今日の朝鮮・韓国ニュース(2024年9月6日分)(副題:石破発言、河野発言は正論だと思う、ほか)

朝鮮学校、改修費民間の支援頼み 施設の老朽化深刻、公的補助なく:北海道新聞デジタル
 行政の補助がないことについては日本人として慚愧の念に堪えません。なお「朝鮮学校の場合」、明らかに「アンチ北朝鮮」と言う要素があるでしょうが、日本はそもそも「外国人に冷たい国」「教育に冷たい国」であり、恐らく他の外国人学校の多くも厳しい状況でしょう。


小泉氏、北朝鮮と対話意欲 「父親同士会っている」:東京新聞 TOKYO Web
 例えるなら河野太郎が「私の祖父は鳩山内閣農林相として日ソ国交正常化に関わった」と言って「北方領土返還交渉への意欲を語る」ようなもんで「関係ないやろ」ですね。


ロシア高官のショイグ氏が訪朝、金正恩氏と会談 「朝露の戦略対話深化」と同盟継続を強調 - 産経ニュース
 ショイグ氏(前国防相、現在、安全保障会議書記)はそれなりの大物と見なされてるので、プーチン政権が北朝鮮を重視してることが窺えます。


石破氏「東京と平壌に連絡事務所」 小林氏「AI世界一目指す」 林氏 保険証廃止時期見直し言及|テレ東BIZ(テレビ東京ビジネスオンデマンド)
石破茂氏が提唱「東京と平壌に連絡事務所」が波紋、拉致被害者家族が強い拒否感 西岡力氏「トップ会談で被害者を返す決断を求めよ」(1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
 以前も同様の発言を石破はしており意外性はありません。「他はともかく」これについては全く正論だと思います。反発する家族会の方がおかしい。


拉致被害者家族 自民総裁選と立民代表選を前に訴え | NHK | 拉致
拉致被害者家族が自民党総裁選と立憲民主党代表選を前に訴え [写真特集1/9] | 毎日新聞
 過去の自民党総裁選(小泉訪朝以降の安倍、福田、麻生、谷垣、菅義偉、岸田が勝利した総裁選)、民主党(鳩山、菅直人、野田、海江田、岡田などが代表就任)、民進党蓮舫、前原が代表就任)、立民党代表選(枝野、泉が代表就任)においても「麻生(第一次安倍内閣外相)」「岸田(第二次、第三次安倍内閣外相)」「岡田(鳩山、菅直人内閣外相)」「前原(菅直人内閣外相)」と「外相経験者もいる」のに拉致など主要争点になってないので馬鹿馬鹿しい限りです。

島田洋一
 河野洋平*1が外相の時、「ここで踏み込みたい」と一見立派な発言と共に、家族会の反対を押し切って北に50万トンのコメを送り、案の定、ただ取りされた。息子太郎*2も同じ事を繰り返すつもりだろう。論外。
河野太郎氏、拉致解決「家族の思いを一方的に言っても北朝鮮出てこない」対話の重要性強調 - 産経ニュース
 河野氏は平成29年に就任した外相時代、北朝鮮の外相と対話した経験を振り返りつつ、「(拉致被害者の)ご家族がさまざまな思いを抱かれているのはよく分かっているが、それを一方的に言ったからといって向こうが(対話に)出てくるわけではない。一歩一歩議論を進めていくことが大事だろうと思う」「まずはきちんと北朝鮮と意思疎通できる、中身ある話ができる、向こうの望んでいることは何かを引き出し日本がどれくらい応えることができるのか、北朝鮮はこちらの望みにどれくらい応えられるのか、一歩ずつ進めていくことが大事だ」「(ボーガス注:日本の経済支援という)北朝鮮のプライオリティ(優先順位)と(ボーガス注:拉致被害者帰国という)日本のプライオリティが当然合っていない現状の中の話で、そう簡単に物事がトントンと行くわけではない」と語った。

 「マイナカード」「ツイッターブロック常習」など他の件はともかく、また河野に「本気でバーターする気があるかどうか(第四次安倍内閣外相時代にはそんなことしてない)」はともかく「この発言」に話を限れば河野の主張(言葉は曖昧だが、明らかにバーター取引の主張)は全く正論だと思います。
 それにしても産経が「客観報道」であって、河野に悪口でないことが意外です。
 「救う会副会長」島田の「河野への悪口」は予想の範囲内ですが。
 なお、島田の悪口「ただ取り」に反し、むしろ「河野外相(森、小渕内閣)時代のコメ支援」等が「小泉訪朝」の成果につながったのではないのか。

*1:宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相等を歴任

*2:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相、防衛相、菅内閣行革相等を経て岸田内閣デジタル相