忖度して工作活動?(R6.9.11)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
北朝鮮の工作活動や挑発は担当者が金日成・金正日・金正恩に忖度して行ってきたものでほとんど戦略などなかったというお話です。
「戦略がない」と悪口して「拉致解決という意味」で何の意味があるのかと呆れます。
なお、「戦略がない」というなら「北朝鮮に経済制裁すれば拉致が解決する」と言い続けた荒木ら救う会の方こそ「戦略がない」でしょう。
制裁を小泉政権から開始して「20年以上が経過」し勿論解決の見込みなど無く、国民の拉致への関心は薄れる一方です。そうした事態を荒木ら救う会は何一つ打開できません。
日本人拉致問題「力を使う選択肢を」 特定失踪者問題調査会の荒木会長が札幌で講演 - 産経ニュース
小泉訪朝のような「外交力」ならともかく「軍事力」と言う寝言でしょう。但し、荒木もドン引きされるのを恐れてか「力が何を意味するか」明確に言えないようです。
絶望とチャンスと【調査会NEWS3852】(R6.9.6)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
拉致問題解決について言えば、現状は「絶望」しかないでしょう。何処にチャンスがあるのか。「制裁路線の失敗」を認めず、荒木ら救う会が「北朝鮮は追い詰められてる」と根拠レスで放言してるだけです。
「(総裁選に)立候補しているこの時期に、これだけ騒がれているこの問題を誰も言葉に出さない。拉致ということを。それがもう絶望的な感じがする」
新潟総合テレビ(NST)で昨日9月5日流れた横田早紀江さんのコメントです。
今日の朝鮮・韓国ニュース(2024年9月6日分) - bogus-simotukareのブログで触れましたが、総裁候補の発言では河野太郎氏、拉致解決「家族の思いを一方的に言っても北朝鮮出てこない」対話の重要性強調 - 産経ニュースがありますね。
これについては以下の記事も紹介しておきます。早紀江が「河野らの発言を知らないのか、知った上で不満なのか」は不明です。
「なぜ言わない」総裁選候補が「北朝鮮拉致問題」に触れず憤怒の嵐、河野氏の「一方的に言えない」発言には「家族の前で言ってみろ」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース*1
総裁選に出馬している小林鷹之前経済安保相と河野太郎デジタル相は、立候補表明後に拉致問題に言及している。
小林氏は、4日に出演したインターネット番組で「(拉致問題の解決は)国家として最重要課題」としながらも「日本だけで解決できるかというと、非常に難しい」と語り、米国などとの連携が重要としている。
また河野氏は、早紀江さんが写真展を訪れた同日に政策会見で「ご家族がさまざまな思いを抱かれているのはよく分かっているが、それを一方的に言ったからといって向こうが(対話に)出てくるわけではない。一歩一歩議論を進めていくことが大事だ」と語っていた。
さらに小泉進次郎元環境相は、6日の立候補会見で「同年代*2のトップ同士、胸襟を開いて直接向き合う」と、金正恩総書記との会談に意欲を示した。
それにしても
しかし(中略)拉致問題についての各候補の主張はあまり報じられていない。
なぜ政治家は拉致問題の解決に踏み込まなくなったのか。長く拉致問題を取材してきたジャーナリストの高世仁氏に聞いた。
「大きなアドバルーン(目標)をあげてしまうと、それが実現できなければ批判され、ひいては責任論に及ぶことを恐れているのです。だから最低限のことしか言わないのです」
ねえ。「たった5人の帰国か」と小泉首相や田中氏を非難する救う会や家族会に迎合してそういう事態を助長した男「高世」が良くも「週刊誌フラッシュ」相手に他人事発言ができたもんです。まさにhttps://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/f7459448ed160ae691ea386f48717effでしょう。
全体主義の魅惑(R6.9.6)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
北朝鮮を見ていると思うのですが人間には思考を停止したくなる衝動が誰にでもあるのではないでしょうか。
民主主義国家なのに「独裁的なトランプ」に一定の支持がある米国ならまだしも北朝鮮はそういう話ではないでしょう。
「建国時から続く独裁体制」が強固だと言うだけの話です。
むしろ「思考を停止したくなる衝動」というなら「救う会言いなりの家族会(いつまでも成果のない経済制裁に固執)」に該当する話ではないか。