今日の産経ニュース(2021年5月16、17日分)

「アニメの聖地」に期待 「さよなら私のクラマー」舞台の埼玉・蕨 - 産経ニュース
 県民とは言え、アニメには全く疎い(興味もない)ので「へえ?」ですね。
 さすがにクレヨンしんちゃん(春日部)は知っていますが、「らき☆すた - Wikipedia鷲宮神社など)」も「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 - Wikipedia秩父市)」も未だによく知りませんし。テレビ埼玉で「埼玉が舞台のアニメとして話題」と放送されたり、観光パンフで見たりして「へえ?」と思うくらいで。


自民・二階幹事長、河井陣営への1億5000万「私は関係していない」 - 産経ニュース
 選挙の最高責任者「幹事長」が「私は無関係」「全部、選対委員長(当時は甘利明*1)に任せていた。選対委員長に話を聞いてくれ」とは良くもモロバレの嘘がつけたもんです。いざとなったら「全て甘利に押しつけて逃げる」気のようです。まあ、甘利も選対委員長として「責任者の一人」なので、「かわいそうだ」とは少しも思いませんが。


【産経・FNN合同世論調査】「改憲論議を」7割超 コロナで課題浮き彫り 機運高まる - 産経ニュース
 「日本人はアホか」とげんなりしますが「コロナガー、緊急事態宣言ガー」であり「ウヨの改憲の本丸・九条改憲」ではないですからね。
 かつ「実際に具体的な緊急事態宣言改憲案が与党から出てるわけでもない」。少なくとも現時点においては警戒の必要は乏しいでしょう。
 しかし「誘導尋問」かもしれませんが、しつこく書きますが「ワクチン不足や病床不足が緊急事態宣言で解決するのか」と「日本人はアホか」とげんなりしますね。


NHK党 三たび名称変更 「古い政党から国民を守る党」に - 産経ニュース
 「古い政党」とは具体的に何のことなのかと言う話であり、「表看板にしてきたNHK攻撃はどこへ行ったのか」と言う話でもある。完全に迷走してますね。大変良いことです。
 まあ「新党アピール」なら以前から「新自由クラブ(河野*2代表)」「日本新党(細川*3代表)」「新生党(羽田*4代表)」「新党さきがけ(武村*5代表)」「新進党」「国民新党」「維新の会」などありますが、それらの多くは消滅しました。今や「新党」をアピールしてもそれだけでは大して受けない時代です。既存の国政政党で「新」がついてるのも「維新」「れいわ新選組」ぐらいしかない。


【産経・FNN合同世論調査】内閣支持率急落43・0%、コロナ対策「評価せず」69・5% - 産経ニュース
 率直に言って「まだ高い」ですね。コロナ蔓延状況で菅政権を支持するという輩は全く何を考えてるのか、理解に苦しみます。


立民・江田氏 改憲議論に前向き 「安倍政権も終わった」 - 産経ニュース
 「アホか」ですね。枝野*6が「首相は安倍内閣官房長官の菅氏で、麻生*7副総理・財務相、茂木*8外相、萩生田文科相など安倍内閣からの留任が多い」「菅氏も『安倍政治の継承』をスローガンとしている」として「安倍首相なき安倍政権にすぎない」として「安倍内閣と大して変わりない」と菅内閣を評価していたのは何だったのか。こういう「細野*9や前原*10と同類の輩」が多数いる(特に国民民主党と再合同後は)のが立民ですから全く信用に値しません。志位氏はあまりにも野党共闘に前のめりすぎないか。


「日出づる処の天子」にみる聖徳太子の国際感覚 藪中三十二元外務事務次官 - 産経ニュース

 今年で没後1400年遠忌の聖徳太子は、外来の価値観である仏教をひろめ、中国皇帝に対等の関係を示す国書を送ったとされる。その国際感覚は、グローバル化や近隣国との軋轢*11など困難を抱える現代日本にも示唆的だ。元外務事務次官藪中三十二氏は太子の外交手腕を高く評価し、時代を超えて学べることがあるという。

 吹き出しました。「鳩山*12内閣の日ソ国交正常化、国連加盟」「佐藤*13内閣の日韓国交正常化、沖縄返還」「田中*14内閣の日中国交正常化」「宮沢*15内閣の天皇訪中」「小泉*16首相の訪朝」など近現代日本の外交ならまだしも聖徳太子の時代なんか何の参考になるのか。


【主張】五輪批判 選手への攻撃は許せない - 産経ニュース
 池江への要望は「攻撃ではない」し、かなり事態は末期的だと思う(東京オリンピックの開催について)(石原慎太郎は切腹物の責任があると思う) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が指摘するように池江も「中止、延期論に一定の理解を示してる」のに、産経は言いがかりも大概にしろという話です。


【主張】生命の安全教育 発達段階に応じた指導を - 産経ニュース
 前も別記事今日の産経ニュースほか(2021年4月16日分)(副題:改めて古賀俊昭や拉致議連、救う会や拉致被害者家族会への憎悪を覚えた) - bogus-simotukareのブログでネタにしましたが「生命(いのち)の安全教育」とは「ストーカー、レイプなどの性暴力から身を守ること」を中心に置いた「性教育」のことです。
 俺はこの「生命の安全教育」を聞いたときは最初は

◆ああ、なるほど、阪神大震災東日本大震災とかそういう災害被害の経験を元にした防災教育か

と勘違いしたし、そういう「誤解を招くネーミングなので、変更すべきだ」という批判もありますが、「性教育」を前面に出すと発狂するウヨがいるから「今の日本では仕方が無いのかな(まあ、でももう少し良いネーミングはねえのか、いや、俺も思い浮かばないんだけど)」とは思います。その程度には俺も「現実主義」です。
 でこの社説は「純潔教育大好きウヨの一人」産経が、言いがかりを付けてるだけの話です。くだらないので引用はしません。
 何せ「知的障害児童がレイプ被害を受けないようにする」という「生命(いのち)の安全教育」にすら、過去に因縁付けたクズが産経らウヨですが、それはともかく(なお、ウヨの因縁についてはこんなクズ野郎が「都議会拉致議連会長」なのだから、拉致問題が世間から嫌がられるのも理の当然だ(古賀俊昭の死に寄せて) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照。俺はこんなウヨと野合して恥じない拉致被害者家族会には憎悪や軽蔑といった負の感情しかありません。横田滋が死去したときも『胃ろうなどの、苦しい思いがなくなって良かったね(平たく言えば『痛い思いが続くくらいなら死んでむしろ良かったんじゃ?』)』という同情(?)の思いはありましたが『孫に会えなくてかわいそう』とは全く思いませんでした)。
 安倍政権でこうした動きが出たか疑問であることを考えれば「学術会議会員任命拒否などの無法」を考慮しても「安倍が退陣して良かった」とは思います。「反安倍の石破*17」が後継で「三木*18政権下での田中ロッキード逮捕」のような「安倍のモリカケ、桜逮捕」があればいうことなかったのですが、それはひとまずおきます。
 で「だからこそ」産経は菅に冷たいわけです。「コロナ状況が酷すぎる」「安倍の場合は祖父・岸*19元首相、親・安倍晋太郎*20元外相の七光り(一方、菅の家は地元では名家だが、到底全国区の知名度ではない)」つうのはもちろんありますが「菅は安倍ほどの極右で無いこと」が産経的に不快でならないわけです。


【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】〈822〉一家4人殺傷、少年法批判に狙い - 産経ニュース
 殆どの少年犯罪者(元少年犯罪者も含む)は、勿論こんなこと(茨城のような大量殺人)はしないし、おそらく「厳罰に処したところ」で同じ事をしたでしょうから少年法への言いがかりも甚だしい。とはいえ「コロナが深刻だから」か、こうした「少年法叩き」も昔ほどには話題になってないようですが。

 『文春』は完全にオリンピック反対にかじを切ったようで、右柱が「『五輪、無理だ』 警備トップ『爆弾証言』」。
 ただ、当の警備トップ、元警視総監の米村敏朗氏は『文春』の取材に〈「『止(や)めるべきだ』とまで言っていない。誤解がある」〉と言っているのだが。

 まあ米村氏の立場ならそう言うでしょう。なお、そうした米村氏ですら人間考えることはそんなに異ならないらしい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が紹介するように「オブラートに包んだ形」とはいえ救う会批判したことは改めて指摘しておきたい。

*1:小渕内閣労働相、第一次安倍、福田内閣経産相麻生内閣行革等担当相、第二次、第三次安倍内閣経済財政担当相、自民党政調会長、選対委員長(第二次安倍総裁時代)等を経て現在、自民党税制調査会

*2:後に自民に復党し、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相など歴任

*3:熊本県知事、首相など歴任

*4:細川内閣副総理・外相、首相など歴任

*5:細川内閣官房長官、村山内閣蔵相など歴任

*6:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*7:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、外相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~四次安倍内閣副総理・財務相を経て菅内閣副総理・財務相

*8:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第三次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍内閣外相などを経て菅内閣外相

*9:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)など歴任

*10:鳩山内閣国交相菅内閣外相、野田内閣国家戦略担当相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表など歴任

*11:軋轢の「かなりの部分」は「戦前の植民地支配、侵略への日本(というか自民党政権)の居直り」が原因であり、それこそ「聖徳太子の時代」なんか全く関係ない。

*12:戦前、田中内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相など歴任。戦後、日本自由党総裁、日本民主党総裁、首相、自民党総裁など歴任

*13:運輸次官から政界入り。吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*14:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*15:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*16:宇野内閣厚生相、宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*17:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*18:国民協同党書記長、委員長、片山内閣逓信相、改進党幹事長(重光総裁時代)、鳩山内閣運輸相、自民党幹事長(石橋総裁時代)、政調会長(岸総裁時代)、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、池田内閣経済企画庁長官、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*19:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相などを経て首相

*20:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任