リベラル21 〝岸田退陣〟で次期総選挙早まる、自民党総裁選に注目が集まり、立憲民主党代表選が名実ともに埋没するおそれ、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その33)2024.8.26(広原盛明)
共産、特に志位議長に悪口するだけの駄文です。
維新にすり寄る野田*1(維新勉強会に講師として出席、代表選出馬の意向があると報道)辺りが代表になれば、「野党共闘」や「野党共闘推進を活動目的とする市民連合」は「存亡の危機」に瀕するでしょうが、別に共産は「存亡の危機」でもないでしょう(勿論、長く続けてきた野党共闘を辞められては、共産としても困ることは否定しませんが)。
大体、共産に悪口する前に「最大野党に野田のような自民党的な輩が幹部でいること」や「そうした輩の跳梁跋扈を阻止できない、立民党内リベラル派(社民連出身の菅*2最高顧問、社民党出身*3の辻元代表代行など)や市民連合の力の弱さ」や「その市民連合ほどの力もリベラル21や広原には無いこと」について広原やリベラル21には何の反省も無いのか。
岸田首相は退陣表明の言い訳として「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」と述べたが、私はこの言葉を志位議長から聞きたかった。
「共産党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」と。
志位氏に何の恨みがあるか知りませんが、彼に対して何処まで失礼なのか。
というか志位氏は「議長に留まったとは言え」、2024年党大会で委員長は退任しました。
そしてその後の委員長は女性の田村氏です(共産党初の女性党首)。
また「永田町的には若い山添拓氏(1984年生まれ)」が政策委員長に抜擢されました。
それについて、「反共分子」広原には
2つの大きな組織のトップが女性に交代したのも、時代の変化なのだろう(日本航空と日本共産党) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
田村さんの後任の政策委員長に山添拓氏が39歳の若さで起用されたのも、あるいはですが、彼が将来の委員長という考えである可能性もありそうですね。近いうちの書記局長就任もあるかもしれない。このあたりはいろいろありそうです。
JALの鳥取さんが1964年生まれ、田村さんが1965年生まれで、客室乗務員といういわば長きにわたり女性の花形職業とされる仕事についた鳥取さんと、大学を卒業した後日本民主青年同盟(民青同盟)に就職した、つまりは政治活動家として人生を送る覚悟をした田村さんとではまた違いますが、でもお二人とも、まさか自分が就職した会社の社長や上部団体である政党のトップになるなんて想像もしていなかったでしょうが(というか、なろうという意志も皆無だったでしょう)、そういうことがありうるくらいには日本の社会も変わったのでしょう。それはもちろん良い変化であり、お二人には、ぜひJALと共産党をより良いものに導いてほしいと考えてこの記事を終えます。
という考えはないのでしょう。
なお、女性党首は過去にも例があるとは言え、「社会党委員長、社民党党首の土井たか子」「社民党党首の福島瑞穂*4」を除き
「公明党代表の浜四津敏子*5」「保守党党首の扇千景*6」「未来の党党首の嘉田由紀子」「民進党代表の蓮舫*7」「希望の党の小池百合子*8」らは
1)右翼的人士で左派、リベラル派としては支持できない
2)建前は党首だが、実際はお飾りと見なされてる(例えば、実際は小沢一郎氏が事実上の党首と見なされていた未来の党)
3)一時的な党首にすぎない事が明白(例えば新進党分裂によってできた公明党代表に一時就任した浜四津敏子(後に代表代行に就任))
4)そもそも党が消滅した物(保守党、未来の党、希望の党)さえある
ばかりでやっと「左派、リベラル派が支持できる実力派の女性党首」が新たに誕生したというのが俺の感想です。
なお、リベラル21の方こそ
リベラル21が変わったことを示す最もわかりやすい最初の一歩は、以下の老人達が身を引くことだ
【誕生年順(誕生年が同じ場合は名前順)】
◆岩垂弘(1935年生まれ)
→例えばリベラル21 被爆79年、核問題で市民と政府間に深い溝(2024.8.8)。元朝日新聞社会部記者。著書『ジャーナリストの現場』(2011年、同時代社)、『戦争・核に抗った忘れえぬ人たち』(2018年、同時代社)等
◆田畑光永(1935年生まれ)
→例えばリベラル21 北京の「中軸線」がユネスコの世界遺産に!(2024.7.29)。神奈川大学名誉教授。著書『鄧小平の遺産』(1995年、岩波新書)等
◆横田喬(1935年生まれ)
→例えばリベラル21 21世紀ノーベル文学賞作品を読む(1―下)(2024.8.24)。元朝日新聞社会部記者
◆広原盛明(1938年生まれ)
→例えば、今回記事リベラル21 〝岸田退陣〟で次期総選挙早まる、自民党総裁選に注目が集まり、立憲民主党代表選が名実ともに埋没するおそれ、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その33)(2024.8.26)。京都府立大学名誉教授(都市計画学)。著書『震災・神戸都市計画の検証』(1996年、自治体研究社)、『開発主義神戸の思想と経営』(2001年、日本経済評論社)、『日本型コミュニティ政策:東京・横浜・武蔵野の経験』(2011年、晃洋書房)、『観光立国政策と観光都市京都』(2020年、文理閣)、『評伝・西山夘三』(2023年、京都大学学術出版会)等
◆阿部治平(1939年生まれ)
→例えばリベラル21 中国は、岸田退陣をどう見ているか(2024.8.19)。著書『黄色い大地悠久の村』(1993年、青木書店)、『もうひとつのチベット現代史:プンツォク=ワンギェルの夢と革命の生涯』(2006年、明石書店)、『チベット高原の片隅で』(2012年、連合出版)
◆小田川興(1942年生まれ)
→例えばリベラル21 「核なき世界」へつづく苦闘(2024.8.10)。朝日新聞ソウル支局長、編集委員を歴任。著書『38度線・非武装地帯をあるく』(2008年、高文研)
◆盛田常夫(1947年生まれ)
→例えばリベラル21 収縮する経済社会を考える(2024.8.21)。著書『ハンガリー改革史』(1990年、日本評論社)、『体制転換の経済学』(1995年、新世社)、『ポスト社会主義の政治経済学:体制転換20年のハンガリー』(2010年、日本評論社)、『体制転換の政治経済社会学:中・東欧30年の社会変動を解明する』(2020年、日本評論社)
◆小川洋(1948年生まれ)
→例えばリベラル21 アメリカ大統領選挙の新展開(2024.8.20)。著書『消えゆく「限界大学」』(2016年、白水社)、『地方大学再生』(2019年、朝日新書)等。米国政治専門家に寄稿を依頼すればいいところ、素人の小川が寄稿とは呆れます。
ではないのか。リベラル21はもっと若手寄稿者を増やして「変わる」べきでは無いのか(まあリベラル21には変わる気は全くないのでしょうが)。
世間には
【TBS「サンデーモーニング」コメンテーター*9(経歴はウィキペディア参照)】
◆青木理氏(1966年生まれ、毎週出演)
共同通信大阪社会部、東京社会部、ソウル特派員等を経てフリーライター。『日本の公安警察』(2000年、講談社現代新書)、『ルポ・拉致と人々:救う会・公安警察・朝鮮総連』(2011年、岩波書店)、『抵抗の拠点から:朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(2014年、講談社)、『日本会議の正体』(2016年、平凡社新書)、『安倍三代』(2019年、朝日文庫)等、政治関係の著書も多数。
◆浜田敬子氏(1966年生まれ、月1で出演)
朝日新聞「AERA」編集長、「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長等を経て、現在、リクルートワークス研究所が発行する雑誌『Works』の編集長。著書に、女性の労働問題を取り上げた『働く女子と罪悪感:「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる』(2022年、集英社文庫)、『男性中心企業の終焉』(2022年、文春新書)
◆安田菜津紀氏(1987年生まれ、月1で出演)
フォトジャーナリスト。『故郷の味は海をこえて:「難民」として日本に生きる』(2019年、ポプラ社)、『外国人差別の現場』(共著、2022年、朝日新書)、『隣人のあなた:「移民社会」日本でいま起きていること』(2022年、岩波ブックレット)、『あなたのルーツを教えて下さい』(2022年、左右社)等、外国人差別問題の著書多数。
といった「リベラル21の老人達(70歳代)」より若い論客(青木氏、浜田氏は50歳代、安田氏は30歳代)はいくらでもいます(勿論、上記は例であって、寄稿者は青木氏、浜田氏、安田氏で無くてもいいですが)。
例えば「女性労働問題の著書がある浜田氏」「外国人差別問題の著書がある安田氏」に、女性労働問題や外国人差別問題で「リベラル21への寄稿」を何故求めないのか(というか、寄稿者に知識や関心が無いからでしょうが、リベラル21には、女性労働問題や外国人差別問題についての寄稿自体が実は皆無ですが)。
といえば「政治を変えたい」わけではなく「気のあった仲間で政治ネタで盛り上がりたいだけ」なのでしょう。全く馬鹿馬鹿しい。こんな「寄稿者に70歳以上の老人(若くても1954年生まれ)しかいないサイト」が若者(20~30歳代)や実年世代(40~50歳代)に影響力があるわけもない。
そして、広原ら、リベラル21の老人達が「政治論客面」してどんなに息巻こうとも「テレビ番組コメンテーター」で「大手出版社から著書を出した(青木氏は朝日文庫、講談社現代新書、平凡社新書など、浜田氏は集英社新書、文春新書、安田氏は朝日新書や岩波ブックレット)」それなりの著名人・青木氏らと違い、彼らには社会的影響力は皆無です。
なお、上記は広原記事に投稿しようとしましたが、エラーが出て投稿できませんでした。
投稿拒否設定なのか、「システムエラー」なのかは不明です。どちらでもお粗末ですが。