<主張>教員「残業代」増 指導力の向上が不可欠だ 社説 - 産経ニュース
残業代支払いは当然の話であって「指導力向上」とは全く関係ない。そもそも民間企業でこんなことを言ったら「能力がない奴には残業代を払わなくていいのか」と非難されるでしょうに。
東大名誉教授の伊藤隆さん死去 91歳 ファシズム論争、歴史教科書の改善運動に関わる - 産経ニュース
伊藤も晩年は露骨に右翼運動に関わり完全に晩節を汚しました。それ以前は批判派においても「それなりにまともな学者」扱いだったでしょうが。
<独自>保護司の報酬制導入見送りへ 改革、大幅に後退 29日に最終報告書案提示 - 産経ニュース
「制度変えたくないのか」 現役保護司らが批判、法務省報告書案で報酬制導入見送り - 産経ニュース
赤旗女性相談支援員の処遇劣悪/多くの自治体 国基準以下/国が初の給与調査
こうした使うべき所(保護司や女性相談支援員)に金を使わず「大阪万博や大軍拡」ですから、全く腹立たしい。いつまで保護司をただ働きさせれば気が済むのか。
北岡伸一(東京大学名誉教授) 私の履歴書(25)集団的自衛権 東京大学名誉教授 - 日本経済新聞
安倍晋三首相のもとで、いろいろな仕事をした。2006年の第1次政権では国家安全保障会議の設計に加わり、石原信雄*2座長、塩崎恭久*3官房長官、小池百合子*4国家安全保障担当首相補佐官と議論を進めた。首相の病気退陣*5で実現に至らなかった。
2012年に発足した第2次政権は再び、この課題に取り組んだ。
北岡が「安倍とべったりの改憲右派であり、それを恥ずかしいと思ってないこと」はよく分かります。
勿論「安倍批判派」「護憲派」の俺にとって北岡は批判の対象です。それはともかく、『後藤新平*6』(1988年、中公新書)、『清沢洌*7(増補版)』 (2004年、中公新書)等の著書があり、 「それなりに才能がある北岡(東大名誉教授)」はともかく「学者と言うより右翼活動家の島田洋一(福井県立大名誉教授)」などはさすがに安倍もブレーンとしては重用しなかったわけです。
<主張>セブン買収提案 日本企業に対する警鐘だ 社説 - 産経ニュース
1)セブン&アイは経営危機にあるわけではなく、また今や「コンビニ事業が最大の稼ぎ頭」なので、買収提案には応じず
2)買収提案した側も「敵対的買収(敵対的TOB)」まで仕掛ける気は恐らくないし、仮に仕掛けても成功しない(せいぜいセブンの株主から株を買い集めて経営参画を目指すのが関の山、それすらやるかどうか)
と見られていますが「日産自動車(フランスのルノー傘下)」「シャープ(台湾の鴻海傘下)」等、今や外国企業傘下の日本企業は珍しくないので「はあ?」ですね。大体コンビニなんて「防衛産業」等と違い「外国に買収されたら問題が生じる」わけでもないでしょう。
*1:「新しい歴史教科書をつくる会」のこと
*4:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)等を経て都知事
*5:北岡も「病気退陣」と嘘をつく(そしてそれを日経が容認する)のには心底呆れます(実際は参院選敗北による安倍おろしですが)。ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でも確か「何が病気退陣だ!、安倍シンパは嘘は辞めろ」という主旨の批判記事があったかと思います(今すぐには記事が見つかりませんが)。せめて「病気」のつかない「退陣」と書いたらどうなのか。【追記】コメント欄でご教示頂きましたが、例えば安倍晋三を支持している人たちからすると、安倍は病気で首相をやめたらしい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)、ね、首相に復活したら安倍は動いてはくれないだろ(今後に期待?) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ですね。
*6:南満州鉄道総裁、第二次桂内閣逓信相、寺内内閣内務相、外相、東京市長、第二次山本内閣内務相など歴任
*7:「戦前日本に批判的なリベラル派」と評価される清沢(在野の外交評論家)は「戦前美化」安倍とは「真逆の人間」だと思いますが、研究対象にしたからと言って北岡は「清沢のリベラル性を評価してるわけではない」のでしょう。清沢の「親米派」の面しか評価してないのではないか(とはいえ清沢の親米は安倍ら今の自民の「親米」とは違いそれなりの自主性があると思いますが)。