齢化」の大きな要因は「共産の内部要因」よりも「左翼(例:日米安保廃止)など時代遅れ」という「大手マスコミの論調」など外部要因が大きいのでは無いか。共産にのみ問題があるなら「議席数や支持率が共産より多い、共産より元気な左翼政党」があってもおかしくない。
 実際、過去には「社会党」という「共産より元気な左翼政党」があったわけです。一方、今「議席数や支持率が共産より多い、共産より元気な左翼政党」なんて何処にも存在しない。立民は左翼とはとても言えないでしょう。

弁護士 藤原のりまさ(立憲民主党 一宮市 岩倉市)
 立憲民主党は多様性を尊重すると綱領にある(1.基本理念)。レイシストを受け容れたとしたら綱領の自己否定である。

弁護士 藤原のりまさ(立憲民主党 一宮市 岩倉市)
 レイシストは願い下げである。#小山千帆

弁護士 藤原のりまさ(立憲民主党 一宮市 岩倉市)
>党幹部や県連(中略)が面談を重ねてきた。
 クルド人排斥に加担した過去。しかも昨年だ。
 一体全体何のための面談だったのか。面談の担当者は猛省していただきたい

 なんと立民は衆院愛知15区総支部長に「クルド人意見書に賛成して新選組を離党した埼玉県川口市議を任命したというのである。こんな人をかつて在籍させていた新選組も大概だが、その人をスカウトした立民愛知県連やそれを承認した泉執行部は何を考えているのだろうか。

 kojitakenも既に気づいているかもしれませんが、

弁護士 藤原のりまさ(立憲民主党 一宮市 岩倉市)
【ご報告】
 立憲民主党本部選挙対策委員会(大串博志委員長)からの強い指導により、下記のとおりご報告いたします。
①小山千帆*4埼玉県川口市議がクルド人問題を念頭に置いた「一部外国人による犯罪の取り締まり強化」を求める意見書(参考資料として添付)に賛成した件についての令和6年7月26日付4ポストを削除いたします。
②同市議を「レイシスト」と断じたポストを当アカウントにおいて投稿したことは衆議院支部長として不適切であったことを認め、「投稿」に関し陳謝いたします。
③①については、本日(令和6年7月27日)中に削除するものといたします。

道産子ナオ
 「クルド人」意見書に賛成してれいわ組を追われた川口市議会の議員を衆院選小選挙区候補に擁立?。レイシストを擁立するなんて。立憲民主党はいったい何を考えているのだろうか?。ワラ先生は間違ったことなんて言っていない。
 特定の外国人(ボーガス注:クルドのこと)を狙った意見書に賛成した人間を党の候補者にした立憲民主党の方こそ間違っている。
 最近の立憲民主党はどんどんと右の方へとすり寄ってばかりいるな。

道産子ナオ
 特定の外国人(ボーガス注:クルドのこと)へのゼノフォビアを煽る意見書に賛成した時点でレイシストの烙印を押されても仕方がない。そしてレイシストを「レイシスト」と主張した藤原さんを処分した立憲民主党レイシズムに加担していると言わざるを得ない。レイシストを「レイシスト」と批判しただけに過ぎないワラ先生を封じようとする立憲民主党には憤りしか感じないな。

道産子ナオ
 立憲民主党が綱領で掲げている「共生社会の実現」に反するような意見書に賛成したレイシスト小選挙区の予定候補者にし、それを批判した立憲民主党の予定候補者(ボーガス注:藤原氏のこと)を「立憲の名誉を毀損」と考えるコア支持者って、あの意見書が差別的だとは考えないのだろうな。

道産子ナオがリツイート
◆はらまこと・日本共産党(ボーガス注:愛知県)瀬戸市議会議員
 はっきりと差別主義には異を唱えるという点で藤原さんが信頼できる共闘のパートナーだとあらためて確認できた。
 差別主義に反対するのは、あれこれの政策の違いを乗り越えて必要不可欠な一致点だ。いくら政策が近くても差別主義者と共闘するのは私には無理だ。

道産子ナオがリツイート
影書房
 小山千帆氏擁立の件で藤原のりまさ氏に「強い指導」をされたそうですが、どのような指導をされたのか、「意見書」に賛成した小山氏をレイシストではないというのなら、特定の民族(ボーガス注:クルドのこと)を念頭に「取り締まりを強化」することをあなた(ボーガス注:大串選対委員長のこと)はどう思っていらっしゃるのか、教えていただけますか?

道産子ナオがリツイート
◆鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中
 立憲民主党レイシストを公認する政党であるということ。そしてクルド人をはじめとする在日の外国人に対するヘイトを煽る政党であるということが証明された。今後は国民民主や維新と同様、野党とは見做さない。今後、立憲はヘイト政党と見做します。

道産子ナオがリツイート
◆sanaru
 立憲民主党としては、候補者が川口市議時代に「ヘイト条例」に賛成したことを不問にするということか。差別に寛容な政党は信用を失うと思うけど、それでいいのか。

だそうです。俺にとって「立民を支持しない理由(その結果として共産支持)」がまた一つ増えました。
 そもそも「レイシスト」云々は置くとしても

道産子ナオがリツイート
◆neko
 川口市議1期目を1年で放り出して愛知で出馬ってのも異常では?

等が指摘するように、何で「川口市議(それも、立民では無く、過去にれいわ所属)」を埼玉県選挙区ならともかく、愛知県選挙区に落下傘候補で立てるのか。勝つ気があるのか怪しいと思いますね。「レイシスト」云々は置くとしても「そんな落下傘で勝てるか!」と立民支持層も呆れてるのでは無いか。
 なお、「泉執行部」と書くkojitakenは「枝野は執行部でない」として枝野をかばいたいのかもしれませんが、「何もしないで傍観してる枝野」も十分、「批判に値する態度」です。
 なお、「執行部」にkojitakenが誰を入れてるのか知りませんが、少なくとも「岡田幹事長、長妻政調会長(以上、党三役)、逢坂、辻元、西村代表代行、大串選対委員長」は「選挙関係の執行部」に入るでしょう。


「野田佳彦議員と小沢一郎議員が代表選で推す粘り強い交渉が上手な40代議員がいるといった動画を目にしたが、一体誰なのだろうか?」(笛吹打弦奏者さんのX) - kojitakenの日記*5
 随分と立民の代表選挙に興味があるモンだと苦笑します。
 俺は
1)まだ代表選挙は大分先(9月予定)で、誰が出馬するかも不明(枝野*6前代表など下馬評ならあるが、公式に出馬表明した人間はまだ誰もいない:泉*7代表が再選狙いで出ることだけは確かでしょうが)
2)そもそも立民党の党員、サポーターでないので選挙権もない
ために全く興味は無いですが。kojitakenや「類友」宮武嶺は党員やサポーターで選挙権があるんですかね?

 野田*8は敵味方論理によって小沢*9とだって平気で手を組める人であって、このあたりは保守政治家は決して躊躇しません。かつて野中広務*10が(ボーガス注:小渕*11自自公連立で)小沢と手を組んだのと同じです。

 まあ野田はともかく、野中も小沢もどちらも「ルーツは竹下派」ですからね。
 ついでに言えば
1)「反自民」を理由に日本新党(細川代表は首相)、新生党(羽田党首は細川内閣副総理・外相、また他にも藤井裕久*12蔵相、畑英次郎*13農水相熊谷弘*14通産相中西啓介防衛庁長官が入閣)、新党さきがけ(武村代表は官房長官、また鳩山代表幹事が官房副長官)と言った保守派と手を組んだ社会党(細川内閣で社会党からは伊藤茂運輸相、五十嵐広三*15建設相、佐藤観樹自治相、上原康助北海道・沖縄開発庁長官、久保田真苗経企庁長官が入閣)
2)「反小沢」を理由に自民党と手を組んだ社会党(自社さの村山、橋本政権)
3)「反小沢」を理由に中里長門氏が当選した陸前高田市長選で自民と手を組んだ共産
4)「反維新」を理由に自民と大阪市長選で手を組んだ共産
等のことを無視して「保守政治家は躊躇しません」というのも「何だかなあ」ですね。
 是非はともかくその辺りは左派(社会党共産党)だって「場合によっては躊躇しない」と思いますが。

*1:戦前、商工次官。戦後政界入りし、岸内閣官房長官、池田内閣通産相、外相、佐藤内閣通産相、外相、自民党政調会長(池田総裁時代)、総務会長(佐藤総裁時代)、副総裁(田中、三木総裁時代)等を歴任

*2:池田内閣厚生相、佐藤内閣建設相、田中内閣国土庁長官福田内閣行管庁長官、自民党副総裁(大平、鈴木総裁時代)等を歴任

*3:「顕著」と決めつける客観的データがkojitakenにあるのかと言えば、恐らく何もないでしょう。

*4:彼女については以前れいわ新選組(埼玉県川口市議会)の無茶苦茶さに呆れる、ほか(2023年7/30日分) - bogus-simotukareのブログで批判的に触れました。

*5:そんなことは代表選でわかることでしょうから今からあやふやな情報で憶測するのは馬鹿げています。

*6:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表を経て立民党「つながる本部」特別参与

*7:希望の党、国民民主党国対委員長、国民民主党、立民党政調会長等を経て立民党代表

*8:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)等を経て立民党最高顧問

*9:中曽根内閣自治相、自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党幹事長、党首、自由党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)、「国民の生活が第一」党首、「生活の党」党首等を歴任

*10:村山内閣自治相、小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁時代)等を歴任

*11:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相党を経て首相

*12:細川、羽田、鳩山内閣で蔵相

*13:羽田内閣で通産相

*14:羽田内閣で官房長官

*15:村山内閣で官房長官